
人気アイドルのキム・ヨハン主演の青春ラブコメディ「第4次恋愛革命 ~出会いはエラー:恋はアップデート~」が、日本では現在 Prime Videoで独占配信中!
物語の舞台は、突然の学科統合により「工学科」と「モデル科」がひとつになった大学。
かつて“天才”と呼ばれた超理系女子チュ・ヨンサンは、カン・ミンハクの撮影現場で起きたトラブルに巻き込まれ、熱狂的なファンに誤解されてしまう。その騒動がきっかけで、締切間近だった奨学金の申請を逃すという痛恨のミスを犯してしまう。落ち込むヨンサンだったが、自分の力で未来を切り開こうと決意し、賞金2000万ウォンの学内コンペに挑戦することに。そこへ、なぜかミンハクがチームメンバーとして参加を希望し、思いがけず再び顔を合わせることになる。
衝突と誤解を重ねながらも少しずつ惹かれ合っていく2人。しかし、スキャンダルやライバルの出現により、恋は迷路のように複雑化していく………… 。
そんな「第4次恋愛革命 ~出会いはエラー:恋はアップデート~」 で超理系女子チュ・ヨンサンを演じる ファン・ボルムビョルと、本作でメガホンをとったユン・ソンホ監督の オフィシャルインタビューが到着した。
【ファン・ボルムビョル オフィシャルインタビュー】

①「第4次恋愛革命~出会いはエラー:恋はアップデート~」はどんなドラマですか?配役のチュ・ヨンサンというキャラクターについても簡単にご紹介お願いします
突発的な大学の学科統合により、工学科とモデル科が同じ学部になることで巻き起こる大胆で奔放な青春ロマンスを描いたドラマです。名前の通り「ヨンサン」は世の中のあらゆる問題を公式(ロジック)で解きたい人物です。感情より論理を優先し、世界も数式のように整理できると信じています。そんなヨンサンが「ミンハク」と出会うことで、初めて計算不可能な感情という変数を経験することになります。

②本作に出演を決めた理由は?
ユン・ソンホ監督の予測不可能なコメディセンスが私の好みにぴったりでした。だから最初から最後まで台本を読むのが楽しくて面白く、そして魅力的に描かれたヨンサンをぜひ演じきってみたいと思いました。
③本作の脚本を読んだときの感想を聞かせてください
最初の感情は「新鮮だ」でした。ヨンサンという人物に惹かれました。勉強は完璧だけれど恋愛には不器用な人物が、自分とは正反対のミンハクと出会い衝突し、やがて互いに惹かれていく過程が興味深かったです。また、周囲の登場人物たちも皆個性が際立っていて、異なる形で青春の葛藤や成長を描いている点が魅力的でした。
④「第4次恋愛革命~出会いはエラー:恋はアップデート~」の注目ポイントは?
「特別でないキャラクターが一人もいない」という点です。それぞれの個性がはっきりしているので、誰を追いかけても物語が興味深いです。

⑤チュ・ヨンサンの魅力は?
一見完璧でも、内面は誰よりも不完全だという点です。理性的に振る舞うけれど、実は愛されたい人。その矛盾が人間的で愛おしいのです。

⑥ファン・ボルムビョルさんとチュ・ヨンサンの似ているところ、違うところは?
私も感情をすぐに表に出すより、一度考える方です。でも私はヨンサンよりずっと正直で、心が動いたら表現するタイプです。
⑦チュ・ヨンサンを演じながら、特に意識したり、努力した部分は?
理工系の学生らしさを表現するために、姿勢や仕草といった細かな部分にもこだわりまし た。撮影中は、猫背気味の姿勢や少し丸まった肩を意識していました。そうした小さな癖に も、その人らしさが表れると思ったからです。
⑧チュ・ヨンサンというキャラクターが、ファン・ボルムビョルさんにとって新しい挑戦だった部分はありましたか?
今回の作品はリズム感のあるコメディ要素と感情の振幅が大きい台詞が多く、本当に新しい挑戦でした。短い呼吸でやり取りする場面が多いため、言葉のスピードとタイミングを一つの音楽のように感じながら演じなければなりませんでした。また台詞の量が多いため「これを全て自分の言葉のようにしなければならない」というプレッシャーもありましたが、その過程が本当に楽しかったです。リズム感の中で感情が爆発する時のスリルがあったと言えるでしょうか。
⑨ユン・ソンホ監督からは、本作やチュ・ヨンサンについてどんなお話がありましたか?
監督から本当にたくさんの話を聞きました。(笑)最初は方向性が豊かすぎてむしろ混乱しましたが、その中で一つの言葉が長く心に残りました。「ヨンサンは感情を学んでいくAIのような存在だ。」この言葉を聞いてから、ヨンサンの内面が一瞬で描けました。感情を理解しようと努力する人物の質感が一層鮮明になったのです。

⑩キム・ヨハンさんとの2度目の共演をした感想は?印象的なエピソードがあれば教えてください。
ヨハンさんとは「学校2021」で少しだけご一緒しました。今回再会できて嬉しく、お互いの成長を感じて胸が熱くなりました。ヨハンさんは現場でいつも雰囲気を明るくしてくれる方です。一緒にいるシーンでは笑いをこらえるのに苦労しましたが、そのおかげで撮影現場はいつも和やかでした。本当にありがたい共演者です。
⑪自分が考えるカン・ミンハクの魅力は?
表向きはふざけているように見えても、その中には確かな真心がある人です。本当の愛を知っている人物だと思います。

⑫大学でのチュ・ヨンサンとカン・ミンハクの出会いは最悪でしたが、次第に心を開いて相手を意識するようになりますが、どのような点が二人を近づけたのでしょうか?
最初は本当に合わない人だと思いました。でも何度もぶつかるうちに、ある瞬間お互いの本当の気持ちが見えた気がしました。ミンハクはヨンサンにはない純粋さからくる明るさと自由さを持っていて、ヨンサンはそんなミンハクに安心感を覚えるのです。お互いの違いがむしろ惹かれる理由になったようです。
⑬撮影現場のムードメーカーは誰でしたか?
実は私を除いて現場の皆さんがムードメーカーでした。私は台詞を覚えるのにいつも必死だったのですが、そんな私を皆が理解してくれて、むしろ笑わせてくれました。そのおかげで無事に撮影を終えることができました。
⑭撮影の待ち時間は何をして過ごしましたか?役者同士でこれをしながら時間を過ごしました!というものがあれば教えてください
台詞が非常に多かったため、待機時間の大半は台詞を覚えるモードでした。それでも撮影の合間に共演者たちと控室でお菓子を分け合いながら冗談を言い合い、その中でもお互いに台詞合わせをすることが多かったですね。(笑)
⑮撮影を振り返って感想をお聞かせください
まだ完成した作品を見ていませんが、撮影を振り返ると本当に愉快でエネルギーに満ちた現場でした。役者それぞれの個性と呼吸がうまく合い、一瞬一瞬が楽しく、ヨンサンという人物として生きている時間が私にとっても大きな刺激になりました。監督とスタッフの方々の細やかな ディレクションのおかげで、信頼して没頭することができました。完成した作品に出会える日が私もとても楽しみです。

⑯様々な恋愛の形や今の若者のカルチャーについて描かれている本作品が、作品を通して視聴者へ最も伝えたいメッセージについて教えてください
愛は依然として人の営みだということを。頭で計算できないのが愛だということを、どうか感じてくださったらと思います。
⑰自分の人生を変えた、あるいはターニングポイントとなった経験や作品はありますか?
「第4次恋愛革命~出会いはエラー:恋はアップデート~」は私にとって明確な転機となりました。これまでは主に感情の密度や内面の流れを繊細に表現するキャラクターを多く演じてきましたが、今回はコミカルなリズム感と台詞のテンポを生き生きとさせる全く異なる質の演技でした。膨大な台詞を消化しながら感情のリアリティを維持する過程は容易ではありませんでしたが、その挑戦が私を一段階成長させてくれました。だからこそこの作品は、単なるフィルモグラフィーの一作を超え、俳優ファン・ボムビョルとしての変化と拡張の瞬間だったと考えています。

⑱最近ハマっていること(食べ物、音楽、映画…何でも)や趣味は?
ヨガに再びハマっています。20歳の頃から好きでしたが…ヨガは私にとって単なる運動ではなく、人生と演技にバランスをもたらす作業です。なので今回はより体系的に学びながら、内面と外面の調和を探求してみたいと思っています。ヨガが私の人生全体のインスピレーションの言語になっているような気がします。

⑲本作は日韓同時配信がされます!これまでに日本に行ったことはありますか?もしくは、行ってみたい場所はありますか?
日本には三回ぐらい行ったことがあります。まだ札幌には行ったことがないのですが、写真を見るだけでも雪の降る街並みや静かな雰囲気がとても素敵でした。冬に訪れて雪原で転げ回り、温かい日本料理を食べながら一日中ゆっくり過ごしてみたいです。
⑳好きな日本語、または最近知った日本語は?
好きな日本語は「いただきます」です!言うたびに何だか可愛くて温かい感じがして好きです。聞くだけでも気分が少し明るくなる言葉だと思います。
㉑好きな日本食は何ですか?日本で何を食べに行きたいですか?
寿司です!!本当に大好きで、日本旅行に行ったら毎食寿司だけ食べる自信があります!
㉒最後に日本の視聴者の皆さんにメッセージをお願いします
この作品を通じて、皆さんの恋愛と人生にも小さな愛の革命が起こりますように。気軽に笑い、そしてちょっと胸がときめく時間になればと思います。「第4次恋愛革命~出会いはエラー:恋はアップデート~」たくさん愛してください!
ユン・ソンホ監督 オフィシャルインタビュー

①企画の始まりについてお聞かせください
韓国には、理工系の学生やエンジニアなど、いわゆる理系の人たちのステレオタイプに目を付けたユーモアやミームがたくさんあるんです。情緒的な問題に対しても理性や論理、科学的な思考の物差しを持ち込んでくるので、日常で出会うとちょっと対応に困るけれど、フィクションの中で見るととても興味深い、そんなタイプのキャラクターなんですよ。そう思いませんか?日本のドラマで言えば、「ガリレオ」の物理学教授とか、理系ではないけれど「リーガル・ハイ」の弁護士のようなキャラクターがそうですね。でも、そういうキャラクターってたいてい男性に割り当てられています。私はその性別のステレオタイプを逆にしてみたいと 思ったんです。徹底的に論理的で計算高く、自己中心的な女性エンジニアの前に、驚くほど無邪気でかわいくて、悪を全く感じないイケメンが現れて、お互いの世界を揺るがしていく。そんな物語があったら面白いんじゃないかなって。
②本作の演出を手掛けたきっかけは?
作家の中で一番年上だから?(笑)
付け加えると、企画を私が担当したので、自然とシナリオも私が担当することになりました。ただ、今作品は 2020年代のキャンパスを舞台にした青春ドラマなので、私より若い(卒業して間もない)作家たちがたくさん必要でした。そうやって集まったメンバーの中で、長編ドラマの演出経験があるのが私だけだったので、結果的に私が演出を担当することになったようです。だから、私の過去作の中でチャ・ウヌさんやアン・ヒョソ プさんなど、若い俳優さん方がもっと若かった頃に出演した「トップマネジメント」のような青春群像劇の雰 囲気もこの作品に含まれています。その一方で、青春キャンパスものにもかかわらず、財団の不正に学生たちが立ち向かったり、学生会の幹部同士がもめ合ったりするようなエピソードには、やはり私の前作「こうなった以上、青瓦台へ行く」のような政治的ブラックコメディの要素も反映されているように思います。
③脚本を読んだ時の感想はいかがでしたか?
このドラマの序盤で最も重要な設定の一つは、工学科とモデル科という、絶対に一つの学部として統合されるはずのない二つの専攻が、大人たちの都合によって無理やり統合され、まったく異なる個性を持つ二つのコミュニティが苦楽を共にすることになる、という点なんです。実は私はこの部分を、序盤で少し視聴者の注意を引くための、 funnyな背景設定くらいに考えていました。だからこそ、融合フィジカルテクノロジーグローバルコンテンツ開発学部という、長くて笑える名前を付けたんです。ところが、この笑える統廃合設定がドラマの中盤以降からは、かなり情緒的で立体的な役割を果たすことになります。主人公のカン・ミンハク(キム・ヨハン)とチュ・ヨンサン(ファン・ボルムビョル)だけでなく、周囲の工学科の学生たち、モデル科の学生たちも、そうやって様々な出来事や感情を共有していくんです。もちろん、依然としてラブコメとしての本分に忠実なストーリーではありますが、中盤以降はかなり心を動かされる、そして社会的にも考えさせられるような展開が続きます。これは一緒に脚本を書いた作家たち、特にソン・ヒョンジュ作家さんが大きく貢献してくれました。

④主人公カン・ミンハク役にキム・ヨハンさんを起用した経緯は?
カン・ミンハクは、イケメンで可愛くて人気者だけど、頭がいいタイプではなく、時々人を唖然とさせるようなキャラクターなんです。ということは、その役を演じる俳優は、見た目がイケメンで可愛いだけでなく、実はとても頭が良くなければなりませんよね? 俳優のキム・ヨハンさんは、まさにそんな人です。さらに、自分の魅力に酔っていない、純粋で落ち着いた雰囲気が必要だったのですが、初めてお会いしたときから、彼のそうした性格を感じ取ることができました。

⑤ミンハクに振り回されてしまう工学科の超理系女子チュ・ヨンサン役にファン・ボルンビョルさんを起用した経緯は?
カン・ミンハク役のキム・ヨハンさんは、かなり早い段階で「この人しかいない」と決めていたので、他のオーディションやミーティングはほとんど必要ありませんでした。一方で、チュ・ヨンサン役については本当に、本当に、本当に多くの女優さんに会いました。その中には、すでに韓国の他のドラマや映画で主演を務めたことのある女優さんもいました。どなたと一緒に作っていくべきか、悩みに悩んで……。そんなふうに2か月以上続いたオーディションやミーティングのほぼ終盤で、ファン・ボルムビョルさんが入ってきて、目の前のペットボトルのキャップを自然に明けながら「そうね、ミンハク。あなたの話を聞いてみるわ。」というオーディション用のセリフを読んだ瞬間――。共同演出のハン・インミ監督と、すぐに互いの顔を見合って、「この人だ!」という視線を交わしました。脚本家を“子を宿した母親”にたとえるなら、その瞬間はまるでお腹の中の赤ちゃんのエコー写真を初めて見たような感覚でした。ちなみに、ボルムビョルさんがヨハンさんとすでに高校を舞台にした青春ドラマで共演していたと仲だということは後になって知りました。

⑥現場でのキム・ヨハンさんについて
ヨハンさんは意外と少し内向的な性格で、現場では監督である私と賑やかに意見を交わすタイプではなく、一人で何かに集中している時間が多かったんです。最初は、そのシャイな雰囲気がこの騒がしいコメディと合わなかったらどうしよう…と心配もしましたが、それは杞憂でした。カメラが回り始めた瞬間、彼はすぐに、可愛くて面白くて、時には少しおバカに見えるけれど、実はとても聡明なカン・ミンハクに変身するんです。キム・ヨハン俳優は、台本に書かれていない前後の文脈までしっかり把握している――まさに“演技の天才”でした。
⑦現場でのファン・ボルムビョルさんについて
ファン・ボルムビョルさんが演じたチュ・ヨンサンというキャラクターは、本当にセリフの量がものすごく多いんです。少し大げさに言えば、他の全キャラクターのセリフを合わせたくらい。毎日一番早く現場に来て、一番遅くまで残って、あの膨大なセリフとアクションをこなすのは本当に大変だったと思います。それを立派にやり遂げました。演出陣がOKを出しても、自分が納得できなければ辛い中でも「もう一度やってみます!」と叫ぶことも多かったですね。
⑧「インフルエンサー」という存在が当たり前になった現在、本作のようなパッと見冴えない女子とイケメンインフルエンサーとの恋愛は妙にリアリティのある設定だと思いました。撮影にあたり最も意識・注力した点、こだわったポイントを教えて下さい。
ユニークでアイロニーな設定だからこそ、むしろリアリティを持たせることが重要だと思いました。人気インフルエンサーであればあるほど、ただ偉そうにしたりはしないはずですから。そこでカン・ミンハクというキャラクターが、一日の中で時間ごとに協賛商品の宣伝をSNSに投稿しなければならず、出なくてもいいイベントに顔を出し、体型維持のために運動をし、周囲の人々が常にスマホで彼を撮っても平気なふりをして受け入れるなど、そんなルーティンがあるということを表現しました。
一方で、カン・ミンハクは動的でたくさん動くキャラクターですが、チュ・ヨンサンは主に座ってコーディングをし、一人で物思いにふけるので、静的に同じ場所にいるようなキャラクターです。その動的な人物と静的な人物が頻繁に出会い、ぶつかり合い、アプリ開発というミッションを通じて反発しながらも惹かれ合う姿を描くうえで、撮影時の動線を決めることが非常に重要でした。
そこで私はいくつかの原則を立てました。カメラが止まっているときは登場人物を動かさなければならず、登場人物が止まっているときはカメラを動かさなければならない。すべてのシーンに適用できたわけではありませんが、主要人物のセリフが多く、それぞれを取り巻くキャラクターたちにも個性があるので、常に楽しく忙しい感じを出すように工夫しました。その結果、他のラブコメよりもドタバタコメディや活劇に近いシーンが多くなりました。キャンパスの真ん中でノートパソコンが壊れたり、バスケットボール対決があったり、講義室や廊下で大人のおもちゃが飛んでいったり、デモ隊と用役(警備員)がぶつかり合ったり、仮面をつけた格闘シーンまで…!撮影だけでなく、衣装・メイク・美術などすべての部署が、その賑やかな動線を生み出すことに力を注ぎました。
⑨監督が考える物語のターニングポイントは?
エピソード5のエンディング。なぜかやたらと親しげに近づいてくるセレブのカン・ミンハクをずっと避けてきたチュ・ヨンサンが、逆に自分からミンハクに「一緒にグループワークをしよう」と声をかける場面が5話(副題「新学期総会」)に出てきます。この瞬間からヨンサンは気づくんです。「あ、私、ミンハクに惹かれてるんだな」と。これがチュ・ヨンサンにとってのターニングポイントです。エピソード8のエンディング。今、 自分の価値は人気があること以外、何なのかと悩んでいたカン・ミンハクがチュ・ヨンサンに段々と惹かれていた中で…チュ・ヨンサンに良くしてあげようとした結果、ヨンサンが偶然持っていたある物(大人のおもちゃ(汗))を講義室にいた人たち全員に見られてしまうという大失態を犯します。この出来事をきっかけに、ミンハクはヨンサンに対して漠然とした憧れ以上の申し訳なさと責任感を抱くようになるんです。これがカン・ミンハクにとってのターニングポイントです。
⑩撮影中、忘れられない出来事や思い入れのあるシーンは?
2月中旬、最初の屋外撮影の日に、なんと大雪が降ったんです。キャンパスの新学期初日の風景を撮る予定の日だったのに…普通なら撮影を中止して別日に延期するのが一般的ですよね。でも1時間ほどすごく悩んだ末、「これは気候変動が進むこの時代に、とてもリアルな風景ではないか」と思い至りました。どうせこれから3月、4月の撮影中も、こんなことが数え切れないほど起こるような気がしました。なので、もう雪があちこちに積もってて、溶けてもいたりする状況をドラマに収めました。そして、本格的に撮影を行う3月、4月…例年なら暖かいはずの季節なのに、1日の中で雨が降ったり雪が降ったり再び快晴になったりと、天気がめまぐるしく変わっていきました。もしかしたら、初めての屋外撮影の日の選択がこのドラマの基調となり、その後もそんな天気の変化に落ち込んだり、後ろめたさを感じたりすることなく、むしろドラマに取り入れました。演出者が脚本を兼ねていたからこそ、そうした柔軟な判断ができたのかもしれません。
また、これまで私の作品に出演してくださった俳優たちが友情出演して、現場を盛り上げてくれたりもしました。キム・ソンリョンさん、アン・ジェホンさんなどが一話ずつ素敵にカメオ出演してくれたんです。その中に、特別出演ですが、複数エピソードに登場し、物語上重要な役割を果たすパン・ミナさんがいらっしゃいます。 Girl’s Dayというガールズグループのメインボーカルで、有名なアーティストでもあります。彼女が‘カン・ミンハクの元恋人’という、単なる機能的にもなり得るキャラクターを担うことで、ディテールを吹き込んでくれたような気がします。台本を送ると、自らセリフや状況に対するアイデアを考えて提案してくれるほどでした。

⑪本作品には、多様な恋愛模様や今の若者のカルチャーについて描かれています。演出される中で最も気をつけたポイントがありましたらご紹介ください。
韓国の青春ドラマは、多くがソウルの名門大学を舞台に、健全な異性愛者の明るい恋愛ばかりを描きがちです。気候危機の時代なのに、いつも天気は快晴。経済的に厳しいはずなのに、デートはいつも華やか。でも、実際の韓国にはソウル以外の所に住む若者も多く、名門大学ではなく、来月の家賃を心配する人たちの方がずっと多いんです。LGBTQ+人口も多く、留学生、障がいをもつ方もいます。一方で、日本でもそうだと思いますが、多くの若者にとって、今は現実よりもSNS上の世界の方が大事で、そこでの評価を気にし、オンラインで出会うことも多いのに、そうした姿はあまりドラマに描かれません。だからこそ、このドラマでは、実際に存在するのに従来のドラマでは描写が限られていた多様な背景を持つ若者たちが愉快に動き、喧嘩し、仲直りし、恋をする姿を描きたかったんです。なので、舞台はソウルではなく京畿道、3月の春なのに雪や雨が頻繁に降る不安定な天気の中、彼らが忙しく動き回る姿を映しました。アプリで出会った男に失望するシーンも、異性愛に限らない若者たちの恋愛も込めました。
⑫本作品が視聴者へもっとも伝えたいメッセージについて教えてください。
個性の異なる若者たちが多く登場するこのドラマで、一番大切にしたポイントは、「偶然共にすることになった異なる世界の人々が、お互いの違いを受け入れながら愛するようになる。ただ、そのためには、自分の感性 を少し手放す必要がある」ということです。これはチュ・ヨンサンとカン・ミンハクのメインストーリーだけでなく、他のキャラクターたちのサブストーリーにも共通しています。たとえば、工学科の学生会長で、権力に抵抗するのが好きなアクティビスト(活動家/運動家)のレズビアンであるカン・ドンウォンは、どこかお金持ちの一人娘のようでちゃっかりしており、権力には従順な方で、見た目にも気を使うモデル科の学生会長イム・ユリといざこざがありながらも恋に落ちます。また、弱弱しい豆腐系男子に憧れていた作家志望のナレは、とても濃い顔立ちのバイセクシュアルであるペン・ギルタンを好きになり、胸の内で悩みを抱えることになります。このように、全く異なる存在同士が、かえって互いを意識し合い、そして恋に落ちるのです。しかし、これがファンタジーにならないためには、彼らは互いのために自分がもっているあるものと決別する必要があります。こうした現実的なハンディキャップやアイロニー、そしてロマン――そのすべてを表現しようと、頑張りました。
⑬本作は日韓同時配信されます!これまでに日本に行ったことはありますか?もしくは、行ってみたい場所はありますか?
以前、私が監督した初の長編映画『銀河海放電線(英題:Milky Way Liberation Front』が東京国際映画祭に招待され、5日間東京のあちこちを巡りながらとても楽しい時間を過ごしました。その後も、由布院の旅館でゆっくり休んだこともあります。ただ、数年前に結婚してからは家族と一緒に日本を訪れたことがなく、今は子どももいるので、みんなでまた旅館にも泊まり、東京にも行き、行ったことのない場所にも足を運びたいです!
⑭日本の視聴者に注目してほしいポイントは?
韓国と日本の青春…意外とそんなに違わないと思うんです。以前、『花束みたいな恋をした』という日本映画を観て、とても共感しました。最近、韓国では90年代に木村拓哉さんのような俳優が活躍していた時代の日本ドラマが、若者の間で再び人気なんです。前者(=花束)はとてもリアルで、後者(=90年代ドラマ)は良き時代のポジティブさとロマンがある。日本の視聴者の皆さんにも、この「第4次恋愛革命」を通じて、現実感とポジティブさ/ロマンという二兎をどちらも楽しんでいただけたら嬉しい限りです。

⑮最後に日本の視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
たくさんの日本の創作物、特に映画、ドラマ、そして漫画は私という創作者の成長に大きな影響を与えてくれました。おそらく「第4次恋愛革命」にも、その力が反映されていると思います。日本の皆さんに、私たちのドラマを観ていただけるなんて、とてもドキドキします。ぜひ楽しんでください。
第4次恋愛革命~出会いはエラー:恋はアップデート~
「第4次恋愛革命 ~出会いはエラー:恋はアップデート~」は、Prime Videoにて独占配信中!不完全で愛おしい青春と恋の“エラーだらけ”な物語がいよいよ始まる。




■■ティザー■■
【作品概要】
<Prime Videoにて独占配信中>
■■あらすじ■■
工学科の超理系女子、ク・ヨンサン(ファン・ボルムビョル)。ある日突然モデル科と統合され迎えた新学期、モデル科の人気インフルエンサー謙モデル、カン・ミンハク(キム・ヨハン)の撮影現場でパソコンを壊され、その上、ミンハクのファンだと勘違いされてしまう。ヨンサンはこのトラブルのせいで締切間近だった奨学金の申請を逃すが、気持ちを立て直し、同じ学科の親友ドンウォン(ミンソ)、ナレ(クォン・ヨンウン)と共に、賞金2000万ウォンの学内コンペに挑戦する。
そこへ、ヨンサンへの新しいパソコンを持って現れたミンハクは、チームメンバーとして一緒にコンペへ参加したいと申し出る。互いの誤解や衝突を経て、次第に惹かれ合っていくヨンサンとミンハクだったが、スキャンダルやライバルの出現によって、恋は迷路のように複雑化していく。
■■キャスト■■
キム・ヨハン「学校2021」「TRY~僕たちは奇跡になる~」
ファン・ボルムビョル 「学校2021」「コッソンビ 二花院の秘密」
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Prime Video
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配信予定:現在 Prime Videoにて独占配信中!
※配信予定は予告なく変更となる場合があります。
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