【韓ペンオリジナルレポ】~ソンモ~ 2年2ケ月ぶりの来日、生バンドと共に“ Billboard Live YOKOHAMA”にて念願のLive開催。「ただいま!やっと皆さんのところに飛んで来ました。」

【韓ペンオリジナルライブレポ】 ~ ソンモ ~

新型コロナウィルス蔓延の影響により厳しい入国規制策がとられていたが、2022年 春の訪れとともに、ようやく規制緩和され、韓国からもアーティストの来日が続いている。

元超新星のソンモも ついに念願の来日を2年2ケ月ぶりに果たした!

コロナ禍においては、2度ほどオンラインにてインタビューをさせていただいたが、その際も頻繁に「日本に行きたい。Juliet(※ソンモのファンの呼称)に会いたい。Julietと、こんなことをしたい」と 口にし、本当に日本での活動が恋しくてたまらない様子だった。

昨年2021年12月、来日予定だったがコロナウィルスの猛威がそれをも阻み、ソンモもJulietたちにも本当に今回の来日を待ち焦がれていた。

そしてついに2022年4月17日、自身初“ Billboard Live YOKOHAMA”にて生バンドと共に SUNGMO Billboard 1st Live ‘ADAMAS’」を開催。今回来場出来ないJulietのためには、全公演 生配信(アーカイブ付き)も行われた。

(※公演は4月17日・18日の2日間・4公演。本記事は4月17日・14時公演)

13時の開場と共に続々とJulietたちが来場。会場は徹底した感染予防策がとられており、客席は一席ずつアクリル板で仕切られていた。 Billboard Liveは お食事やドリンクをいただきながらLiveを楽しめる粋なスペース。今回は通常メニューの他に、ソンモとのコラボレーションメニューとして、レモンとカスタードクリームベースのスイーツや ワインなども用意されていた。

開演時間の14時、バンドメンバーが 『Butterfly(JP)』のイントロを奏で始めると、突然客席後方からソンモが登場!  Julietとの再会の瞬間だった。

Julietを前に、本当に嬉しそうな顔で歌うソンモ。 この2年間どんなにButterflyのように自由に日本に来たかったか…その気持ちを少しでも早く伝えたかったようで、曲の終わりを待ちきれず「やっと皆さんのところに飛んで来ました!」とメッセージ。Julietからは大きな拍手が起こり、しばらく鳴りやまなかった。

「まずは、“ただいま~!”。 本当にお久しぶりです。 今、(客席に)泣いているかたもいるんですが、本番が始まって後ろのドアが開いてみんなのペンライトと顔を見て、僕も泣きそうになったんだけど、泣いちゃったら歌えないから、すごくガマンしました。 今はコロナの影響でみんなはマスクをつけて声が出せない状況ですが、マスクの中で くちパクしたり色んな方法があるから、楽しみかたは皆さんに任せます(笑) たくさん話もしたいし、たくさん歌いたいので、最後までよろしくお願いします!今日は来れないかたもたくさんいると思います。今、配信されていますが、見てくれて、応援してくれてありがとうございます。」

会場では客席のファンに語りかけても、感染防止策をきちんと遵守しているJulietたちは残念ながら以前のように声を出して反応出来ない。 以前のようなやりとりが出来ないのが、ソンモもJulietも ちょっともどかしい様子だった。

『DMJ』 は、やっとJulietの前で生披露出来た特別な曲。 オンラインでは何度か披露してきたが、「今日みたいに歌詞が自分の心に伝わって来たのは初めて」と語っていた。 続いて 『A STEP』を披露した。

今回のライブで初めて生バンドをバックに歌ったソンモ。 なかなか一緒にリハーサルが出来なかったが、きっちり仕上げてくれたバンドのメンバーに感謝を告げた。

今回、成田空港に着いた時は、まだ日本に来た実感が湧かなかったそうだが、様々な手続き、PCR検査を受けたのち、2年前からまだ手元に残っていた日本の小銭を使って自動販売機でお気に入りのドリンクを買って飲みほした時、ようやく日本に来たと感じることが出来たと述べた。 ソンモは自動販売機にまつわる思い出を語りはじめた。 小学生の時、親戚が住む下関市に遊びに来た際、もらったおこづかいの100円で買い物がしたくてもコンビニは言葉が通じないため こわくて行かれなかったが、自動販売機は話しかけなくてもジュースが出てきて幸せになれたというかわいいエピソードを語っていた。

今回のライブのためにバンドVer.に 作り直した『Hello&Goodbye』 は、ソンモが言うようにいつもとはまた別の美しさを見せ、ソンモのやわらかい歌声でさらにせつなさが増していた。 今回のライブでは全曲、少しずつ生バンドVer.にアレンジしなおしたそうだ。

ルールを守り、静かにソンモを見守りながら公演を楽しむJulietたち。 しかし、公演が進むにつれ、やっぱりちょっと声の反応が欲しいソンモ。 拍手だけではちょっぴり物足りなくなって来て「マスクをはずして口を出したり、声が出せないなら、マスクの下で 口を閉じてハミングするのは?」とJulietを困らせる。 そんなだだっこのようなおねだりをするソンモを愛おしそうに見つめるJulietたち。 こんな発言も、目の前にお互いが存在するからこそ。

ソンモは先日、尊敬しているジェジュンのファンミーティングを観に行き、バンドをバックに歌う姿に 自分も早くバンドと一緒にライブがやりたいと改めて思ったそうだ。 また、ジェジュンがファンの前で「ただいま!」と言うのを見て、自分も早くそう言いたいと、このBillboard Live YOKOHAMAでのライブを本当に心待ちにしていたそうだ。その気持ちを伝えると、客席から大きな拍手が起こった。ソンモにとってジェジュンは、勉強になることを沢山教えてくれて、いつも自分のことを助けてくれる大好きな兄、アーティストとして 兄として、ソンモが尊敬する唯一無二の人だと語った。

『Still love you』ではファルセットも聴かせ、ソンモの歌の実力とセンスを感じさせた。すごく若い頃はこの曲の世界がよく理解できずあまり好きだとも思わなかったが、年齢が増すにつれ歌詞を理解し、好きなった曲だとエピソードを語った。

「2年以上直接会えなかった時間、僕は日本に行かれるようになったらどんなことをするべきかずっと色々考えていましたが、ようやく今日からまた始まります!」

と、ソンモが述べると大きな拍手がしばらく鳴りやまなかった。

その新たなスタートの1つとして7月20日に、約3年5ヶ月ぶりのミニアルバム【ADAMAS】を発売することを発表した。 デジタル音源にて既に発表した『I Remember』『忘れないで』なども含む6曲入りで新曲も含まれる。このアルバムのプロモーションとして地方にも行きたいと語った。アルバムタイトル、そして今回のライブタイトルにも『ADAMAS』という言葉が入っているが、ソンモが大好きな言葉でもあり、“何よりも強い“という意味を持つADAMASに「僕とJulietの絆はどんなことがあっても決してこわれない」という気持ちを伝えたくてタイトルに名付けたそうだ。

日本の映画や別の日本映画、ドラマのオファーなど日本での再始動も順風満帆なことがJulietに直接告げられた。

ステージに置かれた椅子に腰かけ、ミディアムバラード『君が好き』を、目をつぶり歌詞の1つ1つを大切にしっとりと歌うソンモ。歌詞の中の“誰よりも君が好き”という部分で客席を指し、Julietへの思いを表現した。

アップテンポナンバー『YOU』は昔からJulietと一緒歌って来た 思い出が詰まった曲。歌いながら様々なシーンを思い出していたのかもしれない。

久しぶりのライブ、 とにかく話したかったことがありすぎて、トークタイムが予定よりオーバーしてしまい、かなり押し気味に…。以降のトークを削れば残り全曲歌えるけれど、まだまだJuliet に話したいことがいっぱいのソンモ。でも、もちろん歌もたくさん聴かせたい・・・。

どうすればいいか迷うが結論が出せない。

「トークをして1曲減らす?それともトークを減らして歌にする?」と、Julietに問いかける。Julietは もちろんトークも聞きたいし、歌も聴きたい….。小さな声で「両方」と答えたJuliet に「両方は出来ない。」と、困らせる場面も。

まずは駆け足で『My Angel』など2曲を続けて披露した。 ペンライトが大きく揺れ、美しい光景を見せていた。

「2年2ケ月ぶりで、途中頭が真っ白になったんですが、いよいよ最後の曲になって、とても寂しいです。沢山応援しに来てくださりありがとうございます。皆さんと出会える場所を作ってくださった会場や公演スタッフの皆さん、バンドの皆さん、そして応援してくれるJulietの皆さん、取材に来てくださった皆さん、本当にありがとうございました!」と、公演に関わる全ての人に感謝の気持ちを言葉にして伝え、最後の曲『Only You』を歌った。

“Only You!”と歌いつつ客席を指さすソンモ。歌いながらステージにひざまずき、両手を大きく広げ全てのJulietをその腕の中に抱きとめ、同じ場所で一緒に時間を過ごすことができた幸せを噛みしめていた。

ソンモ念願のオフライン公演は 全13曲を披露し終演した。一緒に公演を盛り上げてくれたバンドメンバーと一列に並んで手をつなぎ、Juliet に深々とお辞儀をして感謝の意を表し、ステージをあとにした。 終演後は会場入口のカウンター内にソンモが立ち、ひとりひとりにサイン入りカードを渡し感謝を伝え、見送った。

どれほどJulietの存在が大事なものだったか、改めて感じた2年2ケ月。 その強い思いはこれからのソンモの活力になっていく。久しぶりの再会でも ソンモとJulietの絆はまったく緩むことなく、むしろ強く結ばれていた。

主演日本映画の公開、アルバム発売、日本のドラマ出演などソンモの姿を目にする機会が今後どんどん増えてくる。Julietの充実した忙しい日々が再び始まった!

text & photo : Chizuru Otsuka

★本公演配信アーカイブは下記期日まで視聴可能。

4月17日(日)公演:2022年4月24日(日)23:59まで
4月18日(月)公演:2022年4月25日(月)23:59まで

チケット詳細はコチラをクリック ⇒ 「SUNGMO Billboard 1st Live ‘ADAMAS’」生配信チケット販売決定! | SUNGMO OFFICIAL (sungmo-official.jp)

■各音楽配信サイトはこちらから

「I Remember」

http://lnk.to/sungmo_c674

「I Remember 韓国語バージョン」

https://lnk.to/sungmo_C956

「忘れないで」

https://lnk.to/sungmo_c696

<リリース情報>

待望のミニアルバム発売

■タイトル:「ADAMAS (読み:アダマス)」   

■発売日:2022年7月20日(水)                                                     

■商品形態 3パターン(※全3種/全種ジャケットは異なります)                                                                                                            

・TYPE-A(TECI-1694(TEBI-30614)[CD+DVD] /価格¥3,150(税抜価格¥2,864)                                        

・TYPE-B(TECI-1695)[CD+Booklet] /定価¥2,600(税抜価格¥2,364) 

・TYPE-C(TECI-1696)[CD] /定価¥2,100(税抜価格¥1,909)

■収録内容:

CD(TYPE-A、B、C共通) 

6曲収録予定   

DVD(TYPE -Aのみ) 

「I Remember」Music Video/MVメイキング映像

【本記事掲載公演 概要】

「SUNGMO Billboard 1st Live ‘ADAMAS’」

【日時】
●2022年 4月17日(日)
1部:開場13:00/開演14:00
2部:開場17:00/開演18:00

●2022年4月18日(月)
1部:開場14:00/開演15:00
2部:開場18:00/開演19:00

【会場】
Billboard Live YOKOHAMA
神奈川県横浜市中区北仲通5丁目57番地2 KITANAKA BRICK&WHITE 1F
http://www.billboard-live.com/club/y_index.html
 

【公演時間】
120分 予定 (特典会も含みます)


【チケット】
●サービスエリア   (全席指定):14,300円(税込)
  2階サービスエリア:2階席全ての座席
  3階サービスエリア:3階席CC(センターシート)
●カジュアルエリア(全席指定):13,200円(税込)
  カジュアルエリア:3階サイドシート​

特典:公演記念トレーディングカード・ポストカード・お見送り会

ソンモプロフィール

生年月日:1987年6月15日
血液型:O型
身長:180cm
出身地:韓国・釜山

超新星として2007年9月21日韓国デビュー。2009年9月9日に日本デビュー。
モデル並みのスタイルと甘いマスクに加え、実力派のダンスと歌で評価を得ている。超新星ではメインボーカルを務めた。
ソロアルバム作品はデイリー1位、ウィークリー2位の実績を持つ。とても礼儀正しく、ほんわかした雰囲気を持つ癒し系キャラクターだが、釜山出身ということもあり、男らしい一面を見せることも。
そして、負けず嫌いな一面も持ち合わせている。日本語のヒアリング力は、周囲が驚くほどのレベル。左利き。
アーティスト活動のほか、日韓で俳優としても数々のドラマや映画作品に出演。

<INFORMATION>

□テイチクエンタテインメント

http://www.teichiku.co.jp/artist/sungmo/

□SUNGMO OFFICIAL SITE

https://sungmo-official.jp/

□SUNGMO official Twitter@sungmo_jp

https://twitter.com/sungmo_jp?s=20&t=zNRx0rwlRF-uWW_RbhTKdA