【ライブレポ】ROYAL PIRATES、「Next Breakers Meeting in Tokyo」に第1弾アーティストとして登場!

新たなイベント「Next Breakers Meeting in Tokyo」の第一弾アーティストとして ROYAL PIRATES(ロイヤルパイレーツ)のライブが18日、原宿アストロホール(東京)にて行われた。

1ROYAL-PIRATES_1152イベント開始前よりメンバーの登場を今か今かと待ちわびるファンの声援で満員の会場内はすでにヒートアップ!スクリーンに次々とメンバーが映し出されると、その度に会場には大きな歓声が沸き上がった。「Shout Out」からスタート。ファンは黄色いペンライトを高く上げ大盛りあがり。 歌い終わった直後、客席からは「かっこいい!」の声が会場に響きわたった。ドラムから始まる「서울 촌놈(ソウル チョンノム)」では、赤い照明とロック調のビートが融合し、その上Moonの歌のうまさが重なり、2曲目にしてすでにすっかり彼らの魅力に引き込まれたファンは手を高く上げ、曲に合わせてクラップ。

Moon「ありがとうございます。久しぶりです。みなさん僕たちに会いたかったですか? 僕たちもみなさんにたくさん会いたかったです。次も一緒に楽しみましょう。『사랑에 빠져(サランヘッパジョ)』を日本語で歌います。一緒に歌ってください。」
の声にファンは大きな歓声で答えた。ファーストアルバム「Drawing the Line」のタイトルチューンでアメリカ、ビルボードワールドミュージック部門で第8位になった「4Drawing the Line」と続きファンをROYAL PIRATESの世界へと誘った。

1ROYAL-PIRATES_1619Moon「ありがとうございます。新しいアルバムを出す準備をしていて、次の曲もみなさんに紹介したい曲です。『가지마(カジマ:行かないで)』という曲でツアーでは歌いましたが(日本の)みなさんの前では初めて歌います。」

この曲はドラムのSooyoonが歌い、歌のうまいSooyoonのハリのある声と曲がマッチしていてとても心地よい。ファンは大興奮で「Sooyoon!」「Sooyoon!」の声が鳴り止まない。するとドラムセットから離れSooyoonが前方へ。 かわりにMoonがドラムに入る。
James:Sooyoonさん、かっこいいですねぇ。
Sooyoon「いつも後ろで見ているからよく見えないけど、今日はよく見えますね。近くで見たらみなさん、もっと綺麗ですね~。僕はどうですか?」
そしてSooyoonは今度はギターを弾きながら少しプロッグレッシブなメロディラインの自作曲「미안해(ミアネ:ごめんね)」を歌いあげた。

1ROYAL-PIRATES_2372Moon「かっこよかったじゃない。次はJamesが歌います」
James「わたしが書いた『Honestly』という曲、楽しんでください」
この曲は弾むビートでとても楽しい曲。ところが歌い終わった時にJamesが突然
「今の曲は(機材の)テクニカルに問題がありました。完璧な歌を聴かせたいのでもう一度歌います」と言い出した。いかにこの曲が大切なのかという思いと、ファンには完璧な状態を常に聴かせたいという意識の高さで、再度この曲を歌った。
歌い始めたとき、MoonとJamesが顔を近づけて満面の笑顔を交わした姿がとても爽やかだった。

1ROYAL-PIRATES_1979Moon:満足した? 次もJamesが作った曲です。
Jamesは「僕は以前メタルバンドをやっていました。この曲を書いた時、僕はとても大変な時だったんだけど、だからこの曲を今つらい時間、大変な思いをしている人たちに贈りたいです。メタルな曲です。みなさんのヘッドバンキングが必要です。一番うまい人に僕のピックをあげます。」
と語り自作曲「TNS」を歌った。力強い音でミュートを効かせながら刻む音が興奮を呼ぶ。そのまま一気にメタルな「Super Natural」まで走り続けた。

Moon「今日は特別なゲストがいます。新しくファミリーに入ったBrian Park(ブライアン パク)です。」と 以前「スーパースターK6」でも大活躍したBrianが登場した。番組出演時もその楽器の実力と素晴らしい歌声で魅了していたが、ピアノを奏で始めたBrianはすぐに客席を彼の魅力で釘付けにした。 優しいのに力強いBrianの声。2番からは日本語で歌ったが、日本語の発音がとてもきれいで意味の深い歌詞だがしっかり伝わって来た。
Brian「はじめまして。僕はBrian Parkと申します。さっきの歌はSooyoonさんの作った『Kiss from a Rose』です。次に歌う2曲は わたしが作った曲です。」と挨拶すると、客席からは「목소리 너무 좋아요!(歌声めっちゃ好き)」「사랑합니다!(愛してる)」という声があちこちからBrianに飛んだ。アコースティックギターを弾きながら歌う「Too Fast」、ピアノのイントロが印象的な「Young&Free」。 せつないバラードと胸に響くメロディーで完全にBrianの力を見せつけた。

1ROYAL-PIRATES_1299そして再び Royal Piratesがステージに登場すると
Moon「これからまた一緒に楽しみましょう! 次も僕が作った曲です。6時のライブも来ますよね?」と語りかけ、静かだけれど心に染み込んでくるメロディの「Going through Hell」を歌った。
次にホーンセッションのサウンドが印象的な「사랑하지 않는 척(愛していないふりを)」を歌ったが、この曲はMoonがアメリカから韓国へ行ったばかりの時に作った思い出深い曲だというエピソードも披露した。

James「Moonさんの曲はどれも好き。惚れるぜ」と茶目っ気たっぷりに発言し、会場を楽しませた。
Moon「次は(テンポの)早い曲だからダンスしながら聴いてください!(僕の中の)TOP2に入っています!(PAさん)ボリュームあげてください」と言い、同じくホーンセッションとMoonのギターソロ部分が印象に残る新しいアルバム収録の「Shake It」を歌った。

1ROYAL-PIRATES_1141「次は最後の曲です。僕たち今日はとても楽しかったんですけど、でも次の曲で昼のライブは終わりです。」
とMoonが言うと客席からは、最後はいやだ、もっと聴きたいという声があちこちから湧き上がった。
そして「Ready?? Lets’s go!」と叫び、メタルロックテイストの強いアップテンポの「Disappear」を歌った。
曲が終わると「すごくヘッドバンキングしてくれたから、僕のピックあげます」と、会場前方のファンにピックをプレゼントした。

アンコールの声援にこたえ再度メンバーが登場。
Moonが「次の曲『You』を 一緒に歌いましょう。僕たち本当に楽しかったです。夜のライブでもまた会いましょう。一緒に歌えば僕たちも楽しいから」と言うと、ファンたちはメンバーと一緒に大きな声で歌い始めた。それを見てJamesは笑顔で耳に手を当てて客席の声をもっと大きくしてとあおった。ファンの歌声が大きくなるとMoonは「おっ!?」と嬉しそうに反応した。ファンが掛け合いで歌い返す「너를 사랑해♫.」「 너를 기억해♫」という歌声を本当にい幸せそうにメンバーたちは聴いていた。
moon「ありがとうございました。」と力強く感謝の言葉を一言述べて、メンバーは名残惜しそうに客席に手をふりながらステージをあとにした。全18曲、甘い歌声から男らしい熱い曲までバリエーションに富んだ選曲で楽しませてくれたROYAL PIRATES。そんな彼らの熱いステージに全身全霊で応援し、盛り上げるファンたちでライブは最高潮の盛り上がりとなった。また公演後には、ハイタッチ会を実施。さらに1部、2部両公演購入者はメンバーとのチェキ撮影会を行うなど、ファンとふれあう楽しい時間を持った。

ROYAL PIRATESは、アメリカ育ちのコリアンボーイズ3名によるグローバルバンド。メンバーはボーカル&ギターのMoon(ムン)、ベースのJames(ジェームス)、ドラムのSooYoon(スユン)。ジャンルや国境に縛られることなく、誰が聴いても楽しく、共感することができる音楽を創り出している。パワーアップし続ける彼ら、今後のROYAL PIRATESが楽しみだ。

ROYAL PIRATES『Next Breakers Meeting in Tokyo』セットリスト
1.Shout Out
2.서울 촌놈(ソウル チョンノム)
3.사랑에 빠져(サランヘッパジョ)
4.Drawing the Line
5.가지마(カジマ)
6.미안해(ミアンヘ)
7.Honestly
8.TNS
9.Super Natural
ゲスト:Brian Park(3曲)
10.Kiss from a Rose
11.슬픈노래(スルプン ノレ)
12.Young & Free
13.Going through Hell
14.사랑하지 않는 척(サランハジ アンヌン チョク)
15.Shake It
16.Disappear
<アンコール>
EN1.하루(HARU)
EN2.You
 
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◆Royal Pirates日本公式ホームページ http://www.royal-pirates.jp/
◆Royal Pirates日本公式Twitter http://twltter.com/RoyalPiratesJA1

Writer by 大塚千鶴

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