【韓ペンオリジナルロングインタビュー】 ~ソンモ~  7月20日、約3年5ヶ月ぶりにリリースするミニアルバム「ADAMAS(アダマス)」に込めた様々な思い、Billboard YOKOHAMAでのエピソード…「僕がころんだ時、いつも立たせてくれたのはJulietの皆さん」

※ご注意!! 7月20日発売のアルバムについて詳しく聞いている質問が何問かございます。ネタバレが苦手なかたは恐縮ですがどうぞアルバムをお聴きになったあとにお読みいただけますようお願い申し上げます。

2022年7月20日に約3年5ヶ月ぶりとなるミニアルバム「ADAMAS(アダマス)」をリリースする元 超新星のソンモ。 新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、長い期間 来日が叶わず、思うように活動が出来なかった。その期間はオンラインイベントにてJuliet(※ソンモのファンの呼称)と出来る限りの交流を重ねて来た。 ウィルスの猛威はレコーディングなどにも大きな影響を与えたが、様々な困難を乗り越え ようやく完成させたソンモ渾身のアルバムになっている。今回このアルバムに込めた思い、また、4月17日に行われた Billboard YOKOHAMA でのライブについて、愛犬・恋ちゃんとの生活など様々なお話を伺わせていただいた。 (インタビュー実施は6月中旬)1時間近いロングインタビューにもかかわらず、ずっと朗らかに丁寧に答えてくれた。ソンモが発する言葉からは、彼の真面目な面、温かな面、愛情深い面、おちゃめな面… あらゆる魅力を感じることが出来た。 是非最後までご高覧いただき、ソンモの音楽やJulietへのひたむきな思いを感じてほしい。

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【韓ペンオリジナルインタビュー】~ソンモ~ 

◆まずは日本におかえりなさい!

はぁい♡ ただいま~!!

◆今年の4月17日、Billboard YOKOHAMAで行われたライブで、ソンモさんの「ただいま~」の声がとても嬉しかったです。最初、客席から登場しましたが、ドアが開いた瞬間、どんな気持ちがしましたか?

リハーサルの時、スタッフさんから「Billboard YOKOHAMAは登場する時、ステージの横から出てスタートするのではなくちょっと歩かなくてはいけないんですけど」って言われて「ぜんぜん大丈夫ですよ!」ってすぐ答えたんですが、当日会場に行ってみたら客席の中をずっと歩いてステージに行くと知って(笑)

その瞬間、あることが頭に浮かんだんです。結婚式の時、会場に家族や親せき、友達が集まっている中、新郎・新婦が司会者の前まで歩いて行くじゃないですか(笑) 「新郎〇〇、新婦〇〇」って呼ばれて、通路をずっと歩いて行く…。 あれってきっとすごく照れくさいし緊張しちゃう瞬間だと思うんです。それを思い浮かべてしまって(笑)「これは…ちょっとどうしよう…」って急にめちゃめちゃ緊張して(笑) ライブは『Butterfly』から始まったんですが、登場するだけで汗をかいて(;・∀・)💦  みんなに会えた喜びはもちろんなんですが、実はすごく緊張して大変でした(笑)

✩Billboard YOKOHAMA公演レポ ⇒ http://kanpen.asia/archives/54536

◆コロナウィルスの感染予防対策で、Julietの声があまり聞けない、今までとちょっと雰囲気が違ったLIVEは どんな感じでしたか?

声を出すのは今回無理だったんですが、Julietの皆さんが目線で応えてくれたり、マスクの中で声は出さないけれど一緒に歌ってくれているのがちゃんと見えて、「今、本気で僕と一緒に歌ってくれている!」って強く感じられたので、とても心強くて声が聞こえなくても全然寂しくなかったです。 皆さんと久しぶりに会えたことが本当に良かったし、会える場を持つことが出来て僕は大満足でした。

◆久しぶりに会った Julietに一番伝えたかったことはどんなことですか?

一番伝えたかったことは…「会いたかったよ♡」ですが、その言葉の代わりに僕の歌で色んな感情を表現したかったんです。 もちろん、伝えたい言葉は沢山あって「皆さんのために僕はまだ歌ってるよ」「会いたかったし、会えなかった時間、僕がちゃんと皆さんにしてあげることが出来なくてごめんね」って言いたかったし。会えなかった時間にやったオンラインイベントにもいつも参加してくれたり、今日も会いに来てくれたから 僕の目に今あなたたちの姿が映ってるんだって思って。「頑張っていつもどんな時も応援してくれる君たちのために僕も頑張って歌います!」ってことをBillboardのLIVEで伝えることが出来たと思います。

◆生バンドをバックにソロで歌うのは 初めてだったようですが、やっぱり気分は最高でしたか?

実は、正直に言うと始まる迄は、嬉しいけど不安な気持ちもあったんです。 ライブって演奏を事前に録音しておく方式とか、歌も一部録音しておく方式とか色々やりかたはあるとは思うんですが、生バンドで全部自分の生歌で歌いますってかっこよく言っちゃったんです(笑) でもリハが始まったらちょっと後悔して…(笑) 2日間で4回公演、リハも含めると120曲を歌わなくてはいけない状況だったので、「リハを1回、通しでやっただけでこんなに大変なのに4回も出来る?」ってだんだん心配になってしまって。でもリハの二日後は公演初日だから、もうどうにもしようがないし(笑) でも、公演が始まったらJulietの皆さんがいたのでチカラが出て、無事に終わりました! 1回目の公演が無事に終わったら心配事は無くなって、2回目からはその時間を皆さんと本当に楽しく過ごすことが出来ました。

◆Billboard LIVEでJulietに話したかったことがいっぱいありすぎてトークのために時間が おしてしまった時、「1曲減らしてその分トークする?それともトークは やめて歌にする?」と、Julietちゃんたちが困ってしまう問いかけをしていましたよね? あの時「両方」って答えたファンのかたがいて、ソンモさんは「両方は出来ない」って言ってましたけれど(笑) あの時ソンモさんは 実はどう答えてほしかったんでしょう?

僕はもちろん「両方」!!(笑)

◆では、あの時「両方」と答えたファンのかたは正解だったのですね!

そうです♡ どっちか選ばれたら… 例えば「歌」って言われたら「あ、じゃ、喋りはあまり好きじゃない?」って思うし「喋り」を選ばれたら「僕の歌はあまり好きじゃない?」って迷ったり悩んだりするじゃないですか(笑) でも「両方!」って言ってくれたから♡ それが一番僕の気分を上げてくれる言葉でしたね! 何をしてもどっちにしても、僕のことが好きっていうことだから、自信感を持って何でもすることが出来て、あの言葉は本当に気分が良かったです。

◆LIVEも終わり、日本での活動がまた動き始めましたが、そんな中、ついにミニアルバム『ADAMAS』が7月20日に発売になりますね! おめでとうございます!! このアルバムタイトル『ADAMAS』 は先日のLIVEのタイトルにもなっていて、 ソンモさん自身が大好きな言葉だと言っていましたね。“何よりも強い” という意味で ソンモさんとJulietの絆はどんなことがあっても壊れないという気持ちをこめて選んだそうですが、ソンモさんはこのギリシャ語の“ADAMAS”という言葉を いつ頃、どんなきっかけで知ったのですか? (※ADAMAS = ギリシャ語で征服しがたい、何よりも強靭という意味。 ラテン語のアダマンティンを経由してダイヤモンドという言葉が出来た)

僕は超新星の頃からずっと、ライブの終わりに感想を言う時とか、僕が見つけたいい話やいい言葉を取り入れて紹介したりお話ししたりしていたんです。あの頃から不思議な言葉や意味を探すことが趣味なんで(笑)。勉強っていう程ではないですが、たまに探して、いい言葉が見つかると「いつかこの言葉をステージで皆さんに紹介しよう」ってメモしておくんです。(※ と、言いながらスマホを取り出し、メモしたものを見せてくれた。 驚くほど沢山の言葉がメモに記録されていた。)

例えばライブとかの打ち合わせで「どんなタイトルにしますか?」と聞かれた時にこの中から探して決めたり。 もうすでに使った言葉は全部消去しちゃったんですけど…。 今までも曲のタイトルとか色々このメモの中から選んだり、これを皆さんに聞かせるのが楽しくなりました。

そんな中、“ADAMAS”という言葉を初めて知った時は“ADAMAS”はダイヤモンドという意味だって思っただけで皆さんに聞かせたい言葉だとは、さほど思わなかったんです。でも皆さんに2年間会えなくてどんどん落ち込んで、自分自身が壊れそうになって。「僕は明日から何をして生きればいいんだろう?」って毎日考えてしまって。そんな時、ある人から「そんな表情でいて、もし明日から呼ばれたらどうするの?何をするの?何が出来るの??」って怒られたんです。その時気づいたんです。「自分が壊れていたら明日もし日本に行ける機会が来ても行けないじゃない。出来ることが何もないじゃない?」って。自分の心をダイヤモンドに、”ADAMAS”にしなくちゃって。 そこから「何があっても僕は動じない、僕には影響無い」と強く思ったから今日と言う日が来たと思います。皆さんも僕のように大変なこと、大変な時、つらいことが沢山あると思うんですけど、その時“ADAMAS”という言葉を心に刻んで強い気持ちを持って乗り越えていけば、きっとまたダイヤモンドみたいに輝く日が来ると思います。そういうことを伝えたくて、アルバムタイトルを『ADAMAS』 に決めました。

◆すごく素敵なお話をありがとうございます!ではこのアルバムについて詳しく伺っていきます。リード曲でもある 01.『 I Remember (Japanese ver.)』はソンモさん自身が作詞をしていますが、この歌詞はいつ、どんな状況で書きましたか?

コロナが始まったばかりの頃、みんなに会えなくなって、「今、出来ることは何だろう?」と思い、曲を作ろうと考えました。 チャンヒョクという弟分と始めたんですが、「どういう内容にしたい?」って言われて「今はみんなに会えないけど会った時に伝えたい言葉を曲にしたい」って言いました。 今すぐにでも伝えたい言葉「ありがとう」「愛してる」「待ってるよ」、それを1サビ・2サビ・3サビに決めてから前後に言葉をつけて歌詞にして、メロディーに乗せて出来上がりました。すごくいい曲が生まれたと思います。

◆この曲にはJulietへの感謝と、ずっとJulietを大事にして守っていくという強い決心が感じられました。 やはりコロナウィルスで活動が出来なかった日々は Julietの大切さを今まで以上に感じましたか?

僕がころんだ時、いつも立たせてくれたのはJulietの皆さんです。いてくれるだけでそこが僕の立つ場所、帰って来られる場所。Julietのいる場所が僕の行く場所。それがすごく大事だと思うし、そういう場所をいつも作ってくれるJulietの皆さんを本当に大事にしないといけないと、またもう一度 思いました。

◆この曲のMVは 素のソンモさんを見れたような気がします。ちなみにノートに書き綴っているシーンがありましたが、何を書いていたのでしょう?

『 I Remember』の歌詞です。韓国語のほうの歌詞ですね。

◆02.の『 KAGAMI 』は 心が負けそうになっているソンモさん自身へもっと頑張れと厳しくはげましている曲のようにも感じました。 活動出来ない時間が長引いた時、落ち込んだり 負けそうになったと先ほどおっしゃっていましたが、どうやって気分転換しましたか?

一番チカラになったのは“お父さんお母さんと過ごす時間”でした。僕はお父さんお母さんと二十歳から離れて住んでしまったのですが、両親は釜山(プサン)、僕はソウルと一番上と下に暮らしていて、一緒に過ごしたいと思ってもすぐには行けない距離で…。息子として両親には色んなものを食べさせてあげたいし、色んな所に連れて行きたい。 例えば僕は日本に来ておいしいものを色々食べることが出来るけれど、お父さんお母さんはそういうものがあることすら知らない。義務とかじゃなくて息子として両親に色んなことをしたいし、するのは当たり前のことだと思うんです。 今回時間が出来て両親と過ごす時間の中で「最近、悩みはない?」「何が大変?どんなことが楽しかった?」と色々話しながら本当にリフレッシュすることが出来ました。たとえ一人旅とか友達との旅行とか行ったとしても、どこか心の中で「お父さんお母さんを一緒に連れてきてあげれば良かった」って思ってしまうんです。

◆03.の 『虹のカナタへ』  はソンモさんに会えなくて気分が落ち込んだり、さびしい気持ちでいるJulietへの温かいメッセージだと思いました。 Julietが寂しがっているのが、ずっと心配だったのではないですか?

はい、そうです! 日本に行けなくなって僕自身も不安になったんですが、Julietの皆さんからいただくDMなどから皆さんもいろんな状況におかれて大変だと言うことを知りました。でも僕は話を聞くことしか出来なくて…。 いつもの通り歌ってあげてチカラになりたいって思うのに、それも出来ないことに心が痛みました。やっと今それが出来るようになり良かったです。

◆04. の『Somebody Knows』 は 好きなのに思いが届かない、せつない心を描いた曲です。ソンモさんは片思いの経験はありますか?

(※即答で)無いですね。

◆やっぱりいつも告白されるほうなんですね!

いや、僕は特に理想というものは無いんです。なので執着しないからかな。その時の感情で「いいな」って思う、そんな感じだからかなぁ(笑)

◆05.の『 忘れないで』 は、ソンモさんの作詞の楽曲です。自分が優しく出来なかったことで、大切な人を失うことになってしまったせつないストーリーが描かれています。 この歌詞はどんなことからヒントを得て書いた作品ですか?

正直にお話しします。これは 超新星のメンバーたちに対して、その時のことを思い出しながら僕の気持ちをみんなに聞かせたくて書いた曲です。メンバー、Milkyway 、当時のスタッフさんたちに「僕はこう思います」と言うことを聞かせるために書きました。自分の気持ちを自分の歌で表現したんです。

◆06. の『BLUE SKY』も、ソンモさん作詞です。この曲はすごくエネルギーを感じる歌詞と曲です。 ♪ ただ未来へ、自分を乗せて…♪ の部分は特に歌いかたもパンチがきいていて、ソンモさんの強い気持ち、意志を感じます。 この歌詞はいつどんな時に、どんなことを考えながら書いたのでしょう?

僕が住んでいる所の1階ロビーにカフェがあって、そこでたまにコーヒーを飲むんですが、必ずペンとノートを持って行って、いい言葉とか思いついた時はすぐにメモします。ある日すごく天気のいい日にそのカフェに弟分のチャンヒョクと行った時、アニメ『ONE PIECE』の話になったんです。チャンヒョクが好きなアニメで僕も昔はよく見ていたんですが、話しているうちに「あ、今日みたいなすごくいい天気の日に『ONE PIECE』みたいな船に乗ってJulietたちと一緒に旅行に行きたいな」って思ったんです。で、「いつ発売出来るかわからないけど、このイメージで曲を作ろうよ!」ってチャンヒョクに言ったんです。考えてみると、僕はいつも恋愛の曲ばかり書いていたので『ONE PIECE』とかアニメの主題歌みたいな軽くてみんなで動きながら歌える夏祭りに似合うような曲を歌ってみたいなって。一番好きな歌詞は♪地図は心にある♪っていう部分なんですが、これも『ONE PIECE』と似合うんじゃないかなって。 ♪ころんだ時は僕の翼につかまればいい♪とか、今回のアルバムの中で歌詞が一番好きな曲です。

◆この曲はライブですごく盛り上がりそうですね。

はい、この曲は野外ライブで是非歌いたいですね!

◆『I Remember (Japanese ver.)』などは最初から日本語で歌詞を書いたのですか?

それは毎回違うんです。 どんなコンセプトに決めようかと考えた時、韓国語でまず簡単に内容を書いてそれを日本語にする時もあるし、最初から日本語で書く時もありますね。『I Remember』は最初から日本語で書きました。で、この曲は韓国語でも書きたいと思って、あとから韓国語Ver.も書いてみました。

◆アルバム『ADAMAS』を聴くと、「この曲好き」って全曲で思ってしまいました。 ソンモさんご自身は、どの曲が一番好きですか? なぜその曲を選びましたか?

今は…『虹のカナタへ』です! 好きなのは全曲好きなんですけれど、今一番歌いたいのがこの曲です。

作詞・作曲・編曲を担当してくれた Face 2 fAKEの皆さんに「どんなジャンル、どんな曲が歌いたい?」って聞かれて「ファンの人たちと遊びたいです」とだけ伝えたんです。「僕の曲はいつもバラード系とかダンス系とかばかりなので、例えば 湘南乃風さんの『睡蓮花』みたいなすごくみんなと盛り上がってタオルを回しながら踊りたいんですけど」って。でもヒップホップまで行っちゃうと僕には似合わないから、Face 2 fAKEさんがバランスを調節していい感じに作ってくれたのが『虹のカナタへ』です。この曲、ボリュームを大きくして運転するといつもすごく気分が上がります!

◆今回のアルバムは バラード、R&B、ポップと いろんなジャンルの楽曲が楽しめますが、ソンモさんが今後 一番 歌いたいジャンルは?

自分の中にはこんなメロディー、こんな歌詞、こんな内容…っていうこだわりはあるんですが、ジャンルとしては特に決めてはいないですね。 その時その時の感情で選びたいです。

◆このアルバムは ソンモさんの歌の上手さを改めて感じるアルバムでした。 このアルバム制作で一番大事に考えたポイントは?

『ADAMAS』というタイトルを決めて、何十曲という曲の中から6曲を選んだじゃないですか。これは僕が皆さんに聞いてほしい、聞いて頑張ってほしい、そしてこれからもずっと僕のことを応援してほしいっていう自分が思い描く目標があって、この6曲を選んだんですね。 そしてこの思いを皆さんに伝えられるようにちゃんと表現することが、自分にとっての宿題でした。 曲がすごく良くても、コンセプトや歌詞が僕の考えと違ったらやめるしかないので。

◆Juliet はソンモさんの歌を聴きたいのはもちろんですが、ダンスする姿も見たいのではないかなと思うのですが、このアルバムの中でダンスパフォーマンスを加えて歌おうと考えている楽曲はありますか?

今はないですね(笑)

◆ないんですか?? 絶対Julietの皆さんはダンスが見たいって言うと思いますよ。

いや、これ、ありますって言ったら絶対Julietから「早く振り付けを作って!」「踊って~♡」って言われちゃうので(笑)  なので「ないですね」って言うしかない~(笑) でもね(笑)今そういう気持ちを持ってるのは『KAGAMI』…ですね!(笑)  僕の『Wake up』みたいに、振り付けがあってもかっこいいんじゃないかなって…実は心の中では…思ってます(笑)

◆7月に名古屋・大阪・東京で『250(TWO-FIFTY)~STRINGS TOUR 2020~』の振り替え公演がようやく開催されますが、 2020年に予定していた内容とはだいぶかわる予定ですか?

2年前、セットリストまで決めていたんですが、今はもうそれもわからないので(笑)、チャンミンさん(2am)とTAKA さん(DEEP)と打ち合わせをして、今の状況に合わせて新しく全部作り直すつもりです。

◆ロングコートチワワの恋ちゃん(※ソンモさんの愛犬)とのお散歩デートはいつもどんなコースを歩くのでしょうか?

韓国に居る時は毎日必ず散歩に行きます。犬には色んなタイプがあって、前に飼っていた“愛”は1だとすると、“恋”は100のエナジーがあるんです。散歩に行ったり遊んであげないと家で色んなものを噛んだりイタズラをして自分のエナジーを発散させようとするコなので毎日1時間位は散歩に行きます。僕のマンションの敷地はすごく広くて、普段はそこを散歩して、週末はスターフィールドっていう大きなショッピングモールや漢江(ハンガン)の公園に行ったりしています。あ!マンションは本当に敷地が広くて(※と言いながらスマホの写真を見せて)この写真の100倍以上はあるんです。ここで散歩するだけでも本当に充分足りる感じです。この庭がとても気に入ってここを選びました。ここを見に行った時、もう1部屋しか残ってなくて、すぐにここに決めました。

◆恋ちゃんに会いたいでしょう?

超~会いたいですㅠㅠㅠㅠ  今は韓国のペットホテルにいるんです。早く迎えに行きたいです。

◆ソンモさんのアーティストプロフィールには 「左利き」と書かれていますが、左利きで困ったこととか、大変だったことってありますか?

左利きで大変だったことは1つだけです。子供の頃、お父さんにすごく怒られたこと(笑) 左で字も書いていたんですが、それを見てお父さんがすごく怒って。なんでダメなのか言ってくれないけど、とにかくダメだと言われて。でもね、実はお父さんも何で左利きが悪いか、よくわからなくて(笑) ただ、歴史的に身分の問題とか左手を使うのはあまりよくないっていう古い考えが韓国にあって。日本にはないですか?そういうの。

◆日本でも左利きを直されることは結構あるみたいです。でも左利きの人って頭がいいって言いますよね。

それは科学的に合ってることです! 左を使うとこっち(※右脳)が良くなる、右を使うと(※左脳)が良くなるんです。左脳は生活をする時の脳、右脳は何かを作るクリエイティブな脳なんです。だから左利きには天才が多いんです(笑)

◆今も左利きのままですか?

はい(笑) でも書くのは右です。でも食べる時は左。 運動も投げる時は左。コントロールするのは右。それぞれ使う場面によって違うんです(笑)

◆足は?

両方!! なのでキックボクシングをした時は相手が左だったら僕は右、相手が右だったら僕は左…みたいにスイッチする “スイッチボクサー”なんです。

◆久しぶりに見た日本、変わっていてビックリしたところ、逆にぜんぜん変わっていなくて、懐かしいと感じたところは どんなところでしょう?

変わったのは “人の意識”…かな。コロナの影響でみんな色んな意識が変わったなぁと思いました。 変わっていないのは、それ以外全部です。

◆ドラマや映画にも数々出演なさっていますが、 グループ活動時はスケジュールなどの問題もあり、なかなか俳優活動に挑戦出来なかったと以前 お話ししてくださいました。 ソロになって俳優活動をたくさんやってみて、改めて俳優活動をどう思いますか?

本当に楽しいです! 正直に言って、俳優の現場はすごく楽しいし、僕が“違う誰か”になるのも楽しい。 そして作品を撮ればそれは映像というカタチで残るじゃないですか。僕が40歳になっても25歳で撮った映像の僕が見れるっていうのは、誰でも出来ることではないのでもっと俳優の仕事が好きになりました。

◆ウイスキーが好きなソンモさんですが、日本でおいしいウイスキーはゲットしましたか?

好きなのは山崎と響なんですが、最近規制がすごく厳しくなってしまって、持って帰ろうとすると2本以上だと240%くらい税金がつくのであまり持ち帰れなくなってしまったんです。

◆前にお話しを伺った時、自分でお寿司を握ったり、トマホークステーキを焼いたりと、かなりお料理が得意なソンモさんですが、最近作った、ちょっと自慢できる料理はありますか?

わかめスープです!

◆どなたかのお誕生日だったんですか?

自分の誕生日を祝うためにです。 今回、金曜日にビザが奇跡的に取れたので、日曜日の飛行機をとったんですが、誕生日当日は日本で過ごすことに決まったので、自分の誕生日の為に わかめスープはちゃんと食べて行きたいなと思って土曜日に作りました。今までは誕生日だからってわかめスープを食べたりとかしたことが無かったんですが、今年は自分にプレゼントとして体にいい食事を食べさせたいなって(笑) 石鯛も焼いて自分をお祝いしました。超うまかったですよ~^^。 今はソウルで一人暮らしなので、この時は両親とお祝い出来なかったんですが、日本から韓国に戻ったらすぐにお父さんお母さんに会いに行くので、その時は作ってあげようかと思っています。

◆以前、こんな俳優になりたいと思う人は毎年、変わるとお話していました。以前伺った時は イ・ソンギュンさんでした。 2022年の今、目指す俳優さんはどなたでしょう?

一番尊敬しているのはずっと イ・ビョンホンさんです。天才です。努力してもあのようにはなれないですね。あと、今、演技を沢山見て勉強したいと思っているのは最近すごく人気のある ソン・ソック(손석구)さんですね。ソックさんは演出家の出身なんですが、表情もすごくいいし、彼自身が考える“自分の動き”は普通ではあまり考えないようなこともやってしまうセンスの良さで、そういうところを学びたいと思います。

◆これから公開の日本のアクション映画『ランサム』で主演を務めたソンモさんですが、今はどういうジャンルの作品に出演したいですか?

日本では “メロ”です。

◆Julietが嫉妬しちゃいませんか?

(笑)

でも、いい作品を見せたいので、メロです!

◆共演してみたい女優さんはいますか?

有村架純(ありむら かすみ)さんです! 彼女の声を聞いた瞬間、すごく惹かれるものがありました。是非いつか共演してみたいです。

◆コロナなどで様々な活動が出来なかった長い時間を経験し、その間に考え方がかわったことはありますか? 2年で変化したり成長した部分はどんなところですか?

たしかに成長したと自信を持って言える部分は、これからはどんな困難にあっても乗り越えていけると思えるようになったこと。すごく強くなったと思います。 考えがかわったと思う部分は、いい意味で大人になったなって思います。前は自分のことが一番大事と思っていたこともあるんですが、今は相手のことも一回考えてから言ったり、怒ったりするようになりました。コロナの時期は家でずっとひとりで色んなことを考えたりしたので、すごく変わったと思います。

◆以前のインタビューでいつかアイドルを育ててみたいとおっしゃっていました。 具体的に、どんなアイドルを育ててみたいですか?

機械みたいに振り付け完璧、みんな揃ったダンスっていうのではなく、遊びを取り入れるというか、一人一人に「やってみたいことは何?」って聞いて一緒に作っていきたいですね。

◆最後に 長い時間まっていてくれたJulietに 愛たっぷりのメッセージをお願いします。

Julietの皆さん、いつも僕には皆さんが居て、帰る場所があることに本当に感謝しています。皆さんもコロナで大変だったと思うんですが、そんな中いつも僕のことを心配してくださって本当にありがとうございます。皆さんの愛と応援にいつか必ず何かお返しをしたいと思います。これからも頑張って真面目なソンモでありたいと思います。皆さんも元気でいつも笑顔でいて下さい!

text & photo : Chizuru Otsuka

✩ソンモさんから韓ペン読者様へメッセージ(動画)

https://youtube.com/shorts/xS45MA-EI-A?feature=share


◆ミニアルバム・リリース情報

タイトル:「ADAMAS (読み:アダマス)」

発売日:2022年7月20日(水)

商品形態 3パターン(※全3種/全種ジャケットは異なります)

★収録内容

CD(TYPE-A、B、C共通)

TYPE-A
TYPE-B
TYPE-C

収録楽曲

1.    I Remember (Japanese ver.)

2.    KAGAMI

3.    虹のカナタへ ※6/29〜先行配信開始

4.    Somebody Knows

5.    忘れないで

6.    BLUE SKY

DVD(TYPE -Aのみ)

「I Remember」Music Video/MVメイキング映像

◆イベント情報

★リリースイベント情報

テイチクエンタテインメントHP

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ソンモプロフィール


2007年9月に超新星として韓国でデビュー後、モデル並みのスタイルと甘いマスクに加え、実力派のダンスと歌で評価を得ている、超新星ではメインボーカルを務めた。ソロアルバム作品はデイリー1位、ウィークリー2位の実績を持つ。とても礼儀正しく、ほんわかした雰囲気を持つ癒し系キャラクターだが、釜山出身ということもあり、男らしい一面を見せることも。そして、負けず嫌いな一面も持ち合わせている。

日本語のヒアリング力は、周囲が驚くほどのレベル。

左利き。

2014年主演の映画「愛の言葉」でその演技力を評価され、数多くのミュージカルに主演、2015年主演映画「僕たちの日記」が、京都国際映画祭「特別上映作品」にて上映された。日本映画「ヤウンペを探せ!」(2020年)にも挿入歌とカメオ出演で参加し、現在は衛星劇場他にて放送中の韓国ドラマ「嘘の嘘」に出演、韓国作品にも多数出演中。日本映画の主演も決定している。アーティストとしてはほぼ毎月オンラインイベントを開催し、NEWアルバムの発売を目指して楽曲制作中。