【韓ペンオリジナルレポ】~舞台『ろくでなしコーラス』~11月2日、浅草花劇場にて いよいよ開幕!女装した男たちが集まる場末のバーからママさんコーラスに挑戦♡ 爆笑そして胸アツ間違いなし!稽古現場へ潜入レポ!

左から ヨンミン⇒ KIM MYUNGSOO⇒ HEOHEON⇒ クァンミン

【韓ペンオリジナルレポ】

「舞台『ろくでなしコーラス』」が11月2日(水)浅草花劇場にてついにベールを脱ぐ!!

女装した男たちが集まる場末のバーがこの話の舞台。そこに集まる彼ら(彼女ら?)が、ひょんなことからママさんコーラスに参加する…。

これを聞いただけでも何やら面白そう。更にはキャストにBOYFRIEND出身のヨンミンとクァンミン、SONGFORESTのHEOHEON(※ ホ ホン)とKIM MYUNGSOO、Apeace出身のウォンシクと人気K-POPアーティスト5人に加え、数多くの舞台やドラマ出演経験のある高橋龍輝。 いやはや、一体どんな舞台になるのか?? 想像がどんどん大きく膨らんでいく。その後公開されたポスターヴィジュアルはさらに大きな期待感を持たせてくれた。

今回、舞台の初日を目前に控えた某日、通し稽古に臨むカンパニーに潜入取材させていただいた。

(左) KIM MYUNGSOO (右)HEOHEON

稽古場の扉を開けると、物凄く熱い空気が漂っていた。どのキャストの目にも、もうすでに熱い眼差しで舞台を見つめる観客の姿が見えているのだろう。 通し稽古にもかかわらず本番さながらの迫力満点なやりとりがそこでは繰り広げられていた。

ストーリーは非常にテンポよく展開していく。“女装した男たち”…というテーマ自体、まだまだナーバスになりがちだが、そんなことはお構いなしにガンガン飛ばしていく。トランスジェンダーやパートナーシップなんて全く問題ない。誰が誰を愛し、どんな人生を送るかなんてその人の自由なんだと自然に心に訴えかけてくれる。

時に かなりリスキーなセリフも飛び出してくる! しかし、直球で次々投げられるセリフは、不思議なくらい気持ち良くキャッチ出来る。

ヨンミン、HEOHEON、KIM MYUNGSOO、高橋龍輝は、もう女性以上に女性らしい。 表情、身体の角度、しなるような動き… 。見事に女性的な特徴を掴んでいる。この舞台に立つにあたり、所作など相当研究を重ねたのだろう。

椅子に腰かけるレパード玉鹿役の KIM MYUNGSOOは ひざをぴったりとつけ、ちょっと内また気味につま先を内側にするなど細かい部分まですっかり女性になりきっていた。

KIM MYUNGSOO

ヨンミンは 舞台『素敵なカミングアウト』で魅せた清楚な女装姿とは違う、今回はちょっぴり色気も感じさせながら大切なことに気づかせてくれる大切な役目を果たしている。

ヨンミン

HEOHEON演じるアキラはパワー全開でぶつかる、かなりエモーショナルなキャラクター。パンチの効いた圧倒的演技力で徹底的に楽しませてくれる。

HEOHEON

ママを演じる高橋龍輝は、おおらかで頼りがいがある、実に味わい深い演技を見せてくれる。どのキャストも自身の役をしっかりと理解し消化していた。

とにかくインパクトが強い彼ら(彼女たち?)が、ひょんなことから“ママさんコーラス”に参加することになる。

しかし「アルトって? 何??」…。まずはそこからスタート….。先行きが不安だ。

歌の知識すら全く無いままプロジェクトは始動。しかし参加条件の規定人数もまだ揃っていない。彼らのメンバーハンティングは成功するのか??

(左)ヨンミン  (右)HEOHEON

そんな彼らを指導するのが、ウォンシク演じるメンバー兼コーチの安西先生。 時に優しく、時にスパルタで彼らの歌を一生懸命指導する。ウォンシクは今回が初舞台となるが、そんなことは全く感じさせない魅力ある演技を見せていた。

ウォンシク

安西先生の優しい声が癒し、クァンミン演じるジュリーが要所要所でピリリっとスパイスを加える。

クァンミンの役・ジュリーはちょっと謎めいた人物だが、ストーリーが進むにつれ驚くことがカミングアウトされる。これは観てのお楽しみ♡

クァンミン

次々に起こる予測不能な展開は1秒たりとも目が離せない! 一瞬一瞬、とにかく全てを見逃したくないと思ってしまう。クスクス笑いと爆笑の波が交互で押し寄せて来る。そして時々、ホロっと涙ぐませる。観る側はかなり忙しいのでご覚悟を!

(左)ヨンミン (右)ウォンシク

言いたいことをズケズケ言う豪快で元気な彼らを見ていると 気分がスカっとする。しかし、そんな陽気な彼らも実は一人ひとり悩みや秘密を抱え、心の中では必死にもがいている。 彼らだけではなく、彼らを取り囲む登場人物たちもそれぞれ色々なことに思い悩んでいる。この舞台を観ると悩みを抱えて居るのは自分だけではないとなんだかホッとする。自分から見て いかにも幸せそうに見える人たちだって何かしら悩みを抱えながら生きているんだと、ちょっと安心させてくれる。

対人関係に悩んでいても、自分が思っている以上に相手は自分をちゃんと見てくれていて、実は理解もしてくれているかもしれない。お互いにもっと素直になって、勇気を出して気持ちをぶつけることで、もっと歩み寄ることが出来る。わかっているようで なかなか気づくことが出来ない大切なことを、この舞台は教えてくれる。

(左)クァンミン  (右)ヨンミン

取材時はまだ通し稽古の段階だったため、セリフや動線の間違えなどわずかながら見られたが、それを瞬時に絶妙なアドリブでカバーするキャストたち。カンパニーの絆はすでにしっかり出来上がっていた。どんなハプニングが起きても強い団結力はそれをも楽しみにかえる。「舞台は生き物」と言われる。日々何が起きるかわからない。しかしどんな時もこのカンパニーなら面白い形にして楽しませてくれるに違いない。これは全公演観ても飽きることなく心底楽しめそうだ!!

通し稽古の最中、自分が出演しないシーンも他のキャストの演技を見て熱心に研究したり、台本を何度も確認したり。どのキャストも真剣にこの作品に取り組んでいた。セリフのキャッチボールのタイミングも絶妙で息ピッタリ!! それも他のキャストの特徴をきちんと把握しているからなのだろう。 休憩時間になると、楽しそうに会話を弾ませたり、色々教え合ったり。コミュニケーションを図ることでさらにお互いの役への理解を深めていた。

(左)KIM MYUNGSOO (右)ウォンシク

舞台には大事な声量も、日頃鍛えた喉を駆使してなんなくクリア。どのキャストも歯切れのいい聞き取りやすいセリフで さらに芝居に のめりこませてくれる。舞台なのにリアルにしか感じられないくらい、役のキャラクターにピッタリ合った見事なキャスティングが作品の魅力をさらに増している。そして人気K-POPアーティストたちの出演、テーマがコーラス….。これは彼らの特技が色々生かされるのを楽しめるかも???

舞台『ろくでなしコーラス』はストーリー展開や演出の面白さに加え、キャストたちの情熱が最高のスパイスとなり、極上の味わいに仕上がっていた。本気で面白い!とにかく面白い!!そしてとても温かい。観ないと絶対に後悔する!! まずは1回、劇場へ。そんな 舞台『ろくでなしコーラス』は2022年11月2日 浅草花劇場(※あさくさかげきじょう)にて幕をあける。

text & photo : Chizuru Otsuka

舞台『ろくでなしコーラス』

この作品は、女装した男たちが集まる場末のバーが舞台。そこに集まる彼ら(彼女ら?)が、ひょんなことからママさんコーラスに参加することになるのですが、そこには参加資格のママさんという厚い壁が・・・。

コメディでもありながら、それぞれが抱える悩みや、問題に向き合うことにより、笑いだけではなく、心が温かく、目頭が熱くなるストーリーです。

今回公開されたヴィジュアルでは、K-POPアーティストのヨンミン、HEOHEON、KIM MYUNGSOO、そして高橋龍輝が素敵な女装で衝撃の姿を見せています。

なによりもその女装姿の美しさに圧巻です。

また、ウォンシクとクァンミンも別の意味で美しいヴィジュアルを見せています。

舞台本番のストーリーの展開とともに、目でも楽しめる舞台になっています。

大いに笑って、少しホロっと涙ぐむ、、、そんな舞台です。

是非、たくさんの皆様のご来場お待ちしております。

【公演日】2022年11月2日(水)~11月6日(日)

【会場】

浅草花劇場 (東京都台東区浅草2-28-1 花やしき内)

【開場/開演時間】

11/2(水)、11/4(金)…【1部】14:15/ 15:00 【2部】18:15/ 19:00

11/3(木・祝)、11/5(土)/11/6(日)…【1部】12:45/13:30 【2部】16:45/ 17:30

【出演者】

アキラ役:HEO HEON(SONGFOREST)

安西先生役:ウォンシク(元Apeace)

アンジェ役:ヨンミン(元BOYFREIND)

コッペ役:國島直希

ジュリー役:クァンミン(元BOYFREIND)

西島千秋役:牧野澪菜 

ママ役:高橋龍輝

レパード玉鹿役:KIM MYUNGSOO(SONGFOREST) 

※役名:五十音順

大橋健役:樋口拓馬  

島袋筋太郎役:森グリルチキン

時田洋子役:橋爪千明

中島敦役:池慶彦

山下勝役:西岡歩

八尋美奈子役:塩田舞子  

ひろりん :遊佐亮介

※役名:五十音順

【脚本】 田中大祐

【演出・脚色】 安藤亮司(劇団ウルトラマンション)

【主管】 舞台『ろくでなしコーラス』実行委員会

【主催・制作】ライズコミュニケーション

【協力】 irving/HM Entertainment/太田プロダクション/コレオクロス/ネクシード/

モーチャンズ

【チケット代】

◆S席 9,300円(税込)

◆A席 8,300円(税込)

※4歳以上有料,3歳以下入場不可

【ご観劇特典】スタンプラリー

【3日目観劇】★キャストの劇中生写真1枚プレゼント(非売品)※キャストは選べません

【5回目観劇】★お好きなキャストの劇中生写真1枚プレゼント(非売品)

【8回目観劇】★お好きなキャスト1人のソロ動画(10秒)撮影権プレゼント

※終演後、ステージ上にいるキャストへ、ステージ下からお客様のスマホで撮影。(注1)

【9回目観劇】★お好きなキャストの劇中生写真1枚プレゼント(非売品)

※5回目観劇と9回目観劇の写真は異なります。

【10回目観劇】★お好きなキャストのサイン入りミニポスタープレゼント!

★大千秋楽11月6日2部公演前のサウンドリハーサル観覧にご招待!

―対象キャスト―

ヨンミン・クァンミン・ウォンシク・HEOHEON・KimMyungsoo・高橋龍輝・國島直希

◆スタンプカード

・会場入口にてスタンプカードを配布しております。ご希望の方は必ずお受け取りください。

ご来場の度に、スタッフがチケット半券にチェックを入れ、スタンプを押印いたします。

2回目以降観劇時にスタンプカードを忘れた場合などで発生する、複数枚以上のスタンプカードの合算は致しませんので、必ず、お忘れにならないようご注意ください。

・スタンプカードの再発行は致しません。

・(注1)撮影日は3公演に限定いたします。

<11/5(土)夜公演終了後、11/6昼公演終了後、11/6夜公演終了後>


【特設サイト】  https://ticketstage.jp/rokudenashi/

【公式Twitter】  https://twitter.com/rokudenashi2022                                                     

※お問い合わせ   ライズコミュニケーション stage@risecom.jp