【韓ペンオリジナルレポ】
2023年５月30日（火）・31日（水）の２日間に渡り、LAPONEエンタテインメント（※以下表記 LAPONE）所属のアーティストJO1、 INI、 DXTEEN の3組が東京・有明アリーナに集結！ 事務所初の合同ライブ 『LAPOSTA2023（読み：ラポスタ ニーゼロニーサン）』が開催され、2日間 2公演でそれぞれ1万人、計2万人を動員した。 今、超人気３グループの夢の共演ともあり、公演開催が告知されたと同時に大きな話題となった。チケットは即日完売！！ プレミアムチケットとなった。 残念ながら会場で観ることが叶わなかった多くのファンに向け、30日には全国47都道府県・80館の映画館でライブビューイング、そして31日にはライブストリーミングが実施され、国内のみならず海外のファンに向けても発信した。
― 5月31日（水） 18時30分開演公演をレポ ―
会場は開演前から熱気に包まれ活気に溢れていた。
３グループの紹介映像が流れたのち、まずステージに登場したのは白地に金のモールや憲章があしらわれた衣装をまとったINI。登場と同時にものすごい歓声が沸き起こった。 『SPECTRA』からスタート！ 曲の途中、田島将吾の「もっと声出していこうぜ！！」の言葉にさらに大きな歓声が会場中に響き、ペンライトが大きく揺れた。
代わって登場したのは、パステルブルーを基調にした親しみやすいカジュアルファッションの DXTEEN。 ５月10日にリリースしたばかりのデビューシングル『Brand New Day』を爽やかに披露。デビュー１ケ月未満の新人にもかかわらず堂々としたステージを見せ、初めてDXTEENのパフォーマンスを観たファンたちからは「かわいい」「さわやか～～♡」「めっちゃ上手い！」という声があちこちから上がっていた。
続いて登場したのはLAPONEの長男、JO1。 大きな歓声に迎えられたJO1は黒地にハーネスが付いたワイルドながらも シースルーや丈の短いジャケットなど露出多め、男の色気を感じさせる衣装で 『Super Cali』を歌った。 火炎が燃え上がり、妖艶さをさらに増していた。
メインステージに登場したのは DXTEEN。 『Sail Away』では DXTEENと一緒に大きな夢に向かって出航しようと誘った。 歌いながら花道を進み、センターステージへ。 JO1やINIと比べ6人と少ないがそんなことを感じさせないダイナミックなパフォーマンスを見せた。
ここからはしばらくINIのステージ。
『BAD BOYZ』でダンススキルの高さを見せつけた後、『We Are』『AMAZE ME』を歌いながら 花道やステージを動き周り、交代でトロッコに乗ってファンの元へ。 尾崎匠海が「みんな！まだまだいけるでしょう！！」と煽り『HERO』をパワフルに歌った。 『FANFARE』の熱いビートに合わせ強烈なパフォーマンスで観客を圧倒した。
代わってJO1のステージの始まり。
『Tiger』に合わせJAM（※JO1のファンダム名）から大きなコールが聞こえて来た。声出しOKとなりJAMも精一杯声を張り上げて応援している。
次に 盛り上がるには最高の曲『OH-EH-OH』でトロッコに乗りこみファンの傍に。『Get Inside Me』をファンひとりひとりの顔を見つめ語りかけるように歌う姿が印象的だった。 木全翔也が「今日は素敵な夜にしましょう！」と声をかけ『Dreaming Night』を聞かせた。トロッコから降りてJO1全員がセンターステージに集まり、雰囲気を変え『Rose』を情熱いっぱいに歌った。赤いバラの花びらが舞い美しい様を見せ、JO1の熱いパフォーマンスに彩りを加えた。
DXTEENが再び登場。 ここからはカバーステージの開始。
DXTEENはまずJO1の1ST ALBUM収録曲『やんちゃBOY やんちゃ GIRL』を歌った。 DXTEENらしさを加えながら笑顔いっぱいに歌い、会場に爽やかな風を送った。 続いてガラッと雰囲気を変えてINIの『CALL 119』に挑戦！ 歌い始めに大久保波留が「Let’s go!！」とシャウト。 日頃、優しい可愛らしい話し方の 大久保波留にはこんな面もあることを強くアピールした。 DXTEENのダンスは動きが大きく、手の表現も見事。 そしてきれいに揃っている。
INIが歌うのは JO1の『Shine A Light』 。ジャケットを脱ぎ、白とアイボリーで統一された衣装はINIの清潔感がより伝わってくる。
続いてJO1の歌う INIの『BOMBARDA』。大平祥生や佐藤景瑚、木全翔也の低い声で言う「BOMBARDA！」や河野純喜のシャウトに客席からは大歓声が起こった。
JO1のパフォーマンスが終わると出演者全員がステージに登場。激しすぎるダンスに息が上がることもなくすぐに 「こんにちは~！楽しんでますか？？LAPOSTA盛り上がってますか！？」と声を放つ JO1のリーダー與那城奨。
KCON JAPAN 2023 など大きなステージに立った経験はあるが、まだまだ先輩たちに比べて場数が少なくちょっと緊張気味のDXTEENに先輩たちが話しかけ、盛り上げる配慮を見せた。 佐藤景瑚がDXTEENに優しい声で「ご飯食べた？」と聞いたあとINIにも同じ質問をしたが、INIの西洸人は自分たちに向けられた質問が「なんか声のトーンがDXTEENへの時と違うなぁ～」とツッこむ場面も。 LAPONEに入った感想を聞かれDXTEENの大久保波留は「いつかこういう合同ライブをしてみたいと思っていたのでこんなに早く夢が叶って嬉しいです」といきいきとした表情で答えた。 INIの田島将吾は「各グループの名前だけじゃなくて LAPONEの名前が広まるといいなと思います。３チームがLAPONEだということが、このイベントを通して知れ渡るといいです」と語った。
何故 JO1はINIのカバー曲に『BOMBARDA』を選んだかを聞かれた川尻蓮は「この曲はキツくて汗が止まらないけど、JO1の皆で投票したら満場一致でこの曲に決まった」と答えた。DXTEENの大久保波留もINIの『CALL 119』を踊りながらアドレナリンが沢山出たと語った。
鶴房汐恩がDXTEENに共演したい先輩は居るか尋ねると、谷口太一は「JO1の川西拓実くんとしたいです」と答え、喜んだ川西は思わず谷口をハグ♡ 寺尾香信は「河野純喜くんと一緒に歌ってみたいです」と答えたが、残念ながら河野は次の曲の準備でステージには不在だったため笑顔の交流を見ることは出来なかった。同学年ということもあり PRODUCE 101 JAPAN シーズン2 時代からDXTEENの福田 歩汰と仲の良い INI 松田迅は 自分と共演したいと言ってほしくて「歩汰！！」と訴える。 「僕、迅とコラボしたいです♡」と福田がニッコリ即答し、松田はかなりご満悦な表情を浮かべながら福田にハートを送っていた。
ここからは グループをクロスしてコラボ、スペシャルカバーコーナーがスタート。
JO1河野純喜とINI髙塚大夢が Mrs.GREEN APPLEの『青と夏』を爽やかさ200％で歌った。歌い終わると河野が髙塚をお姫様抱っこするお茶目な姿を見せ会場を和ませた。
8LOOMの『Melody』を歌うのは JO1白岩瑠璃と、 INI後藤威尊と佐野雄大。 クリーンでピュアなイメージの3人にピッタリな選曲だった。
Awesome City Club 『勿忘』は JO1金城碧海と INI尾崎匠海。 この曲の世界観を見事に伝え、ファンはただただ二人の歌声に聞き入っていた。
韓国アーティストからも人気の高い宇多田ヒカルの『First Love』は ステージに用意された椅子に座り JO1與那城奨とINIの藤牧京介が見事な歌唱力でしっとりと聴かせ、大きな感動を与えた。
続いてJO1の『Born To Be Wild』を JO1の大平祥生と川西拓実、INIの田島将吾の3人がファンキーにエネルギッシュに聞かせ、会場をさらに大きく盛り上げた。
JO1の川尻蓮と INIの木村柾哉というダンスでは評判の高い二人が今回のライブオリジナル曲『Remains』に合わせ妖しく美しいしなやかなダンスで魅了した。
SEVENTEENの『24H』を JO1の佐藤景瑚、INIの許豊凡と松田迅がセクシーにパフォーマンス。佐藤景瑚は芸術品のような美しい胸筋を見せ会場のファンたちの視線を釘付けにした。
JO1 木全翔也、鶴房汐恩、INIの池崎理人の 低音ボイスが魅力の3人がトロッコに乗りながら客席を周り、ORANGE RANGEの『イケナイ太陽』を披露。手には大きな水鉄砲！客席を狙うやんちゃな姿で楽しませた。
ここでスクラッチ音が流れ、ステージに姿を見せたのはDJブースに立つ JO1の豆原一成とINIの西洸人。JO1とINIの曲をDJ Mix。 ここにDXTEENがパフォーマーとしてステージに登場。 黒をベースにした衣装でいつものDXTEENの雰囲気とはまたちょっと違う、男っぽさが前面に出たパフォーマンスで技量の幅広さ・ダンススキルの高さを見せた。
LAPONEのアーティストは 歌もダンスもラップもDJもトークも、全てを高いスキルで楽しませることが出来る真のエンターテイナー揃いだということを、このシャッフルユニットによるスキル披露でしっかりと証明した。日本のアイドルのレベルがここまで高くなっていることをしっかり知らしめた。
ここからはまた各グループでのパフォーマンス。
まずDXTEENが『Unlimit』で透明感ある姿で楽しませたあと登場したのはINI。 INIを輩出したサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON２」のコンセプトバトルオリジナル曲『Goosebumps』を披露。MINI(※INIのファンダム名)からは「懐かしい」「泣いちゃう」という声があちこちから聞こえてきた。 デビュー後、多くの経験を重ねたINIは今改めて『Goosebumps』を見せることで成長、進化を証明した。『Dramatic』では美しく揃ったキレ味抜群の群舞を見せた。曲の途中では火花が噴き上がり興奮をさらに高めた。 『New Day』では白い椅子を器用に操り、ジャケットを肩からすべり落とすダンスでセクシーな姿を見せ、MINIたちのハートをときめかせた。
白ベースに赤いハーネスのついた衣装でステージに登場したのはJO1。1ST SINGLE収録曲 『YOUNG』にはJAM から「懐かしい～」の声。 続いての『YOLO-konde』 では鶴房汐恩の低い唸り声に触発され、パワー全開で楽しませる。客席のボルテージはMAXに。 『Trigger』で金城碧海がジャケットの前を開くと客席からは興奮の叫び声が。 リズムもテンポもスキルが無いと こなせない『Trigger』でダンスでも歌でも完璧な姿で魅せ、JO1の実力の高さを思い切り見せつけた。
いよいよ、ラストスパート！
ここからは LAPONEアーティストたち全員が集合！ INIが誕生した 「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」テーマ曲『Let Me Fly～その未来へ～』、そしてJO1が誕生した「PRODUCE 101 JAPAN」テーマ曲『ツカメ～It’s Coming～』でトロッコに乗り客席を周るメンバー、一部のメンバーは上層階のスタンド席にサプライズ登場するなど、ファンたちにとって興奮が止まらない！！ メンバーたちは客席からの応援や愛情に応えようと、手を振ったり、投げキスやハートを何度も何度も客席に飛ばした。
ステージに全員が並び、與那城奨が「皆さん、盛り上がりましたか～？？」問いかけると、ボリューム満点・最高のパフォーマンスに大満足のファンたちからは大きな声と拍手、そしてペンラが激しく揺れた。
「みんな大好き～♡」「バイバーイ」「ありがとう！！」「また会おう！」と言いながらステージをあとにした。 興奮冷めやらぬ客席からは自然とアンコールの声が沸き起こった。 止まらぬアンコールを求める声。綺麗に揃った声と手拍子で３グループの再登場を待ち望んだ。
願いが届き再びステージに JO1、INI、DXTEENが「ありがとう～！」「お待たせ～」と言いながら姿を見せた。
客席でWAVEを起こしてもらい、綺麗で感動的な景色を眺めたあと、メインステージに全員集合し客席をバックに記念写真撮影。幸せすぎる思い出をカタチにも残した。
JO1の『無限大』、INIの『Rocketeer』 と、それぞれのデビューシングルリード曲をマッシュアップした曲に合わせ、３グループのメンバーたちはあちこちに散らばり、最高の笑顔でファンに感謝を伝えた。
DXTEEN リーダー・谷口太一「僕たち、まだデビューしたばかりなんですが、こんな沢山の人たちの前でパフォーマンス出来たことが嬉しいですし、素敵な先輩たちと一緒にステージに立てて本当に光栄です。ありがとうございました！」
DXTEEN大久保 波留「今回 JAMINICO（ JAM＋MINI＋NICO）がめっちゃ大好きになりました♡（※NICO＝DXTEENのファンダム名）」
INI リーダー・木村柾哉「LAPOSTAをやるって聞いた時は不安な気持ちが大きかったですが、本番を迎えてみて、みんながあったかくて本当に楽しくて….良かった～♡と思いました。僕たちも全力で準備して来たので、応えていただき嬉しかったです。ありがとうございました！」
JO1 白岩瑠璃「（コロナの影響で）ファンのかたが居ないステージが何回も続きましたが、今、会場にも画面の向こうにもみんながいて、28人のファミリー全員でステージに立てているのが本当に幸せなことだと思いましたし、皆さんの人生に少しでもかかわれて嬉しいと思いました。気を付けて帰って下さい。今日はめっちゃ幸せでした！ありがとうございました。皆さん大好きです♡」
と、各グループ挨拶をするとファミリー全員で手を繋ぎ 高く上げると「今日は本当にありがとうございました！！！」と頭を下げ、感謝を再び伝えた。 銀テープが飛び出し、キラキラの彼らをさらに輝かせた。 「ありがとう」「ありがとう！！」と何度も口にし、名残惜しそうにステージをあとにし、全38曲 約2時間10分の公演を成功裏に終えた。
最後に與那城奨が1人ステージに残り、全員を代表し「これからもLAPONEをよろしくお願いします。今日は本当にありがとうございました！！」と深々頭をさげた。
與那城奨が袖に入ったあと、突然ステージ上のLED大画面が点灯！！！客席からはどよめきが….。
そこに映し出されたのはJO1の写真、そして「2023 JO1 ASIA TOUR 開催決定」の文字。客席からは驚きと感動の大きな声が響いた。
サプライズ発表で締めくくった、今回の 「LAPOSTA 2023」
驚く程の成長を見せ続ける JO1、INI、DXTEEN。人気は右肩あがりに伸び続け、今や海外にも多くのファンを抱えている。 今回の合同公演で初めてLAPONE所属の他のグループのパフォーマンスを観た各グループのファンたちは、お互いのグループの良さを認め、新たに応援したいグループになった様子だった。 見てみたくてもなかなか見る機会の無い他グループのパフォーマンスを知る、とてもいいきっかけとなった「LAPOSTA 2023」。 ファンからはすでに 再演希望の声が大きく上がっている。 トークも最小限に抑え、ファンが見たいパフォーマンス尽くしでの公演は絶賛に値する。鳥肌が立つほど感動的な素晴らしいパフォーマンスで圧巻のステージを見せたJO1、INI、DXTEENは賞賛に値するアーティストたちだった。
text : Chizuru Otsuka
photo : 全てオフィシャル提供 （クレジットは各写真に記載）
公演概要
「LAPOSTA 2023」
【日時】 5月30日(火）・ 31日（水）開場 17:00／開演 18:30
【場所】 東京・有明アリーナ
【出演】
JO1（大平祥生、川尻蓮、川西拓実、木全翔也、金城碧海、河野純喜、 佐藤景瑚、白岩瑠姫、鶴房汐恩、豆原一成、與那城奨）
INI（池﨑理人、尾崎匠海、木村柾哉、後藤威尊、佐野雄大、許豊凡、 髙塚大夢、田島将吾、西洸人、藤牧京介、松田迅）
DXTEEN（大久保波留、田中笑太郎、谷口太一、寺尾香信、平本健、福田歩汰）
■LAPOSTA 2023 公式サイト https://laposta.lapone.jp/
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