【韓ペンオリジナルレポ】~映画『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』 舞台挨拶付きプレミア上映会!6月13日(金)全国拡大公開を目前に控えキム・ゴウン、ノ・サンヒョン、イ・オニ監督が来日♡ 上白石萌音のMCにて映画について大いに語った

【韓ペンオリジナルレポ】

キム・ゴウン(『破墓/パミョ』、「トッケビ〜君がくれた愛しい日々~」)、ノ・サンヒョン(「Pachinko パチンコ」)が出演し、韓国で数々の賞を受賞した話題の映画『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』(配給:日活/KDDI)が、2025年6月13日(金) ついに全国拡大公開となる!

本作は、他人の目を気にせず自由奔放に生きるジェヒ (キム・ゴウン)

ゲイであることを隠し孤独に生きるフンス(ノ・サンヒョン)

正反対の二人が出会い、同居したことから始まる、「自分らしい生き方」 を見つける物語。 

一見楽しく華やかな都会には、実は様々な苦悩や孤独が潜んでいる。心の中では自分自身を認めてほしいと思いながらそれを押し殺し生きている。 そんな中、出会った相棒のおかげで自分自身を取り戻し、認めていく。

今回全国拡大公開に先立ち、キム・ゴウン、ノ・サンヒョン、イ・オニ監督の3名が来日。

22025年6月5日、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ SCREEN7で行われた ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』 舞台挨拶付きプレミア上映会に登場した。
このイベントには本作品のファンだという女優の上白石萌音がスペシャルMCとしてサプライズ登場。女優ならではの目線や気づきで的確な質問でトークを盛り上げた。

キム・ゴウン

キム・ゴウン「去年(『パミョ』)に続き、今年も私が出演した作品を紹介でき光栄です。貴重な時間をさいて来てくださったみなさんと今日は一緒に楽しみたいと思います」

ノ・サンヒョン

ノ・サンヒョン「(※日本語で)こんばんは。フンス役のノ・サンヒョンです。お会いできて嬉しいです」

日本のファンに少しでも近づきたいという気持ちから、スマホに日本語メッセージを書き入れてきたものを一生懸命読むノ・サンヒョンの可愛い姿に会場中が笑顔になった。

イ・オニ監督

イ・オニ監督「このようにたくさんのみなさまに映画を観ていただけることに緊張していますし、ワクワクもしています。この映画では素晴らしい、美しい、誇らしい俳優さんたちをじっくり鑑賞することができます。是非ご堪能いただき、クチコミも広げていただけたら嬉しいです」

と、まず挨拶を行った。

今回の作品への出演を決めたことについて

キム・ゴウン「この作品の台本をはじめて読んだ時は、その場であっと言う間にすべて読んでしまったくらい面白く、こんなに楽しい作品は是非早く作られてほしいという気持ちが強かったです。 実は台本を初めて読んだのは撮影に入る約2年半くらい前でした。製作されるまでには紆余曲折もあり、時間がかかりましたが、それぐらい私たちにとって大切で貴重な作品です」

ノ・サンヒョン「私も台本を楽しく読ませてもらいました。ここにいらっしゃるお二人と一緒に仕事ができるというのも出演の決め手となりました」

この作品は20歳からの13年間を描いているが、それぞれどのような20代を過ごしたかという問いに

キム・ゴウン「私の20代は一生懸命大学に通っていました。模範的な学生として頑張っていました。22歳でデビューしてからは、みなさんにもご覧いただいた作品に出演したり、そんな姿をお見せできるよう頑張っていました」

自分の20代とジェヒを比べてどう思うか聞かれると

キム・ゴウン「ジェヒほどは、そんなにたくさん遊べなかったのでその点が残念に思います。この作品ではたくさんのクラブシーンが出てくるのですが、その中でワイワイ盛り上がって遊びまくっていて大満足でした(笑)」

同じくどんな20代だったかという質問に

ノ・サンヒョン「相対的に多様な経験ができたと思います。大学を終え、モデルの仕事や演技をしていました。軍隊にも行きました。そのような多様な経験をしながら紆余曲折のある人生を送ってきました」

フンスを演じるにあたり自身の20代を思い出した部分はあったかと聞かれ

ノ・サンヒョン「私自身も困難を抱えていたことがありました。アメリカにながく住んでいてアイデンティティについて混乱したり、悩んだことがありました。でもそのような経験のおかげでフンスの混乱ぶりが少し理解できた気がします」

20代の経験について尋ねられると

イ・オニ監督「私の20代は楽しもうと努力はしていましたが、失敗を恐れながら時間を過ごしていたような気がします。なのでこの作品を通し、そしてジェヒとフンスを通じて心残りだった自分の20代をもう一度取り戻したいという意欲を込めてこの映画を作ったように思います」

監督から見たジェヒとフンスの関係はどのように映像化しようと考えたのかとの問いに

イ・オニ監督「お互いをよく理解している関係に見えますが、よく見るとお互いを通じて自分自身を知る関係というのが重要なポイントだと思います」

上白石萌音

お気に入りのシーン、印象的だったシーンを聞かれ

キム・ゴウン「この映画の中には私たちふたりの13年間の友情が描かれています。最後にジェヒとフンスが登場するシーンがあるのですが、そのシーンを見れば、この映画を観て良かったと思っていただけると思います」

ノ・サンヒョン「私たちは大親友という設定で登場していますが、大親友だからこそ何度か衝突することもありました。中盤あたりの激しくケンカをするシーンがとても印象的で今も思い出します。このシーンはふたりの関係性をうまく表現していると思うからです」

イ・オニ監督「エンディングシーンが終わったあとに、そのまたエンディングが控えています。なので映画が終わったあと、これで終わったと思わず、もう少しだけ待っていただくととても重要なセリフが出てきますので、どうぞお見逃しなくご覧いただければと思います」

最後に全員からメッセージが伝えられた。

イ・オニ監督「みなさんにこの映画をどのようにご覧いただけるのか、また、ご自身の人生とどんな風につなげてみていただけるのかとても楽しみです。どうか楽しんでご覧ください」

ノ・サンヒョン「(※日本語で)今日はおこしいただきありがとうございます。映画、楽しんでください。心が温かくなる一日になったら嬉しいです。ありがとうございます」

キム・ゴウン「このようにみなさんとお会いすることができ、心から嬉しく思っています。映画はもちろん楽しんでご覧いただきたいですが、ここにいらしてくださっただけでも喜びだと思っていただけたら嬉しいです。みなさんがこの映画をどのように観てくださるのか今からワクワクしていますし、期待もしています。ご覧になるときは何も考えず、肩のチカラを抜いて気楽な気持ちで観てお帰りくださったら嬉しいです。ありがとうございます」

text & Photo : Chizuru Otsuka


ⓒ 2024 PLUS M ENTERTAINMENT AND SHOWBOX CORP. ALL RIGHTS RESERVED.
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【story】

今回解禁された⽇本版新ビジュアルは、ジェヒとフンスが過ごす特別な瞬間を切り取ったもの。 1枚は、いつでも恋愛に猪突猛進なジェヒが恋をして最⾼の笑顔を⾒せる姿を、優しいまなざしで⾒つめているフンス。⼆⼈の間に流れる温かい空気までも捉えている。 もう1枚は、ジェヒとフンスの同居⽣活を切り取ったもの。クラブで夜通し遊び、⼆⽇酔いの朝に懲りずにお酒とラーメンで乾杯し、お互いの悩みを語り合う̶。⼆⼈の濃密な瞬間が散りばめられている。 お互いが「⾃分らしさ」を肯定し合える唯⼀無⼆の関係として強い絆で繋がっているジェヒとフンス。学⽣時代を経て、社会へ出て環境が変わる中で、⼆⼈の関係はどのように変化していくのか︖そんなふたりに是⾮注⽬してほしい。

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【story】

⾃由奔放でエネルギッシュなジェヒと、繊細で寡黙なフンス。正反対の⼆⼈が出会い、ある出来事をきっかけに特別な契約を結び、⼀緒に暮らし始める。ジェヒは世間のルールに縛られず、恋愛と夜遊びを全⼒で楽しみながら⽣きている。⼀⽅、フンスはゲイであることを周囲に隠しながら、孤独と向き合う⽇々を送っていたが、ジェヒに刺激され徐々に外の世界へと踏み出していく。そして⼆⼈は互いの「⾃分らしさ」を励まし合い、次第にかけがえのない存在となっていった。⼤学を卒業し、それぞれの道に進んでも、⼆⼈の関係は変わらないはずだった。だが、社会に出た⼆⼈に⼈⽣の⼤きな転機が突き付けられ、⼤切な友情に思いがけない危機が降りかかる──。

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<クレジット>

2024 年/韓国映画/韓国語/原題︓대도시의 사랑법(英題︓Love in the Big City)/1時間58分/カラー/1.85:1/5.1ch/字幕翻訳︓本⽥恵⼦

原作︓⼩説『⼤都会の愛し⽅』 より「ジェヒ」(パク・サンヨン著、オ・ヨンア訳/亜紀書房)

監督︓イ・オニ

出演︓キム・ゴウン、ノ・サンヒョン

提供︓KDDI 配給︓⽇活/KDDI

ⓒ 2024 PLUS M ENTERTAINMENT AND SHOWBOX CORP. ALL RIGHTS RESERVED.

[公式HP]http://loveinthebigcity.jp

[公式X / Instagram/ TikTok] @lovein_jp

#映画ラブイン

6月13日(金) 全国ロードショー