超新星ソンモが自身のいまの想いを込めて作り上げたソロアルバム第二弾「The future with U」がついに2016年2月2日発売された。韓国男子の義務、兵役を控え もうすぐファンの前にしばらく立つことはできなくなるけれど、離れ離れになっても信じていればまた一緒に歩いていける、どこにいてもいつも心はつながっているという強い思いがこのアルバムには込められてる。アルバム発売日当日、タワーレコード渋谷店 B1 CUTUP STUDIOにたくさんのファンを招いてリリース記念イベントが行われた。司会者にニブンノゴ！宮地謙典氏を迎えソンモの自身の言葉でこのアルバムへの思いなどを語った。ソンモが登場すると、会場に集まった大勢のファンからは黄色い歓声があちこちから聞こえてきた。
◆今回のアルバムの感想は？
ソンモ：皆さんのおかげで去年の８月、ソロデビューすることができてすごく嬉しかったんですけれど、また2ｎｄアルバムで皆さんに出会うことができて、もっと嬉しいです。
◆前回と今回のアルバムの違いは？
ソンモ：去年８月に出した1stアルバムは夏だったので皆さんと盛り上がれる明るい曲を選びましたが、今回のアルバムは皆さんに今まで見せられなかった僕の姿をお見せできるようなアルバムになっています。去年ライブのソロステージで超新星の『Crazy Crazy』を踊ったら反応がよくて(笑)みんな僕のダンスが好きなのかなって思って(笑) なので今回はダンス曲でラップにも挑戦したり・・・。後半は自分の感情を込めた歌詞を書いた曲が入っています。
◆今回のアルバムタイトル「The future with U」に込めた思いというのはあるんですか？
ソンモ：今回は僕と皆さんにとって一番必要な言葉は何かな・・・って思い、「これからの未来も一緒だよ」という気持ちを伝えたくて「The future with U」に決めました。
◆ご自身でも詞を4曲も書いていますが、エピソードや思いなどはあるんでしょうか？
ソンモ：『Wake up』が一番大変でした。日本語の歌詞に初めて挑戦してみて、日本語の実力がまだまだだなぁって思いました。韓国語で書いた『Hello』は車の中でずっとメロディを聴きながら歌詞を考えたんですが、その時泣いたんです････。（これからの任務に）少し不安な気持ちが起きてしまって。『With U』は すごく爽やかな春みたいな曲です。このアルバムのプロモーションが終わっても皆さんが僕を忘れないように、春になったら またこの曲を（思い出して）聴きたいなって思ってくれるように・・・と思って作りました。『君と歩く道』はこれからもみんな一緒に歩いていこうという希望的な意味で書いたんですが、ファンの皆さんはこの曲の歌詞で涙が出たという人が多いと知りびっくりしました。
現在大阪のテレビ番組のエンディングにこのアルバム6曲目の『Hello＆Goodbye』PVが一部流れているが、ここでその全編をファンとソンモで一緒に鑑賞した。そしてPVが終わると突然もうひとつ映像がはじまった。なんとピース綾部祐二氏からのシークレットメッセージムービーだった。綾部氏が初主演したドラマ「別れたら好きな人」の主題歌『still love you』をソンモが歌ったことが縁で撮影現場を訪問した際、綾部がソンモにドラマ出演オファーをして以来現在までふたりの交流が続いている。
綾部（映像でのコメント）：ソンモさんのノリノリで演技する姿が印象的でした。2ndミニアルバム、聴かせていただきましたが甘くて優しい歌声が詰まったアルバムですね。次に曲を作った際にはPVの出演依頼もお待ちしていますね(笑)
ソンモ：僕がラジオ収録をしていたとき、ほかの番組のロケに来ていた綾部さんが突然入ってきて・・。応援と挨拶をしに来てくださったんです。そしてドラマに出演したときもすごく優しくしてくれて・・・。ドラマでは台詞が最初なかったんですが、「（ソンモは）日本語が出来るから台詞をもっと増やしてあげて」と監督に言ってくれたりしたんです。今も綾部さんとは連絡をとっています。今日はこのあと綾部さんとこの話をしたいですね。
◆ファンへメッセージをお願いします。
ソンモ：たくさん会いに来てくれてありがとうございます。超新星のメンバーだけのカカオトークの部屋があるんですが、今日メンバーたちが昨日のタワレコランキングを見ておめでとうって言ってくれました。このアルバムを聴いたみなさんが僕の声で元気になればいいなと思うので是非一曲一曲全部聴いて下さいね。よろしくお願いします。
トークイベントはここで終了し、ハイタッチ会が行われる前に ファンが見守る中、囲み記者会見が行われた。ファンをバックに写真を撮影した際、カメラマンに「目線が欲しい人」と進行役が言うとファンが一斉に「はーい」と手を上げる楽しいひとコマもあった。
◆前作の「Tiramisu love」は夏らしいアルバムになっていましたが、今回のアルバムのコンセプトを改めて聞かせてください。
ソンモ：僕のファンの皆さんに向けて作ったアルバムです。僕の気持ちを込めて、皆さんにプレゼントしたいと思って作りました。タイトル曲はダンス曲だし、『Wake up』は大人っぽい曲ですが、後半のバラード曲は皆さんが僕の声で聞きたいと思うことを書いた曲です。いろんなジャンルの曲が入っているアルバムです。
◆オリコンデイリーチャートが本日夜発表になりますが、今どんな心境ですか？
ソンモ：前作結果が よかったのですが、今回はチャートとか関係なくアルバムプロモーションを通じて皆さんと楽しめればいいなと思っています。
（※その夜発表になった2月1日付チャートで見事1位を獲得した）
◆ピース綾部さんからのメッセージの感想と、綾部さんにメッセージがあれば聞かせてください。
ソンモ：忙しい中コメントをいただき本当にありがたいです。ドラマ撮影現場は初めてでとても不安で怖かったんですが、綾部さんや山口智充さんのおかげですぐ不安はなくなりました。本当にありがたかったです。僕も綾部さんたちを一生懸命応援するし、機会があれば僕のPVとか超新星のPVにも是非出てほしいです。
◆先ほど流れたPVを見てファンが泣いていましたがどう思いましたか？
ソンモ：僕も涙が出ました。でもそれが終わったらすぐに綾部さんが登場したので(笑)この曲のPVは「歌っている表情」を撮りましたが、これで僕の気持ちがちゃんと皆さんに伝わるか不安でした。でもこの曲にはこれが合っていましたね。
◆プロモーションイベントでファンに触れ合う機会がありますが、どんな気持ちですか？
ソンモ：全国のMilky Way（超新星のファンの呼称）のみんなに会いに行けないのがとても残念ですが、ソロアルバムのプロモーションが終わっても会える機会がありますので。超新星の19枚目のシングルも出るので全国のプロモーションが決まっていますし、2月26、27日の超新星のファンミーディングも決まっています。その時間をみんなで一緒に楽しめればいいなと思っています。
◆ピース綾部さんと連絡を取り合っているそうですがどういう会話をしているんですか？
ソンモ：今日あとで綾部さんに連絡してまた今度そのことを教えます(笑)
◆今回のアルバムには日本語曲、韓国語曲2曲ずつありますね。韓国語の曲はストレートに作詞作曲できたと思うんですが、日本語の作詞は苦労したと言っていましたがそのことについて教えてください。
ソンモ：はい。『Wake up』はまず韓国語で書いて翻訳して文字数を曲に合わせながら作りましたが、日本語と韓国語では文字数が違うため、うまく合わなくて、本当は使いたい言葉を他の言葉にしてみたりしたのが難しかったです。『君と歩く道』は翻訳せず、皆さんと僕とのことを思い出しながら日記みたいに日本語で直接書きました。
◆特にお気に入りの歌詞はありますか？
ソンモ：「夢で（また）染まってしまう」という歌詞です。辞書で見つけたんですが、魅力的な言葉だと思いました。
◆『Wake up』のPVは女優さんと共演していますが、撮影時のエピソードなどは？
ソンモ：僕たちの同じ事務所の女優さんなんですが、忙しい中PVに出演してくれてありがたいです。ファンの皆さんは僕が女優さんとふたりでPVに出たらどんなふうに思うか正直不安でした。スキンシップとかあったんです。ベッドの上で二人で横になって・・・っていうシーンがあったんですが、ヤバイと思って(笑)ハグ程度にして撮りました。でもまだファンの皆さんの反応がこわいです(笑)
ファンへのかわいい気持ちを最後に和やかなトークと会見は終了した。このアルバム曲の歌詞には「何があっても乗り越えるよ。笑ってくれ。旅立つ僕に。」「もし会えなくなっても 繋ぐ空に向けて歌うよ for you」（『君と歩く道』） 「ありがとうと笑って言うよ。君がいたからここまで来れた。信じているよ。僕は終わらない。歩き出せばまた始まるから」（『Hello＆Goodbye』）など、ソンモが伝えたい言葉がたくさん見つかる。しばらく不在になることへの不安感を自ら払拭し、また必ず戻ってくるから待っていてほしいと願うソンモの気持ちが込められている。そして何より、ずっと支えてくれたファンがいたから今の自分がいるということを感謝している気持ちを言葉にストレートにあらわしている。このアルバムを聴いてソンモの気持ちを知ったファンはしばしの間寂しいながらも、心を強くしてソンモを待つことができる。そんなアルバムをプレゼントされたファンは幸せだと感じた。
2nd mini album 「The future with U」 http://www.randc.jp/artist/sungmo/
超新星 オフィシャルホームページ http://www.choshinsei.com/