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2016年7月23日、HARAJUKU QUEST HALLにて ”イム・スロン JAPAN SUMMER CONCERT 2016
Seul Ong Live in TOKYO ”が開催された。公演は一日2回行われ、1部はファンミーティング、2部はライブと異なった内容でファンを楽しませた。2部のライブをレポする。

イム・スロンはサバイバル戦を勝ち抜いたメンバーなどで結成されたボーカルグループ 2AMのメンバーとして2008年より活動開始。 2AMの4人の美しい歌声とハーモニーは、結成されるや すぐに注目の的となった。 イム・スロンはその甘い声と恵まれたルックスで韓国内だけでなく世界各国のファンを魅了。また、ソロ活動でもIUとのコラボ曲「小言」や、Apink・AOA のメンバーとコラボをするなど様々な実績を残している。 音楽活動のみにとどまらず、ドラマやバラエティなどにも多数出演し、デビューから現在までたくさんのファンに愛され続けている。

2部公演開演前、会場はとても和やかな雰囲気に包まれていた。
オープニングビデオのあと、ステージにスロンが登場すると「わぁ~」という声が起こった。
『Witcher』、『Melatonin』の2曲を歌ったが、伸びやかで温かい声は会場中に響きわたり、ファンたちはすぐにスロンの魅力にハマっていった。
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スロン「お久しぶりです。 今日の1部のファンミーティングで歌えなかった曲などを、この2部のライブではたっぷりお届けしたいと思います。ステキな歌声をお聞かせします。 楽しむ覚悟はできていますか? 続いての曲なんですが…。今日、僕を助けてくれるかたが来ていますが、飛行機に乗らなくてはならなくて時間がないんです…。後半もずっと一緒に歌いたかったんですけれど…。なので、前半ですぐに一緒に歌いたいと思います(笑)」
スロンの言葉がおわると、袖から ゲストでもあり2AMの仲間でもある チョン・ジヌンが生バンドの演奏に合わせ『天使に』を歌いながら登場した。スロンは嬉しそうな笑顔でジヌンを迎えた。 ずっと一緒に過ごしてきた仲間の登場は スロンに安堵感を与えたようだ。2AMのこの曲をジヌンとデュエットのかたちで歌いはじめると、スロンの声は艶やかさをより一層増した。 二人のハーモニーの美しさはあまりにも耳馴染みがよく、爽やかな空気が流れた。 さすが!と感心してしまうほど、安心して聞くことができる。

スロン「今日は服がないっていうから、ジヌンくんに僕の服を貸してあげたんですよ(笑)」
ジヌン「ちがうよ、ちゃんと着てきたんだけどね。 あ、スロンさんは僕のコンサートにゲストで来てくれたときは ジャージ姿で来たんですよ…(笑) 僕はいつも決まった雰囲気の服だから。 今日はスロンさんに合わせるために貸してもらったんですよ。(笑)」
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スロン「客席にはジヌンくんの名前のボードもありますねぇ。」
ジヌン「みなさん、スロンお兄さんのコンサートに来てくださって本当にありがとうございます! 僕が想像した以上にたくさんのかたがいらしてますね(笑) バンドの皆さんもコーラスの皆さんも本当にありがとうございます。僕、メキシコに行って来たんです。だから黒く日焼けしてしまって…。そのせいで、こういうカッコイイ服を着てもちょっと田舎っぽくなっちゃうんだよね(笑)」
スロン「今まで2AMでは僕が色黒だったけど、ジヌンがあまりに黒くなってしまって(笑)」
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仲良しの二人は 毒舌ながらお互いをとても大切にしているのが言葉や仕草の はしばしから伝わってきた。
ジヌン「これから飛行機に乗らなくちゃいけなくて。 後半も 皆さん、スロンさんを支えてあげてくださいね。そして僕は もう少ししたら、バンドとして日本に来るかもしれません。 では、次の曲にいきましょう!」
そう言うとバンドが激しいビートを響かせ、『Will』を二人で歌った。いつも一緒に歌っているので二人の息はピッタリ。 迫力ある熱い歌声を聞かせてくれた。スロンの声は いつもは高くてソフトだが、このような曲の時は、強い男らしい歌声に変化する。 七色の音楽性を持つと言われるのはこのような部分からもあるのだろう。 歌いおわると
ジヌン「ありがとうございました!」
と笑顔で客席に手を振り、ジヌンはステージをあとにした。
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スロン「次は僕の初めてのソロシングル『話してほしい』です。」
自らが作詞作曲した シンプルながら耳に残る甘いR&Bのこの曲はスロンの声にピッタリだった。大人のための曲とも言えるだろう。 初めてこの曲を生で聴くことができたファンたちは、大きな歓声と拍手を送った。 続いて “恋愛細胞シーズン2”のOST『Same thing』ではバラードをじっくりと聞かせた。

スロン「2曲とも初めて聞いてどうでしたか? 僕も初めてライブで歌ったんですが気持ちがよかったです。  僕が韓国で参加させてもらったプロジェクトがたくさんあります。 先輩たちといろいろやらせてもらいました。 次の曲は 僕がエピトーン・プロジェクトとコラボした(デジタルシングル)『夏・夜』です。韓国でも皆さんにずっと愛してもらっています。今まさに夏の夜なんでピッタリだと思います。」
やさしいピアノの音色ではじまるこの曲は、夏の思い出が詰まっているような ちょっぴりせつない曲だった。 バックのスクリーンに映し出された月と星空が美しかった。 続いて『冷たい』でも美しい高音で伸びやかな美声を聞かせた。

ここでスロンが一旦袖に戻っている間に、ステージのスクリーンには 女優チョ・ボアや キム・ユジョンから「みなさん、楽しい時間をスロンさんと過ごしてください」と嬉しいコメント映像が流れた。そして3番目に映った映像は、なんと2AMのメンバーから! 会場は一気に沸き上がった。気心知れたメンバーからの応援メッセージは このあとのスロンに大きな力を与えた。
そして2AMの 『愛の歌がRadioから』のイントロが流れ、スロンが再びステージに顔を見せると客席からは「わぁっ!」という声があがった。スロンの艶やかな声が美しく響いた。 続いて『Love skin』では大人のムード満点にセクシーな歌声を聞かせた。

スロン「どうでしたか? 皆さんが一生懸命聞いてくださるので一生懸命歌いました(笑) 今回はソロでやったんですけれど、コンサートをひとりで引っ張るのは大変なんだなと思っています。でもジヌンよりは、うまいと思います(笑) このまえチャンミンとジムで会ったんですけれど、ますますからだが大きくなっていました。 あ、グォンはもっと可愛くなっていますよ(笑) 僕は女性とデュエットした曲がたくさんありますが、次はそんな曲をお聞かせしようと思います。」
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そう言うと、AOAのジミンとコラボした『スタートがいい』を同じ事務所の2EYESのダソムとのコラボで再現した。 続いてもダソムと共に、 キム・ウビン、ペ・スジが主役をつとめるドラマ “むやみに切なく(KNTV)”のOSTで、キソムとコラボして話題となった『間違い探し』を聞かせた。スロンは、ミディアムポップなこの曲を楽しそうな表情を浮かべ、ファンを見つめながら歌い、からだを揺らしてリズムをとったりしていた。
スロン「この曲、実際歌ってみるととても難しいですね(笑) さて、もう残すところあと少しの曲しかないんですが。 今ソロアルバムの準備をしています。 もう少ししたらまたステキな曲をお聞かせしますので期待してください。 今回日本をもっと好きになりました(笑) それには理由があります。 今、韓国はあまりにも暑いんですが、日本はとても涼しくて。 半袖を持ってきましたが、寒くて。仕方なく、ほんとにどうしようもなく…(笑) ショッピングしました(笑) なんで僕が来るたびにセールをやってるんでしょうねぇ?(笑) いいですねぇ(笑)」
茶目っ気いっぱいに語ると、ユン・ジョンシンとのコラボ曲『New you』、 そしてスロン自身も出演したドラマ“ミセスコップ2(KNTV)”のOST 『あなたが恋ならば』を優しい歌声で語りかけるように歌い聞かせた。歌いおわると、深くお辞儀をして袖に消えた。

客席からはアンコールを求める拍手が鳴り止まず、スロンが登場すると大きな拍手がおこった。
スロン「この曲はライブで聞くことはあまりないと思います。最後は盛り上がって終わりたいので皆さん立って一緒に楽しんでください。」
そう言うとユン・ヒョンサンとのコラボで話題となった『なんかできそうな日』を歌った。 ステージを右に左に動き、客席のファンひとりひとりを目に焼き付けるように 温かい目でファンを見つめた。 歌いおわると「ありがとうございます!」と、手を振りながら、満足した表情でステージを去った。

スロンの伸びやかな美しい声は 清らかな水のように観客の心を洗い流し、清々しい気持ちを与えた。
ユーモアと茶目っ気を交えたトークと、最高の歌声はファンを存分に楽しませた。 スロンの新しいアルバムへの期待感が大きく膨らんだ、素晴らしい公演だった。
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