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2011年 3月11日、日本に東日本大震災が起こった。 あまりの惨状に日本人は希望を失い絶望感に陥った。 その頃、韓国ではひとつの大きなプロジェクトが進行していた。 Apeace(エーピース)という大型男性アイドルグループを 日本を拠点にして展開させようというものだった。 しかし、これから・・・という時に、予想もしなかった震災が起こり、日本には様々な不安が数多く残る中、プロジェクトを実行するか大きな決断に迫られた。 しかし、予定通り2011年5月27日より恵比寿ガーデンプレイスに設けた専用劇場で連日公演を行うことになった。 Apeaceは当初21人でスタート。 1日10時間以上の練習を重ねてきた、平均身長183cmのスーパージャイアントボーイズアイドルグループとして来日前から話題を呼び、大きな期待が寄せられた。 専用劇場KTHEATER TOKYOが2014年12月末に閉館するまで「会いに行けるアイドル」をコンセプトに 週6日・1日2回 (※開設当初は1日3回)連日、公演を精力的に行い、記録的な公演回数および動員人数を叩き出した。公演後は毎回来場者と握手会を行うなど、できるだけ近くに感じることができるよう工夫された。

Apeaceというグループ名は A=Asia(アジア)、 peace(平和)、つまり「アジアの平和の架橋になる」という意味をこめてネーミングされた。 震災で傷ついた日本に笑顔と元気を取り戻せるようにと、Apeaceは様々な不安感を払拭して、日本での活動を開始した。 約3年半専用劇場で連日活動したのち、 2015年1月からは、その枠から飛び出し、活動の幅を広げることになった。 現在は月に1回の定期公演のほか、グループ内でユニットを作り、そのユニット公演、様々なイベント公演などを行っている。 また、メンバー全員でTV番組のレギュラー出演をする他、個々の活動として WEB配信番組のレギュラー出演や、ミュージカルや舞台出演、ファッションショー、他アーティストの公演へのゲスト出演など・・・様々な活動を行っている。 なお、グループ構成が何度か変更になり、現在は11名で活動している。

そんなApeaceが12月の定期公演として 「Apeace Live 2016 ♯12」を 12月17日、YAMANO HALL(東京 代々木)にて開催した。 昼・夜2回の公演には 多数のファンがかけつけ大盛況だった。 (※本レポートは昼公演)

オープニングはまず楽屋からステージに向かうメンバーの中継映像。 今から始まる公演にワクワクしているメンバーの姿が映し出された。
映像が終わると大きな歓声が彼らを出迎えた。 今年8月に、デビュー5周年記念シングルとして発売した『ⅠLove You』からスタート。 Angelpeace(Apeaceファンの呼称)も、振り付けを真似して一緒に この歌を楽しんだ。
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「We are Apeace! You are Angelpeace!」と全員で挨拶をしたあと、ひとりずつ、これから始まる公演への意気込みなどを語った。

「みんなStand Up! みんな叫べっ!!」 と、ヨンウクが大きな声をあげた。
『VEIL』では ヨンウクをリフトアップするパフォーミング部分で大きな歓声が起こった。 そのまま 『Brand new days』と、快調に飛ばしていく。
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歌い終わるとメンバーは一旦袖へ。 その間、今年一年のオープニング挨拶の様子がダイジェストで映し出された。
ステージに 椅子が用意され、J.Dが奏でるスパニッシュギターの音色とともに『ⅠMiss You』と『20/20』のミックスアレンジバージョンを聴かせた。 弦のカッティングの心地よさの中、響く歌声はせつなさと情熱と力強さを感じさせ、見事なアレンジになっていた。

ステージにはウォンシク・セヒョン・ヨンウクが残った。 ApeaceはKTHEATERで活動していた時 LAPIS /JADE /ONYX という3チーム編成で公演を行っていたが、この3人は全員JADEのメンバーとして一緒に活動していた。 息もピッタリな3人は、もうじきクリスマスということで人々の日々が幸せであるよう願う若者の純粋な気持ち表した歌詞と美しいメロディーのナンバーを やさしい声で歌い、会場を温かく包み込んだ。
続いて登場したスンヒョク・ワンチョル・ジュンシク・ドゥファン・シヒョクは やはりKTHEATER時代にONYXが公演で時々歌っていた曲を聴かせた。

ここからは、それまでの穏やかな雰囲気とは がらっと様子が変わった。
Apeaceは この1年ダンスにも力を注ぎ、毎月1つ 新しいダンスナンバーをOVERTUREに取り入れてきた。 そのダイジェスト版を映像で見せたのち、実際にパフォーマンスを力強く披露し、磨き上げてきた成果と実力を見せつけた。 様々なジャンルの曲に合わせメンバーが踊る華麗なダンスに ファンのボルテージは一気に急上昇した。 現在ダンスパフォーマンスチームとして時々ユニット公演をおこなっているウォンシク・スンヒョク・ソンホ・ジュンシク・ヨンウクの5人がダンスパフォーマンスのトリを務めると最高潮の盛り上がりとなった。ダンスパフォーマンスの最後にはちょっとキュートな曲も取り入れファンのハートをとろけさせた。その熱い雰囲気のまま一気に突き進む。
(※ダンスパフォーマンスユニットチームにはシヒョクも参加しているが現在ケガ治療中のため、このパフォーマンスには不参加だった)
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続いて 同様に Apeaceの中で、ボーカルユニットチームとして活動している ゴンヒ・ワンチョル・ドゥファン・セヒョン・J.Dがステージに登場。 このボーカルチームで今まで数々の公演で披露してきたナンバーをメドレーで披露した。 J.Dのピアノとともに美しいハーモニーで聴かせファンを魅了した。 優しい歌声は、心地よく耳の中に広がっていった。 5人で練習を積み重ねた成果をしっかりと知らしめた。
続いて ゴンヒ・ソンホ・ワンチョル・ヨンウク・J.Dがステージに登場し歌った曲でも、見事な声量とハリのある伸びやかな歌声を聞かせ、Apeaceの歌の実力の高さを強くアピールした。 客席からは感動ですすり泣く声も聞こえてきた。

ここでお楽しみのトークコーナーへ突入。 毎月定期公演でおこなわれている、ワンチョルが企画した「メンバーの変顔写真披露」コーナー。 ファンを楽しませることが大好きなワンチョルが、毎回どこからか入手したメンバーの変顔写真や事故写真をファンに披露する。 かっこいいだけではないちょっとお茶目なApeaceの姿も見てもらいたいという主旨ではじめられたらしい。 メンバーたちはイケていると思ってSNSなどにUPした写真も ワンチョル視点では 合格しないようだ。 厳しい選択眼からチョイスされた写真に会場中が笑いに包まれ、とても楽しい和やかな雰囲気になった。 日本語が堪能なApeaceは 通訳なしに完璧な日本語を使いこなし、楽しいトークを繰り広げ笑いを誘う。 これもApeaceの魅力のひとつだ。

楽しいコーナーが終わると、いよいよラストスパートに突入。 ダンスパフォーマンスを披露したのち、『Love At First Sight』~『Carry On』~『Just Once Again』 ~『S.O.S』~『HERO』とオリジナル曲で一気に駆け抜けた。 全て激しいダンスナンバーだが、乱れることない姿を見せた。 ファンの声援も一層大きくなっていった。
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ウォンシク 「皆さん今日は本当に」
全員 「ありがとうございました!」
ワンチョル 「あ・・。もう終わりですか? まだ体力は90%残っていますよ。」
ジュンシク 「いままで10%しか使ってないの?」
ワンチョル「あたりまえだよ!まだまだ!」
エンディングトークでは右手を骨折中のため ダンスパフォーマンスを披露することができなかったシヒョクをメンバーが気遣う場面も見られた。 シヒョクのパートをカバーする役目をおおせつかったドゥファンは「シヒョクのパートをカバーするのが大変で死にそうだったよ~!」と笑いを交えながらも無理をさせないよう配慮を見せていた。

ラスト曲 『Lover Boy』では曲に合わせAngelpeaceから「Lover Boy!」と大きなコールが入り、気持ちよさそうにパワー溢れるパフォーマンスを見せ、ステージをあとにした。
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アンコールを求める大きな声と手拍子が会場に鳴り響いた。
メンバーもそでから「アンコール!」とファンを煽り、ますます大きなコールが起こった。

アンコール曲『UMBRELLA』では、歌いながら客席に降りていき,ファンの近くに寄って笑顔を見せたり、手を振ったり、ハイタッチをするなど温かい交流をおこなった。 メンバーたちもステージにいる時以上に楽しそうな表情を見せていた。
ウォンシク 「皆さんアンコール、呼んでくれてありがとうございました!」
客席をバックに記念写真を撮影したあと、締めくくりの挨拶がおこなわれた。
ゴンヒ 「2016年も これで終わっちゃうんだなぁって感じて、寂しいですね。 ウォンシクお兄さんも(来年は)徴兵へ行くかもしれないから・・・。」
J.D 「今日はすごく楽しかったです。 今年の1月から新しい体制になって始まったOVERTURE(ダンスパフォーマンス)とか、今日は この1年頑張ってきたものをお見せできた公演だったと思います。 1月から今まで変わらない、僕たちを見守ってくれるAngelpeaceの皆さんがここに存在してくれるだけで、本当に嬉しいです。」

ここでドゥファンから今後の予定として12月29日に行われる、リーダー・ウォンシクの挨拶会について告知された。
2015年末で当時のリーダー・ヨンウォンが軍務につくため一旦活動を休止した後、リーダーを引き継ぎ、Apeaceを守ってきたウォンシクだが、そのウォンシクも2016年12月末で入隊準備のため一旦活動を休止することになり、ファンへ感謝の気持ちを伝える挨拶会が12月29日に開催される。 (※ただし、今後韓国では軍に関する法令に変更があり、一旦今回活動は休止するが、認可がおりれば もうしばらくApeaceとしての活動を再びおこなったのちの入隊となる可能性が出てきた。 そのため、来年度少しでも活動することができるように現在調整をおこなっている。 とりあえずは当初の予定通り 一旦活動休止してその認可がおりるまで待機することになる。)
また、ドゥファンからの告知では、さらに、現在レギュラー出演している「韓流ザップ」(BSスカパー、毎週火曜夜23時~25時放送)で共演中の 韓国出身で日本を活動拠点にしている大先輩Kと始めた番組内企画「Kpeaceプロジェクト」として Kから提供を受けリリースすることになった楽曲『Change my Life』が 来年3月22日にリリースされることが発表され、ファンからは歓喜の声があがった。 その反応に気をよくしたメンバーは「まだリリース前だから・・・」と言いつつも、その場でアカペラで少しだけ歌って聞かせた。

ワンチョル 「今日は僕たちApeaceが、ウォンシクお兄さんのためにちょっとプレゼントを用意しました。」と、いきなりサプライズ発言をおこなった。
ウォンシク 「ワンチョルに言われると、なんかドキドキしちゃうなぁ(笑)」 と言いつつも、嬉しそうな笑顔を浮かべた。
ゴンヒ 「プレゼントというか、僕たちからの手紙を僕が代表して読みたいと思います。」
サブステージに 椅子が用意され、そこに座ったウォンシクに、メインステージに立つメンバーたちからの手紙が朗読された。
ゴンヒ「ウォンシクお兄さん、今までそしてリーダーになってからのこの一年間、本当にお疲れ様でした。 いつの間にか僕も25歳になって、もう誰かに頼ることなんてできない歳になり、このApeaceで僕が(来年から)一番のお兄さんになることが未だにまだ実感できないです。 一年前のこの頃のお兄さんも、リーダーになることですごく大変だったと思いますが、今は誰よりもステキなリーダーになっているのが本当にかっこいいです・・・。」
ここまで手紙を読み上げてきたゴンヒだが、ウォンシクやApeaceメンバーと過ごしてきた今までの数々の思い出がよみがえり、声をつまらせてしまった。
「お兄さんが守ってくれたApeaceを・・・。僕も頑張って守りたいと思います。」
ウォンシクを慕う気持ちを綴った手紙をゴンヒが読み終わると
ウォンシク 「僕も、用意してきました・・・・。 兵役に行くかもしれないときが来て、心がすごく寂しいけれど、早く行って来て、このメンバーたちと、Angelpeaceの皆さんと、絶対このApeaceを続けて行きたいです。ここまで来ることができて感謝しています。最初は、リーダーとして認めてもらえるのかなって心配もたくさんしたんですが、みんな言うことを聞いてくれて・・本当にありがとう。弟たちには今年あまり声をかけてあげられなかったし、優しい姿を見せることができなかったので、帰って来たらもっと仲良くなって、いいグループになっていきたいと思います。 Apeaceは みんなで作っていくグループだから、諦めないで何があっても心を強く、ずっと最後まで一緒に行きたいと思います。 ファンの皆さん、これまでたくさんの愛を本当にありがとうございました。 みんながいなかったら僕たちもいなかったです。僕たちが成功するまで、ずっとその姿を見ていてほしいし(応援する姿を)見せてほしいです。 もっとかっこいいステージを見せるように頑張りますから、最後まで応援よろしくお願いします!」

ウォンシクがメンバーやファンへの溢れる思いを綴った手紙を読み終わると、大きな拍手が会場に鳴り響いた。 それまで楽しそうに元気に公演をおこなっていたメンバーたちも、大好きな兄とのしばしの別れが間近に迫ったことを実感し、複雑な表情を浮べていた。 客席では涙を拭く姿もあちこちで見られた。

ここで はなむけの曲としてメンバーたちからウォンシクへ 『Friends』が贈られた。 涙にむせび歌えないメンバーや、下向き加減に悲しみをこらえながら歌うメンバーもいた。 ワンチョルが作ったこの曲は、そばにいなくても心はつながっている、どんな時でも力になる・・と、離れている友を決していつも忘れない気持ちが歌詞に込められた、友への愛情がぎっしりと詰まった優しい曲だった。

続いてもう1曲 『SAKURA』を歌った。 Apeaceのオリジナル曲で、 ミディアムテンポの明るいメロディーに、旅立った友と過ごした時を懐かしむ気持ちとエールをこめた歌詞がのせられた感動的な曲だった。 韓国男子ならば誰もが母国のために忠誠を誓い、務めなければいけない兵役という現実。 約2年間とはいえ、ウォンシクと共に過ごすことができなくなる寂しさでいっぱいだったメンバーだが、この曲を歌い終わると、ようやく現実を前向きに受け止め、少し吹っ切れたような爽やかな表情に戻り、また会える日まで、兄が戻ってくる場所を守ろうと決意を強く持ったようだった。 歌い終わると メンバーたちは客席の中を練り歩き、たくさんの応援で支えてくれたファンたちと握手をして、感謝の気持ちをあらわし、退場していった。

このあと、来場者全員とのハイタッチ会もおこなわれ、あたたかな交流の時間をもった。

楽しいことも苦しいことも共に過ごして来たApeace。 ファンに見せる笑顔の裏では、悩んだことも決して少なくはなかったはずだ。 しかし、それをひとつひとつ乗り越えてきた力と、育まれた団結力は今後のApeaceの輝きの源となっていく。 積み重ねてきた地道な努力や実績はけっして無駄ではない。 2017年はそれを証明する・・・Apeaceにとって そんな飛躍の年になる予感しかない。 1月からの新リーダー ゴンヒを中心とした体制、そして3月にリリースする『Change my Life』と共に新しい世界を切り開き、さらなる一歩を進む・・・ますます輝きを増していくApeaceに今後も大きく注目していきたい。 【 LIVE 写真提供:株式会社 CONTAINER 】

【リリース情報】
★両A面シングル 『CHANGE my LIFE / タイトル未定』
発売:2017年3月22日

■通常盤:CD+トレカ \1,389(税抜) 品番VBZJ-42
<CD>
M-1 CHANGE my LIFE
M-2 タイトル未定
M-3 CHANGE my LIFE(inst.)
M-4 タイトル未定 (inst.)
<トレカ>
オリジナルトレーディングカード 全11種から1枚をランダム封入

■初回限定盤:CD+DVD \2,315(税抜) 品番VBZJ-41
<CD>
通常盤と同内容
<DVD>
MV+メイキング映像(予定)

<配信商品>
両A面シングル 「CHANGE my LIFE / タイトル未定」
・ダウンロード配信: 2017年3月22日 AM0:00配信開始(予定)
・定額制聞き放題サービス(サブスクリプション): 2017年3月22日 AM0:00配信開始(予定)

■Apeace公式HP ⇒ http://apeace.jp
■Apeace公式Twitter ⇒ @Apeace_Japan
■Apeace公式ブログ ⇒ http://ameblo.jp/apeace-official/

【Apeaceプロフィール】
2010年に結成されたメンバー全員韓国出身、平均身長183㎝を誇る 超大型ボーカル&ダンスグループ。
2011年にデビューし東京・恵比寿の専用劇場KTHEATER TOKYOを拠点に活動。
2015年からは劇場を飛び出し、月に一度行われる定期ライブを中心に活動するかたわら、
MC、バラエティ、映画やミュージカル、舞台など多方面で活躍中。
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