2014年、韓国にて初上演され、以降15年、16年にも再演されたヒューマンコメディ・バディミュージカル 『マイ・バケットリスト』。

この世の中には 自分の居場所がないと感じ 死ぬことさえ考える不良少年カングと、余命宣告を受けた少年ヘギが出会い、一緒にヘギのバケットリスト(死ぬまでに絶対にしたい100のこと)を実行しながら、命の大切さを考えさせてくれる感動のミュージカル。
2017年には日本でも上演され、大きな話題となった。 多くの人の心に感動を与えた『マイ・バケットリスト』の再演を望む声は非常に多く、ついにその願いが届き、今年再演される運びとなった。 そしてなんと今回は オール韓国人キャストによる全編日本語。 翻訳された字幕に気を取られることなく、ストーリーに没頭できる!

全編日本語のミュージカルに果敢にも挑むキャストは
不良少年カング役に、ヨンソク(CROSS GENE)、 キム・ナムホ、 ミンス の3人。
そして少年ヘギに 、テウン(SNUPER)、インジュン の2人。
何度も日本に来たことのある キャストたちだが、それでもやはり日本語で芝居をすることは難しく相当苦労したと、先日行われた制作発表会で語っていた。日々、練習に練習を重ね続け本番を目指した。

そんな ミュージカル『マイ・バケットリスト』が、2018年2月20日、新宿シアターモリエールにて ついに初日を迎えた。
トップバッターのバディは カング役にヨンソク(CROSS GENE)、ヘギ役にテウン(SNUPER)。
ヨンソクは韓国でミュージカル出演経験があるが、テウンは初めて。 そして全編日本語でのセリフは勿論2人とも初めてだ。

父親や周りの人たちに愛されたいのに愛してもらえない、そんな心が飢餓状態のカングが少年院から仮退院して来たところから、2人のストーリーは始まっていく。
カングを呼び出し、自分の限られた命の時間にやりたいことを実現していくため、報酬を支払うかわりにチカラを貸してほしいと依頼するヘギ。 演じる、ヨンソクと テウンは、 上演開始直後はかなり緊張気味だったが、ストーリーが展開していくにつれ、どんどんカングとヘギそのものに変化していった。

一見 力強いのに実は心はとても傷つきやすいカング、 命が限られ 外見は とても はかなげながら、生きることに必死にくらいついていくヘギ。

ヨンソク、テウンの2人は 完全にカングとヘギになって、ストーリーに引き込ませてくれた。 場面が進んで行く… すなわち、ヘギの命もどんどん終わりに近づいていく。 最初はたんたんと、生きている間にやりたいことを実行しようとするヘギだが、どんどん近づく終焉の刻に 溢れ出す本心をぶつけていく。
「君みたいに毎日死にたがっている人間は助けておいて、僕は! 生きたくて気が狂いそうなのに僕は数ヶ月後には死んでしまうって、これが本当の詐欺じゃないか?」
「僕は生かしてくれさえするなら、世界のどんな神にだって祈る。」
生きたくて仕方ないのに運命に逆らえない悔しくて仕方ない気持ちを思い切り叫ぶヘギを演じるテウン。

ヘギを笑顔で送り出すために 世界で一番幸せなお葬式として 2人でコンサートを開催しようとした直前に カングは再び問題を起こし少年院に逆戻りしてしまう。 面会に行ったヘギが、自分の命の限界は目の前まで来ているからもう会いに来られないかもと告げた時、
「言えよ!明日も来るって、この大馬鹿野郎。」と涙を浮かべながら心から叫ぶカング役のヨンソク。

最初はビジネスとして バケットリストの実行を行っていたふたりの関係は、一緒に過ごす時間の中でどんどんかけがえのない存在になっていく….。

ヨンソク、テウンの熱演に、客席のあちこちから すすり泣く声が聞こえてきた。目頭をハンカチで押さえる人も大勢いた。 あまりにも迫真の演技に、涙腺が崩壊状態になった観客は少なくなかったろう。感動でいっぱいな中、2人が歌う『マイ・バケットリスト』の主題歌は反則だと言いたくなるほど ますます目頭と胸を熱くした。

このミュージカルの登場人物は2人しかいない。 しかし、大勢の出演者がいる舞台に負けないくらいの迫力と感動を与えてくれた。ミュージカル出演経験のあるヨンソクの歌は安定していて、安心して聴くことが出来た。 また、ミュージカル初出演のテウンは日頃SNUPERでは ラッパーとして活躍しているが、今回は何曲も歌声を聴かせてくれる。 テウンの優しい歌声はとても気持ちよく耳に馴染んだ。

本編が終わると、ヨンソク、テウンは すっかりいつものおだやかな笑顔の2人に戻り、初日に際しとても緊張したこと、そして沢山の人たちが観に来てくれたことへの感謝の気持ちを客席に向かって語っていた。
また初日は特別にフォトタイムも設けられ、普段なかなかこの組み合わせでは撮れない人気アイドル2人を写真におさめることができた。



公演は2月28日まで、さまざまなバディで続いていく。
余命宣告を受けた少年の話と聞くと、重たい内容だと考えるが、途中、かなりユーモア溢れる部分もあり、笑える箇所も沢山盛り込まれている。 そして、最後には大きな感動とともに、生きることの大切さ、ありがたさを 改めて感じさせてくれる。 是非、新宿シアターモリエールでそんな有意義な時間を過ごしてほしい。

Photo( 公演):(C)マイ・バケットリスト実行委員会

Text & Photo(フォトタイムおよび 制作発表会分):Chizuru Otsuka

★公式HP https://ticket.rakuten.co.jp/features/mybucketlist/index.html
★公式FACEBOOK https://www.facebook.com/mybucketlist.jp/
★公式Twitter https://twitter.com/Mybucketlist_jp


◆ 公演概要 ◆

ミュージカル『マイ・バケットリスト』 日本語公演

・公演スケジュール

2018年2月20日(火)~2018年2月28日(水)

・会  場
新宿シアターモリエール
(東京都新宿区新宿3-33-10 新宿モリエールビル2F)

・出 演 者
カング役:キム・ヨンソク(CROSS GENE)/ミンス/キム・ナムホ
ヘギ役:テウン(SNUPER)/インジュン

(写真は制作発表会にて:左からミンス、ヨンソク(CROSS GENE)、キム・ナムホ、インジュン、テウン(SNUPER)、演出家 中野智行

・上演
日本語上演

・主  催
ミュージカル マイ・バケットリスト実行委員会

・協 力
株式会社コンテンツレインジ ,株式会社BIG UP

制  作 株式会社ライズコミュニケーション
演 出 中野智行 (PaniCrew)
宣 伝 合同会社MIDUMU
チケット料金
全席指定 9,300円(税込) ※未就学児童入場不可

お得な割引当日券について
リピーター割引 8,500円(税込)
※チケット購入日当日の観劇チケットをお持ちで、購入当日以降のチケットをご購入する場合に限ります

学生割引 7,500円(税込)
※顔付きの学生証のご提示が必要となります。写真がない場合は、学生証以外の身分証明書と、学生証のご提示をお願いしております。

注意事項

※出演者及びスケジュールはやむを得ず変更となる場合があります。
※出演者変更に伴う払戻しはいたしません。予めご了承ください。

<お問い合わせ>

公演に関するお問い合わせ
ライズコミュニケーション 03-5790-2661(平日13:00~17:00)

<注意事項>

※車いす席をご希望のお客様はあらかじめ、お問合せ先にご連絡のうえ、チケットをご購入ください。
※4歳以上チケット必要、3歳以下入場不可
※チケット代金以外に各種手数料が発生いたします。お申込み時に詳細をよくご確認ください。
※チケットはお一人様1公演につき4枚までお申込みいただけます。
※出演者・公演内容・特典会内容の変更があった場合でも、チケットの別日への変更・キャンセル・払戻しは一切行いません。予めご了承ください。
※劇場スペースの構造上、ロビー・スタンド花(アレンジ花・楽屋花を含む)などお祝い花の設置が困難のため大変恐縮ながら、全面的にお断りさせていただきます。

公演日程 (黄色部分は追加公演)


◆ストーリー
少年院から出所したばかりの不良少年でロッカーのカング。生きることにうんざりして自殺を試みようとしたときにかかってきた一本の電話。なんと自分が死に至るウイルスに感染したというのだ。急いで病院に向かったカングは、悪性腫瘍患者で“リアルに余命宣告された少年”ヘギに出会う。残された時間で死ぬ前に絶対にやってみたいこと=バケットリストを実行していたヘギは、自身が死んでも悲しまないだろうカングに、高額のアルバイト料と引き換えに自分のバケットリストを実行する旅に誘う。2人はヘギのバケットリストを実行する『プラシーボ・プロジェクト』を始めるのだが…