歌手兼俳優のキム・ヒョンジュン(28)の両親は苦しい心境を隠さなかった。誰かに苦しい心境を訴えたい気持ちだが、ひょっとしてまた誤解を招くのではないかとして、慎重な態度を貫いた。しかし、チェ氏(30)が明らかにした内容の一部は事実と異なっているとして、妊娠後に両側の対面や病院と関連する部分について詳細に説明した。
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ヒョンジュンの両親は26日午後、<THE FACT>とのインタビューに応じ、「本当に苦しい。妊娠の事実を疑ったことはない。責任を取るという意思もはっきり伝えた。ただ、親として、病院に行って(胎児の)健康状態を確認したいだけだ。なのにチェさんがそれを避けている。むしろ私たちが中絶を要求したかのようなニュアンスまで匂わせて当惑している」とし「何を考えてるのか分からない」と述べた。

ヒョンジュンの父は、先月6日にチェ氏と会って初めて妊娠のことを聞いたという。14日には両側の家族が会ってどのように問題を解決するかを議論した。また、お腹の子どもと妊婦の健康状態を確認するために、4回にもわたって検診の約束を申し出たが、チェ氏側は約束を一方的に破ったと明かした。彼は「なぜ病院診察を避けるのか理解できない。親の気持ちを少しでも思うなら回避する理由がないはず」と苦しい表情を浮かべた。

ヒョンジュンの父は「結婚もしていない息子に赤ちゃんができた。そんな話を聞いて、どんな親が何も言わずに受け止められるだろうか。また、母親の名前もない超音波写真数枚で、すべてを受け入れよとするのはとても大変な要求だ。妊娠中に酒を飲んだとも聞いた。それで健康状態を確認するのは当然のことではないか」と、病院検診を主張した理由を説明した。

また、特定の病院を指定したというチェ氏の主張に対しては「最初は、信頼できる総合病院で診察しようと伝えたが、男医を嫌がったので、チェさんが指定した女医がいるところに診療予約を取った。しかし、チェさんはその病院にも来なかった」とし「私たちが一方的に特定の病院での診察を求めたわけではない」と強調した。

◆「妊娠事実の確認」が誤解を招く
「恥ずかしいし、申し訳ない」という言葉から始まったヒョンジュンの両親の話の中で、最も多かった言葉は「赤ちゃんを確認」だった。「チェさんの妊娠を聞いたときから、ヒョンジュンの子ではないと疑ったことは一度もない。ヒョンジュン本人が認めたので素直に受け止めた。ただ、赤ちゃんの健康を確認したい気持ちだけだ」と明らかにした。
しかしチェ氏は、「赤ちゃんを確認」という言葉に敏感な反応を見せた。24日に報道されたチェ氏のインタビューによると、彼女は「2月14日に会って、妊娠確認書、健康診断書などすべてをお見せしたのに、なぜ疑われなければならないのか」というメッセージをヒョンジュンの父に送った。

しかしヒョンジュンの親は「私たちが見たのは、メッセージに添付された名前のない赤ちゃんの超音波写真3枚、チェさんの名前は記入されていたけど、紙が折られていて書類の内容が見えない診療確認書のみだった。なぜすべての書類を見せたと嘘をつくのか」と悔しがった。

◆出産と結婚「直接会ってから話そう」
既に両方が傷つけれた状況だ。チェ氏も悩みが激しいようで、インタビューでは「これ以上妊娠を証明する理由がない」と、ヒョンジュンの両親の要求を遠回しに拒んだ。また、ヒョンジュンには別の女がいると暴露し、彼との関係を整理して子どもを一人で育てるつもりだと明言した。

しかし、この点もキム・ヒョンジュン側としては重苦しい。ヒョンジュンの両親は「結婚と妊娠に関する責任は、“赤ちゃんの確認”が先行されれば、双方が合意して解決できる。しかしチェさんは、任意でマスコミとインタビューして、また問題を複雑にした。道義的な責任は当然負うつもりなのに」と、メディアを通じての口論ではなく、当事者たちが直接会って問題を解決することを訴えた。

ヒョンジュンの父は「赤ちゃんをきっかけに二人の関係が良くなって結婚をするか、私たちが子どもを預かって育てるか、またはチェさんに養育費を支援するか、とっちにしても赤ちゃんの母であるチェさんの意見を最大限従うつもりだ。しかし、当事者である私たちでなくメディアと話す理由がわからない。むしろ私たちにメディアを利用するなというメッセージを送った。メディアを利用するのは一体誰なのか」と、涙を流した。

最後にヒョンジュンの両親は
「赤ちゃんを受け入れる思いは変わらない。ただ、赤ちゃんのことだけをちゃんと確認させてほしい。私たちの考え方が今の若者たちと違うかも知れないが、母親の名前もない超音波写真3枚だけではすべてを受け止めるのは無理だ。チェさんがこの記事を見れたら、メディアではなく、家族同士で話そうとお願いしたい。子どものためにすべてを円満に解決したい。今回のことでご迷惑をかけた方々に本当に申し訳ない」と頭を下げた。

◆キム・ヒョンジュンとチェ氏の「愛-喧嘩-訴訟-合意-和解-再会-別れ-妊娠-対立」
2014年
8月20日=チェ氏が暴行の容疑でキム・ヒョンジュンを告訴。チェ氏は5月下旬から7月中旬まで、キム・ヒョンジュンから顔や胸などに暴行を受けたと主張。
8月22日= キム・ヒョンジュン暴力事件が報道される。
8月23日= キーイースト「キム・ヒョンジュンと交際していたチェ氏との間で激しい口論と衝突があったのは事実だが、常習的な暴行ではない」と公式立場を発表。
8月24日= キム・ヒョンジュン、タイでのワールドツアー日程消化。入隊延期
9月2日=松坡警察署、キム・ヒョンジュン取調べ。キム・ヒョンジュンは常習的な暴行を否定
9月15日= キム・ヒョンジュン、2度目の警察取調べ。チェ氏に会って謝罪と和解。ホームページに2年間交際したことを明らかにしながらファンに公式謝罪。
9月17日= チェ氏、弁護士を通じてキム・ヒョンジュン告訴を取り下げ
11月= キム・ヒョンジュンとチェ氏、復縁
12月= キム・ヒョンジュン、チェ氏とまた決別

2015年
1月3日= チェ氏、妊娠の事実を把握
1月5日= チェ氏、キム・ヒョンジュンに妊娠したことを知らせる。
1月6日= キム・ヒョンジュンの父、チェ氏に会って妊娠の事実を把握。名前のない超音波写真3枚を確認
1月17日= キム・ヒョンジュンの親、チェ氏と病院診療を約束したが、チェ氏の連絡途絶
1月19日= キム・ヒョンジュンが罰金500万ウォンに略式起訴
2月2日= キム・ヒョンジュンの親、チェ氏が望む女医に診療予約をしたが、チェ氏が拒否。25日に延期
2月12日= キム・ヒョンジュンの親、チェ氏の親から連絡を受ける
2月14日= 両側の親4人が対面。キム・ヒョンジュンの親が「赤ちゃんの確認」を要求してチェ氏側と対立。以降チェ氏の病院診療を25日にすることを約束
2月22日= キム・ヒョンジュンとチェ氏の再会・妊娠・結婚説が報道。キム・ヒョンジュン側、チェ氏側に対面を提案
2月23日= キム・ヒョンジュン側が復縁報道を否定、「チェ氏の妊娠が事実ならば、責任を負う」と明らかに。チェ氏側「妊娠の事実を証明する資料は十分にある。資料公開を検討中。連絡を避けたことがない」と反発。チェ氏、キム・ヒョンジュンの父に連絡し、次の日、ソウルのある産婦人科で会う約束を取る
2月24日= チェ氏、病院には現れずメディアと接触。
2月25日= チェ氏が指名した女医と診療予約は取れていたが、チェ氏は現れず、メディアとのインタビューが報道。

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◆「なぜ事実を歪曲するのか」
「赤ちゃんの確認」とともに口論になったのは「特定の病院」である。チェ氏はメディアとのインタビューで、「ヒョンジュンの両親は、特定の病院、特定の医者を固執した。“これ以上遅れるといけない”という話もした」と明らかにした。これはキム・ヒョンジュン側が中絶手術を望んでいるようなニュアンスとして、誤解を招いている状況だ。

これについてヒョンジュンの両親は「初めて話すことだが、彼女から妊娠のことを聞いた後、知人からチェさんが妊娠しているにもかかわらずお酒を飲んだと聞いた。正直、赤ちゃんの健康が心配だ。だから、大きな病院、権威のある医者さんに、手遅れになる前に適切な診療を受けてみようと提案したのだ」と強調した。

チェ氏はキム・ヒョンジュンの親がA病院のB医者を固執しているとインタビューで語ったが、キム・ヒョンジュンの親は「それは違う」と反論した。「最初からA病院のB医者は男だから嫌がったし、チェさんが希望する病院の女医に診療予約までとって彼女の気持ちを配慮した。しかし、彼女は約束した日に来なかった」と明かした。この内容はチェ氏のインタビューに載っていない。

続いてヒョンジュンの両親は「最初から息子の赤ちゃんであると受け止めた」とし「ヒョンジュンとチェさんの関係が良くなって、結婚もして、一緒に赤ちゃんを育てるのが最も幸いなことだけど、もし彼女が子育てを諦めたら、私たちが育てるつもりだった。赤ちゃんをおろすと考えたことは一度もない」と憤激した。

真実ゲームはもうここまで…見守ることさえ辛かった100分間のインタビュー

「あの子の主張に反駁するつもりはないです。事実をすべて明かそうとしたら、編集されていないメッセージを全部公開すれば分かるものです。ただ私たちが望むものは一つ。お腹の赤ちゃんは今どうなっているのか、それだけです…」

26日午後6時50分、<THE FACT>にヒョンジュンの両親が到着した。約束の時間より10分早く着いた二人は、何も言わず頭を下げながらあいさつし、席に移動した。
韓流スターの両親というよりは、普通に街で会える年配の方のような印象だった。とても疲れ果てている様子だった。
「お飲み物はいかがなさいますか」と尋ねると「お水で大丈夫です。ありがとうございます」と返事した。テーブルの上には、ノートパソコン、水3杯をおいてインタビューが始まった。

このインタビューはようやく実現したものだった。先日25日、ヒョンジュンの元恋人であるチェ氏があるメディアと行ったインタビューが公開された。子どもの父親であるヒョンジュンは認めているのに、彼の父は立場が違うという内容だった。チェ氏はインタビューで、「ヒョンジュンのお父さんは特定の病院にこだわって、子どもを望まないニュアンスだった」と明かした。

当時のインタビュー内容をまとめてみると、ヒョンジュンと暴行事件に巻き込まれた可憐な女性が彼の子どもまで授かった。ところがその両親は、責任どころか子どもを望まないような雰囲気だったという。
結果は火を見るよりも明らか。誰がみても婚前に妊娠した女性が弱者だ。記者も同じ女性として怒りを感じた。

しかし、世間があっという間にチェ氏の肩を持つような雰囲気になると、気になってきた。チェ氏と病院のことで葛藤したヒョンジュンの父親にも、きっと言い分があるのではないだろうかと。ごく個人的なことなので迷いもあったが、片方の話ばかりが明かされてはいけないという考えが浮んできた。プライベートなことだけに、知る人だけが知るはずで、それを知っている人が少ないほど、事実は歪曲されやすいからだ。

何度も説得したところ、ヒョンジュンの父親はようやくインタビューに応じてくれた。彼は「私の立場で書いてくださる必要はありません。ただありのままのことだけを言わせてください」と強調した。

静かに始まったインタビューは、時間が経つにつれて苦しくなってきた。ヒョンジュンの両親は「ありのままで書いてください」としたが、それをそのまま明かすには厳しい部分があった。まだ世の中に明かされていない、そしてこれからも世間に知られたくない、二人の当事者と両側の家族たちの“プライベートな”話だった。

「いまのヒョンジュンに守れるものは何もありません。いちいちあの子の主張に反駁したくないです。私たちに重要なのは真実を明かすことではなく、今の子どもの状態を確認することですから。ところが、あの子の弁護士さんがテレビに出て言う話を聞いたら、胸がつぶれそうになりました。一人の男が一瞬にして“悪者”になったんです。記者さんに聞きたいです。このことが、こんなにたくさんの人たちと解決していくことなんでしょうか?」

結局、こらえていた涙が零れた。胸を叩きながら泣く声が部屋の中に大きく響いた。首のへリニア手術を受けて2か月も経っていないというヒョンジュンの母親は、首にギブスをしたままだった。

ここまでになると、本当に二人の間にあったことも、子どものことを自分たちの目で確かめたいという切なる叫びも、もはや聞きたくない気持ちになってきた。
ヒョンジュンは人々の前に立つ芸能人だ。公人(社会的な立場にある場合の個人)というにも微妙な立場ではないだろうか。誰かにただの“ゴシップ”として扱われる話が、その誰かを惨めにつぶす過程を見守ることは辛かった。

「赤ちゃんがいるのに付随的な話は必要ないと思います。なんの意味もありません。私たちは、赤ちゃんのことだけが解決できればと願っています。これはマスコミも、国民も、裁判官も、誰も解決してくれることではありません。私たちの子どもだし、チェさん自身の子どもじゃないですか… 本人が辛い気持ちになってあれこれ私生活をすべて暴露するとしたら、それは仕方ないことです。私たちが止めることはできません。ただ、こんなに多くの人々を苦労させずに、直接会って話そうというのです。この記事が出されたら、彼女に会えるだろうかという気持ちもあります」

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家族内で解決すべき極めて個人的なことが世の中に知らされ、多くの人々が明かされた証拠に基づいて、さまざまな推測を出している。<THE FACT>とヒョンジュンの両親とのインタビューが公開された直後、チェ氏の弁護士は<スターニュース>に「依頼人のプライベート的なこともあるため明かせない部分もある。双方が会って対話で解かなければならない。真な気持ちを言う会話が必要な時だ」との立場を伝えた。

少なくとも記者が見るに、真な気持ちで対話を望むのはヒョンジュンの両親も同じだ。そうならば、これ以上「自分の話が正しい」「あなたの話が正しい」など、世間に伝える必要はないのではないだろうか。ヒョンジュンの父親の話通り、今回のことでもっとも優先されるべきことはお腹の子どものことで、まだ生まれてもいない生命に、母親と父親みんなが苦しむこのような状況はあまりにも過酷だ。

キム・ヒョンジュンとチェ氏は昨年8月の暴行事件の以来、年末までに和解と対面、復縁と別れを繰り返してきた。そんな中、今月3日、チェ氏が妊娠していることが明らかになり、事件はまたもして新しい局面をむかえた。
チェ氏は「ヒョンジュンと結婚するつもりはない」と述べ、ヒョンジュン側は「子どもの健康だけを確認させてほしい」と呼びかけている。

極めて敏感な問題であるだけに、当事者たちが直接会って話しても難しいことなのに、今のように周りを通じた方法は、誤解をより生むことになり、問題をより複雑にすることになる。
今必要なのは、お互いが直接会って、真な気持ちを交わしながら疎通することだ。相手への配慮があれば、どんなに難しいことでも十分な解決策を見つけることはできると信じる。