【韓ペン オリジナルレポ】 ~MAMAMOO(ママム)~「MAMAMOO 1st CONCERT TOUR in JAPAN」開催。 「もっと聞きたい、もっと歌ってほしい…」アンコールを求める声は 止まることなくどんどん大きく…

※本記事掲載写真は全て オフィシャル提供   撮影:Aaru Takahashi


K-POP界の代表的な作曲家・キム・ドフンが直接発掘し、育てあげた初の女性グループMAMAMOO。

「赤ん坊が最初に覚える「ママ (MAMA)」という言葉のように、全世界の全ての人たちに親しまれる本能的な音楽を披露したい」という意味を込め、キム・ドフンが作曲した同名の楽曲名「MAMAMOO」を 歌った彼女たちにそのままグループ名として名付けた。
2014年に「Mr. 曖昧模糊(1stミニアルバム『Hello』収録)」で韓国デビュー。作品をリリースすると、その確かな実力から音楽チャートや音楽配信チャートでは常に1位を記録し、本国で行われるコンサートは全て1分でSOLD OUT。また、韓国国内に留まらず、日本を含む海外でも絶大なる人気を得ている。

世界的なグループMAMAMOOは、10月3日に1stシングル「Décalcomanie -Japanese ver.-」でいよいよ日本デビューを果たし、大きな話題と反応を手にした。

そして2018年10月7日 品川ステラボールにて 「MAMAMOO 1st CONCERT TOUR in JAPAN」が開催された。

MAMAMOOの音楽で酔いしれたいMOOMOO( ムム  ※MAMAMOOのファンの呼称)たちで満員の会場は熱気で包まれていた。 MAMAMOOは女子グループだが、女性ファンが非常に多い。 男性からも女性からも愛されているグループだ。

オープニングVCRが流れたあと 会場には大きなサイレン音とギター音が鳴り響き、赤と白のライトが交錯する。

『질해줘(Paint Me)』そして『Decalcomanie』の日本語Ver.では ムムたちから大きなコールが入り一気に大盛り上がり。 ムムたちが持つかわいい大根形ペンライト(※韓国語で大根を 『ム』と言うためMAMAMOOの公式ペンライトに大根の形が取り入れられている)が大きく揺れる。 歌の途中ではムムたちと一緒にClapsしてますます興奮へと誘う。

歌い終わると
ソラ「お久しぶりで~す。 “MAMAMOO 1st CONCERT TOUR in JAPAN”に、ようこそ~! このように大勢の皆さんが時間を割いて来てくださって本当に感謝しています。」

ムンビョル「私たち昨年から日本でプロモーション活動をして来て、10月3日、ついに正式デビューしました!
今後、より一層日本の皆さんに会う準備をしていますので楽しみにしていて下さい。 」

ファサ「最近日本のファンの皆さんに会う機会が多く、その都度 日本語をいろいろ教えてもらっています。」

ソラ「好きピ~(※好きな人の意味)」

ムンビョル「テンアゲ・テンアゲ~!(※テンション上がってるの意味)」

フィイン「大好き~♡」

ファサ「エモい~(※なんかグッとくるようないい感じの意味)

など、 ムムから教わった日本語を披露して、会場から歓声があがった。

ムムの心を一気に掴んだMAMAMOOは続いて『Rude Boy』を歌った。ムムたちはセクシーなダンスに興奮し、 「Put your hands up!」の声に 手を高く上げ左右に揺らした。セクシーなのに決して下品にならない、気品高いエンターテイナーの姿を見せてくれた。

続いて 今回のライブで初公開の『You Don’t Know Me』の日本語Ver.を披露した。

ムンビョル「(日本デビューのため)2曲日本語でレコーディングしたんですが、日本語の勉強をちょっと怠けていたし、ラップってすごく速いので、すごく難しかったです。でも、今はスラスラ出てきて、逆に韓国語を忘れちゃいそう~(笑)」

ソラ「ウソだ!!(笑)」

ムムたちは 2人のやりとりに大笑い。

ソラ「次は 皆さんの感性を満たす時間です。 皆さんはいつ感性が爆発しますか? 私は夕焼けを見たとき…。」

そう語ると ピアノの音に合わせスローナンバー『I Miss You』を 歌いあげた。 曲の途中、客席に背を向けたメンバーがひとりずつ振り返る瞬間をスポットライトが照らすなど、演出の効果も素晴らしく曲の世界にますます引き込まれた。

ここで一気にムードが変わり、かわいいメルヘンアニメVCRが流れた。 妖精になったMAMAMOOたちを本人たちが声も担当し、いつものかっこいいMAMAMOOとは正反対の可愛らしい一面も見せてくれた。

グループの中で実際 一番背の高いムンビョル妖精がアニメの中で、他の3人のことを「みんな小さいねぇ」と言うとステージには かわいいオーバーオール姿に着替えたムンビョルが登場した。

しかし・・・・

ムンビョルには負けない!と ばかりに、ソラは大きな大根の被り物をかぶって、続いてファサは 足に補助器具を付け ものすごく脚長背高になって登場。 そして、みんなには絶対負けないとばかりに フィインはもっと大きくと高い台に乗り 台車に乗せられステージに運ばれてきて会場は大爆笑となった。 この時着ていたオーバーオールの着こなしも、みんな本当におしゃれでかっこいい。MAMAMOOとムムで「너 보단 내가 더 커 (君より私のほうがもっと大きい)」という言葉をキャッチボールしたあと中毒性のある曲『1cm의 자존심(Taller than you)』を歌った。

ムンビョル「皆さん、これからがスタートよ!(笑) 私たちの『아재개그(AZE GAG)』っていう曲、ご存知ですか?日本でもオヤジギャグがあるって聞きました(笑) オヤジの皆さんもワクワクしてるでしょう?(笑)」

その言葉に会場の 男性ファンが「おおおお!!!」と 大盛り上がり。その声に MAMAMOOたちも
「オヤジ~~!!オヤジ~~! Scream!!(叫んで~!!)」と煽る。

MAMAMOOたちは日本のオヤジギャグを勉強したようで、歌う前に
「今何時? オヤジ~~!」
「ソラの好きな食べ物は? ソラマメ~」
「りんごが溺れている 。アップる アップる~」
「本も溺れている。ブック ブック」

など ちょっぴりはずかしいオヤジギャグを、いろんな雰囲気の言い方で披露して大爆笑となった。

こんな言葉遊びのギャグもMAMAMOOにかかると 何故か かっこいいから不思議だ。大人のハイセンスな言葉遊びに感じてしまう。
そして 韓国のオヤジギャグを歌にしてしまった『아재개그(AZE GAG)』を 楽しみながら歌った。 ハイセンスな曲に変身したオヤジギャグは 会場のムムたちを思い切り楽しませた。
曲の途中
「みなさ~ん 今 何時? 」と問いかけ ムムからは「オヤジ~~!」と声が飛んだ。

ところが…

MAMAMOOは ちょっと勝ち誇ったような笑顔を浮かべ首を横に振り 「いいえ! マジ卍~~!」と返し大爆笑となった。 「Jump! Jump!」の声に飛び跳ねるムムたち。 本当に楽しくて仕方ない様子だ。

最高潮の気分のムムたちは 『Mr.애매모호(Mr.Ambiguous)』でも軽快に曲に合わせコールを入れる。ホーンセクションとMAMAMOOのパンチの効いた歌声がたまらない。歌い終わるとしばらく歓声が止まらなかった。

 

VCRをはさんで ステージに登場したMAMAMOOは 無伴奏でのラップからはじまる『놓지 않을께 (I Love too)』そして流れるようなピアノの音色に合わせ『별 바람 꽇 태양(Star Wind Flower Sun))を歌いあげた。時に優しく、時に力強く、この曲の歌詞のように この世に存在するすべてのものが自分の愛する人のためにあるという思いを込めて・・・ もちろん、この歌も・・・・。
パワーボーカルを抑え気味にした優しい声で囁きかける。
Rapのムンビョルは 歌も上手い。 メンバー4人ともしっかり歌えるのがMAMAMOOの最高の武器だ。

会場のムムたちは この曲がはじまると同時に
「멀리있어도 놓지않을게. 일본데뷔 해줘서 고마워요 (離れていても離さないよ。 日本デビューしてくれてありがとう)」
と書かれたスローガンを一斉に掲げ、MAMAMOOたちの気持ちを高めるステキなプレゼントをした。

続いて再び会場にサイレン音が鳴り響いたあと、哀愁感あるギターの音色が 去った恋人へのせつない思いを感じさせる『별이 빚나는 밤(Starry Night)』、 そして熱いエモーションを感じる『잠이라도 자지(Sleep In The Car)の2曲を聞かせた。 照明とLEDに映し出される映像が一層 高揚感を煽る。 そのまま 『나로 말할 것 같음면 (Yes I Am)』へと一気に突入する。 パワー漲るド迫力の歌声に会場のボルテージは最高潮となった。

残念ながらそろそろMAMAMOOとの最高の時間も終わりが近づいてきた。

ムンビョル「今日もこんなに楽しく皆さんと一日を終えることができとても嬉しいです。 皆が同じ気持ちで楽しめたと感じ、とても満足しています。 私たち(日本では)デビューしたての新人ですから、今後もっと一生懸命活動して、皆さんに頻繁に会える機会が増えたらいいなと思います。」

ソラ「大阪についで東京で公演を行いました。 公演をするのは初めてなので、大阪から始まり今まで夢のような出来事が続いています。 このように時間を割いて私たちに会いに来てくださった皆さん、本当にありがとうございます。これからステキな音楽で、皆さんのご恩に応えるように 一生懸命頑張っていくので、もう少し待っていて下さいね。」

フィイン「私たちの日本での初めてのデビュー、そしてコンサートにこんなに沢山来て下さり、一緒に楽しみ、一緒にお祝いして下さり本当にありがとうございました。 皆さんのおかげで沢山のエネルギーをもらっています。私たちも皆さんに少しでも幸せを 、そして癒しになるような… そんな音楽、姿をお見せしていきたいと思います。これからもっと頻繁に日本に来て皆さんにお会いし、ラーメンも食べたいと思います(笑) 皆さん待っていて下さいね。」

ファサ「時間がたつのが本当に早いですね。 数年前、こんな規模の会場を満席にすることが全く出来なかったのが昨日のように感じます。 このように大勢の日本のムムの皆さんと公演をすることが出来るなんて感激ですが、まだ本当に現実なのかと実感が湧きません(笑)  でも、もっと時間が経てば、もっと大きな会場でムムの皆さんと公演が出来るかもしれませんね。 私たちがもっと頑張って、私たちママムを、そしてママムの音楽を知らせていくことで そんな日が来るのを指折り待っています。  (日本語で)本当に本当に本当にありがとうございます!!」

ここで来年2月に来日することが決定したことが発表されると、会場から大歓声が上がった。 またこのラグジュアリーな時間を満喫出来る日が来ることが決まり、ムムたちは本当に嬉しそう。

最後の曲『너나 해(Egotistic)』を歌うと、ムムから大きなコールが入る。 すごく凝ったLED映像も印象的だった。 最後にキャノン砲から金テープが飛び出し 会場をますますキラキラと彩った。

自然と起こったアンコールを求める声は 止まることなくどんどん大きくなっていった。いかに、ここまでのライブがムムたちを満足させているのかがよくわかる。

もっと聞きたい、もっと歌ってほしい・・・

そんな気持ちが「アンコール!」と叫ぶ声に溢れ出ていた。

その声に応え MAMAMOOが再びステージに登場した。

『넌 is 뭘들 (You’re the best)』を歌いながら4人はステージを右往左往してファンと交流。 ファンが差し出すカチューシャをつけたり、ボードを受け取ったり、タオルを客席に投げ入れたり…。 一生懸命応援してくれたムムたちに 少しでもお返しをしたい気持ちでいっぱいな様子だった。

「皆さん、盛り上がりましょ~~!!」と叫ぶと

『음오아예(Um Oh Ah Yeh)』を歌った。 この曲でも、ひとりでも多くのムムと ふれあいたいと、ステージを動きまわり、ファンに指ハートを送ったり笑顔を向けたりしていた。
MAMAMOOと この歌を合唱するムムたちはは皆、本当に満たされた表情を浮かべていた。
再びキャノン砲から銀テープが飛び出し、会場を煌めかした。

 

とにかく かっこいい、かっこよすぎるMAMAMOOのステージは興奮のまま終了した。
全ての曲を歌い終わった MAMAMOOは、いつまでも名残惜しい様子だった。
素晴らしいとしか言いようのない公演を見せたMAMAMOO。 2月の公演が今から待ち遠しくて仕方ない。

text :  Chizuru  Otsuka

写真(OFFICIAL提供) : ©Aaru  Takahashi


公演概要

『MAMAMOO 1st CONCERT TOUR in JAPAN』 

≪日時・会場≫

■大阪 会場:Zeppなんば大阪
2018年10月5日(金)  【1部】 開場13:30/開演14:15 【2部】 開場18:15/開演19:00

■東京 会場:品川プリンス ステラボール
2018年10月7日(日)  【1部】 開場13:30/開演14:15 【2部】 開場18:15/開演19:00

■名古屋 会場:Zepp名古屋
2018年10月9日(火) 開場18:15/開演19:00


★本公演の模様をDATVで独占放送決定!!★

2018年12月22日 19時~

提供元 ©RBW JAPAN, Inc.

番組詳細 https://knda.tv/datv/program/dt001436/


◆MAMAMOO日本公式HP   https://mamamoo.jp/

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