【韓ペンオリジナルレポ】 ~ユン・ジソン ~ 「2019 YOON JI SUNG 1st FAN MEETING :Aside in TOKYO」開催。 温かい人柄が溢れ、誰もが幸せな気持ちになれた時間。

2017年4月から 2017年6月まで、韓国Mnetにて放送され、大きな関心と話題を集めたサバイバルオーディション番組 「PRODUCE101シーズン2」。 スターの座を目指し 集まった101人が約3ヶ月間 過酷な練習と選考を繰り返した。

韓国内のみならず、世界中がこの番組に注目した。 毎回放送される候補生たちの喜ぶ姿、悲しむ姿、苦しむ姿、生き生きとした姿… 彼らが毎回流す汗や涙は番組を観る人々に大きな感動を与えた。 合格者を選ぶのは国民プロデューサーと呼ばれる視聴者たち。 毎回、様子や成長具合を見て投票を行い、順位は常に入れ替わるため、並大抵の精神力・体力では持ちこたえられない熾烈なバトル。 そんな中、 国民プロデューサーに認められ、見事に勝ち残った11人はWanna Oneのメンバーとして期間限定で活動を行い、爆発的な人気となった。

最終合格者11人の中に、一際目立つキャラクターの青年がいた。 彼の名は ユン・ジソン。 表情豊か、感情豊かなジソンは、人のことも自分のこと以上に一緒に喜び悲しむ。 人々の心を癒すような笑顔や行動を見せる。 なんとも魅力的な人柄のジソンは、番組開始時より多くの関心を集め、順位を着実にあげていき、ついにWanna Oneメンバーとなった。

実力と個性を兼ね備えた11人で結成されたWanna Oneは 残念ながら約1年半の活動期間で活動を終了した。 以降、ソロ、ユニットやグループで活動する者、元々所属していたグループに戻った者など様々だが、どのメンバーも未だ 沢山のファンが応援している。

そんな中、2月に韓国で1stソロアルバム「Aside」を発売し ソロとして活動を始めたユン・ジソンが日本で待望の初ソロファンミーティング「2019 YOON JI SUNG 1st FAN MEETING :Aside in TOKYO」を2019年3月19日 14時と19時の2回、府中の森芸術劇場(東京都)にて開催した。 会場には公演告知ポスターでジソンが黄色い花1輪を持っていたので、同じように花を手にしているファンが沢山いた。

開演直前、公演での注意事項を愛嬌たっぷりにジソン自らが伝える動画が流れた。 この動画だけでも すでに人柄の良さが伝わり、これから始まるステージがますます楽しみになった。

ついにステージにジソンが登場すると、大きな歓声が起こった。

バックダンサーを従え、「Intro+Who are you?」 を歌うジソンは 薄いブルーのシャツに紺のベストという、なんとも爽やかなスタイル。 目の前で歌い踊るジソンにファンは大熱狂となった。

曲が終わると 進行役のYumiが登場。今から一緒に公演を盛り上げることになった。


「アンニョンハセヨ。ユン・ジソンです。久しぶりです。日本での初ファンミーティングで緊張しています。」と、語ると 「きゃ~!」と大きな歓声が沸き起こった。

ファーストアルバムについて聞かれると
「いつもそばにいて下さるファンの皆さんに感謝の気持ちを込めました。 僕自身が作詞をした曲もあります。」


3月8日が誕生日だったジソンはYumiからいくつになったのか尋ねられ、「に..じゅう..はち…」と、たどたどしく日本語で年齢を述べ、ファンからは「かわいい~!」という声が。
Yumiが「日本では1歳下になるから、27歳ね。」と言われ、1歳若くなれると知ったジソンは
「わ~!よかったぁ!」と、大喜び。大爆笑となった。

会場中のファンから「ジソンくん、誕生日おめでとう!」と言われ本当に嬉しそうな笑顔を浮かべた。


これからのコーナー【ユン・ジソン チュートリアル】では誕生日にかけて ジソンは38個の質問を83秒以内に答えるミッションが課せられた 。クリア出来ないと罰ゲームとなる。

◆靴下はどっちから履く? ⇒右

◆子供の頃読んだ絵本は? ⇒不思議の国のアリス

などランダムな質問に一生懸命答えたが83秒内では14個しか回答出来ず 「恥ずかしい…」とイスに座り込んでしまった。 その姿がとても愛らしく大きな黄色い声が上がった。

1つ1つの質問に時間をかけてもう少し深く掘り下げることになった。

◆シャワーを浴びる時、最初にどこから洗うか ⇒ 手
シャワー内で手を洗う仕草をやってみせ、客席は大盛り上がり。 ちなみに手の次には歯を磨くそうだ。

◆初めて覚えた日本語は? ⇒大好き
「パパル(※米粒=ジソンのファンの呼称)の皆さん、大好きです~♡」 と言うと「ナド~(※韓国語で私も~)」という声があちこちから聞こえてきた。

◆1番長く寝なかったのは何時間? ⇒まる2日
「Wanna Oneの時、本当に忙しくて 2~3日全然寝られない時があったんです。」

◆今回日本に行くため 新しく買ったものは? ⇒コンタクトレンズ(カラコン)
「ブルーベースで真ん中がブラウンの2色混ざったものです。あ! 昨日原宿でショッピングしてブルーのカバン(※メッセンジャーバッグ)を買いましたよ。」

全問正解出来なかったため、罰ゲームとして 二重跳び10回 が課せられた。 ファーストトライアルは6回で失敗。 再挑戦して見事12回も跳び、会場からは拍手喝采が起こった。

ステージに準備された椅子に腰掛け 『CLOVER』を歌うと、ファンから曲に合わせてコールが入り嬉しそうに微笑んだ。 途中立ち上がり、「サランハンダ(愛してるよ)」 と、頭の上でハートを作り客席に大きな愛を送った。

ジソンが次の歌の準備をする間 【米つぶ通信】と題する動画が流された。
ジソンはかねてより自分のファンをパパル(米つぶ)と呼び、自分は その米 一粒一粒を大事に守る炊飯釜だと言っている。 今回はジソンにとって、花よりも金よりも一番輝いていると思える米を使って、米つぶちゃんたちへの愛を見せたい気持ちからこのコーナーが企画された。
なんとジソンが韓国風のりまきを作ることに。 海苔の上にごはんを広げるもなかなかうまくいかず、ついにはおにぎりに変更するハプニングも起こり、大爆笑となった。

一生懸命取り組みながらも、うまくいかなくてあたふたしたり…。そんないかにもジソンらしい、可愛い姿にすっかりほっこり気分になったところで、ステージセット上段に用意されたスタンドマイクで ちょっぴりせつないメロディーの『In The Rain』をじっくり聴かせた。

Produce101シーズン2に参加していた時、「楽しいキャラに隠れていて気づかなかったが、ジソンさんは実は歌がうまい」と仲間から言われた通り、優しい声で聴かせるバラードは絶品。
ジソンのためにパパルがサプライズで準備したメッセージスローガンを一斉に掲げると、幸せそうな表情を浮かべた。

2つ目のコーナーは【パパル視点の未来予想図】
ステージに現れたジソンは、まず、先ほどパパルが掲げてくれたスローガンが緊張をほどいてくれたと感謝を伝えた。

今回のコーナーは “パパルには未来を予想するチカラがある…”ということで、開演前、会場に準備されたボードに パパルが「きっとこれからジソンはこのようなことをしてくれるににちがいない」という予測を書いたものを貼り付けてもらい、それをジソンが実現してみせる…。すなわち、やってほしいことを書いて、やってもらっちゃおうという、なんともファンにはありがたい企画。 企画を盛り上げるため演出に使えそうな小道具も色々と準備された。

「投げKISS最高だった」という予想に 投げKISSをしたあと手でパタパタあおぎ、会場中に広がるようにしたり、「ジソンはペンギンみたいだった」と書かれた予想に「僕ペンギンに似てる? ペンギンの帽子がないから…」と言いつつ 小道具のうさ耳帽子をかぶり応えたり、「『風のような君』をセクシーVer.で歌い、セクシーすぎて韓国に帰る飛行機を壊しそうになる」という予想にはサングラスをかけ、歌いながらはずし、ジャケットを肩からすべり落とすなど大サービスで会場は大盛り上がりとなった。「日本語で告白してくれた」という予想には「ずっと前から好きでした」と、はにかみながら告白して見せ、ファンをキュンキュンさせた。 ひとつひとつの行動にジソンの誠実で温かい人柄がにじみ出ていた。

 

『Why not me?』で 再びせつない気持ちを歌い上げると客席からはすすり泣く声も聞こえてきた。

続くコーナーは【画伯 ユン・ジソン】
お題に出されたものを描き、抽選で選ばれたファンが、それが何なのかを当てるコーナー。


ジソンは自作の絵を見て「あ~、まるで写真のようだ」と言うものの、その絵を見たファンたちから「え~~??」と言われちょっとしょんぼりするかわいらしい場面も。 当ててもらうと、本当に満足げなドヤ顔も見せた。

選ばれたファンにYumiがジソンのどこが好きか尋ねると 「歌声が好きです」と言われ、アカペラでワンフレーズサービス。 描いた絵が何かを当ててもらうたびに 喜びを包み隠さず表現するジソンに客席中も笑顔でいっぱいになった。

全員笑顔で「ジソン大好き~」と言う客席をバックに記念撮影を行ったのち、最後の曲は、Wanna Oneメンバー、イ・デフィがジソンのために書いた 『SLOW』。この曲はPRODUCE101シーズン2からWanna Oneまで ひたすら頑張って駆け抜けて来たジソンを認め、急がずゆっくり進めばいいというメッセージを込めた、ジソンをずっと見てきたデフィだからこそ書ける歌。 自分を理解してくれているデフィからの贈り物の曲を大事に歌い上げた。


感動したパパルたちはアンコールを求める声を上げた。 客席はひとつになって大きな声でジソンを呼び続けた。

映像が流れたあと、白いシャツ、白いTシャツ、黒いパンツ姿でダンサーを従え再びジソンが登場した。 まるで桜が舞い散るように紙吹雪舞う中、今回のアルバムでStray Kidsのチャビンが参加したリズミカルなナンバー『You…Like the wind』を歌うと、曲の途中では金テープが飛び出し、ますますヒートアップ。

歌い終わると、ダンサーと手をつないで深々とお辞儀をして感謝の意を表した。 ステージセット上段にも上がり、二階席へもできるだけ近くでお礼を告げるなど 細やかな配慮が行き届いていた。 ジソンの人柄に触れたパパルたちは、みんなが優しい気持ちになれた。 とにかく本当に気持ちのいい公演を見せてもらった… この言葉がこの公演を表すには一番ピッタリだと思う。

text & photo :  Chizuru Otsuka


ファンミーティングの感動再び!
ユン・ジソンが今度は LIVEで日本に帰ってくる♡

『ユン・ジソン Special Live Show ‘Dear diary’』開催決定!!

 

 

ユン・ジソン Special Live Show ‘Dear diary’

◆2019年4月29日(月・祝)
市川市文化会館
1部 開場 12:00/開演13:00
2部 開場 17:00/開演18:00

◆2019年5月1日(水・祝)
Zepp Namba
1部 開場12:00/開演13:00
2部 開場17:00/開演18:00

公演詳細

↓ ↓

http://marvel-ent.com/archives/5443