左から ドンヒョン⇒ キム・ヨンソク⇒ 山本裕典⇒ キム・キュジョン⇒ ミヌ

【韓ペン オリジナルレポ】

2014年、 韓国の 新たな演劇が生まれる場所と名高い大学路(テハンノ)にて初上演されたヒューマンコメディ・バディミュージカル 『マイ・バケットリスト』。

15年、16年にも再演され韓国ミュージカル業界で新たな潮流を作り出し、
2016年には韓国文化芸術委員会の‘優秀創作ミュージカル海外共同製作作品’、そして 韓国健増進開発院 ‘生命尊重創作ミュージカル’ に選定されるなど、幅広い支持を得た。 

この世の中には 自分の居場所がないと感じ 死ぬことさえ考える不良少年 カング。

余命宣告を受け、日を追うごとに 生への渇望を強くする少年 ヘギ。

こんな 2人が出会い、ヘギの命尽きるまで 共にヘギのバケットリスト(死ぬまでに絶対にしたい100のこと)を実行していく。その過程で、友情の大切さ、命の尊さ、生きることの有り難さを観る者の心に強く訴えかける。

『マイ・バケットリスト』は、2017年、日本でも初上演されて以降、毎回大きな感動を与えながら 再演を繰り返して来た。  今年 2019年4月にも上演されたばかりだが、とにかく再演を望む声があまりにも多く、今回わずか4ケ月でSeason 5上演となった。

今回の出演者は 6人。

カング、ヘギ、それぞれ トリプルキャストにて 様々な組み合わせで上演される。

カング役を演じるのは 今回 本格的な芸能界復帰作となる人気俳優 山本裕典、  本作品の日本初演時(韓国語版)および、今年4月の日本語版いずれでもカングを演じた元 BOYFRIENDのメンバー ドンヒョン、 そして『マイ・バケットリスト』日本語版Season1から今回まで全てに出演の “マイバケレジェンド”CROSS GENEのキム・ヨンソク

ヘギを演じるのは SS501のメンバーとしてのみならず、俳優・モデルとしても活躍し、今年4月上演の日本語版Season4に今回と同じく ヘギ役で出演した キム・キュジョン、  BOYFRIEND 出身、高い日本語力から全編日本語の舞台や朗読劇にも多数出演するミヌ、  ミュージカル『テニスの王子様』の主役で一躍脚光を浴び、『仮面ライダーフォーゼ』など出演の他、現在WIN=W1Nのメンバーとしても大活躍の 高橋龍輝

この6人の豪華キャストにて 2019年8月9日から19日まで 浅草 花劇場で上演する『マイ・バケットリスト Season 5』。  初日に先駆け 8月5日、制作発表会がラパン・エ・アロ (東京 青山)にて開催され、山本裕典、 ドンヒョン、 キム・ヨンソク、 キム・キュジョン、 ミヌの 5人が登壇し、MCのYumiと共に 本作品について熱く語った。

MC:Yumi

自己紹介のあと会見がスタートした。

◆今回のSeason 5にキャスティングされた時、どう思いましたか?出演のきっかけは?

ドンヒョン 「こんなステキな作品にまた出演することが出来て本当に嬉しかったです! 今回で(全編日本語版の出演は)2回目です。 すごいでしょ?(笑)」

カング役:ドンヒョン

キム・ヨンソク 「僕はSeason1から今回まで全部出演になりますが、今回のオファーを聞いて “また~?♡”って(笑)   今回は振り付け指導も担当することになり、とても嬉しいです。 僕は今まで、カングもヘギも 両方やっていて “ マイバケレジェンド ” になって(笑) あ、今度 一人芝居でもいきたいと思います(笑)」

カング役:キム・ヨンソク

山本裕典 「お話をいただき、やるかやらないか決めかねている段階で、Season 4 を観に行ったんですが、ミュージカルって聞いてなくて(笑)  舞台だと思って観に行ったら….歌ってて…(笑)  で、“断ろう!”って思ったんですけど(笑) 観ていたら感動しちゃって泣いてしまって…。 歌とかダンスとかのハードルはあるけど、それを乗り越えてでもこの作品に触れたいって思って、オファーを受けました。 ヘギはムリなんでカングでって(笑)」

カング役:山本裕典

ドンヒョン 「あ! 今日僕のこの衣装(黒い革ジャン)、兄貴(山本裕典)から貸してもらいました。 」

山本裕典 「 “兄貴、革ジャン持ってきてもらえますか?” って朝、いきなり電話をもらって(笑) 」

キュジョン 「前回に続き またキャスティングをいただけ嬉しかったです。 『マイ・バケットリスト』は韓国でも好きな作品だったので、それを日本語で上演出来るのが嬉しいです。 前回 ヨンソクさん、ドンヒョンさん、インジュンさん、カラムさん、ヨンミンさんとやりましたが、その時すごく幸せだったんです。 なので今回もお話をいただき  “ありがとうございます!やります!” って。  今、韓国で映画を撮ったり演劇をやったりもしていますが、『マイ・バケットリスト』が 僕の中では一番で、“ 一生懸命やろう!”って思いながら日本に来ました。」

ヘギ役:キム・キュジョン(SS501)

ミヌ 「実は 前回も出演していたドンヒョンさんが、僕のことを推薦してくれて出演することが出来、すごく嬉しいし、光栄です。 同じグループのメンバーでリーダーだったドンヒョンさんと一緒に演じることが出来るのはステキな思い出になるし、安心して出来ます。」

ヘギ役:ミヌ

そう語るミヌを じーっと見つめるドンヒョン。 すると…

ドンヒョン 「ミヌさん、ちょっと気になることがあるんだけど…。前髪が メガネの上に なっちゃってるよ。」


沢山のカメラマンを前にして、可愛い弟ミヌがとにかくキレイに写るように、前髪で顔が影にならないように細やかに気遣う ドンヒョン兄だった。 BOYFRIENDのリーダーを務めたドンヒョンは弟の小さなことも見逃さない。

◆稽古中のエピソードを聞かせて下さい。

キム・キュジョン 「僕はダイエット中で、鶏の胸肉だけ食べて、沢山運動しているので、今 チカラが出ないんです…。」

山本裕典 「そうなんです! 稽古場で本当に元気がなくて(笑)  顔色も悪いよ!(笑)」

ドンヒョン 「キュジョンさんは 今日この会見も毎日の練習も 命をかけてやっています。」

キム・キュジョン 「!!!(笑)  じゃぁ、今日は終わったらみんなで美味しいものを食べに行きましょう!今日だけは(笑)」

山本裕典 「ミヌと 高橋龍輝くんは日本にいたけれど別の仕事があるし、 他のメンバーたちは みんな韓国で稽古していたんです。 なので、僕も稽古をするために 4泊5日で韓国へ行ったんですけど…。 日本で稽古できないから韓国に行ったのに、みんなスケジュールが入って、僕が稽古場に行っても誰も来ないんです! (笑)  せっかく行ったのに稽古出来ないのはまずいってことで、前作まで出ていた 日本にいたインジュンを制作のかたが わざわざ韓国に呼んでくださり、今回出演しないインジュンと ず~っと稽古していました!(笑)  ひたすら練習していたから、韓国最終日お互いに感極まり、鼻水と涙を流しながら魂の芝居をぶつけ合っていました。 二人の間に何か芽生えたんでしょうかね(笑)」

そんな本公演では見られないカングとヘギのシークレットペアがこの練習場では見ることができたという興味深いエピソードも飛び出した

◆公演への意気込みを聞かせてください。

キム・キュジョン 「ヘギの感情は今の僕自身の感情と似ています。 山本さんが韓国に来た時、僕の映画撮影と重なってしまい、本当に申し訳なかったと思っています。 やっと稽古場で会えた時は、もう挨拶もせずすぐに練習を始めました。 そして練習が終わったら僕はまた別の仕事にすぐに行かなくちゃで…。」

ミヌ 「ヨンソクお兄さんや ドンヒョンお兄さんは、前回やっていらっしゃるし、裕典お兄さんも演技のベテランで、みんなからいっぱい習いながら本当に頑張らないとって思いました。 僕自身がヘギ自身にならないと…って思って、ヘギが舞台でつけている斜めがけのバッグを 休憩時間 コンビニに行く時とかも持って行ったり、ずっと身につけています。 それがもう僕の一部分みたいになっています。 今日のメガネは自分のですが、ヘギ役に合うかなって思ってかけてみました。」

◆皆さんのバケットリストは?

ドンヒョン 「僕は死ぬまで元気に暮らすことですね(笑) 皆さんも元気に!」

キム・ヨンソク 「今回 Season5ですが、これからもずっと出演すること。 あと、カフェを作りたいです。 この作品の劇中歌で『エスプレッソ ダブル』って曲があるでしょう? だからカフェの社長になって、そこでエスプレッソダブルを。僕がカフェをやったらみんな来てくれる?」

即、手をあげるキム・キュジョンとミヌ。 すでにチームワークはバッチリなようだ。

山本裕典 「僕は子供が好きだから死ぬまでには結婚してみたいですね。 」

キム・キュジョン 「歳をとったときに ドラマ『深夜食堂』みたいなお店を開きたいですね。 ヨンソクのカフェの隣でやろうかな(笑)  料理が好きで、あのドラマを観ていたら 若い人と歳をとったひとの人生それぞれがよく描かれていて。」

ミヌ 「あまり人がいない島で家を建てて、釣りとかして食べて… そういう生活がしたいですね。」

ドンヒョン 「僕は本当に海の前でカフェをやっているんです。 皆さん来てください(笑) 場所は…僕のインスタグラムでチェックしてください(笑) カフェをやることは僕の人生でやりたいことの1つだったから、バケットリストが1つ叶いました。」

ここから記者からの質問となった。

◆山本裕典さんに伺います。 2年半前に事務所を辞めてから、今回の舞台が本格的な復帰になると思いますが、改めて意気込みを聞かせてください。

山本裕典 「事務所の社長と意思のすれ違いで事務所を辞めることになったのが2年半前です。 あの時、僕は少し遊びすぎてしまい、やはり真面目に取り組んでいない、本気ではないと思われたのだと思います。 そのあと、この世界に戻るつもりはなかったのですが、今年の3月に小劇場での舞台に出させてもらい、今回この作品に挑みます。 皆さん、歌のプロだし、韓国人なのに日本語も喋れるし、ハートの部分で日本人の僕では表現出来ないようなものを熱く投げかけてくれるので、僕自身新鮮な気持ちで楽しんでいます。 僕は今 DJとしても全国を回ったりしているのですが、ファンのかたの中には未成年もいて、僕のDJ姿をクラブに見に来ることが出来ないんですね。 でも、舞台は誰でも観ることが出来るので、今の僕を見せられたらと思いながら練習に挑んでいます。 やらなくちゃいけないことが多すぎて、しんどい部分もありますが、やる気で乗り切って、観に来てくださったかたと一緒に笑ったり泣いたりできたらなと思っています。 」

◆山本さん、芸能界に戻ってこようと思ったきっかけは?

山本裕典 「休んでいる間も 色々お声がけいただきましたがずっと断っていました。 でも、お世話になったかたが携わった (3月にやった)舞台や、映画やCMなど、ちょうど同じ時期 一気にお話をいただき、これは何かの縁かなと思い、背中を押された気がして。 少ないかもしれないけど、僕を好いてくれているファンのかたたちのためにも戻ろうって思いました。」

◆皆さんの今回の役柄に自分でキャッチフレーズをつけて、他のキャストとの違いをアピールしてください。

ドンヒョン 「僕は “ 日本語がうまいカング ”です(笑)  前回初めて日本語で公演したので、あの時はエナジーで公演をしました。 でも今回はイントネーションや発音の練習もちゃんとやって “日本語がうまいカング”で行きたいと…。」

キム・ヨンソク 「ヨンソクと言えばカングっていうような。 Season1から今回Season5 まで出て、“ ヨンソクといえば『マイ・バケットリスト』”。  僕を見てこれからも後輩や先輩が “ 私も『マイ・バケットリスト』をやりたい ”って思ってくれるようになりたいです。」

山本裕典 「『マイ・バケットリスト』もSeason5 ともなると、ほぼほぼ出来上がっているので、それをぶち壊すというか、みんながやって来たものの中、その隙間で、僕が何か新しいマイバケをお客さんに見せるスパイスになる…”スパイスのカング”  ですね。」

キム・キュジョン 「ヘギは毎日毎日がとても大切ですよね? 公演も瞬間 瞬間が大事で、とにかく今じゃなければ何も出来ないっていう気持ちで瞬間を大切にしたい。  “今のヘギ ”・・・ですね。」

ミヌ 「他のお二人が僕より年上なので、僕は “ギャップがあるヘギ”になりたいです。 普段は弟みたいでニコニコ爽やか…だけど微笑みを見せながら実は心の中には大きな傷がある。 感情のシーンでは爽やかなかわいい姿があったからこそ、反対の強い感情が出てくる…そういうギャップがある。そんなヘギを見せたいです。」

今回振り付けの指導をヨンソクさんがなさっているようですが、どんな感じで指導していますか?メンバーの皆さん、覚えのいいかた、言うことを聞かないかた…とかいるようでしたらそんなことも教えてください。

キム・ヨンソク 「指導者の僕は 優しくって(笑) たまに厳しいですけどね(笑) ミュージカルは歌と振り付けも全てがストーリーじゃないですか? だから優しい時は優しく、厳しくしなくちゃって時は厳しく… 親切な指導者になりたいですね。  覚えは…裕典さんが遅いです(笑)  でも、裕典さんは初ミュージカルだし。今までダンスとかもやったことないし。」

山本裕典 「僕、以前、舞台『地球ゴージャス』に出た時、 ダンスは群舞になってしまうし、僕の歌を聴いた岸谷五朗さんが “歌はカットだな~”と、セリフにされて(笑) 殺陣をしながら歌うはずだったのに(笑)」

ドンヒョン 「でも僕が見て、本当に 歌もダンスもうまいです。『クローズZERO』の映画を観ているみたいです。かっこいいなぁって。」

キム・ヨンソク 「僕も裕典さんの歌や振り付けを見て、こういうカングもいるよね.って思いました。 新鮮です!でも…覚えるのが….ちょっと遅い(笑) 一番早いのはミヌですね。 動画を撮って送ったんですが、すぐに覚えて。」

ミヌ 「いや、僕はマイバケが初めてなので覚えなくちゃって思って…。」

キム・キュジョン 「ヨンソクは Season4がら振り付けの先生をやってくれていて、とても 親切です。 忙しいのに自分の時間をさいて、稽古場に来てくれて練習しています。」

山本裕典 「ヨンソクは 7月30日に日本に来てからずっと自分の稽古は出来ないで、僕らの振り付けの指導をしてくれていたんです。 まだ一回も自分の稽古が出来ていないんですよ。」

ここで質疑応答は終了し、フォトセッションのあと、5人から テーマ曲『マイ・バケットリスト』の歌唱プレゼントがサプライズで行われた。

『マイ・バケットリスト』のストーリーにぴったりな、優しく、だけれども 強く、たくましく、でもちょっと せつないメロディーは 様々な場面を思い起こさせる。

歌い終わると5人で手をつなぎ、深々とお辞儀をした。

ドンヒョン 「今日はこんなに暑い中、来てくださって本当にありがとうございました。この舞台も本当に期待してください。」

キム・ヨンソク 「今日はありがとうございました。 Season5も みんなと一緒に全力で行きたいと思います。」

山本裕典 「今日は本当にありがとうございました。 本番中も色んなことが起きると思うし、楽しいことがいっぱいあると思います。お客さんに僕らのチームワークを見せて、泣いて笑って帰ってもらえたらなって思っています!よろしくお願いします。」

キム・キュジョン 「世界で一番幸せなミュージカル『マイ・バケットリスト』を最後までどうぞよろしくお願い致します。 今日はありがとうございました。」

ミヌ 「本日は来ていただいてありがとうございました。 いろんな組み合わせでそれぞれカングやヘギの魅力が出ると思いますので沢山期待してください。もっと頑張りたいと思います。」

マイバケットリスト Season5 は 浅草 花やしきの中にある 浅草 花劇場(かげきじょう)にて 8月9日~19日まで上演される。 カング、ヘギそれぞれトリプルキャストなので 様々な組み合わせを楽しむことができる。 どの組み合わせを観ても、どの回を観ても 常に新しい発見があるはずだ。

Seaseon1から ずっと言えることは、とにかく『マイ・バケットリスト』は 本当にいい作品だということ。

生きること、死ぬことについて 人それぞれの考え方があるだろう。この作品を観て、自分の中の生や死への考え方にまた新しい方向を見いだせるのではないだろうか。

何度見ても、また観たくなる作品。 この作品にめぐり合うことが出来た人は 幸せだと言える。

Text &Photo : 大塚千鶴


公演詳細、チケットに関してはこちら:特設サイト http://r-t.jp/mybucketlist


◆公演概要◆

【タイトル】ミュージカル「マイ・バケットリスト Season5」

【日程】2019年8月9日(金)~ 8月19日(月)

【会場】浅草花劇場(東京都台東区浅草2-28-1)

【出演】カング役:山本裕典、ドンヒョン(元BOYFRIEND)、キム・ヨンソク(CROSS GENE)

    ヘギ役:キム・キュジョン(SS501)、ミヌ(元BOYFRIEND)、高橋龍輝(WIN=W1N)

【演出】中野智行(PaniCrew)

【振付指導】キム・ヨンソク(CROSS GENE)

【料金】全席指定 9,400円(税込) ※小学生以上有料未就学児童入場不可

【主催】RISE Communication

【協力】コンテンツレインジ/CI ENT/LIVE/ワイツー/(五十音順)

【お問い合わせ】ライズコミュニケーション 03-5790-2661(平日13:00〜17:00)

■ミュージカル「マイ・バケットリスト」特設サイト

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■ミュージカル「マイ・バケットリスト」公式Twitter

■ミュージカル「マイ・バケットリスト」公式Instagramhttps://www.instagram.com/mybucketlist.jp/