【映画『チャンシルさんには福が多いね』】韓国のミニシアターで異例の2万人越えスマッシュヒット! 長谷川京子・川村エミコ・大九明子ら同世代の 女性たちから共感&絶賛コメントが到着! 長谷川「あなたには福がたくさんある事に気づくはず」 『愛の不時着』耳野郎役キム・ヨンミンが演じる、あの伝説の名優笑撃登場シーン&追加場面写真も解禁!

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新風を巻き起こす女性監督たちの台頭が著しい韓国映画界で、その最前線グループに陣取るキム・チョヒ監督の待望の長編デビュー作『チャンシルさんには福が多いね』に、長谷川京子(女優)川村エミコ(お笑いタレント)・大九明子(映画監督)らの共感&絶賛コメントが到着致しました。

併せて、『愛の不時着』で耳野郎を演じて話題沸騰のキム・ヨンミン扮する、レスリー・チャンを自称する男の笑劇の登場シーン&場面写真も解禁。


長らくホン・サンス監督のプロデューサーとして活動してきたキム・チョヒが、自身の体験を投影して監督した本作は、プロデューサーとしてずっと下支えてきた映画監督が急死したことで失職し、気が付けば家も男も子供も、青春さえも棒に振ってきたアラフォー女子の主人公チャンシルにある日思わぬ恋の予感が訪れる…といったオフビートなラブ・コメディ。第24回釜山国際映画祭にて韓国映画監督組合賞・CGVアートハウス賞・KBS独立映画賞の3冠を達成し、また主演のカン・マルグムも韓国のゴーロデングローブ賞 と呼ばれる「百想芸術大賞」で映画部門女性新人演技賞を受賞と高評価を獲得、現在もなお韓国国内の
新人女優賞を独占・独走中。

また、日本でもNetflixで配信され話題となった韓国ドラマ『愛の不時着』で「耳野郎」と呼ばれる盗聴係を演じたキム・ヨンミンが、某香港大スターだと言い張る男の役で出演していることでも注目されている。公開を前に、本作の暖かなユーモアとペーソスに魅了された主人公・チャンシルさんと同世代の女性たちからの共感&絶賛コメントが到着しました!

女優・長谷川京子は「40歳、独身。人生の全てだったキャリアを失った時に気づく、普遍的な悩み。でも、周りを良く見渡してみて。あなたには福がたくさんある事に気づくはず。あなたが自分自身を慈しんだ時に。」、お笑い芸人のたんぽぽ・川村エミコも「「ファイト!」と背中押してくれる映画でした。よぉーし!今日もがんばるぞ!です。」とコメント。

また『勝手にふるえてろ』『私をくいとめて』などで知られる映画監督の大九明子は「拝啓、レスリー・チャン様。大変です。あなたを名乗る男が、「映画をあきらめられますか」と、映画の中で問うてくるのです。この映画を観ている間、私はずっと変なニヤニヤ顔をしていました。」と劇中に登場するキム・ヨンミン扮するレスリー・チャンに触れ、賛辞を送っている。

他に松田青子(作家・翻訳家)、真鍋祐子(東大教授 )、瀬田なつき(映画監督)、椎井友紀子(『凪待ち』『半世界』映画プロデューサー)、とみこはん(消しゴム版画イラストレーター)からコメントが到着。


併せて、『愛の不時着』で耳野郎を演じて話題沸騰のキム・ヨンミン扮する、レスリー・チャンを自称する男の笑劇の登場シーンの映像も解禁。

ランニングシャツ姿で颯爽と登場し、チャンシルさんとコミカルなやりとりを繰り広げる。チャンシルさんだけでなく、あなたの心も和ませてくれる迷演に要注目だ。チャンシルさんと見つめ合うカットなど、新たな場面写真も到着している。

https://youtu.be/L_gHX3Q2U9g

<STORY>

ずっとプロデューサーとして支えてきた映画監督が打ち上げ宴会中に急死。これを機に失職して、何もかも失ってしまったチャンシルさん。映画だけに捧げてきた人生、気がつけば男も子供も家もなし、もちろん青春なんていまいずこ。そんな八方塞がり、アラフォー女子のチャンシルさんに、ある日突然、思わぬ恋の予感が…。

出演: カン・マルグム ユン・ヨジュン キム・ヨンミン ユン・スンア  ぺ・ユラム 

監督・脚本: キム・チョヒ プロデューサー: ソ・ドンヒョン / キム・ソンウン

撮影: チ・サンビン 

編集: ソン・ヨンジ 

録音: パク・ジョンウ 

音楽: チョン・ジュンヨプ

主題歌: イ・ヒームーン

[2019年|96分|韓国語|カラー|DCP・BD] 

© KIM Cho-hee All RIGHTS RESERVED/ ReallyLikeFilms

配給: リアリーライクフィルムズ + キノ・キネマ 

配給協力: アルミード 

後援: 株式会社東京現像所 

HP: https://www.reallylikefilms.com/chansil 

『チャンシルさんには福が多いね』  コメント一覧


人生の全てだったキャリアを失った時に気づく、普遍的な悩み。

でも、周りを良く見渡してみて。
あなたには福がたくさんある事に気づくはず。あなたが自分自身を慈しんだ時に。
――長谷川京子(女優)

これからも何かを好きな気持ちを大事にして行きたいし、その気持ちが結局は自分を救ってくれるんだなぁとも思わせてくれます。
「ファイト!」と背中を押してくれる映画でした。よぉーし!今日もがんばるぞ!です。
――川村エミコ(お笑いタレント)

拝啓、レスリー・チャン様。大変です。あなたを名乗る男が、「映画をあきらめられますか」と、映画の中で問うてくるのです。
この映画を観ている間、私はずっと変なニヤニヤ顔をしていました。変な映画なのです。
バスで主人公が泣くのですが、大人の女の泣き顔を忠実に切り取っていて、素晴らしいのです。
その主人公は映画プロデューサー。監督を名乗る人はみんな見なよ。苦しいから。面白いから。愛しいから。
――大九明子(映画監督)

40歳、独身。ずっと自分を縛り付けていた鎖を解いてもらったような気持ちになった。
チャンシルさんのように私も映画が好きだけれど、それが人生の全てでなくていい。
自分のまわりのたくさんの福が、浮かび上がって見えてきた。 
――平井珠生(女優)

急に現実を突きつけられても、どれだけ焦っても、いきなりスピードを出せるわけでも、違う人間になれるわけでもない。
自分のペースで一歩一歩進んでいく、小さな幸せの大きさを知っている、チャンシルさんは素敵な人だ。
――松田青子(作家・翻訳家)

(「はちどり」の)ウニやキム・ジヨンが結局家父長制と折り合えないままなのとは対照的に、本作はその映画的想像力に
より、家父長制というくびきからの解放という、#Me Tooよりも先の世界を描き切っている。
――真鍋祐子 (東京大学教授)

映画に出てくる月は、満ち欠けがある人間の人生と重ね、古来から”再生”を意味します。
私もチャンシルさんの様に満月を見上げては、誓いと願いを何度となく繰り返しながら生きてきました。きっとキム・チョヒ監督も….ですよね!
――椎井友紀子(『凪待ち』『半世界』映画プロデューサー)

映画に振り回され、どこか気の毒で、小さなため息が画面からもこぼれてきそうな、ちょっと地味なチャンシルさん。
なのに、飄々として、軽やかで、ユーモラスで、映画が好きで、大胆で、目が離せない。
それは、そもそも、この映画自体の、印象でもありました。
――瀬田なつき(映画監督)


どうしようもない状況の中で、チャンシルさんは軽やかに問題を解決できるわけではないけれど、弱った時に周囲の人の行動や言葉をきっかけに、いままで自分がずっと大切にしてきたものに気づきます。立ち止まってからの一歩はパワーがいるけど、最初の一歩が出せたら、歩き続けられるかもしれないし、もしかしたら走りだして急に自己ベストが出てしまうかもしれないですね。

――とみこはん(消しゴム版画イラストレーター)

とみこはん作品