韓国のアーティストであり、俳優としても大活躍のキム・ヒョンジュンが、2014年5月31日(土)自身の最新作であるドラマ「感激時代」の日本での放送を前に「オンエア直前スペシャル!感激時代~プレミアムファンミーティング2014~」をパシフィコ横浜にて開催した。本公演は、第一部(14:00開演)、第二部(18:30開演)の二回行われ、合わせて約9000人のファンが集結した。

「感激時代~闘神の誕生~」は、1930年代の中国・上海と韓国を舞台に繰り広げられるロマンチックノワールドラマで、総制作費150億ウォン(約14億円)をかけた超大作。会場の舞台には、作品の背景である1930年代を感じさせるレトロな雰囲気の階段のある白い建物がセッティングされ、今やおそしと主役の登場を待っていた。

スクリーンにドラマのティーザー映像が流れ、舞台中央から黒い革のジャケット、真っ白な襟と裾がポイントの黒いシャツ、黒の細身のパンツを身に着けたキム・ヒョンジュンがドラマの挿入歌である「今日が過ぎれば」のイントロとともに登場。応援するファンの緑のペンライトが揺れる中、バラードをせつなく歌い上げた。「ありがとうございます。」「お久しぶりです。ヒョンジュンです。」

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MCのユミさんが登場。「日本は久しぶりですか?」と質問されると、日本語で「あ・・・はい。」その一言だけでも会場からは大きな歓声が上がる。「8か月ぶり・・・7か月ぶりくらいでしょうか。」 「日本で全国ツアーをした時のことを思い出しますね。ボクは記憶力がいい方ではないんですが、歌いながら、お一人お一人の顔を見ていたら、もうすでに馴染みのあるお顔がいらしてましたね(笑)」

そこでMCが「私が馴染みのある顔だって方いらっしゃいますか?」と客席に問いかけると、たくさんの手が上がり、「ほとんどの方が私は覚えてもらっていると思ってらっしゃるんですね。」 「第一部が終わって、おそらくこの回にも来て下さる方が少なからずいらっしゃるだろうと思って、質問を少し変えたらどうかなぁと思って提案しました。台本上にある内容というよりも、即興を楽しめればなと思います。アドリブでの質問もして頂ければ、答えるようにしますね。」とキム・ヒョンジュン。MCのユミさんからも「がんばります」宣言が飛び出し、第二部のイベントがスタートした。

オープニングでドラマの挿入歌「今日が過ぎれば」を歌った感想を聞かれると「みなさんの前でお聞かせするのは第一部に続いて2回目となりますが、一部に比べると喉もほぐれていますし、気楽な感じで気持ち良く歌えました。ボク自身が夜型の人間なので、二部の方がいいかも知れません。」 「実は、一部で歌詞をちょっと間違えてしまって、お昼の公演が終わった後にもう一度リハーサルをしたんです。」
リハーサルの他に食事も取ったというヒョンジュン。「サラダも食べましたし、主催者の方が用意して下さったチジミとトッポッキも食べました。トッポッキにはタマゴは入っていませんでした。」と話すと、なぜか会場からは大きな笑い声。
続いて、感激時代で共演の女優、イム・スヒャンをキム・ヒョンジュンが紹介することに。すると、日本語で「紹介します・・・。デグチカヤです。」と役名での紹介となった。
現れたイム・スヒャンはベージュゴールドの脇にスリットの入ったシンプルなロングドレスで登場。

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「初めまして。カヤ役のイム・スヒャンです。」と日本語で挨拶。MCの「一部では、真っ白なドレスでしたけども、二部のドレスもステキですねぇ。ヒョンジュンさんはどちらのドレスがお好みですか?」との質問に「てっきり白いドレスかと思って見てみると、肌色だったんでビックリしました。ネックレスだけつけて来たのかと・・・。確かに衣装は着てるんですが、一瞬、着てないのかと・・・。」これには、会場も大爆笑。

続いて「Yumi’sチェック 感激時代の楽しみ方」と題して、ポイント毎にまとめた映像を見ながらトークするコーナーとなった。
まずは「韓国ドラマ史に残るスケール感」。スクリーンには1930年代を再現した街並み、たくさんのエキストラ、時代を現す衣装とメイク、豪華客船などが映し出された。
「龍仁(ヨンイン)という場所に広いセットを作ったんですが、今流れた映像には中国のロケの場面も出てきましたね。韓国で撮る時には主に地方に行きました。都会ではないところを周りながら撮影したんですが、ドラマの舞台が1930年代ということで電柱一つあってもダメだというデリケートなものでしたので、主に田舎に行って撮影しました。」とキム・ヒョンジュンが撮影で苦労した部分も話した。イム・スヒャンは「着物を着て演技をしたら、本当に自分がその時代にいたような感じがしました。着物を着るのには時間もかかりましたが、本当に美しい伝統的な衣装で撮影ができて、とても良かったです。」
と、ここで「そんな美しい衣装のイム・スヒャンさんはどうでしたか?」と即興的な質問を受けたキム・ヒョンジュン。とまどいの表情でなかなか言葉が出ずに「美しかったです。」とただ一言。「実は、今、別のことを考えていて・・・。『感激時代』じゃなくて、ちょっと他のことを・・・。」と思いもよらない答えにファンはまたまた大爆笑。「すみません、別のことを考えるのはやめて頂けたら・・・」とのMCに「自分自身もちょっとびっくりしちゃいました。」と発言。

2つめのポイントは、「肉体美が織りなすアクションシーン」。スクリーンには雨の中の大格闘、山中での厳しい訓練の様子、上半身ハダカでのランニングシーン、また着物姿のイム・スヒャンが両手に刃物を持って戦うシーンなどが映し出された。
撮影に入る前にアクションスクールに行って練習をしたというイム・スヒャン。時間が足りずに実際に現場で呼吸を合わせなければならず、失敗も多かったが、良く撮れていたので安心したという。「実際に刺してしまったこともあったんです。」と思い出しながら笑顔で話すイム・スヒャンにMCが「笑顔ですね」と突っ込むと「ちょっとだけです」と親指と人差し指でサインしながら、片目をつむる表情がとてもキュートだった。
「ヒョンジュンさんの肉体美もステキでしたね。かなり鍛えたんじゃないですか?ご自分でご覧になって『オレってカッコいいな』とか思いませんか?」と聞かれると「過ぎてしまったことを振り返ると、残念だったなという思いがどうしてもどこかに残ります。今、見ていても、もっと頑張って完璧にできたかも知れないと思いました。でも、当時はその時の状況に合わせて、最善を尽くして努力しましたし、心残りの部分は次の作品でカバーしてみなさんにお見せできるようにしたいです。」と、とっても真面目な答えが返ってきた。
「ケガしたりはしませんでしたか?」の質問には「実は、小さな傷ですが一生残るような傷ができてしまいました。これは『栄光の傷』だと思っています。一方では大変な撮影だったんですが、もう一生分のケンカをしたと思うんですね。だから、自分自身、かなり我慢強くなったと思います。ちょっと腹が立ったとしても、あの時に全部戦ったからと思えば、ガマンできるような気がします。」
最後のポイントは「翻弄される運命」。少年時代のジョンテとカヤ、そして、運命の再会、刃物を手に対峙する場面などのシーンが流れた。
「デートの場面などもありましたが、ヒョンジュンさんが実際にデートする時はどんなデートを?」との問いに「仕事が芸能人なので、なかなか公の場所でデートはできないですね。デートでしたいことは・・・・。そうですね・・・。特にしたいことはないかな。ボクは二人きりでデートをするのが好きではなくて、何人かで会うのが好きです。」と答えるとすかさず「中学生みたいですね。」とするどいツッコミが。「カノジョと二人でいても、特にすることがないような気がするんです。ボク自身は男の友達も含めて会うのがいいんですよね。ボクの男友達とそのカノジョたちと一緒に集まって、その時に女は女同士、男は男同士で一緒に遊ぶのがいいですね。」と続けるヒョンジュンに今度は、イム・スヒャンが「女性が苦労するタイプですね。悪い男です。」
「その方が長く続くように思うんです。なぜなら、花火って一発で散っちゃうじゃないですか。だけど、灰とか炭ってずっと長く残りますよね。」個性的な理論展開に会場は大いに沸いた。

続いてのコーナーでは、今日本で一番当たるという仮面占い師、ゲッターズ飯田がゲストとして登場。
昼公演では「運命は自分で切り開くものだ」とカッコイイことを言いながら、前のめりになって占いに夢中だったというキム・ヒョンジュン。「自分では気づいてなかったんですが、占い好きみたいです。」
「昼はやんわりでしたけど、スタッフからもっとグイッとやってくれと言われました。」と前置きして、まずはキム・ヒョンジュンの鑑定からスタート。
「人は人、自分は自分のかなりマイペースな性格。妄想、空想が激しいタイプ。口癖が『なんで?なぜ?』。小さいことを気にする。芸術、歴史、文化が非常に好きで、一度好きになると、とことん突き詰める方。語るのが好きで、これはなぜそうなのかと・・・。根がしつこくて、同じ話を何度もするタイプです。」「ホントに合ってます。」
「ここからは、昼の部では言わなかったことを・・・。ヒョンジュンさん、人に見せない裏側が・・・。ちょっとヘンタイです。」これには、会場からそれは、それは、大きな歓声が上がった。
「さっき、私を見て服を何も着ていないって言ってましたよね。」とイム・スヒャンがダメ押しの一言。
「自由人で枠にはまらない。あと、匂いフェチ・・・。好きな匂いを嗅ぐとテンションが上がります。」占いでそんなことまでわかるの?と思っていると、なんとヒョンジュンは「当たってます。」続けて「家にマニアックなものがある」と言われると「あ・・・。骸骨、骸骨。」イム・スヒャンが「ヘンタイ」とつぶやくとなぜか日本語で「ありがとうございます。」
「裏方という星もあるので、作家・監督としての才能があります。」

次にイム・スヒャンについて「根が真面目。現実的に物事を考える。段取りが好きなので、段取り通りどうやってやろうか考えはするけれど、実はいい加減なので、決めてはいるものの、なんとなく動いてしまう。サービス精神が旺盛で人を喜ばせるとか面倒を見るという部分で非常に優しいタイプ。」と良いことしかないようだったが「油断するとデブになるタイプです。デブの星を持っています。」
すると、今度はヒョンジュンがさっきのお返しとばかりに日本語で「残念!」
しかし、イム・スヒャンは元々運のレベルが高く、普通の人が「1」持っている運を、生まれながらに「10」も持っているそうだ。キム・ヒョンジュンは残念ながら「1」とのことだったが「僕の人生のモチーフ(思想や題材)は『ナンバーワンじゃなくてオンリーワン』です!」との答えに会場から拍手が沸き起こった。そして、ゲッターズ飯田からは「ヒョンジュンさんは(運ではなく)努力と才能でやって来ている方ですからね。」良いことを言うなぁと感心していると「ヒョンジュンさん、耳を舐めらると弱いです(笑)」一気に方向転換。「確かにうちのワンちゃんに舐められると妙な気持ちになりますね。」
「ヒョンジュンさん、生まれた時から心が60歳のおじいちゃんです。」ということだが、「非常に冷静なタイプ」という意味だそうだ。
とても盛り上がった占いの後は、ドラマの挿入歌を歌う6人組のボーイズグループI・Dが登場。黒のスーツ姿で「炎のように」をドラマの名場面をバックに力強く歌った。

そして、イム・スヒャンがBoAの「Every Heart-ミンナノキモチ-」を透明感あふれる歌声でファンのみなさんにプレゼント。

ステージにカジュアルな衣装に着替えたI・Dが再登場。自分たちの歌う曲が最終回のカッコイイ場面で流れて感動したという6人。元気いっぱいのパフォーマンスで「Timing」「We should」の2曲を披露した。

次にサイン入りのポスターや台本が抽選でプレゼントするコーナーとなった。抽選の箱からイム・スヒャンが半券を取り出して、キム・ヒョンジュンがその番号を読み上げるという分担となって、ラッキーなファンが数名選ばれた。
最後にキム・ヒョンジュンが「僕は君のもの」を熱唱。ラストでは「♪私はあなたのもの」と歌詞を変えて会場のファンが歌うステキな場面もあった。そしてダンサー2人を従えてミディアムテンポの「Your Story」を軽やかなステップとダンスで魅力たっぷりにパフォーマンスをおこない、歓声が高らかに響いた。

楽しかった時間も終わりに近づき、キム・ヒョンジュンとイム・スヒャン、MCも舞台に揃っての挨拶の時間となった。まずは来月発売となるニューシングル「HOT SUN」について「今までみなさんにお見せすることのなかったパンクロックの曲で、暑い夏にこの曲を聴いて頂いて暑さを忘れてもらいたいです。一緒に収録されている「B.I.N.G.O」という曲があるんですが、もうすぐワールドカップですよね。サッカーを見ながら、日本語で歌っているこの曲を聴いて日本の選手の善戦を祈ってくれたら嬉しいです。」と紹介。
初めて実際に歌ったりダンスをしたりするキム・ヒョンジュンを見たというイム・スヒャンは「ホントにカッコ良かったです。どうしてみなさんがヒョンジュンさんを好きなのかがわかりました。」と答えた。

また、7月29日(火)30日(水)横浜アリーナ、8月5日(火)大阪城ホール、8月9日(土)広島グリーンアリーナで行われる「2014 KIM HYUN JOONG WORLD TOUR “夢幻” IN JAPAN」について発表され、大きな歓声に包まれた。
「今までのステージもがんばって作ってきましたが、今回も新たな気持ちでステージに臨みたいと思っています。曲もアレンジをし直したり、またダンスもバラエティに富んだパフォーマンスでお見せしたりする予定になっていますので、大勢の方にお越し頂きたいと思っています。」
さらに今回の「感激時代」プレミアムファンミーティングが大好評!8月5日(火)に大阪城ホールでの開催が決定したという嬉しい発表もあった。

最後にドラマの見どころと今日の感想を二人が話した。
「このドラマにはロマンスあり、アクションあり、そして皆様の大好きなヒョンジュンさんの肉体美もあり、そういった見どころが盛りだくさんですから大勢のみなさんに見て頂きたいと思います。そしてたくさんの声援をお願い致します。」(イム・スヒャン)
「現代社会では携帯電話など、様々なものでコミュニケーションを取ることができますが、その反面、言葉で意志や感情を伝えることが以前に比べると少し減っているような気がします。このドラマは1930年代を背景にしていて、人と人が対話を通して、言葉を通して、ケンカをしたり仲直りをしたりというそんな姿が描かれていますので、そういったところを重点的に見てもらいたいと思います。」(キム・ヒョンジュン)
「とても楽しかったです。こんなに時間が早く過ぎて、みなさんとお別れしなくてはならないのが残念です。また、みなさんとお会いする機会があればと思います。あ、大阪公演がありますね。その時にみなさんにお会いしたいです。」(イム・スヒャン)
「お忙しい中、また暑い中、わざわざお越し下さってファンのみなさまに感謝しています。また、次にお会いできるのが大阪だと思いますが、今日も昼公演と夜公演が違うように大阪でも少し違った良い姿をみなさんにお見せできればと思っていますので、大阪公演も期待していて下さい。そして、感激時代が日本でも愛されるように祈っています。」(キム・ヒョンジュン)
ラストに会場一体となって「感激時代、ファイティン!!!」の大きな掛け声で幕を閉じた。

【セットリスト】
1.今日が過ぎれば/キム・ヒョンジュン
-MC-
2.炎のように/I.D
3.Every Heart/イム・スヒャン
-MC-
4.Timing/I.D
5. We should/I.D
-MC-
6.僕は君のもの/キム・ヒョンジュン
7.Your Story/キム・ヒョンジュン

2014.5.31 パシフィコ横浜国立大ホール
PHOTO by (c)2014 THREE FIVE PLUS (1部公演)