【韓ペンオリジナルレポ】~ 舞台『ろくでなしコーラス』 ゲネプロ&囲み取材 ~11月2日開幕!爆笑爆弾&涙爆弾連投! 囲みの様子を詳しくレポ!

【韓ペンオリジナルレポ】~ 舞台『ろくでなしコーラス』ゲネプロ & 囲み取材 ~

2022年11月2日(水)、ついに初日を迎える 舞台『ろくでなしコーラス』。

―――― 女装した男性たちが集う場末のバーを舞台に、そこに集まる彼ら(彼女たち?)が、ひょんなきっかけから“ママさんコーラス”に挑戦することに! しかし、参加資格は「ママさん」 。他にもクリアしないといけない条件が出て来るなど、なかなか簡単にはいかない。 しかしもっと困難なことに、彼らは歌の経験がほぼほぼ無いこと….。果たして「ママさんコーラス」チームの行方は??――――

とにかく強めのキャラクターの持ち主が多数登場。 韓ペンでは先日、稽古場に潜入取材させていただいたが、今回公開された ゲネプロでは衣装、・メイクありの姿で、さらにキャラクターの個性をハッキリ感じることが出来た。

(※稽古現場潜入レポ ⇒ http://kanpen.asia/archives/59518

話はとてもテンポよく進んでいく。 しかし複雑に入り組んだりしないので、気楽に見ることが出来る。 オネエたちのやりとりはなかなか強烈だが、何故かとても温かい。 チクっと毒をさしてもそこには愛情がある。 みんなでママさんコーラスに挑戦していく過程、その中でどんどんわかっていくそれぞれの悩みや苦しみ….。1つ1つにみんなが寄り添い、励まし合っていく姿は現代社会が忘れかけている思いやりを強く感じる。

ママ役 高橋龍輝

高橋龍輝は、ママの強烈で豪快なキャラクターを完璧に表現。表情・声など圧巻の演技で存在感を放っていた。 どんなことにも負けないエネルギッシュなママに、勇気やチカラをもらうことが出来るだろう。

HEO HEON演じるアキラは、一見グイグイ来る強めのキャラクターだが、実は大きな悩みを抱えている。繊細な心を、持ち前の陽気さをもって周りに感じさせないよう 一生懸命頑張っている様子をHEO HEONが巧みに見せている。

KIM MYUNGSOOが演じるレパード玉鹿は、明るく前向きな性格で、すぐに行動に移す積極性があるが、ちょっと暴走しすぎる時も。しかし、玉鹿のすごく可愛らしくて憎めないキャラクターをKIM MYUNGSOOが とてもいい さじ加減で魅せてくれる。

左から HEO HEON⇒ 高橋龍輝⇒KIM MYUNGSOO ⇒國島直希

ヨンミンが演じる 色っぽさの中にどこか憂いのある アンジェは、とあることをきっかけに一気に感情を爆発させる。ヨンミンはアンジェという人物をよく理解し、感情の起伏を細やかに上手く演じている。

アンジェ役 ヨンミン

クァンミン演じるジュリーは バーテンダーとしてママたちの情熱や懸命さをずっとそばで見続けることで、どんどん変わっていく。 ジュリーが徐々に変わっていく様を クァンミンは丁寧に伝えてくれる。 ジュリーという役名にも注目だ。

ジュリー役 クァンミン

ウォンシク演じる歌のコーチ、安西先生は過去のトラウマから立ち直れないが、みんなに歌を指導することでどんどんイキイキと変化していく。 安西先生がスパルタで教授する “歌が上手くなるための練習法”がとても面白いのでお楽しみに。

安西先生役 ウォンシク

女装した男性が集まるバー。どのキャストももしやリアル??と本気で疑ってしまうほど、役になりきっている。そしてみんなあまりにも美しい…. しかし、ヴィジュアルだけではなく、みんなが1つの方向を向いて、懸命に進んで行く様は観ていてとても爽快で心から応援したくなる。

全てのキャストたちは、みんな本気で自分の役を愛し、理解している。 だから観る側も本気で楽しめる。 笑いの爆弾を次から次へと投げて来る。 そして、じーんと心を熱くするスペシャル爆弾も飛んで来る。目でも耳でも心でも楽しむことが出来る。タイトルを聞いて「何やら面白そう」と感じた気持ちを絶対に裏切らない! キャストたちが全力で楽しませてくれる。 オネエたちが包み隠さずボンボン発する単語には、なかなか“リスキーな言葉♡” も あるが、これも素直に楽しめる。本当に温かい、そしてエネルギーが溢れた舞台となっている。


ゲネプロ終了後、韓国キャストたちは、その後すぐ囲み取材が行われた。

登壇したのは

アキラ役:HEO HEON(SONGFOREST)

安西先生役:ウォンシク(元Apeace)

アンジェ役:ヨンミン(元BOYFRIEND)

ジュリー役:クァンミン(元BOYFREIND)

レパード玉鹿役:KIM MYUNGSOO(SONGFOREST) 

の5名。 まだゲネプロを終えたばかり、興奮がおさまらぬ中、ホットな話を聞かせてくれた。

◆今回、キャスティングされて どう思いましたか?

クァンミン :ジュリー役のクァンミンです。 キャスティングされた時は、女装の男性が集まるバーが舞台の話じゃないですか。 彼らがどんな気持ちなのかがわからないから、やってみたかったんです。でも、それをうまく見せてあげるにはどうしたらいいか、めっちゃ悩みました

ウォンシク :安西先生役のウォンシクです。最初僕もクァンミンと一緒で、めちゃくちゃ心配、うまく出来るかなぁってちょっと怖くて….。その世界のことがよくわからないから、オーバーに やりすぎたり、間違った表現の仕方をしたら良くないイメージを僕が作ってしまうんじゃないかっていうのも含め、心配しました。でもみんなが協力してくれて、初舞台なのにここまで来れたんじゃないかなって思っています。感謝です!

ヨンミン :アンジェ役のヨンミンです。 正直に言うと最初はめっちゃ悩みました。以前出た作品(※舞台『素敵なカミングアウト』)でゲイ役をして、また今度はオネエの役で。でも、ファンの皆さんも喜んで下さると思ったし、僕もチェンジ出来るかなって思ったので、キャスティングしてもらってすごく嬉しいです

KIM MYUNGSOO :レパード玉鹿役のKIM MYUNGSOO(キム・ミョンス)です。 僕は2年ぶりの舞台なんですが、最初キャスティングを聞いた時は正直悩みました。僕が今まで舞台でやった沢山の役はどれもカリスマがある役だったのですが、今回オネエ役ということで。 でも、完全に自分を捨ててギャグ役、自分なりにはこれは挑戦だと思いながらファンの皆さんや他のアーティストや俳優のファンの皆さんに元気な笑顔をあげるために頑張っています!すごく楽しんでやっています

HEO HEON :アキラ役のHEO HEON(ホ ホン)です。 僕は悩みとか迷いとかも無くオファーをいただけたから。 オネエという役も、(義理の)お母さんという役もやったことがなかったので、挑戦してみたいっていう気持ちが強かったんで、すぐに「やりたいです」って言いました

レパード玉鹿役 KIM MYUNGSOO

◆やったことがない初めての役だと思いますが、観てほしいシーンは?

クァンミン :僕は、あまりセリフは無いんですが(笑) 。 よく知らなかったのですが、日本のTOPスター・ジュリーさんをイメージした役なので、表情が大事だと思っていますので、そこを見て欲しいです

ウォンシク :僕はクァンミンとミョンスお兄さんと3人で、自分が怖がっている姿を見せるところがあるんですけれど、そこで一人ひとりお客さんの目を見て話すところがあるんです。そこでみんな(※お客さん)が恥ずかしくて僕から目をそらしたりしたら、僕、緊張するので、そこではちゃんと僕のことを見て下さい! お願いします!!

ヨンミン :僕は…「ねぇ。ママこれです」って言うところです(笑) これが最初のセリフで、アンジェがインパクトのある出方をするところなので、ここがいいんじゃないかなって思います

KIM MYUNGSOO :玉鹿役としては玉鹿が出る場面は全部観て欲しいです。玉鹿ってこの作品の中で一番ウザイし(笑)、自分の感情を正直に表現するタイプだし、出番全部にエナジーがありますよね。 だからみんなにエナジーをあげたいと思って、玉鹿が出るシーン、全部観て欲しいです!

HEO HEON :個人的には私のヴィジュアルを見て欲しいです。ステキな脚とか化粧とかヴィジュアルを見て欲しいと言うのと(笑)、シーン的には義理の娘と2人でちょっと“感動ありのお笑い”みたいなそういうところを見て欲しいなという思いがあります。でも…、 まず俺のヴィジュアルを見て欲しいですね(笑) ヨンミンに負けたくないっ!(笑) アキラはヨンミンに負けたくないのっ(笑)

ヨンミン :やっぱりライバルだからねぇ~(笑)

KIM MYUNGSOO :もうそう言ってる瞬間、負けてるよ(笑) 

HEO HEON :もぅっ!うっさいわねぇ!!!

KIM MYUNGSOO :アキラちゃんのお母さんの気持ちを 見てもらいなさい(笑)

HEO HEON :あ~!もう、はいはいっ

(全員このやりとりに大笑い)

アキラ役 HEO HEON

◆今、毎日女の子の役をやっていますが、オフタイムで「あっ!今 女の子の仕草をしちゃった!」というようなことはありましたか?

ウォンシク :僕は友達と電話する時、「お前、声のトーンが変わったね」って言われました(;・∀・)💦

(※ 全員大爆笑)

ウォンシク :本当に、これ、ウソじゃなくて….。僕、この作品が終わってからはどうやって生きればいいんだろうって….💦 それが昨日の出来事でした

KIM MYUNGSOO :僕はこの前(10月)30日に LIVEイベントをやったんですけれど、普段ステージの上で喋る時「僕」とか「俺」って使うんですけれど、自然に「わたし~~」って(笑) 「私~、KIM MYUNGSOOです」とか「私、今すごく気分がいいで~す」とか言っちゃって(笑)

HEO HEON :俺もMCとかしながら、なんか言い方がね。 ファンから 「いつもと違うから、なんかちょっと~」みたいな顔で見られてた(笑)

◆最後に一言ずつ、観ようかまだ迷ってる人も観たくなるように短く熱くアピールして下さい

クァンミン :早く会いたいで~す♡早く会いましょう~♡♡

HEO HEON :わぁ、これは(お客さん)来るわぁ~っ!

ウォンシク :この作品はただ楽しいだけじゃなくて一人ひとりのストーリーが全部あって、感動もあるし、涙が出るところもあるから、観るのを「どうしようかなぁ…」って迷っているかたは来てみたら絶対後悔しないような素敵な一日になると思います。

HEO HEON くぅ~っ!やっだ、芸能人みたいじゃない?この人~ !

(※ 全員爆笑)

ヨンミン :なんか(※テーマや設定が)重いかなって思っているお客さんもいると思いますが、本当に軽いというか楽しい舞台なので、皆さん是非観に来て楽しんでもらえたらいいなって思います。

KIM MYUNGSOO :ヨンミンも言った通り、難しい作品ではないので、悩むのはもうストップして是非是非観に来て下さい!!

HEO HEON :ウォンシクがさっき言ったんですが、このご時世で(※劇場などに)行きづらいっていう気持ちも もちろん充分わかっているんですが、でも、このご時世だからこそエンタメを燃やしていきたいっていう気持ちも強いので、 お笑いだけじゃなくて感動も… もちろん演じるうちらの腕にもよるんですが、感動もちゃんとありますので、気軽に笑いたいっていうかたは是非いらしてください!!


韓国キャスト5人はとても仲良く、いい雰囲気の中、囲み取材をさせていただいた。 この雰囲気の良さが本当に楽しめる舞台、そして心から温かくなる舞台を生んでいるのだと感じた。もちろん韓国キャストだけではなく、カンパニー全体が本当に1つの家族のような絆で結ばれている。それは気持ちのいいタイミングでやりとりされるセリフや演技からしっかり証明されている。全員が本気でこの作品に向き合っている。

舞台『ろくでなしコーラス』はこのご時世で落ち気味の気分を一気に引き上げてくれるだけでなく、低迷が続いたエンタメ界にも大きな活力を与える作品となっている。 とにかく観て、笑って、泣いて….。 観たあとは今の自分をリセット出来るかもしれない。

Text & photo : Chizru Otsuka

公演概要

舞台 『ろくでなしコーラス』

この作品は、女装した男たちが集まる場末のバーが舞台。そこに集まる彼ら(彼女ら?)が、ひょんなことからママさんコーラスに参加することになるのですが、そこには参加資格のママさんという厚い壁が・・・。

コメディでもありながら、それぞれが抱える悩みや、問題に向き合うことにより、笑いだけではなく、心が温かく、目頭が熱くなるストーリーです。

今回公開されたヴィジュアルでは、K-POPアーティストのヨンミン、HEOHEON、KIM MYUNGSOO、そして高橋龍輝が素敵な女装で衝撃の姿を見せています。

なによりもその女装姿の美しさに圧巻です。

また、ウォンシクとクァンミンも別の意味で美しいヴィジュアルを見せています。

舞台本番のストーリーの展開とともに、目でも楽しめる舞台になっています。

大いに笑って、少しホロっと涙ぐむ、、、そんな舞台です。

是非、たくさんの皆様のご来場お待ちしております。

【公演日】2022年11月2日(水)~11月6日(日)

【会場】

浅草花劇場 (東京都台東区浅草2-28-1 花やしき内)

【開場/開演時間】

11/2(水)、11/4(金)…【1部】14:15/ 15:00 【2部】18:15/ 19:00

11/3(木・祝)、11/5(土)/11/6(日)…【1部】12:45/13:30 【2部】16:45/ 17:30

【出演者】

アキラ役:HEO HEON(SONGFOREST)

安西先生役:ウォンシク(元Apeace)

アンジェ役:ヨンミン(元BOYFREIND)

コッペ役:國島直希

ジュリー役:クァンミン(元BOYFREIND)

西島千秋役:牧野澪菜 

ママ役:高橋龍輝

レパード玉鹿役:KIM MYUNGSOO(SONGFOREST) 

※役名:五十音順

大橋健役:樋口拓馬  

島袋筋太郎役:森グリルチキン

時田洋子役:橋爪千明

中島敦役:池慶彦

山下勝役:西岡歩

八尋美奈子役:塩田舞子  

ひろりん :遊佐亮介

※役名:五十音順

【脚本】 田中大祐

【演出・脚色】 安藤亮司(劇団ウルトラマンション)

【主管】 舞台『ろくでなしコーラス』実行委員会

【主催・制作】ライズコミュニケーション

【協力】 irving/HM Entertainment/太田プロダクション/コレオクロス/ネクシード/モーチャンズ

【チケット代】

◆S席 9,300円(税込)

◆A席 8,300円(税込)

※4歳以上有料, 3歳以下入場不可

【ご観劇特典】スタンプラリー

【3日目観劇】★キャストの劇中生写真1枚プレゼント(非売品)キャストは選べません

【5回目観劇】★お好きなキャストの劇中生写真1枚プレゼント(非売品)

【8回目観劇】★お好きなキャスト1人のソロ動画(10秒)撮影権プレゼント

※終演後、ステージ上にいるキャストへ、ステージ下からお客様のスマホで撮影。(注1)

【9回目観劇】★お好きなキャストの劇中生写真1枚プレゼント(非売品)

※5回目観劇と9回目観劇の写真は異なります。

【10回目観劇】★お好きなキャストのサイン入りミニポスタープレゼント!

★大千秋楽11月6日2部公演前のサウンドリハーサル観覧にご招待!

―対象キャスト―

ヨンミン・クァンミン・ウォンシク・HEOHEON・KimMyungsoo・高橋龍輝・國島直希

スタンプカード

・会場入口にてスタンプカードを配布しております。ご希望の方は必ずお受け取りください。

ご来場の度に、スタッフがチケット半券にチェックを入れ、スタンプを押印いたします。

2回目以降観劇時にスタンプカードを忘れた場合などで発生する、複数枚以上のスタンプカードの合算は致しませんので、必ず、お忘れにならないようご注意ください。

・スタンプカードの再発行は致しません。

・(注1)撮影日は3公演に限定いたします。

<11/5(土)夜公演終了後、11/6昼公演終了後、11/6夜公演終了後>


【特設サイト】  https://ticketstage.jp/rokudenashi/

【公式Twitter】  https://twitter.com/rokudenashi2022  

※お問い合わせ   ライズコミュニケーション stage@risecom.jp