【韓ペンオリジナルレポ】 ~ INI(アイエヌアイ)~ 「MINIの皆さん愛しています!」武道館オーラス公演成功でツアー完走の喜び爆発! 2022 INI 1ST ARENA LIVE TOUR [BREAK THE CODE] 

夜公演開演前のINI

写真上段左より 西洸人⇒池崎理人⇒佐野雄大⇒許豊凡⇒木村柾哉⇒田島将吾

写真下段左より  松田迅⇒後藤威尊⇒髙塚大夢⇒尾崎匠海⇒藤牧京介


「命を懸けて来てくれてありがとう」「俺たち、覚悟決めてINIやっています」「一緒にもっと大きな夢を叶えていきたいです」。INIの初アリーナツアーの最終公演。武道館のステージで、8,000人の観客から送られたあたたかい拍手に包まれた11人。ラストのあいさつで、あふれ出る感情が止まらなかった。

「2022 INI 1ST ARENA LIVE TOUR [BREAK THE CODE]」の追加公演を1月7、8日に東京・日本武道館で開催したINI。昨年12月の愛知公演からスタートし、4都市5会場で計13公演を開催し計12万人を動員。8日夜のツアーオーラス公演では、約2時間45分に渡って22曲をパフォーマンス。2021年11月のデビュー以降、日本のボーイズグループシーンに旋風を巻き起こしながら着実に成長してきた姿を余すところなく披露した。

ステージ真横のいわゆる見切れ席も、立見席のゾーンも超満員の武道館。デビューからわずか1年余りで日本屈指の人気グループに成長したINIの初ツアー最終公演、しかもアーティストの聖地と呼ばれる武道館が会場とあり、「熱気ムンムン」というありがちな表現ではくくれない 特別な空気感が開演前から充満していた。

開演の17時半。ロケットのジェットエンジンを思わせる可動式セットが火花を散らしながら上昇し、西洸人の力強い「Tokyo! Get ready」のシャウトからスタートした『Rocketeer』。黒のボンテージ風の衣装で繰り出すキレキレのパフォーマンスは、しびれるほどのカッコよさ。韓国CJ ENM所属の演出家が手がけたスタイリッシュなステージセットと、華やかかつ繊細なライティングが、INIの魅力をさらに引き立たせる。

『Rocketeer』


続けて『Cardio』『BOMBARDA』とゴリゴリ系ナンバーをノンストップで披露。会場左右に掲げられた大きなビジョンには、顔に「ザ・気合」とでも書かれたようなメンバーたちの勇ましいアップが映し出され、会場の熱気もグングン上昇する。

息を整えたリーダーの木村柾哉が「ブドーカーン! 盛り上がっていますかっ!」と汗で額を輝かせながら叫び、続いてあいさつタイムに。

池﨑理人「最終日の最終公演、皆さん盛り上がる準備できていますか?」

許豊凡「最後まで悔いのないパフォーマンスをして、皆さんが満足して帰れるように頑張りますので、最後まで盛り上がっていきましょうっ!」


西洸人「ツアーも今回で最後になってしまいますが、武道館だろうが最後だろうが、みんなで最後の最後まで力を振り絞ってこのツアーを完成させましょう」

松田迅「皆さんも盛り上がる準備できてんのかー(絶叫)! 俺らもめちゃくちゃ! 気合入っています。大丈夫ですかー?」(小声で『何が大丈夫なんだろう』と自分にツッコミを入れ笑いを誘う)

藤牧京介「みんな会いたかったでーす。最終日、盛り上がっていきましょう!」

木村柾哉「俺も会いたかったでーす。最終公演ということで短い間ですが、みなさんこの瞬間、楽しむ準備できていますか? 最後まで盛り上がっていきましょう」

佐野雄大「明けましておめでとうございまーす。(声を少し裏返しながら)最高の思い出、作っていきましょう~!」

尾崎匠海「皆さんと一緒に僕たちのライブ、作っていきたいと思っています。皆さん一つになって、とことん楽しんでいきましょう!」

後藤威尊「マップをパーッと広げたときに、この武道館が黄色に輝くくらいホットスポットにします!」(メンバーから「いいね」と笑い声)

髙塚大夢「あらかじめ言っておきますけれど、この2時間半、泣く時間じゃないですからね。楽しんで笑って帰る2時間半にしましょう。メンバーもね! 泣くんじゃねーぞ(笑)」

田島将吾「最近毎朝、白湯飲んでまーす!(会場爆笑) 白湯なんて必要ないくらい、皆さんに会うと心も身体もあったまります! 今日は最終公演ということで、いつも毎回気持ちでやっているんですけれど、でも、今日は皆さん一緒に忘れられない思い出を作りましょう」

新年一発目の公演ということもあり、客席に向かって「今年もよろしくお願いします」と深々と一礼する11人。「せっかくなんで兎年の(藤牧)京介、INIの今年の抱負は?」と木村がMCとして進行していると、同じく兎年(1999年生まれ)の髙塚が、汗拭き用の白いタオルを頭の左右に立てて自らウサギに変身! 小動物系ビジュアル×ブロンドヘアーの髙塚のウサギ姿は最強に愛らしく、ビジョンに映し出されると会場から「キャー!」と悲鳴のような歓声があがった。

これを受け、松田がすかさず藤牧の後ろに忍び寄り、耳のようにタオルを立てると「俺はいいから」と照れ笑いしながら全力拒否の藤牧。しかし結局、背後に立った木村の手のひらでウサギ耳を作られながら「もっとたくさんのMINI(ファンの呼称)のみんなに会うこと」と今年の抱負を宣言した。

「今から披露させていただくのは僕たちにとってすごく思い出深い曲。その楽曲を成長したINIがパフォ―マンスさせていただきます」と佐野が紹介したのが『RUNWAY』と『ONE』。INIを生んだオーディション「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」最終回で歌った課題曲を、思い入れたっぷりに披露した。

「フレンド」をテーマにした愛らしいVCRを挟み、白×ベージュのボーイフレンドルックの衣装で登場。前半とは雰囲気をガラリと変え、『Do What You Like』『KILLING PART』『AMAZE ME』と明るくポップな楽曲を展開。ステージを左右いっぱいに使い自由に走ったり、メンバーをお姫様抱っこしたり、仲睦まじい様子いっぱいのわちゃわちゃ感で会場を幸せにした。

『Do What You Like』
『KILLING PART』

MCコーナーでは「武道館公演といえば、今日から始まったんですがVCRで(木村)柾哉くんがやっている『確かめ合おうチャレンジ』の選手権をやろう」と藤牧。これは先ほどのVCR内で、木村が目をきゅるきゅるさせながら「お互いの気持ち、確かめ合おう♪」とあざとかわいい演技をするシーンを、誰が上手く再現できるかというファン身悶え必至の選手権。

昼公演では佐野、松田、そして木村がやったということで、夜公演でまず指名されたのが池﨑。まずは木村がノリノリで手本を見せ、続いて池﨑がチャレンジ。顔を隠すように後ろ向きになり「アイコンタクトをして…」とかわいらしい声でつぶやく池﨑。しかし「確かめ合おう!」と振り向くと、指で目をかっぴらいた鬼瓦顔。メンバーとMINIから大きな笑いを得るが、藤牧は裏ボス感あふれる“ボス牧”の人格で「最下位です!」とバッサリ。

その審査に「僕が本家だけれど納得いかない」と木村からクレームを受け、藤牧もチャレンジすることに。大きな目をうるうるさせながら「たちかめあおう~♡」と舌足らずな話し方を再現する藤牧。MINIから賞賛の拍手が送られるが、「期待していたのとちょっと違う」と西からツッコまれる羽目に。

最後のチャレンジャーは尾崎。連続ドラマに出演し演技力を磨いただけあり、純度100パーセントの愛らしさでセリフを再現。メンバーも「やばい」「これだよ」と大絶賛。藤牧が「優勝!」と宣言し、なごやかに締めくくられた。

続いて後藤が「MINIのみんなのための曲です。自分たちの応援って届いているのかな? と心配になるときもあるかもしれないですが、MINIは僕らの大切なパートナーです。いつも僕たちを照らしてくれてありがとう」と感謝を伝え、『Brighter』を感情豊かにパフォーマンス。寄り添うような歌詞が印象的な『STRIDE』も優しく歌い上げ、あたたかい雰囲気を作り前半パートを締めくくった。

『STRIDE』

中盤パートはユニットステージからスタート。

ダンスユニットの木村、後藤、松田は、カリスマオーラを漂わせながらパフォーマンス。ラップユニットの西、田島、池﨑は、自身らでラップメーキングした『How are you』をシックに披露。ボーカルユニットの許、髙塚、尾崎、藤牧、佐野はハンドマイクを握り、声をMINI一人ひとりに届けるようにして『Mirror』を熱唱した。

ダンスユニット
『How are you』
『Mirror』

再び11人がステージに集合し、歌ったのが追加公演のために特別に用意したという『Runaway』。田島が作詞に参加した楽曲で、池﨑は曲紹介の際に「立ち向かうことも大切だけれど、逃げる選択肢も間違いではないはず。心を大事にしてほしい」とコメント。歌唱中、後ろのビジョンにはMINIから寄せられたINIに愛を伝える11文字のメッセージが次々と映し出される演出が。座っていたスツールを時折回転させ、メッセージをじっと見つめる姿が印象的だった。

『Runaway』

スパイ映画のようなVCRを挟み、いよいよ公演本編の後半。『Password』『CALL 119』『Shooting Star』とINIの十八番ともいえるスタイリッシュなダンスナンバーを畳みかける。メンバーの気合レベルもさらにギアアップし、雄々しいオーラを発しながら武道館を揺らす11人。許、後藤、松田の翻ったジャケットからのぞくタンクトップ姿の上半身が美しかったことも記しておきたい。

トークを挟み、本ツアーで恒例となった客席ウェーブのコーナーに。「ペンライトで心を一つにしましょう!」とメンバー。まずは下手から上手にウェーブを作ると、上手の端にいた松田がそのエネルギーを受け取り、鬼瓦顔を大公開。本家(?)の池﨑も「いい感じ!」と大絶賛。「8,000人の前で変顔したの初めて」と松田は満足気の笑顔だった。

次は上手から下手にウェーブ。端まで到達すると下手側の後藤が「伸らない~反らない♪」と『Shooting Star』の替え歌と共にダンスを披露。ゆらゆらと揺れる不思議な前かがみダンスに藤牧、許が順に合流。終いには上手にいたメンバーも走り寄り、皆でゆらゆらとダンス。収まる気配のないボケ大会に「誰か止めて!」の声で最終的に松田が止めに入り、平和な笑いに包まれながら終了した。

ガラッと雰囲気を変えて再びパフォーマンスタイム。ダイナミックな振り付けが見どころの『Dramatic』『BAD BOYZ』を連続投入。体力の限界を知らぬかのごとく、最後の最後までエネルギー全開のダンスを見せる11人。髙塚の天を衝くようなハイトーンボイス、藤牧の驚異のロングトーンも炸裂し、会場のボルテージが最高潮になったところでいよいよ本編最後の曲『SPECTRA』に。

歌唱前、「協力してもらっていいですか」とサビでペンライトを振ってほしいと会場に語りかけるのは、本楽曲の作詞に参加した西。「持っているものを全部振ってください。マジでこれが最後から!」とラストスパートに向けMINIを鼓舞。メンバーも「気合入れていくぞー!」とシャウトをし、パフォーマンスへ突入。武道館を揺らさんばかりの気迫あふれる『SPECTRA』で本編を締めくくった。

(ここからアンコール)

拍手を受けてツアーTシャツに着替えて再び登場した11人。アンコール1曲目は「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」のテーマ曲『Let Me Fly~その未来へ~』。約2年前、アイドルデビューを夢見てオーディションに参加し、激戦を勝ち抜いて夢を叶えた11人。当時のさまざまな思いがよみがえるのか、笑顔を見せながらも感情をかみしめるかのようにして披露する姿が感動的だった。

最後のあいさつではMINIだけではなく、家族や友人、メンバー、スタッフらへの感謝や、自分の心の内を真っすぐな言葉で伝えたメンバーたち。

後藤 「MINIの前でパフォーマンスする時間は本当に楽しくて幸せです。いろんな事情や理由で好きなことを諦めないといけない人とかもいると思います。その中で自分たちがみんなの前に立ってパフォーマンスする幸せな時間とか、(メンバー)みんなといる毎日が楽しくて、これが当たり前じゃないんだと改めて感じました。辛いこととかもあると思うんですけど、みんな、自分を大切にしてください。INIもMINIもみんなが健康で幸せでいるのが今年の目標です」

佐野「レミフラ(『Let Me Fly~その未来へ~』)を初めて踊ってからこの2年間、感じたことは、時間がめちゃくちゃ早かったし、MINIの皆さんのもめちゃくちゃ大好きやなって思ったし、何よりもメンバーがいいヤツすぎて、俺ら毎日幸せで(涙声になったところで、隣の後藤と池﨑が佐野の手を握り、最後には11人全員で手をつなぐ)。支えて連れてきてくださった皆さんありがとうございました!」

池﨑 「ツアーを完走できうれしいし、最終日は一瞬一瞬目に焼き付けようと皆さんの顔を見ながら大切にパフォーマンスしました。 うちわに『誰々くんのおかげで』とか書いてくれていますが全部逆なんですよ。MINIの皆さんのおかげでツアーを最後までやることができました。『INIを推しててよかった』って思わせられるようにもっと大きくなります」

尾崎「自分は『支えになれるようなアーティスト』を目指すとずっと言っているんですが、皆さんの支えになれているのかと不安になることがあるんです…(涙をこらえる)。ライブで目を合わせていると皆さん幸せな笑顔を向けてくれて、支えになれていると思えてうれしいです。気持ちをぶれることなく夢に向かって突き進んでいこうと思います」

松田「MINI~!(絶叫) この歴史あるステージでのパフォーマンスはなかなかできないことだし、舞台に立たせてくれてありがとうございます。そして今日まで支えてくれたお父さんとお母さん…(背を向けてひとしきり涙を流した後、正面を向き)自慢の息子だろー! MINIの皆さん本当に、たくさんの応援届いています。今日という日を絶対忘れないです」

藤牧「自分は中学の時に好きなアーティストさんのライブに行って、こういう職業に憧れて夢を追い続けて…。一度諦めてしまったんですけれど、初ツアーでたくさんのMINIに会って、もう一度夢にチャレンジしてよかったと心から思いました。パフォーマンスする側に立ってみて、とんでもない数の人たちに支えられているのを感じました。その分、本気でみんなを支えられるように頑張ります。毎日辛いこととかあるかもしれないけれど、こういう(コンサートの)日を楽しみにしてくれたら俺はすごい嬉しいです」

田島「レミフラを踊ると、いい意味で我に返るというか、自分がこうした立場にいられるのが普通じゃないんだなと思いました。多くの人に勇気やあたたかさを与える立場なので、だからこそもっと自分に強く歩いていきたいと思いましたし、MINIの皆さんも一緒に歩んでいってほしいなと思いました。終わっちゃうのが寂しいです。さっき京ちゃんと『1年かけてツアーずっとやりたいね』みたいな話をしてました。叶うか分からないですけど(笑)。そのくらい頻繁に皆さんに会いたいです」

木村「今日は会場に足を運んでいただきありがとうございました。(20秒ほど美しい姿勢で一礼)。 僕が言えることって『ありがとうございます』しかなくて。制作陣、演出家、INIのチーム。そしてこんな大きなステージに立たせてくれているMINIの皆さん、本当にありがとうございます(涙声)。冬だし寒いし、こんなに大変な情勢…政情?(と髙塚にかわいく確認)、情勢の中だし、重い荷物持ってくれて命懸けて来てくれているのが本当に伝わります! 老若男女関係なく愛されるグループになると信じて日々頑張ります」

髙塚「(デビューが決まった)おととしの6月13日に人生が変わって、今日までが本当にあっという間で、武道館という会場で皆さんに会えているのが信じられなくて。“大夢”だけに大きな夢を見ている気分になります。オーディションに応募した時、こうなるなんて全く想像してなくて。ひねくれ者だったのものあり、審査が通る度に辞退しようかと思っていたんです。あの時に決心してよかったなって、ここからの景色を見て改めて思います。明日からINIは次のフェーズに行くと思いますが、時間がたっても皆さんにまた会えるグループになりたいです。本当にいつも感謝しています」

西 「(泣きながら)私情になるんですけどみんな覚悟してINIやってます。オーディションも正直しんどかったです。みんな何かあって、それを断ち切って覚悟決めてやってます。俺は今までの環境とか仲間を…勝手に失っちゃったと思っていたけれど、全然そうじゃなくて。ツアーに来てくれて『楽しかった』ってみかん食いながらずっと言ってて(泣き笑い)。やって良かったと思ったし、失ってないし、俺にはいろんな人たちがいるって。俺らグローバルボーイズグループって言ってるじゃん。俺は本気で世界行きたいです。でもINIの11人だけじゃダメです。支えてくれているスタッフの皆さんとか、チームでもっと上行きたいです。それにMINIの皆さんもいます。だから俺らINIチームだぜ、皆さん(照れ笑い)」


「数年前に知り合いも家族ゼロの状態で日本に来て、今日は武道館という舞台に立てて、この過程でいろいろな人に支えられてきました。異国と思わないようにしてますが、孤独を感じるときもありました。そんな弱かった自分を強くしたのはここにいる皆さん。直接感謝の気持ちを伝えたいのですが、なかなかそれができなくて。自分たちの姿を見て『皆さんのおかげで頑張ってるよ』と分かってくれたら最高の恩返しの形になります。もっとMINIの皆さんに会いたいし、もっと大きなステージに連れていきたいし、一緒にもっと大きな夢を叶えていきたいです」

「ありがとうございます」という感謝のフレーズが幾度となく重ねられ、INIの誠実な人柄に触れられる貴重なひと時だった。

公演最後は『We Are』で締めくくり。この楽曲で歌われているのは、どんな苦難の中でも一緒に夢を見て共に進んでいく「僕たち」の姿。ツアーのラストを飾るにふさわしいナンバーを、最高の笑顔を浮かべながら披露したINI。西がアドリブ的に叫ぶパートがあるのだが、全てのMINIに届いてほしいとばかりの力強い声で「MINIの皆さん愛しています!」と伝えた。

歌い終わると、達成感あふれる笑顔でステージの左右を行き来して、会場中のMINIにお別れのあいさつ。セットが降り、客席から姿が見えなくなっても「ありがとう~」「大好きだよ」と叫び続けていたINI。スタッフロールのラストにも「Special Thanks to MINI」のメッセージがつづられていた。

公演終了後

全てを懸けてMINIに最高の幸せを与え、そしてINIに関わる全ての人々に恩返しをしたい。そんな11人の愛と覚悟が伝わる公演だった武道館オーラス公演。その愛をしっかり受け取ったからだろう。客席の電気が点いても、大きな拍手がずっと鳴り響いていた。

text : Mika Shinmori

photo: 全てオフィシャル提供(クレジット:©LAPONE Entertainment)

『2022 INI 1ST ARENA LIVE TOUR[BREAK THE CODE]』
2022年1月8日(日)17:30開演
   ★ SETLIST ★

M01.Rocketeer
M02.Cardio
M03.BOMBARDA
M04.RUNWAY(INI Ver.)
M05.ONE(INI Ver.)
M06.Do What You Like
M07.KILLING PART
M08.AMAZE ME
M09.Brighter
M10.STRIDE
M11.DANCE #1(木村・後藤・松田)
M12.How are you(池﨑・田島・西)
M13.Mirror(尾崎・佐野・許・髙塚・藤牧)
M14.Runaway
M15.Password
M16.CALL 119
M17.Shooting Star
M18.Dramatic
M19.BAD BOYZ
M20.SPECTRA
EC1/M21.♪Let Me Fly~その未来へ~
EC2/M22. ♪We Are

INIプロフィール

2021年、社会現象を起こした日本最大級のオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」で新たに “国民プロデューサー”によって選ばれた11人組グローバルボーイズグループ。
DEBUT SINGLE『A』は初週50,8万枚を売上、歴代5位の記録を達成。『第63回輝く!日本レコード大賞』では新人賞、世界最大級のKPOP音楽授賞式『2021MAMA (Mnet ASIAN MUSIC AWARDS)』にて「Favorite Asian Artist」を受賞。2ND SINGLE『I』は、 INI初のBillboard JAPAN 総合ソング・チャート“JAPAN HOT 100”総合首位を獲得!そして、オリコン史上初となるデビューシングルから2作連続初週売上50万枚超えを達成。さらには『オリコン上半期ランキング2022』においてシングルランキング2位、ビルボード2022年上半期シングル・セールス・チャート”Top Singles Sales”3位を獲得。日本レコード協会でトリプルプラチナ認定を受けた。タイトル曲「CALL 119」はストリーミング累計再生回数1億回を突破。3RD SINGLE『M』は、初週73.7万枚を売り上げ、3作連続初週売上50万枚超えを達成。前作から続いてBillboard JAPAN総合ソング・チャート“JAPAN HOT 100” 総合首位を獲得!8月には「KCON 2022 LA」で初海外有観客パフォーマンス披露。昨年末発売の初アルバム『Awakening』は、Billboard JAPAN週間アルバム・セールス・チャート“Top Albums Sales”などの各種音楽チャートで1位を獲得!7冠達成!さらには、昨年12月よりグループ初のアリーナツアーを開催し、追加公演は日本武道館2DAYS!全国12万人を動員した。
いま最も勢いのあるグローバルボーイズグループ。

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