【韓ペンオリジナルレポ】~映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』公開記念舞台挨拶(9/2 開催)~ 公開二日目、全国166スクリーンにも生中継!「弱いところを見せられるって素敵な関係」

左から 酒井麻衣監督→箭内夢菜→白岩瑠姫→久間田琳加→上杉柊平

アスミック・エース配給にて、映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』が 9月1日(金)よりついに全国公開になった。

原作は、多くのヒット小説を生み出してきた小説サイト「野いちご」で連載され、第1回野いちご大賞を受賞した汐見夏衛による「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」(スターツ出版 刊)。「10代女子が選ぶ文芸小説No1」にも選ばれた珠玉のラブストーリーがこの度満を持して映画化された。

本作のW主演に抜擢されたのは、これまでに発売した7作のシングル全てが主要音楽チャートで1位を獲得、昨年末には「第73回NHK紅白歌合戦」への初出場を果たし、アジア最大級の音楽授賞式「2022 MAMA AWARDS」では“Favorite Asian Artist”を日本人アーティストで唯一受賞するなど国内外から熱い注目を集めるグローバルボーイズグループ・JO1メンバーの 白岩瑠姫 、そして 「マリーミー!」(20/ABC)、「青春シンデレラ」(22/ABC)、「ブラザー・トラップ」(23/TBS)、『おとななじみ』(23年5月12日公開予定)など次々と映画・ドラマの主演を演じる他non-no専属モデルとしても活躍する 久間田琳加。

監督は「映像作家100人2020」にも選出されるほか、「明日、私は誰かのカノジョ」(22/MBS)や、第59回ギャラクシー賞 マイベストTV賞グランプリ受賞作「美しい彼」(21・23/MBS)、『劇場版 美しい彼~eternal~』(23)など、話題作を続々と手がける酒井麻衣。

今、最も勢いのあるキャスト陣や監督によって大切に育まれた 映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いに行く』の全国公開が2023年9月1日 始まり、公開早々、映画館に駆け付けた人たちの感想やコメントがSNSに溢れたた。「何回でも観たい」「2人の姿に勇気をもらった」などすっかり作品の魅力にハマったコメントが散見された。

今回、映画公開二日目となる9月2日(土)、【『夜が明けたら、いちばんに君に会いに行く』公開記念舞台挨拶】が行われた。 この模様は全国166スクリーンに向けて生中継も行われ、日本中のファンたちが見守っていた。

大きな拍手に迎えられ 主役を務めた 白岩瑠姫(JO1)と久間田琳加、 そして 箭内夢菜、上杉柊平、酒井麻衣監督の5名が客席前下手扉から登場した。

ここからは荘口彰浩氏の司会にて進行された。

まず、今の挨拶と今の気持ちを語った。

白岩瑠姫: 深川青磁 役を演じた白岩瑠姫です。朝早くからお集まりいただき本当にありがとうございます。沢山のかたの支え・協力があって今日を迎えられたので全てのかたたちに感謝して今日を楽しみたいと思います。

白岩瑠姫

久間田琳加: 丹羽茜 役を演じさせていただきました久間田琳加です。会場にお越しの皆さん、ライブをご覧の皆さん、本当にありがとうございます。 昨日、公開初日を迎えたのですが、SNSや私の元にもすごく沢山コメントが届いていて、自分でもチェックしたりして(笑)やっと公開することが出来たということを毎秒毎秒噛みしめています。今日は楽しんでいただけたらと思います。

久間田琳加

箭内夢菜: 茜の友人・沙耶香を演じました 箭内夢菜です。ついにこの日が来たんだなって、今すごくワクワクしているし早く皆さんに観て欲しいという思いでずっと公開日を待ち望んでいたので、是非じっくり観て、沢山のかたに広まっていければいいなと思います

箭内夢菜

上杉柊平: 青磁・茜が通う高校の美術教師 岡崎 役を演じました 上杉柊平と申します。上演後ということで客席の皆さんが爽やかな顔をされているのが見えます。 私自身、教師役が初めてだったのですが、ああ、こっち側(※生徒役ではなく先生役に)に来てしまったんだなと思って(笑)今日は どしっと いい大人でいたいと思っています。 よろしくお願いします。

上杉柊平

酒井麻衣監督: 監督の酒井です。 昨日からの公開なのですが、もうすでに何回も観て下さっているかたがいるとSNSで見させてもらって、色々な感想を見させてもらい本当に嬉しいです。今日はよろしくお願いいたします。

酒井麻衣監督

◆ついに公開になりましたが、改めてこの映画の魅力とは?

白岩: 誰かを思ったり、誰かと出会うことで自分が少しずつ変わって行ったり、その人から影響・刺激を受けて自分が変化していくという姿が青春だな、羨ましいなって思う気持ちが皆さんにもあると思うんです。 お互いがお互いを支え合っているという関係性が羨ましい、微笑ましいと思いました。

久間田: 弱いところを見せられるって素敵な関係だなって思います。 私自身、すごく強がってしまう部分もあるんですが、お互いの悩みを共有してより強くなる絆ってあるなって思うし、青磁と茜の関係はとてもステキだと思います。

白岩瑠姫

◆撮影現場で印象に残ったシーンを教えてください。聞いたところでは、白岩さんも久間田さんも2人とも人見知りだそうですが、大丈夫でした?

白岩:(笑) 周りのかたに支えてもらったところもあるし、徐々にコミュニケーションをとって、後半は青磁と茜でやってましたけど。 最初はね。

酒井監督: 現場に入るまでは(白岩と久間田は)本当に全然喋らないし、目も合わさなくて(笑)現場でも1日目が 青磁が茜の家に行くシーンだったんですが、よく 撮影が始まった瞬間に青磁と茜になれるなぁって思いましたね(笑)

白岩: めちゃめちゃ緊張したのを覚えていますね(笑)

久間田: え~、でも あの日 結構アドリブも出してましたよね。ドアの前とかのシーンで。

白岩: あ~!確かに!

久間田: すごいなぁって思って(笑) あの瞬間にもう大丈夫だって思いました。

白岩: あのシーンが最初に青磁として入ったシーンだったので。

久間田琳加

―――――――目も合わさないのにアドリブは出たんですね。

白岩: そうなんです。 なのでそれを知って観ると、また見方がかわるかもしれませんね(笑)シーンについて、話したいことはいっぱいあるんですが、今回屋上のシーンとか、空が多いので高い場所での撮影が多いんですが、監督が高い所が苦手なので、屋上のシーンで端っこに行ったりすると「行かないで!戻ってきて!」ってすぐに真ん中に戻されるっていう(笑) 屋上で撮影してるのに、高い所に行かないでって(笑)

酒井監督: 原作が、空が凄く綺麗なんでそこを大事にしたいんですが、高い所が怖いのでみんなが安全に撮影して欲しいので(笑) 高い所の安全面では一番うるさかったと思います。

左から 白岩瑠姫→久間田琳加→上杉柊平

白岩: 上杉柊平さんは、僕の撮影とあまり日にちがかぶらず、少ない日数ではあったのですが、凄くクールでかっこいい感じなんですが、ゴッホのシーンでちょっとかんでしまった時とかのリアクションがめちゃめちゃ可愛くて(笑) ギャップを感じたのを覚えています。 皆さんもあれを見たらキュンキュン♡するだろうなって思いました。

久間田: 白岩さんが凄いなって思ったことがあって。 台本を覚えながら、新曲のダンスの練習もしていて、どっちも覚えていたんです! 私は新しいことを覚えるのはひとつのことしか出来ないですが、ものすごく器用にダンスも台本も覚えていました。

白岩: 僕たちの『TIGER』っていう曲と撮影がモロに被っていて、台本を見ながら ちょっと時間あると動画を見てダンスして・・・を繰り返してたら、踊りすぎて衣装を汗で びちゃびちゃにしてしまって。 大変だったんですが、今こうやって公開を迎えたら、やって良かったって達成感を感じ、幸せな気持ちです。

箭内: 映画で上半身だけのダンスシーンがあって、白岩さんはプラスそのダンスも覚えていました!本当に大変だったんだって今聞いて思いました。 何日かそのダンスの練習をしたり、今、いい思い出になったなぁと思っています。本番、その撮影中もそのダンスもやりつつ、新曲のダンスも踊っていたので凄いなぁって思いました。

箭内夢菜
  • ここで MCよりその時の様子を再現して欲しいと言われ、 台本を持ちながらダンスを練習する様子を急遽再現して見せ本当に大変だった様子が伺えた。
左から 箭内夢菜→白岩瑠姫→久間田琳加

白岩: いや~、本当に大変だったんですよ! 3~4つ 覚えることがあって(笑) 充実して楽しかったですね。

久間田: 見ていて不思議な人だなって思いましたね。 全部やってもパニックにならないんだ~って(笑)才能ですよねぇ。

白岩: 僕もあまり話さないかただと思っていたし、本番前、女優さんが気持ちをどうやって作っていくのかわからなかったのですが、しゃべってみたら凄く小さいことでも笑ってくれるし、めちゃめちゃ喋るし、自分が好きな話題になるともう止まらなくなるので(笑)話しやすかったし、もっと早くしゃべってコミュニケーションとっておけばよかったって今思っています。

久間田: 途中から急加速で変わりましたよね?(笑) びっくりしたんじゃないかなって思います(笑)

白岩: でもすごくやりやすかったです。

久間田: ありがとうございます。

左から 白岩瑠姫→久間田琳加→上杉柊平

上杉: 僕は実質三日間くらいしか撮影に行ってなくて、ゴッホのシーン撮って、そのあと青磁くん・茜ちゃんと各々終盤のシーンがあるんですが、2人とも最初の時と違って目が違うんです。 最後のほう役として、しっかり前を見据えていて 信頼が上がっていて。そんな2人を見ていて、「頑張れ!いいぞ!」って応援したいなっていう気持ちでどんどん向かって行けたし、僕もパワーをもらいました。目が変わっていたのを感じましたね。

上杉柊平

白岩: 自分では感じていなかったので、そう言っていただけてとても嬉しいですね。

久間田: 先生と撮影の時、本当に「頑張れ!」っていう気持ちを感じていて(笑) 先生を見ないで走っているはずなのに、後ろからすごい応援を感じて走っていました(笑)

上杉: ほんとに「頑張れ!頑張れ!!」って思ってましたね。

酒井監督: その頑張れのシーンなんですが、とてもいいシーンなんですが、あれって実は上杉さんのアドリブで脚本には無いんです。 きっと感じ取ってそう表現して下さったと思うんですが、凄くいいなって思いました!! あとは、学校のシーンで、ある日突然2人が話しだしたので、びっくりしましたね(笑)文化祭のシーンあたりで人見知りが解消されたというか、2人ともコミュニケーションとらなきゃって真面目に思ってやって下さっていたので、それが屋上のシーンの前だったので、それが 2人の関係性がより青磁と茜らしくなって良かったなって思いましたね。

左から 酒井麻衣監督→箭内夢菜→白岩瑠姫

◆本作は純度100%な、色鮮やかなラブストーリーですが、皆さんの 〇〇度 100%を教えてください。

白岩: 『夜きみ』愛度 100%です。 昨日、(久間田と)2人で遅い時間に『夜きみ』公式Instagramでインスタライブをやったんですが、僕、そのあとで映画館に行って『夜きみ』観て来ました!

(※ 全員びっくり)

白岩瑠姫

酒井監督: えっ!!! お客さんの中に居たってことですよね? 気づかれました??

白岩: いや、気づかれないです(笑) 気づかれない技があるから(笑) 本当にレイトショーで観に行きました(笑) 所々で反応も聞こえて来て、楽しかったですね。 みんなを見るのも楽しかったです。 いや~、エンドロールの時、前に立って挨拶して帰ろうかと思ったんですけどね(笑) いるよって伝えたかったんですが(笑) これからも居るかもなんで、ちゃんと横を見てくださいね(笑)

久間田: 私は…昨日感じたことなんですが、運命100%です。 昨日やらせていただいたインスタライブを行った場所で小学校の同級生がそこで働いていて! 10年ぶりだったし、名札も付けてないし、会ってもいなかったのにわかるんです! 一目見ただけでわかって(笑) 公開初日にそんなことが起きるんだって、びっくりしました。

箭内: 私は 感動度100%ですね。 この前の24時間テレビに参加させていただき、「イッテQ」メンバーとかも出ていたりで。 当日発表された24時間マラソンランナー・ヒロミさんが走られているのを見て、こんなかっこいい大人のおじさま、居るかなって思い、モニター越しにリアルタイムで応援していて。 ヒロミさんがかっこよすぎて。 尊敬出来るかっこよさに 感動度100%でした。

上杉: 僕は、ほっこり度100%ですね。  僕も30歳を過ぎて、学生役から先生役になって周りも子供がうまっれる人が出て来たり….。 休みの日とか、子供たちと遊ぶことも多いんですが、これも「頑張れ~」っていう気もちで。もう競争心とかどんどんなくなって「頑張れよ~」て、心がどんどん穏かになっている日々ですね。

酒井: 私は 優しい度100% です。  茜ちゃんが気持ち悪くなってしゃがんでしまうシーンがあるんですが、青磁くんが袋を渡すんですが、渡し方がちゃんと手を回して、気持ちの悪い茜の立場に寄り添った渡し方をしていたり、遊園地のバルーンのゴンドラに乗る時、茜ちゃんが乗りやすいように青磁くんが手を添えてくださっていたりしていたんです。 それは私からリクエストとかしたわけではなく、白岩さんから自然と出る優しさで。 それが青磁くんの品にもなっていて、優しいなぁ、優しさ100%だなって。

白岩: いや~~、いい男ですよねぇ(笑) 青磁を見てキュンキュンしてくれるのって、少なからずこの僕を見て そういう細かい行動が心に刺さったり見つけてくれてるのかなぁって言う意味では、自分にキュンキュンしてくれてるっていう見方も出来るのでね。 嬉しい気持ちでいっぱいですし、本当に何も考えてはいないんですね。

白岩瑠姫

――――――― 自然に…なっちゃうってことですね???

白岩: (※ちょっとドヤ顔になりながら)なんかそれって…カッコ悪いですよねぇ(笑)本当に無意識でしかない、無意識ロマンティックですよ(笑)

久間田: 茜としてはすごく感じとれて。 茜は必死に生きてるから、青磁くんがいて良かったなって思いましたね。

久間田琳加

◆最後に御覧の皆様に挨拶をお願いします。

白岩: 僕たちだけではなく、裏の見えない所で支えて下さっている関係者の皆さんだったり、今日こうして足を運んでくださっている皆様だったり、昨日観て下さった皆様がいて全て『夜きみ』が成り立っていると思うので、改めて全ての皆様に感謝したいと思いますし、改めて皆さん本当に健康に気を付けて過ごして下さい。僕は今日この日を迎えられたこと、本当に幸せに思っています。特別な時間をありがとうございました!

久間田: 今日は皆さん、本当にありがとうございました。 この作品を本当に身を削りながら、がむしゃらに前を向きながら、しんどくもなりながらも青磁くんという存在に助けられて。 人との出会いによって救われることもあるし、考え方が変わることもあるなっていうのを今また作品を観てみて感じることもあるので1人でも多くのかたの背中を押せる作品になったらいいなと思っています。今日はありがとうございました。

酒井監督: まずは原作の汐見先生に御礼を言いたいです。 この物語と出会えて、本当に良かったです。撮影現場でキャストの皆さん、スタッフの皆さんと一生懸命やって今日皆さんに見せられることが出来ました。 皆さんが観て下さることで完結すると思っていますので、足を運んでいただき本当にありがとうございます。 より多くの人にこの物語が届くように祈っております。 これからもよろしくお願いします。

酒井麻衣監督

text & photo :Chizuru Otsuka

タイトル:『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』

© 2023「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」製作委員会

9月1日(金)全国ロードショー

配給:アスミック・エース

コピーライト:© 2023「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」製作委員会

【ストーリー】

無彩色で息苦しいこの世界。救い出してくれたのは、“私を嫌い”な君でした――。

マスクが手放せず、周囲の空気ばかり読んでしまう「優等生」の茜。

自由奔放で絵を描くことを愛する、銀髪のクラスメイト・青磁。

何もかもが自分とは正反対の青磁のことが苦手な茜だったが、

彼が描く絵と、まっすぐな性格に惹かれ、茜の世界はカラフルに色づきはじめる。

次第に距離を縮めていくふたりの過去がやがて重なりあい、初めて誰にも言えなかった想いがあふれ出す――。

【クレジット/ビリング】

出演:白岩瑠姫(JO1) 久間田琳加

   箭内夢菜 吉田ウーロン太 今井隆文 / 上杉柊平 鶴田真由

原作:汐見夏衛 「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」(スターツ出版 刊)

監督:酒井麻衣

脚本:イ・ナウォン 酒井麻衣

製作『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』製作委員会

制作プロダクション:C&Iエンタテインメント、アスミック・エース

配給:アスミック・エース

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