【韓ペンオリジナルレポ】~舞台『Home』制作発表会~ 10月6日(金)~10月9日(月・祝) 浅草花劇場にて上演! イ・ウゴン(TRITOPS*)、チャン・ユジュン(TRITOPS*)、ノ・ミヌ(BF)、網浜直子、木山裕策、安藤亮司が登壇! 作品について大いに語る

【韓ペンオリジナルレポ】

2023年10月6日(金)~10月9日(月・祝) 全8公演   浅草・花劇場にて上演される 舞台『Home』。

本作品は2008年 木山裕策氏がリリースした楽曲『home』を元に作られたオリジナルストーリー。

木山氏が妻子と暮らす中、自身がガンに侵されたことにより改めて感じた家族や様々なものの大切さを描いた楽曲「home」の歌詞をベースに、家族の存在がどれほど大切なものかを丁寧に伝えてくれる作品になっている。

昨年、2022年3月に、RUI、秋沢健太朗、川上麻衣子ら豪華キャストにて上演し人々に多くの感動を与えた。 そして2023年 秋、待望の再演が決定!!

今回は、主演として、ミュージシャンを夢見て路上で歌を歌う家族想いの長男・祐一を イ・ウゴン(TRITOPS*)、 祐一とともに、車椅子ながら夢をもち路上歌手活動を続ける三男・蒼太を ノ・ミヌ(BF)、そして現実的な考えから二人の活動に反対する銀行員の次男・健次を チャン・ユジュン(TRITOPS*)のK-POPアーティストの3人が演じることとなった。 また、3人兄弟の母親・充子を、アイドルとして活躍し、現在は女優、歌手、タレントとして活動する、親しみやすさで多くの支持を得ている網浜直子が演じる明るく元気で温かい肝っ玉母さんと、夢と現実に立ち向かう息子たちの愛いっぱいのストーリー。

舞台の上演に先立ち、舞台『Home』制作発表会が2023年9月19日(火)都内にて行われ、母親役の網浜直子、 長男役のイ・ウゴン(TRITOPS*)、次男役のチャン・ユジュン(TRITOPS*)、三男役のノ・ミヌ(BF)、本作品脚本・演出の安藤亮司(劇団ウルトラマンション)が登壇。 そして発表会後半では本作品に企画協力した木山裕策もスペシャルゲストとして登場した。


進行役の安藤が 「舞台『Home』の家族のみんなです!」という声と共に網浜、ウゴン、ユジュン、ミヌの4名が登場した。 

ウゴン: 長男・祐一 役のウゴンと申します。 よろしくお願いします。

イ・ウゴン(TRITOPS*)

ユジュン: 次男・健次 役のユジュンと申します。 よろしくお願いします。

チャン・ユジュン(TRITOPS*)

ミヌ: 三男・蒼太 役のミヌと申します。お願いします。

ノ・ミヌ(BF)

網浜直子: この3兄弟の母親・充子をやらせていただきます網浜直子です。 よろしくお願いします。

網浜直子

自己紹介を済ませ、ここからは安藤氏の進行で舞台『Home』についてトークが繰り広げられた。

■最初、オファーを受けた時、どのように感じましたか?

(※ 「誰からいく?挙手でいく?」という安藤氏の言葉に、一番に手をあげたのはミヌ )

ミヌ: 僕は舞台に立つのが大好きで、また色んな皆さんと舞台に立つことが出来てとても光栄です。 内容を見て家族の話だからとてもやりたいなって思ったし、台本を見て 「いい物語だなって」感動したので、台本に迷惑をかけないように頑張っていこうと思いました。

ユジュン: 僕もこの作品に出演することが出来ると決まった時、これは家族の話だし兄弟の話ですが、 同じグループのウゴンアニキとは、僕が家で僕のお姉さんと一緒に住んでいたのとほぼ同じくらいの時間、もう15年一緒に住んで一緒に活動していて本当のアニキだと思っているので、兄弟の話は本気でいけるんじゃないかと思って頑張りたいと思います。

ウゴン: 今回『Home』に出演出来て本当に嬉しかったし、『home』っていう有名な曲から生まれる感動的なストーリーを僕の本当の弟みたいなユジュンさんと、そして今回BFのミヌさんや日本の役者のかたたちと一緒に公演が出来てとても嬉しいです。 今、稽古中なんですが、めちゃいい、本当に家族みたいな雰囲気で、自分自身もとても集中出来ています。 今回 『Home』に出演出来て本当に嬉しいと思います。

網浜: 木山さんの『home』という曲はとてもよく知っていますし、台本を見ていくと、とてもあたたかい家族の話なんですが、私の役を見るとまるで私のことを調査されていたのかと思うくらい(笑)本当にリアルに共感する部分がありました。 実の生活では息子が2人いるんですが、キャスティングされたこのお三方を見た時に「え?こんなキラキラした子たちのお母さんをやらせてもらえるんだって、ちょっと ときめいてしまったり…(笑) 私自身、長い間 女優業を離れ子育てに集中して来たので、演技という部分、ステージに立ついう部分にはかなりブランクがあります。 そして舞台は初めてになりますので、稽古が始まる前からドキドキしていたんですが、韓国キャストの皆さん一生懸命日本語を勉強して凄く上手で。 この子たちがこんなに頑張ってお芝居しているんだから足はひっぱれないなと、今から本当に気を引き締めてやらなくちゃと思っています。 プライベートでお母さんをしていたことを、キャラクターに存分に発揮出来ればいいなと思っています。 楽しみです。 

■韓国キャストの3人は、ご自身に兄弟はいますか? 山郷家のご家族とご自身の家族を比べてどんな違いがありますか?

ウゴン: 僕はお姉さんが1人で、 弟たちがいるっていうのは初めてです。 メンバーのユジュンさんがいるからなんとなくはわかるんですが、ミヌさんが末っ子でとても可愛くて、本当の末っ子がいればこんなに愛おしいんだなって思いましたね。

ユジュン: (※ちょっと嫉妬したような表情で)え~、僕は本当の末っ子じゃなかったんだ(笑)

ウゴン: (※ユジュンをなだめるように、ユジュンの膝に手を置きポンポンしながら) この子はあんまり可愛くはない(笑) ちょっと強いので(笑)

ユジュン: (笑) 僕もお姉さん一人です。 元々僕は家で末っ子だったし、今回の役とはちょっと逆で、自分で言うのもなんですが(笑)可愛い系というか….。 お母さんが僕のことを「わんちゃん、わんちゃん♡」って。 韓国では「あ~、かわいいわんちゃん♡」って末っ子とか可愛い子に言うんです。 家ではそんな雰囲気なんですが、外に出たらそんな雰囲気は見せない(笑)  そのギャップがね(笑)  今回の役とは全然違います。 今回の山郷家のきりっとした役の感じとはちょっと実際の家での僕は違いますね。 舞台を頑張りたいと思います。

ミヌ: 僕は長男です。 妹がいてこの作品の状況とは真逆なんですが、僕にはお兄さんがいないですが、こうやって本当のお兄さんが2人も出来て、本当に僕もお兄さんが欲しかったなって思うくらいめちゃいい話になると思います。 2人は上に兄弟がいますけど僕だけ長男って逆で不思議ですね(笑)

ユジュン: 僕たちがアニキなんですが、さっきもミヌが僕たちの衣装チェックをしてくれたり。

―――――(安藤)  もしかしたらミヌがダントツでしっかりしてるかも?(笑)

ミヌ: いえいえ。 そんなことないです。

ユジュン: いや~、本当にそうなんです。

■網浜さんは女手ひとつで三兄弟を育てた母親の役ですが、お稽古はどうですか?

網浜: まだ1日しかお稽古をやっていないんですが、次男役のユジュンくんとは今日が初対面です。 私がスタジオに入って「おはようございます」って言った瞬間、みんなピッと立って「おはようございます!」って言っていただいて、本当に礼儀正しくて。 そういう風に厳しくきちんと育って来た皆さんなんだなって思って、びっくりしました。 台本はもちろん日本語で書いてあって、私なんて日本人なのに日本語ですらたどたどしいのに、彼らはそれを読み込んでお芝居をするなんて本当に凄いな、素晴らしいなって、ただただお稽古1日目はその感動と、それに負けないように私もやっていけるかなと不安になったりもしました。 でも子供たちが可愛くて! 3人も増えちゃって(笑)沢山息子が出来たような感じです。 あとは”シングルで子供を育てて来たお母さんのたくましさ”を、もうちょっと出せればと思っています。 

ここで 舞台『Home』のタイトルにもなった 楽曲 『home』を歌っている 木山裕策も登壇し、作品について共に話すことになった。

■木山さんにとって『home』という楽曲はとても大切だと思いますが『home』が舞台になると聞いた時どう感じましたか?

木山: 最初にオファーを受けたのはずいぶん前、コロナの真っ只中でした。 そこから紆余曲折があって、やっと去年初演が実現しました。 コロナ禍で色々考え、悩んでいた時期に頂きました。 最初、舞台になるってイメージがつかめなくて。 歌の世界がそのまま舞台になるって聞いて、どうなるんだろう??って。 初めはただただ驚いていました。 そのあとzoomで監督さんや関係者の皆さんに僕の人生について聞いて頂いたんです。 自分の人生が舞台になったらどうしようって、ちょっと怖かったんですが(笑) でも話していくうちに家族愛って普遍的なテーマで、どこの家にも存在して。 うちは男の子が4人いるんですが流石に監督はそれは多いと思って3人になったみたいですが(笑) この話はお父さんは居ないですが、僕の家族には僕が居て(笑) なので斬新にストーリーを作って頂き、脚本を見させて頂いた時に、ほっとした感がありました。 客観的に舞台『Home』を観させて頂きました。 初めは驚きましたが、去年の初演では何度も観させて頂き何度も涙を流しました。 

木山裕策

■今回の再演にあたって木山さんからキャストの皆さんに何かメッセージはありますか?

木山: 1年後にまた再演になるなんて本当にびっくりしました。 今日、ここに呼んで頂いてドキドキしながら来たんですが、控室でもうみんなめちゃくちゃみんな仲がいいんですよ。 網浜お母さんを始めとして、もうすでにみんな家族っぽくなってて。 家族ってストーリーがあると思うんです。 兄弟の葛藤や親子内の傷とか、いいことばかりじゃなくて、いっぱい悩んで悩んで乗り越えて、最後に…っていうような。 今回も前回とはまた違う家族の絆が生まれそうな予感を感じさせて頂きました。 僕は演技が出来ないので歌でしか応援出来ないんですが(笑)舞台を観に来て下さったお客様が感動をして頂けると思うのでその日(※歌唱を行う日)はよろしくお願いします。

安藤亮司(劇団ウルトラマンション)

―――― (安藤) 僕もこの家族4人がいたらそこには入っていきにくいなぁって思うくらい家族になってますよね。

木山: そうなんです。 あと1つ気になったのは、なんで3人ともお肌がそんなに綺麗なのかってことで(笑) 秘密兵器でもあるんじゃないかと(笑)

ミヌ: 化粧です!(笑)

ユジュン: お化粧しましたっ(笑)

■ネタバレにならないようにご自身の役の好きなセリフを教えて下さい。

ミヌ: 「山郷兄弟です。 兄弟で歌ってます。 もし時間があったら1曲聞いてもらえませんか? よろしくお願いします」って何回も何回も繰り返して言います。 歌手になりたいという感情とか色んな状況とか含めて一番感動するセリフじゃないかなって思って、これが好きです。

木山: 僕もそのセリフが好きですね。 今聞いて、去年の公演を思い出しました。 すごくいいシチュエーションで言うんですよね。 その背景が色々あって、何故彼がこの言葉を言うのかとかね。 そこも泣いた所です、僕。

ユジュン: 短いんですが 「社会に出るって大変なことなんだよ」 です。 

木山: 次男の性格をすごく表してる言葉ですよね。

ウゴン: 僕は… 「オードブルね」っていうセリフです(笑) 母ちゃんとのセリフなんですが、その時の流れと言うか、それが母ちゃんとの絆や仲良しさがよく出ていて。 僕、オードブルってよくわからなくて(笑) 稽古の時ずっと間違えていて(笑) 何が正しいのか、まだよくわからないので本番では完璧に言えるように頑張ります。

――――(安藤)  母ちゃんが「オードンブルね」って間違えて、それを長男が「オードブルね」ってツッこむシーンなんですが、ウゴンは母ちゃんにつられて「オードンブル」って言っちゃうんです。 皆さん観に来てくれるかたはそこもチェックして下さい(笑)

網浜: 「まんまんちゃん、あん!しなさい」ってセリフがあるんです。 亡くなったダンナさんが関西の人という設定で。 なので時々そういう言葉が出て来るんですが、最初みんな なんだかわからなくて

――――(安藤)  「まんまんちゃん、あん!」って言うとみんなくるくる回ってたり(笑) どういうこと??って(笑)

網浜: 「まんまんちゃん」が神様ってとこまではわかっても、「あん」って何?って(笑) ニュアンスでしかわからなくて。

ここからは記者との質疑応答の時間となった。

◆網浜さんに質問です。この作品が女優業として復帰になるんでしょうか?

網浜: 大々的には今回がそうなりますね。

――― 今回が何年ぶりですか?

網浜: 舞台は初舞台なんですが、ドラマとかも20年近くやっていないので。 でも私生活がドラマみたいだったんで(笑)その部分では あまりかけ離れていない感じでやれるかなって思っています。

――― 初舞台、まだ稽古は1日だけということですが、何か難しさを感じたことはありますか?

網浜: 20年近く経っていて年齢も重ねているので(笑)脳がちゃんとセリフを入れてくれるかなっていうのが不安ですが、それよりもこのお3人の方が多分凄くハードで過酷な状況でセリフを入れるわけですからそんなことは言ってられないなと、一生懸命頑張ろうと思っています。

木山:(網浜さんは実生活では)男の子2人ですよね? 今回の息子は3人だけど、そんなに変わらないですね? 一人増えただけですものね。

網浜: でも1人増えると頼もしさは違いますね。 倍な感じがします。 引き連れてる感はします。

◆後ろに貼られたポスターにも「夢を持つことは素晴らしい」と書かれていますが、皆さんがこの舞台を通して叶えたい夢を教えて下さい。

ウゴン: 僕は歌う仕事をやっているのですが、これからもずっと続けることですね。 日本でずっと活動を続けて、出来れば長ければ長い程ずっと歌いたいという夢があります。

ミヌ: 僕もウゴンさんと似てる話ですが、皆さんの前で歌ったり踊ったり演じたりすることを長く続けること、あと、愛してる人たちと幸せに、どんな大変なことがあっても乗り越えて幸せに生きることが夢です。

ユジュン: 考えても考えても(ウゴンさんと)僕は同じグループだから同じになりますよね(笑) 韓国デビューから考えると凄く長いのに1人も出たメンバーもいないし、そのままでめっちゃ仲良しで今まで来たんです。 それが僕たちのプライドっていうか。 本当に難しいことなんです、グループがずっと仲良しでいるっていうのは。 僕はそれを運命だと思っていて、それをずっと守って、長く出来れば出来るほど長くファンの方たちと幸せな生活…活動っていうより生活っていう感じがするんですね。 それをずっと一緒に手をつないで歩いて行きたいです。

網浜: この舞台が初舞台ですが、この舞台をきっかけにもっと夢を持ちたいなって思います。 いくつになっても諦めず夢を持って生きることを、家族やこの舞台を通して皆様に大きい意味で伝えられたらいいなって思っています。 丁度、彼らのような子供たちを持つ歳、お母さんなんですが、子育てがある程度終わってそれから先でももっと夢を持って生きていくことが出来る、それを実践するような形で皆様にお伝え出来たらと思います。

木山: 僕は歌を一日でも長く歌い続けたいという夢があって、39歳でデビューしました。 若い頃にガンを患った人生だったので一日でも長く人の心に届くような歌を歌いたいというのが夢なんですが、今回の舞台を通して実現したい夢というのは、歌の世界ともつながりますが、歌とか舞台を通して見てくれた人の心にはちょっとした温かい炎がともるのではないかと思っているんです。 そのために僕たちは歌ったり舞台を頑張ります。 僕の夢は歌い続けることですが、それを通してちょっとだけ世の中を楽しく明るく、子供たちが明日も頑張って生きようと思うような社会や世界になれるよう長く歌い続けたいと思っております。

◆網浜さんの女優復帰を息子さんは何か言っていましたか? 息子さんは芸能界には興味は?

網浜: 本当を言うと息子たちの後押しがあって。 「お母さん、いい加減僕たちばかり見ないで。早く社会に戻って僕たちから旅立って」って言われて(笑) ずっと家に居て子供たちにばかりに目がいっていたので流石に二十歳も過ぎて大人になるとウザイみたいで(笑) 「仕事どんどんやって」って言ってくれて。 今やっとそういう状況になったんだって子供たちの成長も実感しました。 子どもたちの芸能界への興味はナゾですね(笑) 長男は1人暮らしをしていますし、そんなに最近話す機会もないのですが、「お互い頼らずにいようね」と言っています(笑)

◆韓国キャストの皆さんは何度も日本にも来ていますし、舞台も何度も出て日本語もお上手ですが、長いセリフを毎回どのようにして覚えているのでしょう?

ミヌ: これはもう何回も繰り返しやって。 でも、正直に言うと、今言っている言葉も合っているがわからないんです。イントネーションとか。 スタッフさんとか標準語に近いかたに聞いて教えてもらっています。外国人っていう感じがしないように、スタッフや監督さんに聞いてやっています。

ユジュン: 舞台を何度もやりましたが、やるときはいつも難しいと思うし大変だと思いますが、頑張るしかないです! ずっと何回も何回も、読んで読んでやるしかないんです。 自分の動画を撮って発音とか声を聞いて直したり、頑張るしかないです。 とにかく頑張ります!(笑)

ウゴン: 覚えるのはとても難しいんですが、僕の場合は色んな場所に移動する時とか、その時間をよく使います。 本格的に覚えようとするのではなく、移動や普通に歩く時とかのほうが集中出来る、頭に入りやすいです。 イントネーションとかは日本のキャストさんたちに手伝ってもらったりしますし、プロデューサーさんにもめちゃくちゃ手伝ってもらって、本当に申し訳ないと思いますけれど頑張っています。

――― 皆さん、一日中、頭から離れない感じですか?

ウゴン: はい(笑)

ユジュン: いつも稽古場に行く時も自分たちの AirPods で聞きながら自分のセリフを言いながら歩くんです。 自分の声は自分には( AirPods をしているから)聞こえないけど、すれ違う人たちはヘンな2人に見えていると思います。 1人で「社会に出るのは大変なことなんだよ」とか言ってて(笑) だから、ちょっと申し訳ないですね(笑)

安藤: ちなみに少人数で稽古していて、彼らがイントネーションとかわからなくなって僕に聞かれたんですが、僕が くしくも関西人なんで、僕が彼らに教えたイントネーションを翌日プロデューサーさんにダメ出しされているってこともありました(笑)

◆網浜さんはK-POPとか韓国ドラマとかに興味はありますか? 3人と会った時の第一印象も教えて下さい。

網浜: 多くの皆さんと同じでコロナ禍、韓流ドラマにハマって見尽くして(笑) 見ると止まらなくなっちゃうんです。 大好きですし、勉強出来るところもいっぱいあるし凄いと思っています。 三人の第一印象ですが韓国の文化として目上の人に礼儀正しいというのは知ってはいましたが、初めてお会いした時も直立不動で「おはようございます!」って。 なかなかそういう現場って今まで無かった気がして、凄いなぁって感心したのと、あと、みんな驚く程美しくて! 最初、マスクをしていたんですがマスクを外した途端「おいくつですか?」って聞きたくなるくらいで。 芸能のかたを見て初めてビックリしました。 毛穴なんて無いんですよ、肌も綺麗で!! 自分まで綺麗になれそうでワクワクありがたいです。

■最後に、観に来て下さる方々にメッセージをお願いします。

ミヌ: 今のこの世の中で、とても心が温かくなる物語だと思います。 皆さんにとって、いい思い出にさせられるように僕たち全員で協力していい作品を作っていきたいと思います。 頑張りますので応援をよろしくお願いします。

ユジュン: とても温かい話になると思います。 僕もそうですが、家族たちに自分の本心や心を話すのは恥ずかしいというか難しいと思います。 でも、この作品を家族みんなで観に来たら、観たあと、その家族がもっと仲良く、深く愛することが出来る作品だと思います。 是非家族たちとみんなで観に来て下さい。

ウゴン: 家族の温かい話、皆さんが観ていて温かい気持ちになって帰ってほしいです。 僕たちみんなで頑張りますので是非時間があったら観に来て下さい。 自分だけが満足する作品ではなく、みんなで一緒に頑張ってみんなで作るそんな素晴らしい作品になるように頑張ります。 よろしくお願いします。

網浜: この台本を読んだ時に最後の最後に、色んな展開があって、息子たちのシーンとか見応えあるシーンが色々あるんですが、最後に全部持って行かれるような感じです。 台本を読んでいて、一人台所のテーブルで泣いてしまったんですが、最後のそのシーンで「これは是非やりたいな」って思ったんです。 今、この世の中でそれぞれ違った形の家族、『Home』があると思うんですが、これは世代を問わず色んなことに感情移入して観ていただける作品だと思います。 そういう意味でいろんな方に足を運んで楽しみに観に来ていただけるように、私もこの3人のお母さん役を一生懸命頑張って務めたいと思いますので何卒足を運んでください。 よろしくお願いします。

木山: 僕は出演しないんですが、お父ちゃんは遠くはなれたところから応援してるんですけど(笑) 本当にここ最近世界中が大変な時代になってしまっていると思うんです。 皆さん、心が疲れているかたも多いのではないでしょうか? そんな皆さんに観て頂きたい舞台だと思っています。 家族っていうのは何をするのも核となる部分だと思っていますし、やっぱり大変なこともあるけれど、大変なことも家族でやったら乗り越えられる、そんな存在でもあるんでは思うんです。 前向きで、基本的にほのぼのとした笑えるシーンがいっぱいあるんですが、最後にほろりと温かい涙が流れるような…。 そんな舞台だと思いますので、是非会場にいらしてその目で観て下さい。 僕も何度も駆けつけて観たり、歌も歌わせていただきますので、是非足をお運び下さい。 よろしくお願いします。

安藤: 木山さんが駆けつけて歌って下さるとのことですが、初日の1回目の公演も木山さんに歌っていただけることになりました!!千穐楽日の公演も2公演共ゲストで来ていただけるとのことで、みんな心強いです。みんなで頑張っていきましょう!!

質疑応答は終了し、フォトセッションにて会見は締めくくられた。フォトセッションにて韓国キャストに囲まれた網浜直子は「ファンのかたたちに申し訳ない…」と恐縮している姿がとても微笑ましかった。

演出の安藤氏のキャストへの愛情いっぱいの進行と、キャスト4名 及び木山氏の人柄の良さでとても温かい和やかな会見が繰り広げられた。

舞台『Home』は、どんなこともおおらかに受け止めドンと構える母ちゃんと、そんな母ちゃんに心では頼りながらも人間として男としてどんどん成長を見せていく息子たちの姿を描いている。社会にもまれ苦悩するも、家族愛に支えられ乗り越えていく姿には、きっと「頑張れ!頑張れ!」と心の中で応援してしまうだろう。

韓国キャスト3人は今まで出演した舞台でも長ゼリフやボリュームのあるセリフを毎回きちんと頭に入れ見事な演技で感動を与えて来た。 今回の舞台『Home』でも必ず楽しませ、感動を与えてくれるに違いない。 木山氏の優しくて心が癒される歌声で名曲『home』を聴くことが出来る日もある。 是非会場に何度も足を運び、家族についてもう一度考えてみてほしい。

text & photo : Chizuru Otsuka

舞台『Home』

【公演日】 2023年10月6日(金)~10月9日(月・祝) 全8公演                            

【会場】 浅草花劇場 (〒111-0032 東京都台東区浅草2-28-1)                           

【開場/開演時間】

10月6日(金)                                                 

【1部】開場 14:15/開演 15:00 【2部】開場 18:15/開演 19:00                                     

10月7日(土)、10月8日(日)

【1部】開場 12:45/開演 13:30 【2部】開場 16:45/開演 17:30                                  

10月9日(月・祝)                                                        

【1部】開場 11:45/開演 12:30 【2部】開場 15:45/開演 16:30  

【出演者】 

長男:山郷 裕一 役 イ・ウゴン(TRITOPS*)

次男:山郷 健次 役 チャン・ユジュン(TRITOPS*)

三男:山郷 蒼太 役 ノ・ミヌ(BF)

祐一の婚約者:ナミ 役 瀬口 美乃  

芸能事務所社長:渡辺 役 粟澤 穂乃花

健次の銀行の上司:中島 役 妹尾 竜弥

健次の銀行の同僚:松林 役 獅劇 レオン

母:山郷 充子 役 網浜 直子

【演出】 安藤亮司(劇団ウルトラマンション) 田中広喜(ミュージカル・ギルドq.)  

【脚本】   安藤亮司(劇団ウルトラマンション) 

【チケット代】 指定席 ¥9,300(税込)

バルコニーサイド席 \6,300(一般発売より)   

★ドリンク代別途 \500 ※4歳以上有料,3歳以下入場不可”                  

【チケット】

一般発売 : 2023年8月28日(月)10:00~

当日券販売あり (前売りにて完売の場合は無し)※公式サイトにてご確認下さい

【主催】   ライズコミュニケーション  

【企画協力】 木山裕策音楽事務所  

【協力】   VL.ent/FCLIVE/琴乃美/ニューウォーカーズ/ハート・レイ 

【お問い合わせ】  stage@risecom.jp

【公演特設サイト】 https://ticketstage.jp/home2023/

【公演 X(Twitter)】 https://twitter.com/Home_musicstage

~舞台【HOME】あらすじ~

山郷祐一と弟の蒼太はいつか売れる日を夢見て、この街の路上で歌っている ストリートミュージシャン。

アルバイトをしながら路上で歌う日々。

次男、健次はろくに稼ぎもしないこの活動に反対している銀行員。

彼ら3人は、幼い頃に父を亡くし、母に女手一つで育てられた「兄弟」である。

ある日、祐一と蒼太に転機が訪れる。しかしそこには、辛い現実があり、落とし穴があり、壁があった。

大人になるってどういうことなんだろう?

どの道を選択すれば、彼らは大人になれるんだろう?

家族にはそれぞれの形があり、いろいろな表情がある。

これは家族にまつわる「愛」の物語。