【韓ペンオリジナルレポ】 ※掲載写真は全てオフィシャル提供
2024年6月1日(土)、2日（日）の二日間、幕張メッセ 国際展示場 9-11ホールにて 大人気俳優 チェ・ジョンヒョプが自身初の日本ファンミーティング『2024 CHAE JONG HYEOP 1st FANMEETING in JAPAN [First Love]』 を開催した。
2016年俳優としてデビュー、2019年に『ストーブリーグ』（SBS)で地上波ドラマに初出演するとすぐに頭角を現し、2022年主演を務めたドラマ『時速493キロの恋』ではKBS演技大賞新人演技賞を受賞した。
日本では今年3月に惜しまれながら放送を終えたTBS系ドラマ『Eye Love You』 にて韓国人留学生テオを演じ、一気に視聴者のハートを鷲づかみにした。 今回のファンミーティング3万席は発売直後に完売！！ その人気の高さを証明した。
（※韓ペンでは 6月1日(土)公演をレポ致します）
開演前から会場はものすごい熱気に包まれていた。 開演時間になり、突然 「皆さん、僕が来ました。ちょっと待ってください♡」とジョンヒョプが語りかける声が聞こえると、まだ姿は見えないにもかかわらず客席からは「きゃああああ！！」と大きな歓声が上がった。 来場者の多くがジョンヒョプを知るきっかけとなった TBS系ドラマ『Eye Love You』の主題歌 Omoinotakeが歌う『幾億光年』をBGMに 、突然ステージ脇よりトロッコに乗ったジョンヒョプが姿を見せると、客席は最初から興奮MAX状態！！ ファンが作るハートに応えてハートを作ったり手を振ったり、照れながらもボードに書かれた文字を読み応えるなど出来る限りファンに返すジョンヒョプに客席の興奮は止まらない。
トロッコがステージ横に戻ると、自身が好きなひまわりの花束を持ち、LEDにもひまわり畑の映像が映し出される中、Krrの 『사려니（Saryeoni ）』を披露した。 白いスーツ姿のジョンヒョプはまるで王子様のようだった。
歌い終わり 改めてステージからギッシリ埋まった客席を見渡し、感慨深げな表情を浮かべながら「こんにちは、皆さん。 チェ・ジョンヒョプです。 今日は… よろしくお願いします♡ 元気ですか？ 僕もです」と、ちょっとたどたどしい日本語で挨拶すると、すでに客席はメロメロ状態。
MCの藤原倫己より今の気持ちとトロッコでの登場について聞かれ 「すごく緊張していますし、ワクワクもしています。 今は何も考えられないです。 （トロッコでは）皆さんと近くで会えて嬉しかったです。」と、日本での自身初のファンミーティングにこんなに大勢のファンが駆けつけてくれたことがまだ信じられない様子だった。
ここからはステージに準備されたソファーに座ってトークを進めることに。
公演タイトル『FIRST LOVE』 は、今回、自分自身の日本初ファンミーティングだが、FIRST LOVE(初恋)は誰しも忘れられないものなので、初恋のように今日のこの日を忘れたくないという思いを込めて名付けたそうだ。 そしてそんな記念すべき日に、ジョンヒョプの口からファンネーム「CHAEst（チェスト）」が発表された。ジョンヒョプの苗字「チェ」と、チェ・ジョンヒョプとファンはお互いにとって初めての存在だということを意味するFirstを組み合わせて名付けられた。
今回東京に来て、『Eye Love You』で共演した 二階堂ふみ（本宮侑里役）と 鳴海唯（仁科明日香役）、清水尋也（小野田学役）と食事をしたと話すと、キャストたちの親交が今も続いていることを嬉しく思うCHAEst から「わぁっ！」という声が上がっていた。 ちなみにジョンヒョプは日本の料理では「ひつまぶし」がお気に入りだそうだ。
ファンミーティング最初のコーナーはCHAEstから募集した質問に答える [チェ・ジョンヒョプをロック解除]！
「最初に覚えた日本語は？」との質問に 「おはようございます。僕はチェ・ジョンヒョプです。 よろしくお願いします。」 しかし、一番沢山使った日本語は 「ぜんぜんだいじょうぶです」だと答えた。 MCより最近覚えた日本語を聞かれ、「愛してるぜ！」と即答し、CHAEstたちはキュンキュン♡ 「愛してる」はよく聞くが「ぜ」をつけるとちょっと男らしさを感じるのが逆に可愛く、CHAEstにはツボのようだった。 どうやら先ほど話に出た食事会で「男らしい言葉を使いたい」と言うジョンヒョプに 清水尋也（小野田学役）が教えたらしく、今回早速使うチャンスに恵まれたようだ。
インスタなどに自撮りの写真が少ないのは自撮りが苦手なのかという質問に対し、自撮りはあまり得意ではないが、フィルムカメラを購入したので風景などを撮影するのが気に入っていると語った。 日本では横浜の風景がお気に入りだそうだ。
タイムトラベル出来るとしたら 過去と未来、どっちに行きたいか聞かれ「今、この瞬間！」と答えるジョンヒョプに大拍手が起こった。 客席も全員、同じ気持ちだったのだろう。 でも究極の選択として過去・未来のどちらか必ず選ぶのならば、過去に行き、もう少し早く演技を始めて経験を積み、もっと早くCHAEst に会いたいと語った。
韓国のオススメスポットやフードを聞かれ、「漢江（ハンガン）で、コンビニで買ったものやラーメンを食べる」 と、手軽な韓国満喫方法を教えてくれた。 店で食べるものでは、ジョンヒョプが夏になるとよく食べると言う、冷やした鶏のスープと麺に鶏の胸肉を乗せ、酢とカラシで味付けした冷麺のような 「チョゲグクス（초계국수）」 を勧めていた。
冬が好きなジョンヒョプに夏の楽しみ方を尋ねると、夏は用が無い限りエアコンや扇風機をつけた家で過ごす、外出の際には日陰を選んで歩くと答え、意外なインドア発言に大爆笑となった。
2つ目のコーナーなジョンヒョプの出演作やベストシーンについて話す【CHAEst SCENE】
『ストーブリーグ』（2019年SBS）、『無人島のディーバ』（2023年 tvN）、『時速493キロの恋』（2022年 KBS2）の３作品からジョンヒョプの出演シーンがそれぞれ上映された。
『ストーブリーグ』（2019年SBS）では野球選手 ミンホになりきるために フォームなどを練習したり野球について色々学んだりしたそうだ。 今回会場で上映された ケガで野球が出来なくなるミンホが悔しくて涙を流すシーンは、まだ演技を始めたばかりだったのでなかなか上手く出来ずプレッシャーを感じたと撮影時の 心境を語った。
『無人島のディーバ』（2023年 tvN）の自分が実はギホだと本当のことを打ち明けるシーンは、淡々と話したほうが説得力があるのではと考え演じてみたと役作りについて述べたあと、兄のウハが登場するシーンでは笑いが止まらず何度もNGを出してしまったという楽しいエピソードも暴露した。
『時速493キロの恋』（2022年 KBS2）ではキスシーンが上映され、CHAEstからは悲鳴に近い声があちこちから聞こえて来た。 しかし唇が触れそうな瞬間で映像が終わるというスタッフからファンへのイキなはからい（？）が…！
どの作品でも撮影時とオフは切り離す努力をしているそうだが、あえて混在させることもあるそうだ。 どんな役でも与えられたら一生懸命努力する姿をCHAEst に見せるべきだと考えていると語った。 このような姿勢が愛される理由の１つなのだろう。 今回のように大勢の人と自分の出演シーンを観るのは 洋服をはぎとられているくらい恥ずかしいと、わかりやすく可愛い表現をするジョンヒョプに爆笑となった。
『Eye Love You』（2024年 TBS）の放送が始まってから徐々に反響の大きさを実感したが、この作品のおかげで今、この場でCHAEst に出会えたことが本当にありがたいとしみじみと語った。
次の準備のためジョンヒョプが一度ステージを降りる際、にっこり笑って「またね～！」と手を振ると「きゃあ♡」と大きな歓声が上がった。 一挙手一投足、全てがCHAEst にはたまらない様子だった。
ジョンヒョプを待つ間は 画面にスンドゥブチゲを作る楽しい映像が流され、会場を和ませた。
衣装チェンジし、再びステージに登場！
次のコーナーは 【FIRST CHALLENGE LOVE】
ステージに登場したＬ・Ｏ・Ｖ・Ｅ と１つずつ書かれた４つの箱に入ったミッションを全てクリアし、CHAEstに素敵なプレゼントをしようという企画！
最初に選んだ「Ｌ」の箱には ３つのゲームを100秒以内にクリアせよというミッションが書かれていた。
- 日本語で数字を数えながら、愛犬ブロの似顔絵を描く
- バドミントンラケットで7回シャトルをリフティング
- ボトルフリップ（水の入ったペットボトルを投げてキャップ側を下にして立てる）
苦手と言いながら特徴を捉えた可愛いブロちゃんをメインステージで描いたあとは、花道でシャトルリフティングをなんなくこなし、センターステージでボトルフリップも数回で成功した。
次は 「Ｏ」のチャレンジ。 ジョンヒョプの写真3枚と同じポーズを、準備された小物を使い真似する。
2枚目のピッチャー姿の写真を真似る時、用意されたユニフォームを羽織るため着ていたジャンパーを脱いだ瞬間、CHAEstからは「きゃああああああ！！！！！」と物凄い黄色い声が上がっていた。
続く「Ｖ」のチャレンジは『キュートチャレンジ』
TikTokで大人気の『シナモンロールチャレンジ』を踊ることに。 画面を見て一生懸命練習するジョンヒョプに、CHAEstはもう完全に溶けてしまった表情！
「Ｅ」のチャレンジはCHAEstとテレパシーゲーム。
お題に合わせ、ランダムにカメラに抜かれたCHAEstと 同じポーズをとれたらクリア。
「１・２・３」の掛け声でとったポーズは微妙に違うも、さりげなく修正してクリアさせてしまう ジョンヒョプとCHAEst。 さすがの絆を見せた。
Ｌ・Ｏ・Ｖ・Ｅ全てのミッションをクリアし、なんとジョンヒョプがフィルムカメラで撮影した写真にサインを入れて20名にプレゼントした。 当選座席のブロックや列を読み上げる度に、期待の歓声が上がっていた。
さらに！！ もう1名にサプライズプレゼントがあるとジョンヒョプが言い出した。
開場前にジョンヒョプが客席を周り、椅子に貼ってある座席番号の裏にこっそり絵を描き、椅子の下にもひまわりの小さなシールを貼っておいたと言うと、CHAEstは一斉に座席番号や椅子のをチェックしていた。 見事選ばれたラッキーCHAEstには ジョンヒョプが使っている香水と同じものにサインを入れプレゼントされた。
楽しい時間はあっと言う間。 そろそろお別れの時間が近づいて来た。
「最初はこのような大きな場所で皆さんに楽しい時間や素敵な思い出を残すことが出来るのか、自分自身、疑問に思っていました。 でも、逆に皆さんが僕に素敵な思い出、幸せな時間を残してくれました。 時間があっという間に過ぎてしまいとても名残惜しいです。 本当に楽しかったです。」
しかし・・・ 「CHAEstが望めばまた再登場してくれるかも…」というMCからの素敵な言葉にCHAEstは大喜び。
「じゃ、僕はとりあえず… 退場したいと思います。」と 茶目っ気たっぷりに言うジョンヒョプ。 すぐさま、再登場を熱望する大きな手拍子が客席中に響き渡った。
すると…！！！
今度はオープニングとは逆のステージサイドからトロッコに乗ったジョンヒョプが姿を見せた。 それだけでも嬉しいのだが、手にはサインボールを持ち、トロッコから笑顔で客席へ投げ込む。 手で投げるだけでなく、トロッコが行けない席のCHAEstにも届くようにと ガンに数発入ったボールも撃ち込む。 この数がハンパない。 かつて見た事が無い程の大量のボールを次から次へとどんどん投げこんで行く。 客席は大騒ぎ。 ボールをキャッチした人は飛び上がって喜ぶ。 あちこちから歓喜の声が聞こえて来た。
ボールをキャッチ出来なかった人も、近くで姿を見ることが出来、興奮さめやらぬ様子だった。 今回おそらく数百個のサインボールを準備したのではないだろうか？
こんな所にもジョンヒョプのCHAEstへの強い感謝の気持ちが表れていた。 少しでも近くでご挨拶したいという、本人たっての希望からトロッコは実行されたそうだ。
改めて「ファンミーティング開催まで長い時間待ちましたが、こんなにあっという間に時間が過ぎるとは思いませんでした。 僕はあまり日本語が得意ではないのでちょっと書いてきました。」と、言いながらスマホを取り出した。
「忘れられない記憶と時間、思い出を作ってくださり本当にありがとうございます。 絶対一生忘れません。とても幸せでした。」と言い、最後にもう1曲 Nerd Connectionの 『그대만 있다면（If I have you only ）』を披露した。 「 永遠に僕のそばから離れないで。 僕から離れたらダメだよ。」という歌詞は、まさにジョンヒョプの気持ちを表していた。 歌いながら花道を歩き、大きな歓声に包まれたジョンヒョプは本当に幸せを感じたことだろう。 涙を止められず、しゃがみこんでしまった。 泣きながらも笑顔を浮かべ、「本当にありがとうございます」と感謝を伝えた。 言葉を発しようとするが、涙でなかなかうまく話せない。 「皆さんの気持ちが伝わり、こんなにも感情がこみ上げてきました。 （日本語で→）この瞬間を一生忘れません。 さっきはトロッコの高い所から皆さんを見ました。 なので今回は下の方で見たいと思います。」 と、突然のジョンヒョプの言葉に客席からは どよめきが。 客席に降り、通路を歩きだした。 トロッコでは行くことが出来なかった 端や一番後の方まで自分の足で歩き、さっきよりももっと間近でCHAEstに挨拶をし、感謝の意を表した。 後方や端でよく見えなかった人たちへの配慮も忘れない。 どこまで優しく、愛に溢れているのか… CHAEstは感動と感激でいっぱいだった。
「遠くからだとよく観えなかったと思いますが、僕と楽しんで下さり本当にありがとうございました。」
楽しかった時間を形にも残したいと、ジョンヒョプカメラマンは 自身のフィルムカメラで客席を撮影した。
集合写真撮影のサプライズとしてCHAEstが 一斉に掲げたスローガンに書かれた『너는 나의 BEST 나는 너의 CHAEst （ノヌン ナエ BEST ナヌン ノエ CHAEst）（あなたは私のBEST、私はあなたのCHAEst）』 を読み、 「僕のBESTになってくれて、僕のCHAEstになってくれて本当にありがとうございます。」 と改めて感謝の言葉を口にした。 スローガンを掲げた客席をバックにジョンヒョプとCHAEstで記念写真を撮ったあと、「皆さんがいつも健康で、幸せでいてくれたら嬉しいです。 今までチェ・ジョンヒョプでした！ 気をつけて帰ってください。 」と言ったあと、茶目っ気いっぱいの笑顔を浮かべ 「来てくれてありがとうございました。愛してるぜ！」という言葉を残しステージをあとにした。
とにかくすごいファンミーティングだったとしか言いようがないほど、愛と感謝が溢れた公演だった。 全精力を傾けこのファンミーティングに臨んだことが、ひしひしと伝わって来た。
会場をあとにするCHAEstはみんな、本当に幸せそうな表情を浮かべていた。
text : Chizuru Otsuka
photo : オフィシャル提供
公演概要
【公演タイトル】
2024 CHAE JONG HYEOP 1st FANMEETING in JAPAN [First Love]
【公演スケジュール】
■千葉/幕張メッセ 国際展示場 9-11ホール
2024年6月1日(土)
開場16:00/開演17:00
■千葉/幕張メッセ 国際展示場 9-11ホール
2024年6月2日(日)
開場15:00/開演16:00
＜追加公演＞
■神戸/神戸ワールド記念ホール
2024年6月8日(土)
開場16:00/開演17:00
■神戸/神戸ワールド記念ホール
2024年6月9日(日)
開場15:00/開演16:00
CHAE JONG HYEOP JAPAN OFFICIAL
HP： https://chaejonghyeop-official.jp/
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