【イム・ヒョンジュ】韓国最高峰のテノール・シンガーであり、ポペラを世界へ広めたイム・ヒョンジュが、日本デビュー20周年記念シングルを配信。松任谷由実の名曲ではSUGIZOがゲスト参加

イム・ヒョンジュ

韓国を代表するテノール・シンガーであり、オペラティック・ポップ・テノール=ポペラを世界へ広めた第一人者のイム・ヒョンジュ。今年、日本デビュー20周年を迎えたのを記念し、デジタル・シングル「History of Love」を12月12日(木)にリリースする。

「History of Love」は2曲収録で、いずれも日本にちなんだナンバー。1曲目の「序曲/Overture」(2024 Remastered)は、JRA日本中央競馬会のTVCM、TBSテレビ「バース・デイ」番組内でも使用され、長く愛されているイム・ヒョンジュの代表曲。

そして、2曲目の「春よ、来い feat. SUGIZO」(2024 New recording)は、言わずと知れた松任谷由美の名曲。もともとイム・ヒョンジュが自身の日本デビュー・アルバム「Salley Garden」(2004年)の日本盤ボーナストラックとしてこの曲をカヴァー。それをきっかけに、松任谷由実のプロジェクトFriends of Love The Earth」に参加し、愛・地球博(2005年日本国際博覧会)では松任谷のピアノ演奏で「春よ、来い」を歌った。そんな思い出の1曲を、今回20年の月日を経て再録音し、デビュー時の歌声とは異なる等身大の表現力で歌い上げている。

今回の再カヴァーに関するイム・ヒョンジュのコメントは以下の通り。

20年前、「春よ、来い」を日本版ボーナストラックとしてレコーディングした時は、その後、“J-popの女王、松任谷由実さんと愛知万博の閉幕公演で一緒に歌ったり、『NHK紅白歌合戦』に出演することになるとは、全く想像ができませんでした。私にとってこの出来事は、歌の力がどれほど偉大で、神秘的なものなのかを感じるきっかけとなったように思います。

日本デビューした2004年、メディアから「天上の声、奇跡の声」という素敵なお褒めの言葉をいただきました。日本での20年間の活動は、「奇跡」と「愛」に満ちた時間で、日本のファンの方々からは、多くの愛を受け, 私も愛を歌う美しい音楽家になろうといつも努力しました。音楽家が職業の私にとって、音楽と愛は常に同じ場所に存在してくれる尊いものだと考えます。

来年は、韓日国交正常化60周年を迎える意義深い年です。 これからも、韓国と日本の架け橋として、歌い続けていきます。音楽があれば、韓国と日本はお互いの気持ちを一層理解し合えると思っています。 そして、そうなることを願っています。 

イム・ヒョンジュ

そして同曲には、SUGIZO(LUNA SEA、X JAPAN、THE LAST ROCKSTARS、SHAG)がヴァイオリンで参加しているのも大きな話題だ。今回のコラボレーションに関するSUGIZOのコメントは以下の通り。

J-POP史の中でも屈指の名曲を、高名なイム・ヒョンジュ氏と一緒に、こうして奏でられることは、光栄の一言に尽きます。

この素晴らしいコラボレーションが、より多くの人々に、届くことを願ってやみません。

SUGIZO

SUGIZO

この作品をきっかけに、イム・ヒョンジュが日本でも再び注目を浴びることが予想される。

■リリース情報

イム・ヒョンジュ

日本デビュー20周年記念シングル「History of Love」(配信のみ)

2024年12月12日(木)配信

https://LimHyungJoo.lnk.to/HistoryofLovePR

  1. 序曲/Overture (2024 Remastered)

作曲:Lee Sang Hoon

  1. 春よ、来い feat. SUGIZO (2024 New recording)

作詞・作曲: 松任谷由実

■イム・ヒョンジュ プロフィール

1986年5月7日、ソウル(韓国)生まれ。12歳でデビューし、その歌声から≪声楽の神童≫と称され、オペラとポップスを融合した≪ポペラ≫という新ジャンルを確立し、韓国で社会現状を巻き起こした。 その後、数々のコンクールで優勝。ジュリアード音楽院の予備学科で声楽を学びながら、2003年、アルバム『Salley Garden』で世界デビュー。クラシック・チャートで週間、月間、年間すべてにおいて1位を記録し、韓国国内だけで40万枚以上を売り上げている。同年2月には、ノ・ムヒョン元大統領の就任式で、歴代最年少歌手として国歌を披露、一躍韓国を代表するアーティストとしての地位を築いた。また6月には、ニューヨーク・カーネギー・ホールにて、海外で初のデビュー・コンサートを行い成功した。

2005年には、松任谷由実を中心にアジアを代表するアーティストにより結成された≪Friends of Love The Earth≫のメンバーとして「愛・地球博」の閉幕コンサートに出演。また、同プロジェクトで第56回NHK紅白歌合戦にも出演。当日は、上海から生中継され、そのパフォーマンスは、瞬間最高視聴率42.5%を記録した。

2010年8月には、Korean Independence Dayに、ロサンゼルス交響楽団とウォルト・ディズニーコンサート・ホールでパフォーマンス。同年12月には、国連から平和メダルを授与(史上最年少)。2011年3月27日には、東日本大震災のチャリティ・イベント-≪FNS音楽特別生番組「上を向いて歩こう」≫で、Friends of Love The Earthが5年ぶりに再結成し、「Smile Again」を歌う。

2011年9月、ベスト・アルバム『オリエンタル・ラヴ~アジアン・ヒッツ・コレクション』をリリース。2011年10月には、モーストリー・モーツァルト・フェスティヴァルで、モーツァルト・ハウスにて、ウィーン・モーツァルト・アンサンブルと共演。2013年10月には、パリ公演を行い大成功に収めた。また、韓国の時事ジャーナルが選んだ次世代リーダー100人に選ばれている。音楽部門では、チョン・ハンナ(チェリスト)に続き第2位となった。

韓国ドラマ、映画などでの挿入歌、主題歌を歌うことでも広くその名は知られているが、日本映画『パッチギ!』(2005年)では「イムジン河」を、そして2013年春からNHK総合で放映された韓国ドラマ『トンイ』においては、挿入歌「愛別離」を歌っている。

2013年、J-Popのカバー・アルバム「Two Hearts, One Love」をリリース。同年12月には、韓国ではオリジナル・アルバムとして9年振りの「Finally」をリリースし、クラシック・チャートのみならず、K-Popチャートにもランクインされるほどのヒットに。

2014年5月にはUniversal Koreaにレーベル移籍。「千の風になって」の韓国語ヴァージョンがセウォル号の事故の被害者への追悼歌として多くの人に聞かれ、韓国人の心を癒した。10月9日には大韓民国分かち合い国民大賞保健福祉部長官を受賞。以降もコンスタントにアルバムをリリース。そして2024年、日本デビュー20周年記念シングル「History of Love」では、松任谷由実の「春よ、来い」を新たにカヴァーし、2024年ニューレコーディング・ヴァージョンとしてリリース。同曲にはSUGIZO(LUNA SEA、X JAPAN、THE LAST ROCKSTARS、SHAG)がヴァイオリンで参加している。

■LINKS

日本オフィシャルサイト: https://www.reflexmusic.jp/artist/hyungJoo.html

海外オフィシャルサイト: http://www.hyungjoo.com/

ユニバーサルミュージック サイト: https://www.universal-music.co.jp/lim-hyung-joo/