
2025年8月7日(木) 、ミシュラン・ビブグルマンを 8 年連続(2018年~2025年)獲得しているソウル発のコムタンスープ専門店 「옥동식」 Okdongsik/ 屋同食(読み:オクドンシク)日本1号店が ついに東京・新大久保(東新宿)にオープン!
韓ペンは 開店を目前に実施されたプレス向け先行試食会に参加! オクドンシクについて、料理について、お店への行き方など 詳しくレポートする!

◆オクドンシクについて
オクドンシクは2017 年に韓国・ソウルでスタート! ブランドスローガンを「Essence of Simplicity(シンプルさの本質)」とし、韓国の真の味と⽂化を届けることを⽬指している。
オクドンシクで提供する料理は、日本にある韓国料理店の多くで提供される刺激の強い味付けの料理とは⼀線を画し、素材本来の味を最⼤限に引き出した純粋な味わい。 まさに「Simple is the best!」という言葉がピッタリ合う。
オクドンシクはアメリカへも進出している。ニューヨークで2022 年 11 ⽉にポップアップストア、翌年2023 年 4 ⽉に常設店舗をオープンするや「2023 年の N.Y ベストディッシュ 8 選」に選出された他、『ニューヨーク・タイムズ』が選ぶ「ニューヨークのベストレストラン 100」に 2024 年・2025 年の 2 年連続で選ばれた。 また、2017 年にオープンしたソウル本店は 2018 年から 2025 年まで 8 年連続でミシュラン・ビブグルマンに選出されているなど、その味はお墨付き!2025 年 1 ⽉にはニューヨーク・クイーンズに アメリカ本土2 号店、 同年 7 ⽉にはハワイ・ホノルルに出店、そして2025年8月ついに日本に初上陸を果たす!!
◆オクドンシク日本1号店

日本進出第一号店の 最寄り駅は東新宿または新大久保(※ 詳しい行き方は本記事下方に記載)。
明治通りに面したわかりやすい立地。ガラスの扉を開け階段をおりると目の前に「옥동식(オクドンシク)」と大きな木材にハングルで書かれた表札。 店内はカウンター席が左右に一列ずつ広がっている。テーブル席は無い。 店内には華美な装飾は一切なく、いたってシンプル。 オクドンシクの料理に対する考え方と合致している。 清潔でシンプルな店内はとても落ち着く。 カウンター席のみなのでおひとり様でも気兼ねなく行くことができる。 お店の方も「おひとり様も大歓迎です」と語っていた。 いつ行っても落ち着いた店内で心を込めて作られたお料理をじっくり堪能できる。

◆料理について
オクドンシクの看板メニューは「デジコムタン」 (並)980円 (大)1,280 円 ※税込み価格
「コムタン」というと牛肉、骨、内臓を煮込んで白濁した韓国の伝統的なコムタンを思い浮かべる方も多いだろう。 豚を使用したオクドンシクの「コムタン」は 筋肉質で脂身がほどよく旨味の強い豚のウデ肉と香辛野菜をじっくり煮込んだ、すっきりとした透明なスープが特徴。 煮込みに骨を使っていないので豚骨独特の臭みなどは一切なく、とにかく肉と野菜の旨味がギュギュっと詰まっている。
透き通ったスープの下にみえるご飯。実はこのご飯にも大きな秘密がある!
提供する直前に75℃~80℃に保たれた<昆布と塩だけでとっただし汁>をごはんの上に何度も注ぎ、温める。カウンター席の端に設置された調理台でシェフが何度も何度も繰り返す姿に、料理への愛情を強く感じる。 この韓国の伝統的な調理法(トリョム)によってご飯がスープを吸収しやすくなり、旨味と食感がぐっと増す。 そこに透明なスープが注がれ、その上に薄くスライスされたとても柔らかいウデ肉と、ネギが乗せられて提供される。


「デジコムタン」は1口目は透明なスープだけをスッカラ(スプーン)ですくい味わってほしいそうだ。 スープの下のごはんやウデ肉を早く食べたい気持ちを抑え、まずはスープを一口。入れた瞬間、口の中にスープの何とも言えない良い味が広がり、あまりのおいしさに思わず無言のまま何度も頷いてしまう。 心の底から「あああ、本当に美味しい!」という言葉が出る。ごはんや肉のことを忘れ夢中でそのまま何度もスープだけを口に運んでしまう。オクドンシクの「デジコムタン」は、じっくりと煮込まれた「ウデ肉と香味野菜」から出たスープの旨味を最大限に味わえるように、塩のみで味付けされている。 それがスープやご飯の味を最大限に引き出している。 豚のスープなのに骨が入っていないため透明、のどごしすっきり爽やか!


ごはんの上に乗せられた何枚かの大きな薄切りのウデ肉はよく煮込まれていてトロトロと口の中で溶けるのに、脂っこさが全くない。
「デジコムタン」を別の味わいでも楽しんでほしいと、韓国式発酵唐辛子ペースト(ゴチュジ)が別皿で添えられて出てくるので、お好みで使って味変で楽しむのも楽しい! その際は、ゴチュジをスープに入れてグルグルかき混ぜてしまうのはNG! スプーンに乗せたお肉の上に少しゴチュジを乗せて食べて欲しいそうだ。(尚、 オクドンシクのゴチュジは韓国本店自慢の豚専用・発酵唐辛子ペーストとなっている)


試食会では他のメニューも何品か振る舞われた。
(※ この日は試食会のため、いろいろな料理が少しずつ提供されたので、実際に注文する際は写真に写っている料理の量やサイズよりも すべてボリュームアップされたものが提供される)
まず韓国料理と言えばキムチ。
当初「デジコムタン」と共に白菜キムチを提供する予定だったそうだが、韓国と日本の白菜は異なるためオクドンシクにとって理想的なキムチに仕上げることがなかなか難しいと判断。品質や味には譲れないこだわりをもつオクドンシクは、日本店においては白菜ではなく大根を使った大根キムチ(カクテキ)を提供していく予定。

その他のサイドディッシュ3種も披露された。
サイドディッシュ1品目は 「デジトッパプ」※日本限定メニュー 400円 税込価格
スープを作る時に使用した豚ウデ肉をひき肉にして、自家製のにんにく醤油とバルサミコ酢で味付けしたものを温かいご飯の上に乗せたもの。韓国ではよく丼はごはんと具をしっかり混ぜて食べることが多いが、この「デジトッパプ」は混ぜずにそのままスプーンですくって食べてほしいとのこと。イメージ的に例えるとすれば一番近いのはチャーシュー丼のようだが、スープを出すために使用された肉なので脂肪がほとんど無い上、とても柔らかい。しっかりと味付けられているので、シンプルながら極上の味わい。 スープを出したあとの肉を無駄にすることなく美味しい料理に昇華され、フードロスもしっかりと考えられているのも食材を大事にするオクドンシクらしい。ちなみにこれはなんと日本限定のディッシュ!! これを食べたら、きっと日本に暮らしていて良かったと思うだろう♡

2品目は「海老ドングランテン」480円 ※税込価格
細かく刻んだエビと、ニラやネギなどの野菜を使ったチヂミ(かき揚げ)。 豚の脂でカリっと揚げてあるが、しつこさは一切無い。上に乗っている酢醤油に漬けた玉ねぎと一緒に食べると、脂で揚げてあるのにすっきりとした味わい。


3品目は「冷ジェユク」 480円 ※税込価格
柔らかな豚ウデ肉をじっくりと煮込み、冷やしたもの。 「デジコムタン」に乗っているウデ肉より少し厚めにスライスさているがこちらもとてもやわらかい。 醤油・ごま油・小口ネギで和えたソースを絡めて食べる。 ウデ肉の食感や味をしっかりと味わえる、満足度の高い一品。

今回提供されたメニューはどれもオクドンシクの強いこだわりと料理への愛情を感じるものばかり。 どれも絶妙なバランスの味付けがなされている。 食べ出したら止まらない。食べても食べても、その味をまた口に入れたくなる。あえての引き算の味付けが食欲をそそる。
今回はスパークリングマッコリも提供された。 ※日本限定メニュー 550円 ※税込価格
NERD Breweryという韓国のブランドのマッコリで、バジル風味、タイム&ローズマリー風味、ノーマルの3種類が用意されていた。 どれもほどよい風味と炭酸で食前酒として、また料理を食べながら飲むのにピッタリなスッキリとした味わいだった。 お酒が苦手な人でもジュース感覚で軽くいただける甘みのあるかなり美味しいマッコリだった。このマッコリの提供も日本限定となっている!

尚、オクドンシクのこだわりの1つとしてその国、その土地の食材を使うことを大切にしている。 そのため、韓国では韓国産、アメリカではアメリカ産、そして日本では日本産の豚肉や野菜を使っているそうだ。国や生産者によって飼育方法や飼料なども違うため、肉質や味わいを各店で同じにするのは難易度が高いのではないかとシェフに尋ねると、日本においては、今はまだ色々なものを試しているそう。出来る限り、日本人の口に合うような肉や食材をしっかりと選んでいきたいという想いが強い、試行錯誤しながら最終的に決定するのには1年ぐらいはかかるだろうと語っていた。
ちなみに現在シェフが気に入っている日本の豚肉は「鹿児島の黒豚」。韓国でも韓国産の黒豚を使っているそうだ。でもブランド豚のため、味はとてもいいが値段が高いのがかなり悩みどころの様子だった。

◆オクドンシク日本一号店へのアクセス方法
住所:東京都新宿区大久保2丁目6番10号
<行き方>

◆JR新大久保駅から
①新大久保のメイン改札を出て道向かい(マツキヨ側)に渡ったら右へ。 ガードをくぐり大久保通りをそのままずっと直進。しばらく歩くと明治通りとクロスする大きな交差点に出ます。交差点を渡らず明治通りを左へ(池袋方向)進みます。
②そのまままっすぐ歩くと都営バスの「大久保通り」バス停、マイバスケット(スーパーマーケット)が見えます。マイバスケットの1軒先のチョコレートブラウンの枠のあるガラス扉がオクドンシクです。
◆東京メトロ副都心線、都営大江戸線 「東新宿」駅から
B3出口を出ると明治通りと大久保通りの交差点に出ます。大久保通りを道向かい側に渡り、明治通りも道向かい側に渡り右へ(池袋方向へ)明治通り沿いに進みます。
あとは 上記、新大久保駅からの②と同じです。
B3出口で出ると、あまり屋外を歩かずに行くことができるので、猛暑や雨の日などは「東新宿駅」の利用をオススメ!

異常な猛暑が続く日々、暑い中、熱いデジクッパはちょっと・・・と思うかもしれないが、店内は綺麗で清潔な上、とても涼しく快適! 暑くてついつい冷たいものを摂り過ぎて疲れてしまった胃腸にやさしい料理で心もからだもリフレッシュ。そして豚ミンパワーでエネルギーチャージ! 暑い夏こそ熱いデジクッパで乗り切ろう!
自信をもってオススメできるお店です!!
※尚、他のメニューや価格などは取材時点で未確定だったため記載しておりませんでしたが、決定したため追記いたしました。
text & photo : Chizuru Otsuka
■店舗概要
オープン日:2024年8月7日(木)
所在地:東京都新宿区大久保2丁目6番10号
営業時間: 11:00~15:00、17:00~22:00
定休日:月曜日
アクセス:JR山手線新大久保駅徒歩12分、都営大江戸線東新宿駅徒歩10分 東京メトロ副都心線徒歩6分
座席数:18席
※事前予約不可
★公式HP:okdongsik.net
■ オクドンシク オーナーシェフ プロフィール

オクドンシク料理⻑は、慶熙⼤学で総合調理師課程を修了後、⼀流レストランとホテルで料理⻑を歴任。その後、最もシンプルな材料で最⾼級の韓国料理を提供することを⽬指して、豚⾁の繊細な⾵味を際⽴たせる韓国で⼈気の料理、デジコムタンに特化したお店として、2017 年韓国・ソウルに OKDONGSIK SEOUL (ハングル表記:옥동식、読み:オクドンシクソウル)をオープン。素材の味を最⼤限に引き出すことをモットーに、地元で⼿に⼊る⾷材の新鮮さにこだわっている。