
これまで、芸人、俳優、ラッパー、声優、ラジオパーソナリティなど多方面で活躍してきたゆりやんレトリィバァ。
2021年、あるTV番組で次に挑戦したいこととして「映画監督」と発言したゆりやんを観た本作のプロデューサーがコンタクトを取り始動した本企画。2024年のカンヌ国際映画祭の開催期間中に、カンヌの地で映画監督デビューが発表され、話題になった。プロデューサーは、撮影までの約1年間、ゆりやんと頻繁に会って恋バナを聞き続けたという。そんなゆりやんの今までの恋愛の全てが詰め込まれた(!?)初監督映画『禍禍女』が全国公開中!
一昨年夏に撮影され、昨年夏に完成を迎えた「禍禍女」の快進撃は目まぐるしく、これまでに、世界各国30の国際映画祭に正式出品・ノミネートされ、第45回ハワイ国際映画祭では「ハレクラニ・ヴァンガード・アワード」を受賞。カナダの第54回モントリオール・ニュー・シネマ国際映画祭ではTemps Ø部門の観客賞を受賞し、さらにイタリアで行われた第8回モンスターズ・ファンタスティック映画祭では国際長編映画コンペティション部門で「最優秀作品賞」を受賞。更に、台湾・第62回台北金馬国際映画祭にて、同映画祭では日本人映画監督として史上初の快挙となる「NETPAC賞」を受賞するなど、日本公開を前に海外映画祭“4冠達成”という異例の快挙をなしとげ、すでに世界から大きな注目を集めている。世界を驚かせたゆりやんレトリィバァ初監督作「禍禍女」の全貌がいよいよ明らかになる——。
ベルリン国際映画祭の開催期間中に行われる「ベルリン批評家週間」に選出!



現地時間・バレンタインデーに行われた公式上映にゆりやんレトリィバァ監督が登壇しました!

これまでに世界各国30の国際映画祭に正式出品・ノミネートされ、海外映画祭“4冠達成”という異例の快挙をなしとげた本作だが、この度、第76回ベルリン国際映画祭の開催期間中に行われる「ベルリン批評家週間」に選出、ゆりやん監督が公式上映後のトークイベントに参加することが決定!“その大胆さを、ゆりやんレトリィバァは⻑編デビュー作で鮮烈に刻みつけた”と選定コメントを受けた本作は、映画祭側から、バレンタインデーに上映したいとの要望で、2月14日の上映が決定。現地時間2月14日18:00から公式上映が行われました。上映前、ゆりやん監督は映画撮影中から行ってきたコール&レスポンスをバレンタインバージョンにアレンジし登壇!ゆりやんの”MagMag“コールに対し、観客も”MagMag“コールで返答。最後には、”ハッピー“のコールに対し”バレンタイン“というレスポンスと共に会場を温め、上映がスタートしました。
上映後、会場にいる観客たちからは熱い拍手が沸き起こりました。その中でトークイベントがスタート。批評家3名とともに登壇し、会場にいた観客からも、“愛”についての感想や、質問が飛び交いました。「ベルリン批評家週間」はドイツ映画批評家協会が2015年から毎年ベルリン国際映画祭と同時期に開催している映画祭で、上映後に批評家、学者、そして映画監督や制作者自身が登壇して行われる「公開討論」が行われる会です。ここでは作品の背景にある美学、社会的な意義、そして現代における映画のあり方が深く掘り下げられます。観客も交えながら行う討論なので、次世代の映画批評を育む貴重な場として、国際的に高く評価されています。そんな映画祭で、ゆりやん監督は、バレンタインデーとなる現地時間2月14日(土)20:00から実施されたイベントに登壇。
映画『禍禍女』と同時併映となったのは、第78回カンヌ国際映画祭短編コンペティション部門へのノミネートもされていたポルトガルのガブリエル・アブランテス監督による短編映画「Arguments in Favor of Love」。国際的な場で映画『禍禍女』がどのように批評されたのか……..

観客Aからの感想
私が皆さんに伝えたかったのは、『自分を愛すること(セルフラブ)』こそが、一つの答えだということです。
今日はバレンタイン、愛の日です。皆さんもご存知のように、『愛される日』なのか、それとも『誰かを愛する日』なのか……。
でも、彼女(主人公)は答えを見つけました。“大切なのは、自分を愛すること。”誰かと恋に落ちるのも、誰かを愛するのも素晴らしいけれど、まずは『自分自身』を愛すること。そうすれば、最後にはすべてがうまくいくはずです。
これが正解かどうかは分かりませんが、でも、この作品を見て、これが私なりの答えになりました。
観客Bからの質問
まず……『愛』って一体何なんでしょうか? その人の『内面』を愛して、その人のために何かをしてあげたいと思うこと?
本当に相手を大切に思っているから、その幸せを願うことなのでしょうか。それとも、単に相手の『見た目』が好きだから?
あるいは、誰かを愛している自分自身が『心地よい』から愛しているだけなのでしょうか。
愛とは何なのか……。そして、私はそれを『自分を愛する(セルフラブ)』という言葉だけで片付けたくないんです。
ありのままの自分を認め、自分の好きなことを大切にする、という感覚。
毎日鏡の前に立って『愛してるよ』なんて言う必要はないけれど、自分には価値があるんだと知ること。
自分は特別な存在であり、愛されるに値する一人の人間なのだと、ちゃんと自覚すること。それが大切だと思うんです
ゆりやん監督からの回答
すごく力強くて、パワフルなメッセージですね。実は私、自分を愛そうと努力している最中なんです。
毎朝、欠かさず……自分がどれだけ自分を愛せているか、どうやって愛するかをノートに書き留めるようにしているんです。
本当に、あなたが言ってくれたことは、私にとって最高に、そして何よりも大切なことです。
私の人生にこれほど力強いメッセージを届けてくれて、本当にありがとう。
観客Cからの感想と質問
早苗(ヒロイン)のミュージカルシーンは、本当にドラマチックで、同時にすごくコミカルで大好きなんです。
でも、もう一つ印象的なシーンがあります。彼女が鏡の中の自分を見つめながら、『スキ』と自らの像に語りかける場面。
宏(早苗が好きな男性)のことについても触れながら、自分自身を見つめ続けている……。
彼女のあらゆる行動は、ある意味ですべて『自分のため』だったようにも感じました。この愛は、結局あの男の子に向けられたものではなく、彼女自身の内側で完結していたのではないか、と。彼女はただ、自分が望む理想のイメージを相手に押し付けていただけなのかもしれないと思いましたがどうですか?
ゆりやん監督からの回答
まさに、核心を突くような素晴らしい質問ですね。ありがとうございます ええ、そうです。まさにその通りです。
でも、彼女自身は気づいていなかったんです。彼女が自分の部屋で『嫌だ、嫌だ、』って叫んでいたシーン。
彼女はなぜ泣いていたのか? なぜ叫んでいたのか? それは、ヒロシが死んだからではありません。違うんです。
『自分の人生設計が台無しになったから』なんです。 彼女は『彼の彼女』になるはずだった。でも、彼がいなくなってしまった。
だから『なんで?なんで?なんでなのよ!?』と。彼女自身、自分がなぜ泣いているのかさえ分かっていなかったかもしれません。
でも、心の底では……ヒロシがいないことで自分の計画が狂ったことに絶望していた。
つまり、早苗が愛していたのは彼ではなく、『自分自身』だったんです。
MCからの質問:
怪物(モンスター)であっても、愛される資格はあるのでしょうか?
ゆりやん監督からの回答
私はそうは思いません。だって、怪物(モンスター)なんてこの世にはいないんですから。
怪物なんてどこにもいないんです。それは私たちが勝手に作り上げたもの、ただの幻想に過ぎない。
(同時上映の)ショートフィルムでも『私は怪物、あなたも怪物』なんてセリフがありましたけど……違うんです。
あなたは、あなた。私たちは、私たち。私は、私。あなたはあなた、ただそれだけ。だから、怪物なんて存在しません。
だからこそ、誰にだって、愛される権利はあるんです。 全員にその権利がある…… 私はそう信じています。

▼公式YouTubeリンク
【作品情報】








出演
南 沙良
前田旺志郎 アオイヤマダ 髙石あかり 九条ジョー 鈴木福
前原瑞樹 平田敦子 平原テツ
斎藤 工 田中麗奈
監督:ゆりやんレトリィバァ
脚本:内藤 瑛亮 音楽:yonkey
製作:紀伊 宗之 企画・プロデュース:高橋 大典 プロデューサー:石塚 紘太
撮影:島 秀樹 照明:藤井 聡史 録音:清水 雄一郎 美術:遠藤 真樹子 装飾:谷中 太楼
特殊メイク・特殊造形スーパーバイザー:江川 悦子 衣裳:白石 敦子 ヘアメイク:HAMA 編集:安田 多希 選曲:藤村 義孝 音響効果:壁谷 貴弘 VFXスーパーバイザー:田中 貴志 スクリプター:本田実那 アクションコレオグラファー:江澤 大樹
ラインプロデューサー:佐藤 雅彦 音楽プロデューサー:本谷 侑紀 宣伝プロデューサー:谷口智津子 キャスティング:南谷 夢 監督補:毛利 安孝 助監督:増田 伸弥 制作担当:長島 紗知
製作・配給:K2 Pictures
共同製作:吉本興業
制作プロダクション・共同製作:エピスコープ
公開表記:2026年2月6日(金)全国公開
コピーライト:©2026 K2P
配給 K2Pictures
映画公式HP https://k2pic.com/film/mmo
映画公式X https://x.com/mag_mag_pr
映画公式Instagram https://www.instagram.com/mag_mag_pr/
K2 Pictures HP:https://k2pic.com/
K2 Pictures 公式X:https://x.com/K2P_PR