自身で作詞・作曲・プロデュースを行うほか、歌やRAPの実力など 音楽性への評価がすこぶる高い 男性5人組アイドルグループB1A4(ビーワンエーフォー)。
2011年4月に韓国デビューしたあとは 順調な活躍を見せ、トップアーティストとして確実な位置を築いた。
2014年と2015年にはワールドツアーも 大成功させている。
日本で2012年6月にシングルデビューを果たし、出すCDは全てランキング上位を獲得。
また個々の個性を活かした個人活動も幅広く、バラエティやソロ活動、ドラマなどで常に話題にのぼっている。
そんなB1A4の 2017年は5人での音楽活動に一層チカラを注ぎ、本格化させている。
今回、ユニバーサルミュージック移籍後 第一弾シングル『You and I』を3月に発売したことにちなみ、東京・大阪・名古屋のZeppにて『B1A4 Fanmeeting “You and I” Zepp Tour』を開催した。
(※本レポは韓ペンオリジナルレポ: 2017年4月17日(月) Zepp Diver City Tokyoで 行われた15時公演, 写真は オフィシャル写真になります。)
当日は 平日の昼間にもかかわらず、1階のスタンディングエリア、2階のシート席いずれも ギッシリ満員の大盛況! 開演前からB1A4の根強い人気の高さを改めて感じることができた。
最初に流れたオープニング映像で告げられた今回のコンセプトは・・・・。
Fanmeeting会場 “Zepp Diver City Tokyo”は、BANA先輩たち(※BANA=B1A4 のファンの呼称)が学園生活を過ごしている楽しい “東京BANA学園の キャンパス”。 この学園にやってきた新入生B1A4。 オリエンテーションがはじまり、いよいよ 楽しい学園生活のスタート!
聞こえてきたのは2012年6月に日本デビュー曲として発売し、大旋風を巻き起こした『Beautiful Target』。 いきなりテンションのあがる曲にBANAたちは大喜び。イントロ部分で BANAから「B・1・A・4!」と コールが入るとニッコリと微笑むメンバーたち。
続いて『イゲ ムスン イリヤ~なんで?どうして?』で、完全にB1A4ワールドへ引き込んだ。
司会でもあり、担任の先生でもある古家正亨氏が登場し、一緒に学園生活を過ごすことになった。
BANAが先輩だと古家先生から教わり 「先輩っ!よろしくお願いしますっ!」と客席に挨拶するB1A4。 サンドゥルは自己紹介で「僕は ヤマオカ サンドゥルです!」と 新入生らしく元気に挨拶して笑いを誘った。
“東京BANAキャンパス”は芸術学校らしく、オリエンテーションの最初の時間は まずメンバーの絵かきとしての実力・芸術性を見極める“お絵かきミッション。ペインティングリレー“が始まった。
メンバー4人がお題である B1A4の曲を絵で表現して、残ったひとりのメンバーがその絵を見て 曲名を当てるというシステム。
「答える役をつとめるメンバーは 今から言うテーマに合った人をみんなで指差し、1番多く指差しされた人が選ばれる。」・・・と、古家先生が言うと、先生の耳元でかわいい小さな声で「はぃ・・・・。」と返事するバロの姿があまりに可愛くて「きゃぁあ~!!!」と客席から声があがっていた。
テーマは「自分が目を閉じて描いた絵よりも絵をうまく描けないと思うメンバーは誰ですか?」
なんと本人を含め全員が ゴンチャンを指さした。 B1A4の中で イケメン担当のゴンチャンだが サンドゥルが「やっぱり神様は(ゴンチャンに)全てを与えはしなかったな・・・(笑)」とボソっと言い、大きな笑いを誘った。
お絵かきをするメンバーたち、どういう順番に書くかなど 長々と相談している間、待ちくたびれたゴンチャンはなぜかステージの端でひとりでもくもくとダンス練習をしていた。 そのひょうひょうとした姿に会場は大爆笑だった。
メンバー4人がリレーで絵を書き足して行き、完成したものを見て出したゴンチャンの答えは「Overwatch!」
これは ゴンチャン自身がとてもハマっている大人気インターネットゲーム。 B1A4の曲名がお題だと知っているにもかかわらず、TV番組でも実力を発揮して見せたことがある得意のゲーム名を答えるゴンチャンに、サンドゥルは ふざけてつかみかかり、2人がじゃれ合っている姿がとても可愛いかった。 ホワイトボードに描かれたターゲットや ピストルを見て、実はちゃんと正解『Beautiful Target』がわかっていて、その後 すぐに答えていた。
絵をもっと完璧にするためにみんなで書き足している間に、バロとサンドゥルは ビデオカメラを意識して変顔をしたりCHU顔をしたり・・・。ジニョンも投げキスをするなど、 とにかく ステージに立っていることが楽しくて仕方ない様子。 カメラに向かって見せる表情や仕草がスクリーンに映し出されるたびに「きゃ~!」と黄色い声があちこちから上がっていた。
「新入生に必要なものはなんですか?」と先生に聞かれ「顔色(を見ること)」と やけにリアルな答えを出すサンドゥル。他にも「才能」「愛嬌」など 答えながら なぜかどんどんこわれていくバロとサンドゥル。 でも、その 本当に楽しそうな はちゃめちゃぶりが、あまりにも愛らしく、みんなが笑顔になれた。
そんな新入生に必要な2つ目のオリエンテーションとして発表されたのは “体力ミッション めんこ王”。
床に置かれたたくさんの カラフルなめんこ。 カード式のものではなく、折り紙で折られたかなり大きめのもの。 これを各メンバーそれぞれ、2枚ひっくり返るまで 手持ちの めんこを投げ続ける。 裏には 1文字書かれていて、ホワイトボードに描かれた “BANA WE ♡ YOU”の 文字と同じ文字を 早く全部揃えようというもの。 中にはせっかくひっくり返ったのに、ハズレめんこも・・・。 最後にハズレた めんこの枚数によって罰ゲームが変わるという 団体戦。
めんこと聞き、
バロ「僕は近所で1番のめんこ王だった!」
ジニョンは「僕は中学の時 1000も持っていた。」
と、俄然張り切りはじめた。
最初の挑戦はシヌゥ。 手持ちのめんこを何度投げても 床のめんこはひっくり返らず必死になるシヌゥ。やっとひっくり返ったのに、ハズレが出てがっかり。 その後やっと“U”が出て、次のバロに交代。 バロも苦戦。 いくらやってもひっくり返る気配がなく、座り込んで投げたり試行錯誤・・・。
見ているジニョンは「もどかしいねぇ。」と 自分の番が待ち遠しくて仕方ない様子。
ヘロヘロになったバロの次は お待ちかねのジニョン。 最初は苦戦するものの、2枚見事にひっくり返し ゴンチャンへ バトンタッチしたが2枚返るも、ハズレ。2周目 になり再びシヌゥへ。ひっくり返ってもハズレ。なかなかうまくいかない。
バロ「この地味なゲーム、いつまで続くんでしょうねぇ・・・(笑)」と言いながら、あまりの苦戦ぶりにメンバー全員 笑いが止まらない。 「むかつくぅ!」と言いつつも、とにかく面白くてたまらない様子。
ここで ジニョンが実力を発揮し次のゴンチャンへ そうそうに交代。 自分の番が終わると かなり頑張ったジニョンはステージの端に座り込んでしまうほどのチカラの入れようだった。
ようやく長かった体力勝負が終わってホッとしたのも束の間。 ハズレカードの枚数で決まった罰ゲームは “愛嬌リレー”。
サンドゥル⇒バロ⇒ジニョン⇒シヌゥ⇒ゴンチャンの順で 高い声で甘える5人の全力での愛嬌の可愛さに、会場は「きゃあああああ!!」と大騒ぎとなった。
テンションMAXとなったまま 3曲目に披露したのは 3月に発売した『You and I』。ファンからたくさんの声援が飛び、爽やかな曲に合わせメンバーは気持ちよさそうに歌い踊っていた。
続いて 一列に並んでミディアムテンポの『白いキセキ』を歌い始めると客席から大きな歓声が上がった。2階に手をふるサンドゥル。客席にマイクを向けるジニョン。大きく手を振り笑顔を向けるシヌゥ。 ゴンチャンは客席を隅々まで見つめていた。歌い終わり
バロ「先輩、ありがとうございます!」
と言うと、大きな声援があちこちから沸き起こった。
メンバーたちの仲の良さと底抜けに明るい性格を感じられた楽しいゲームコーナーでは沢山笑い、そして 爽やかで優しい曲には胸キュンしたBANAたちの表情は すでにとても幸せそうだった。
次に、事前に募集した『You and I』の曲に合わせBANAが書いてくれた歌詞を乗せてB1A4が歌うコーナーでは、メンバーへの熱い気持ちをしたためた3つの歌詞を照れくさそうに、でも とても嬉しそうに歌っていた。
BANAが書いた歌詞の中に「美形の天使 ジニョン」とあるのを聞き、手をパタパタさせて羽をバタつかせる真似をするジニョン。 するとゴンチャンが自分の座っていたいすに敷いてあった丸いクッションをジニョンの頭の上にかざし、天使の輪のように見せる茶目っ気を見せて笑いを誘った。 どの歌詞もB1A4への想いに溢れたステキな歌詞だった。
その歌詞を 歌に定評のあるメンバーたちが歌うと、ますます輝いていた。
続いて “周波数を合わせろ! You and Iテレパシー”というゲーム。 BANAから送られた、B1A4への想いを込めたビデオメッセージ。その一部分に ピー音が入り、その音で隠された部分はなんと言っているのかを当てるゲーム。 わかったメンバーは、手をあげるのだが・・・。
そうは簡単には手を挙げさせてもらえないのが新入生。 手を挙げるとき、自分の座っている椅子に敷かれた赤いクッションを ジャンプして一瞬にして抜き取り、それを持って挙手するという、なんとも過酷なミッション。 これをクリアして、一生懸命答えていた。 とにかく、公演中、ずっと一生懸命。 BANA先輩と一緒に、心から楽しんでいる。 B1A4にとって、BANAとの時間は とても幸せな時間なのだと強く感じることができた。 ゲームの途中では ゲームから発展した話の最中 サンドゥルが 本当にリアルに 手羽先を食べる様子を見せたり、ニワトリの物マネを披露したり。 あまりにもうまく、多方面で芸達者なことを見せつけた。
コーナーが終わると、『Beautiful Lie』を聞かせた。 先程までの明るく元気な表情とは変わり、ちょっと大人っぽいせつない表情を浮かべながら 美しい歌声を披露した。
続いてが ガラっと雰囲気が変わり、アップテンポのリズムが響き『おやすみ good night』を歌った。
ここで楽しかったオリエンテーションも、終わりの時間を迎えることが告げられた。 可愛い新入生との別れを惜しむBANA先輩たちの声があちこちから聞こえてきた。 先生から今日の感想を聞かれると
バロ「面白かったです。」
ゴンチャン「先輩と一緒で楽しかった。」
と、答えていた。
先生から「B1A4にとって You and I とは?」と尋ねられ、
ジニョン「 Youは BANA、 IはB1A4の・・・愛!」
6月にライブツアーが行われることを告知したのち、最後の挨拶をおこなった。
シヌゥ「皆さんどうでしたか? 僕たちも楽しかったです。 先輩・・・、僕はいつもBANAの心の中では오빠(オッパ=お兄さん)になりたいです・・・。 僕が後輩なのはイヤです。 僕はBANAの先輩でいたいです。 僕が先輩になってBANAをいつも 守りたいです。」
サンドゥル「今日も本当に楽しかったです。 優しい先生と先輩がいたので、楽しい時間でした。 僕の本当の名前は
ヤマオカ・サンドゥルです(笑) なぜなら 山が 산(サン=韓国語で山を意味する)、丘が들(ドゥル=丘)だからです。」
と、言うと ここで、BANAから「あああああ~」と、今までサンドゥルなぜ何度も「ヤマオカだ」と言っていたのか ようやくわかったという大きな反応が・・・。
思ってもみなかったBANAの反応に
サンドゥル「え?? 今まで わかりませんでしたか? 本当ですか? すみません!」
と、今まで ヤマオカだと勝手に 名乗っていたことを お詫び。
ところが・・・
ここで 通訳さんからドゥル 들(ドゥル)は日本語の意味は 丘ではなく 日本語では “野” を表す意味だと言われ 再びびっくりするサンドゥル。
サンドゥル「あ~、僕はヤマノ・・・(笑) 僕はヤマノ サンドゥルですね(笑) 6月にライブツアーがありますから、一緒に盛り上がりましょう! ファンミーティングも楽しいけど、ライブツアーを楽しみにしています。 みんなで一緒にできたら本当に幸せです。 いつも愛してる!」
と、言って指ハートをつくってBANAに贈った。
ゴンチャン「BANA先輩! 僕はわからないことがたくさんありますから、僕のそばに毎日いてください。 僕の(気持ちの)表しかたは 少ないかもしれないけれど、愛してます・・・(と、言いつつ指ハートを 客席に見せる) 先輩、僕を守ってください。」
ジニョン「先輩。 今日、中目黒へ 桜を一緒に見に行きましょう。 」
バロ「僕も行くっ!」
ジニョン「ダメ! (笑) 僕は今回 家族と一緒に日本を旅行しました。 渋谷と銀座と中目黒と新宿、原宿、全部行きました。 どこも綺麗で感動しました。 そしてBANAも、まるで桜みたいに綺麗です!」
バロ「先輩! バイバイ(笑) 先輩だけ 見つめています。」
サンドゥル「BANA学園は 入学は簡単だけど、卒業は難しいんです。」
シヌゥ「僕の名前が シヌゥだから、死ぬまで一緒ですよ(笑)」
こんな楽しいトークも終わりを迎え 最後『Choo Choo train』を 歌い、大盛り上がりのうちに公演は終了した。
はちゃめちゃなようで実は しっかり統制がとれている、底抜けに明るいのになぜかグイグイ心に入ってくる・・・それがB1A4の不思議な魅力だ。 とにかくメンバー内の仲がよく、そしてBANAと一緒にいることが楽しくて仕方がないのが 公演中ずっと伝わってくる。
くったくのない笑顔と、包み隠すことのない素顔をたくさん見せてくれたB1A4。 6月のライブツアーでは、今回以上にたくさんの曲を聞かせてくれるだろう。 オリジナル楽曲には、みんなが楽しめるいい曲がとても多いB1A4のライブには大きな期待感を持っていいだろう。
★B1A4 オフィシャルHP ⇒ https://b1a4fc.jp/
◆ 以下写真は 夜公演 ◆
◆◆ B1A4 JAPAN TOUR 2017「Be the one」 ◆◆
●日程:2017年6月3日(土)
会場:グランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)
OPEN / START:17:30 / 18:30
問い合わせ:SOGO OSAKA 06-6344-3326 (11:00-19:00 ※土日・祝日を除く)
●日程:2017年6月4日(日)
会場:グランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)
OPEN / START:16:00 / 17:00
問い合わせ:SOGO OSAKA 06-6344-3326 (11:00-19:00 ※土日・祝日を除く)
●日程:2017年6月8日(木)
会場:名古屋日本特殊陶業市民会館
開場 / 開演:18:00 / 19:00
問い合わせ:サンデーフォークプロモーション 052-320-9100(全日10:00~18:00)
●日程:2017年6月9日(金)
会場:福岡市民会館
開場 / 開演:18:00 / 19:00
問い合わせ:キョードー西日本 092-714-0159(平日10:00~19:00、土曜日10:00~17:00)
●日程:2017年6月16日(金)
会場:東京国際フォーラム ホールA
開場 / 開演:18:00 / 19:00
問い合わせ:ディスクガレージ 050-5533-0888
◆チケット料金:
全会場 全席指定 ¥9,500(税込)
◆チケット一般販売日:
4月8日(土) 10:00~
【購入制限】
お一人様一公演最大4枚まで
U-CONNECT http://www.uconnect-ticket.jp/artist/b1a4
チケットぴあ http://t.pia.jp/pia/artist/artists.do?artistsCd=BA070003
ローソンチケット http://l-tike.com/search/?keyword=B1A4
イープラス http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108P002066636P0050001P006001P0030033P0030034P0030035P0030036