【インタビュー】~ Apeace ワンチョル&ヨンウク ~ ミュージカル『あなたもきっと経験する恋の話』ついに開幕。だれもが共感できるラブストーリーでキュンってしてほしい。

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韓国で多くの人に愛されているミュージカルのひとつ『어겪사(オギョクサ)』が、日本版『あなたもきっと経験する恋の話』として2017年5月、ついに日本上陸!
それもなんと、オール韓国人キャストによる初の全編日本語上演。 韓国のミュージカルは多数日本でも上演されているが、どうしても字幕と舞台の両方を見なくてはいけないため、なかなか演技に集中できないことも多いが、全編日本語なので完全にストーリーにハマりながら観劇することができる。

5月5日~14日まで 新宿シアターモリエールで上演される『あなたもきっと経験する恋の話』は タイトルからしてなんだか気になってしまう・・・・。このミュージカルでは、明るく元気なモテ男トングと、その友達で 恋愛に不慣れで奥手なテピョンという対照的な二人の恋の話が描かれている。
モテ男トングには ApeaceのワンチョルとTRITOPS*のイルグン奥手なテピョンにはApeaceのヨンウクと 大国男児のカラムが それぞれWキャストで公演を行う。
今回、公演が始まって2日目の5月6日、公演の前半を担う Apeaceのワンチョルと ヨンウクの二人に、いよいよ始まった公演についてお話を伺うことができた。 公演合間の忙しい時間にもかかわらず、元気に笑顔で答えてくれた。
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◆ついに公演がスタートしましたが、思っていた通りにできましたか?
ヨンウク 「初日は緊張しすぎて、“本当に今このミュージカルをやっているのかなぁ?”っていう ただドキドキした気持ちがあったんです。 なので最初の時より もっといいミュージカルを作っていくように、今ひとつずつ直していこうと思っています。最後には完成してほしいですね。」
ワンチョル 「初日が終わって後悔というより、やり直すっていう意味でもうちょっと頑張ろうかなって・・・。 自分が思ってたように 出来なかったところを、次の公演ではもっとうまくやってみよう、頑張ってみよう・・・って。」

◆思っていたよりもうまくいったところ、ここは まだまだだなって思ったところ、失敗してしまったところなどありますか?
ヨンウク 「うまくいったなって思えたのは・・・ほっぺたを叩かれるシーンがあるんですけれど、そのタイミングとか・・・。皆さんが笑って下さっているので、本当に嬉しかったですね。 でも、視線をどこに置けばいいかなって気持ちが演じながら浮かんでしまった時は、まだまだ足りないなって思っています。 視線を あっちならあっち、相手役のかたを見るなら見る、そういうことをもうちょっとキメていきたいと思います。」
ワンチョル 「僕は全体的にまだ足りないのですが、一番大変だなと思っているのは イントネーションと発音が・・・。 たぶんヨンウクも一緒だと思うんですけれど。 やっぱり日本のかたと比べてみたら、僕たちは外人だな~~って・・・。 イントネーションで すぐわかってしまうんですよね・・・。」
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◆今回どうして、自分がこの役に選ばれ オファーが来たのだと思いますか?
ワンチョル 「僕たちApeaceのステージを見たら かっこいいし(笑) ちょっとイケメンだし(笑) チョル(※ワンチョルの呼称)の雰囲気が多分、ちょっとチャラそうだったから?(笑) だからじゃないかな・・って。 いたずらっこで、勝手だし、なんでも勝手にやっちゃうので(笑) チョルが公演中に時々 好き勝手にやると、僕たちのファンのかたはそれが面白くて、すごく喜んで笑ってくれたりするので、きっと “あ~、あのコいいかも~!”って思って選んでくれたんじゃないかな(笑)」
ヨンウク 「僕はこのステージに立っている間は、自分が本当にテピョンになったみたいに感じています。そしてファンの皆さんも、僕は普段のライブステージではカッコつけるのが好きで ずっとそうして来たので、今回のミュージカルでは崩れてもいいんじゃないかなっていう、自分の気持ちも入っていて・・。
こんな役を演じてみたかったって思っていたんですよ。 初めての挑戦だったし。 見ているファンのかたたちに “面白いな”って感じさせたかったんです。 」

◆お二人の中に、もともと今回の役のような要素はあったんでしょうか?
ヨンウク「そうですね。 僕はテピョンで良かったと思っています。 やはり、二人きりになったら うまく話せないというところとか、そういうところがテピョンに似ているな・・・って思います。」
ワンチョル 「僕は最初にこのオファーをもらった時は、僕がテピョンかなって思ったんです。 なぜなら、僕は自分で思う自分自身の性格が素直だし、ウク(※ヨンウクの呼称)のほうが チャラいのが似合うんじゃないかな~って(笑)」
ヨンウク 「似合わないですっ!(笑)」
ワンチョル 「あ、いや、実際チャラいって感じではなくて(笑) ステージの上での かっこいいウクを見たら、ウクのほうがトングのような役が似合うんじゃないかなって思って。 だから僕がテピョン役だったら、どうしたかな~って考えたり。」
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◆今回は恋愛ストーリーで、ラブシーンもありますが、公演がスタートして、ファンのかたの前でそういうシーンを演じるのは緊張しましたか?
ヨンウク 「やっぱり緊張しますけれど、演技は演技で見て欲しいし、 こんなに頑張っているんだという姿をファンのかたたちに見せたいし・・・。 もちろんファンの皆さんにも、キュンってしてほしいし・・・。
相手の女優さんがいらっしゃいますけれど、観るかたには 本当に自分がその女優さんになった感じで見て 一緒に楽しんで欲しいです。」
ワンチョル 「僕は心配したのは、キスシーン・・・それだけが心配で・・・。 それ以外は大丈夫かなって思ったんですけれど、キスシーンは実際は キスしていないんで、そこはAngelpeace(※Apeaceのファンの呼称)の 誰もが理解してくれると思うし。 Angelpeaceは 心が広いし・・・。だから絶対誰も怒らずに大きな心で見てくれると思います。」

◆普段はワンチョルさんがお兄さんですが、今回はミュージカル3回目のヨンウクさんから初めて出演ワンチョルさんへ なにかアドバイスなどはありましたか? そのアドバイスをもらってワンチョルさんはどう思いましたか?
ヨンウク 「そうですねぇ~!(と言いながらちょっと ふざけて威張ってみせる)」
ワンチョル 「ウクに手伝ってもらったのは、このミュージカルをやる前から、年齢に関係なく普通に 友達みたいに付き合ってもらっていたので、ウクが気になるところは “お兄さん、こうしたほうがいいんじゃない?”って言ってくれたり。 僕はさすがに、なにもアドバイスは言えないですね。」
ヨンウク 「僕は逆に 弟を弟(年下)としてではなく、友達として考えてくれる チョルお兄さんの広い心があったからこそ、このミュージカルがうまくいったと思います。 本当に、韓国は年齢の上下に厳しいのですが、礼儀正しく “お兄さん”という感じだったら 多分うまくいかなかったなっていう ミュージカルだと思います。」

◆今回ワンチョルさんはモテる役、ヨンウクさんはモテない役ですが、役作りをするために なにかやったことはありますか?
ヨンウク 「僕は鏡を見て、たくさん表情や仕草の練習をしてみたり・・・。 モテない人はモテない理由があるじゃないですか。 それはなぜかを沢山考えてみたり・・・。 ちょっとおかしな行動をすることは・・・(笑) うちのApeaceの末っ子J.Dくんを考えながら(笑) あ、いや、テピョンは J.Dくんより、100倍も1000倍もキモい役なんですけど・・・(笑) いや、J.Dくんがキモイって意味じゃないですよ!J.Dくんの かわいいところや よく焦っているところの感じを少しもってきて、頑張ってみました。 なので、この役をJ.Dくんがやってみても面白そうだな、そして最後にかっこいい姿を見せたらJ.Dくんのファンのかたがキュンとするんではないかな~って思いました。」
ワンチョル 「僕にすごく影響を与えてくれたのは、韓国に行って実際 このミュージカル『어겪사(オギョクサ)』を観て、役者さんたちが演じている姿を見て、それよりこういう風に演じてみようかな・・・とか、ちょっと僕なりに追加してやってみようかなって思って・・・。 韓国へ行って、公演を観たのは、役作りの最高のチャンス・最高の勉強でした。」
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◆自分の役、ワンチョルさんならトングへ、ヨンウクさんならテピョンへ アドバイスしてあげたいことがありますか?
ヨンウク 「テピョンはファッションセンスがゼロだなって思いますし(笑) “あなたは、なにかを言うとき、焦らず言って欲しい。 でも、あなたは 自分の好きな人に自分の本気を伝えてあげられて、それを褒めてあげたいよ~!”って言いたいですね。 そして “残っているミュージカルも頑張ってね”って言いたいです。」
ワンチョル 「 “トング!女性を傷つけないように・・・。 もう少し、まるくなったほうがいいんじゃない?”って(笑)  チョルはチョルで トングもチョルです。トングはトングだし・・・。」
ヨンウク 「(笑)??? どういうことだ??(笑)」

◆実際のおふたりは恋愛には積極的ですか?消極的ですか?
ワンチョル 「消極的です。」
ヨンウク 「僕は積極的です。 好きな人には自分の気持ちをちゃんと伝えようって思います。 でも、テピョンみたいな経験があって・・・。 僕、中学生の時までメガネをかけていて、モテなかったんです。
本当に モテなかったんです(笑)」
ワンチョル 「僕は逆に、学生の時、すごくモテました(笑) 昔すごくモテて、学生の頃、僕は中学・高校と男子校に行っていたんですが、いろいろ噂になってSNSでも評判になったり(笑) でも、4年間つきあっていた恋人がいて、その人と別れた時、つらくて すごく心の中がヤバくて・・・。 日本に来る前まで、その人と付き合っていたんですけれど、日本に来たあとは全然 恋はしていなくて・・・。 新鮮な男です(笑)」

◆今回はWキャストですが、カラムさん・イルグンさんに ここは負けないぞって思うところ、 ここは見習わなくちゃって思うところはどんなところですか?
ワンチョル 「負けないぞって思うことというより、僕がトングを演じるのと、イルグンさんがトングを演じるのでは全然ちがうと思うんです。 差がすごくあると思うんですね。 同じキャラを演じますが、しゃべりかた も 怒りかたも全然ちがうので、そういうところも期待していいんじゃないかなって思います。」
ヨンウク 「僕はカラムお兄さんに本当に感謝しています。 お兄さんは忙しい中、発音とかイントネーションとか セリフとか・・・・。カラムお兄さんは、このミュージカルを韓国でやっていたので (※カラムは 韓国ではモテ男トングを演じていた)役作りに一番役立ってくれたひとはカラムお兄さんです。 お兄さんから言われたのは、“自分はここ(※このミュージカル)に 慣れすぎているかもしれない”・・・っていうことで、その言葉にすごく感動しました。 “君はむしろ、このミュージカルに慣れていないから、フレッシュさがたくさん見えるかもね。”って優しい言葉をかけてくれました。 それで頑張ろうっていう気持ちになりました。」
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◆今回セリフはどうやって覚えましたか? おふたりは同じグループなので、頻繁に会うことがあったと思うのですが、一緒にやりながら合わせていったんでしょうか?
ワンチョル 「まず、会うたび挨拶が “お前さぁ!”っていう・・・(笑) セリフを挨拶がわりにしていました。 Apeaceの定期公演の練習などが終わり、帰るまでの ちょっと空いた時間でも、演技経験が多く日本語も上手な メンバーのセヒョンを呼んで セヒョンの前でセリフを言ってアドバイスをもらったり・・・。 移動車の中でも。」
ヨンウク 「会うたびに練習していました。 本当によかったと思うのは、韓国でミュージカルを観て・・・。
何回も観たんです。 ず~っと観て。 だから、“ああ、だからここでこう言うんだ”っていうことを理解することができて、すごく役にたちました。 100回聞くことと、1回見ることでは違うじゃないですか? だからここでこう言うんだっていうことが、見るたびに ハッキリわかりました。」
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◆また舞台をやってみたいですか? やるとしたら、どんな役をやってみたいですか?
ワンチョル 「もう次の舞台(に、キャスティングしてもらえるのも)も、決まっていると思うんで~(と、勝手に言いながら インタビューに同席していた、主催者のかたをじ~っと見て)」
ヨンウク 「(同じく主催者に)ありがとうございま~す!(笑)」
ワンチョル 「次は僕はチンピラをやってみたいですね。 あ~、僕似合いそう!(笑) チンピラか パシリ!(笑) じゃなかったら・・・先生。 メガネをかけて。 次の舞台も決まってるので(と、主催者をチラチラ見ながら新たなオファーをなにげなくアピールして)楽しみにしていてください。(笑)」
ヨンウク 「僕もどんな役でもやってみたいんですけれど、テピョン役に魅力を感じすぎて・・・。 でも、次は、本当に演技を見せられるような・・・ 例えば貧乏な人とか、病院で苦しむ人とか・・・そういう弱い立場の人たちの気持ちをちゃんと言えるような演技をしてみたいですね。 そんなかたたちのチカラになりたいんです。」
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◆最後に このミュージカルのアピールをしてください。
ワンチョル 「笑いあり、涙あり・・・。 歌唱力、歌の楽しみもあり・・・。 ないものがないです。 すごいミュージカルなんで、これを観なかったら、これを逃したらもったいないです! 韓国のミュージカル作品が日本まで来ましたが、すごくいい作品なので、皆さん、見ても絶対損のないミュージカルですので是非見てください! 初日が終わってすごくいい評判だって聞いたんですが、僕は褒められると すごく成長する人間なんです。 練習期間から今日まで、毎日毎日スタッフのかたたちからもすごく褒められて。 “よしっ!もっと頑張ろ!”って思いました(笑)」
ヨンウク 「この作品は、もし僕たちじゃなくて他のかたが演じたとしても、この作品自体が超ステキで、現実的な恋愛の話で、皆さんも共感できるところもたくさんあると思うし、泣きたいかたも笑いたいかたも どんなかたでも・・・今 恋愛をしているかたも、これからはじめようとしているかたたちにも是非たくさんのかたに観てもらいたい本当に超いい作品だと思います!」

上演がスタートして、観客の手応えを直接感じ、かなり充実感を感じている様子のふたりだった。 笑いの中に、恋にはつきものの 好きでたまらない気持ち、好きなのに素直になれない気持ちや不安感、嫉妬に苦しむ心、そして幸せに包まれてウキウキする様子・・・本当に、誰もが経験したことのある甘くてせつないラブストーリーになっている。 恋がステキなものだと心から思える、そんなミュージカル『あなたもきっと経験する恋の話』 略して『あな恋』を観て、心ときめかせて欲しい。
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◆◆ ミュージカル 『あなたもきっと経験する恋の話』 ◆◆

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初めて恋愛する時の胸のトキメキって知ってますか?
告白しようかどうしようかのドキドキ感って知ってますか?
些細なケンカで別れてしまったりすることって知っていますか?
別れた後に死にたくなるくらい辛い・・・でも死ねない・・・そんな気持ちって知ってますか?
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韓国で上演されたミュージカル【어겪사】(オギョクサ)が、初めてのオール韓国人キャストによる、全編日本語でのミュージカルとして日本上演が決定!

このミュージカルは、誰でも経験する甘くて苦い恋愛ストーリー。
明るく元気なモテ男トング役をワンチョル(Apeace)とイルグン(TRITOPS*)、恋愛に奥手なテピョン役にヨンウク(Apeace)とカラム(大国男児)がそれぞれWキャストで演じます。
歌にも日本語にも定評のあるKPOPアーティスト4人が演じる日本語でのミュージカルに是非ご期待ください!

■公演日程:2017年5月5日(金)~5月14日(日)全18公演
■会場:新宿シアターモリエール
■出演者:ワンチョル(Apeace) ヨンウク(Apeace)
イルグン(TRITOPS*)カラム(大国男児) 他
■チケット:全席指定 8,800円(税込)
■演出:パク・ミンギュ
作家:アン・テギュ/作曲:イム・ジェヒョン/舞台監督:ヨ・ドンユン
■主催:『あなたもきっと経験する恋の話』実行委員会
企画:Aid B&A Company , Hyeinsa Company
制作:ライズコミュニケーション
協力:CJ Victor / GO-FORWARD / VL.ent /Rise Communication

★出演スケジュール(予定)
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※出演者並びにスケジュールに変更がありました場合には何卒あしからずご了承ください。
出演者変更の場合でも他日への変更、払い戻しは致しかねます。

★来場特典&アフターイベント決定
あな恋特典会

★★ チケット販売 ★★

●当日券は各回開演30分前より販売(完売公演もあるため、詳細はご確認ください)

●イープラス
http://eplus.jp/anakoi/

●ぴあ
(Pコード:458-272)
【WEB】http://w.pia.jp/t/anakoi/
【TEL】0570-02-9999
【店頭】チケットぴあのお店・サークルK・サンクス・セブン-イレブン

●ローソンチケット
(Lコード:31671)
【WEB】http://l-tike.com/anakoi/
【TEL】0570-084-003
【店頭】ローソン・ミニストップ店頭Loppi

●CNプレイガイド
【WEB】http://www.cnplayguide.com/anakoi/
【TEL】0570-08-9999
【店頭】Famiポート(ファミリーマート)

●Yahoo!チケット
【WEB】https://ticket.yahoo.co.jp/tour/00001890/

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〈STORY〉
今まで恋愛経験が一度もないテピョンは、今日も合コンに出かけたけど女の子にフラれた。
1人公園で落ち込んでいたテピョンは、運動をしにきていたジンソンに一目惚れし、彼女にどうやって告白をするべきか、親友のトングに相談をする。
そしてトングから教えてもらったノウハウをもとに、ジンソンに告白をしようと準備をするが…

一方、10年以上友人だったトングに恋の感情を感じ始めたボラは、勇気を出してトングに告白をする。
友達関係から恋人関係になったトングとボラは、理想的でラブラブな恋愛をスタートする。
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