【オフィシャルレポ】~EXID~ 全国4都市で開催。 ジャパンツアー“2019 EXID Valentine Japan Live Tour”大盛況で終了!

【オフィシャルレポ到着】

EXIDジャパンツアー大盛況で終了!

2018年に待望の日本デビューを果たした韓国5人組ガールズグループのEXIDが、全国4都市で“2019 EXID Valentine Japan Live Tour”を開催。ここでは、ツアー最終日となった2月16日、東京Zepp Tokyoでの2部公演のうち2部の模様をお伝えする。

チョコレートを模したオブジェや、マカロン、カップケーキ、ピンクのリボンや赤いハートのイラストをふんだんにあしらったキュートなステージセットが、バレンタインムードを盛り上げるステージ。オープニングムービーが期待感を高めてくれたのち、そこに姿を現した5人が最初に届けてくれたのは、「I LOVE YOU」だ。リーダーでありメインヴォーカルのソルジ。メインラッパーのLE(エリー)。リードヴォーカル&リードダンサーのハニ。リードヴォーカルのヘリン。メインダンサー&サブヴォーカル&リードラッパーのジョンファ。

美脚が映える白いパンツに淡いパープルのジャケットを合わせた5人が中毒性の高いダンスポップを歌い踊り、LEが鋭いラップで盛り上げれば、瞬きする間(ま)も惜しいほど。“I LOVE YOU”と歌いながらハートマークを作るメンバーの仕草にもキュンときて、オーディエンスのコールもどんどん熱を帯びていく。

ソルジを先頭にハニ、ジョンファ、ヘリン、LEと縦1列に並び、順繰り歌っていく「CREAM(JAPANESE Ver.)」では、セクシーなダンスや5人の投げキッスにも、大歓声が上がる。

「こんにちは!挨拶しましょうか」というヘリンの言葉をきっかけに、元気に声を合わせて挨拶する5人。ハニが「東京のみなさんはホントに熱いですね!」と驚きを見せれば、「会いたかったです!」と笑顔を見せるソルジ。「今回のツアーのテーマは“バレンタイン”です。甘い歌をたくさん用意したので、プレゼントします」とLEが言うと、ヘリンが「私たち自身も甘いプレゼント♡」と続けて、楽しげに見守るジョンファ。同性も惚れ惚れするほどセクシーでかっこいい彼女たちだが、トークでは途端に和やかモード、仲の良さが滲み出てしまうところもまた、EXIDの魅力のひとつだ。


横並びで椅子に腰掛けて歌ったのは、「HOT PINK(TIPSY Ver.)」と「당연해(Of Course)」。「HOT PINK」のオリジナルヴァージョンはセクシーな腰振りダンスが印象的だったりもするが、ていねいに歌声を重ねていく“TIPSY Ver.”もまた素敵。同じ曲だからこそ、彼女たちの表現の幅広さが浮き彫りにもなる。オーディエンスが大きくクラップした「당연해(Of Course)」では、ハニとLEが笑顔を交わしたり、ヘリンとジョンファが顔を見合わせたり、ソルジがフロアを指さしたり。楽しげな5人を見て、こちらもますます楽しくなる。

「やっぱり熱いね、気分が本当に幸せです!」とヘリンが言うと、「私も!」と同意するLE。そして、4月にリリースする1stフルアルバム『TROUBLE』から、先行配信されているリード曲「TROUBLE」を披露。LEが子どものころから好きで聴いていたというm-floの☆Taku Takahashiプロデュースによる楽曲は、“攻め”なEXIDとはまた違う、オシャレで軽快なナンバーだ。ちなみに、ハニはレコーディングの際に☆Taku Takahashiに何度も録り直しをお願いしてそのガッツを高く評価されたそうだが、そうした彼女たちのプロ根性があってこそ、クオリティの高い作品が生まれ、圧倒的なパフォーマンスができるのだと再確認できたりもした。


「TROUBLE」のMVメイキング映像とMVティザー映像の上映をはさみ、ソロとコラボで輝く個性を見せつけたのは中盤。柄物のロングシャツを羽織り、メロウな「Velvet」でいつものラップではなく大人っぽい歌声でオーディエンスをぐいぐい巻き込んでいったLE。白いワンピース姿で椅子に腰掛け、「Foolish」でハイトーンも見事な歌声を響かせたヘリン。ピンクのファーコートをまとい、「A Gut Feeling」でスウィートな歌声の虜にしたジョンファ。そして、2人で「Common Words」を歌ったソルジとハニ。グループ内ユニット“DASONI”として活動していた2人の美声のかけ合いは、圧巻の一言である。


お互いのソロを「かっこよかった!」と褒め合うLE、ヘリン、ジョンファの姿にほのぼのしていると、「初めまして、私たちは“DASONI”です!」と仲良く登場したソルジとハニ。「“DASONI”が活動していたのは、EXIDとしてつらいときでもありましたけど、もちろん楽しかった思い出もあって。それだけに、いろいろな記憶が蘇りました。そして、当時の曲を今歌えるということには、大きな意味があると思います」というジョンファの言葉にも、グっとくるものがあった。


一転、タイトな白いトップスとデニムのショートパンツという爽やかな色気を感じさせるスタイルで、「Ah Yeah」「DDD」とキラーチューンをたたみかけていく5人。どうしたって高まってしまう。

「ホットです!みなさんすごく情熱的です!」と興奮を隠さないLE。「でも、そろそろ最後の曲を……」という言葉に悲鳴を上げるオーディエンスに、ヘリンが「寂しい?私たちもです!」と寄り添い、「日本デビューして6か月近く経ちました。これからも日本にたびたび来るつもりなので、あまり寂しがらないで」と言葉をかけるLE。さらに、「約10日間に渡ってツアーとイベントを行ってきましたが、会うたびにみなさんがいかに大きな力をくれているか感じます」と感慨深げなジョンファに、「本当に嬉しいですね!」と続くヘリン。「ホントに、もう終わりだなんて泣く!私も本当に楽しかったです!」と泣き笑いモードのハニ。「今回のツアーに来てくださったすべてのみなさんに感謝します!」と謝意を述べたソルジ。歌、ダンス、ヴィジュアルと非の打ち所のないおまけに、ファンへの温かで真っ直ぐな想いを変わらずに持ち続けている5人。だから、多くの人に愛されるのだ。

本編ラストは、腰を前後に振る“骨盤ダンス”で沸かせた「UP&DOWN」。媚びないセクシーさは、やっぱり最強にかっこいい。

熱烈なアンコールに応えて再登場し、「VAPORIZE YOURSELF!」を歌いながら、フロアにたくさんのキッスとチョコレートを笑顔で投げてくれた5人。“Exceed In Dreaming=夢を超える”に由来する グループ名を背負うEXIDの可能性は、ここからまだまだ花開いていく。

文:杉江優花
PHOTO:井野友樹

2019 EXID Valentine Japan Live Tour
Set List
M1. I LOVE YOU
M2. CREAM (JAPANESE Ver.)
M3. HOT PINK (TIPSY Ver.)
M4. Of Course
M5. TROUBLE
M6. Velvet (LE SOLO)
M7. Foolish (Hyelin Solo)
M8. A Gut Feeling (Jeonghwa Solo)
M9. Common Words (“DASONI” Solji & Hani)
M10. Ah Yeah
M11. DDD
M12. UP & DOWN (JAPANESE Ver.)
– Encore –
M13. VAPORIZE YOURSELF!

■リリース情報
2019.4.3 on sale!!!
1st ALBUM「TROUBLE」
【初回限定盤】CD+DVD+グッズ(ネックストラップ付カードホルダー)封入
TKCA-74784 ¥4,630+税
[CD]※全10曲収録
1. The Beauty is Guilty!?
2. HOTPINK [JPN ver.]
3. TROUBLE
4. Every Night [JPN ver.]
5. Without U [JPN ver.]
6. Cookie & Cream
7. UP&DOWN [JPN ver.]
8. Too Good to Me [JPN ver.]
9. VAPORIZE YOURSELF!
10. Memories

[DVD]
「TROUBLE」Music Video
「VAPORIZE YOURSELF!」“Special” Music Video
「TROUBLE」Music Video Making
「TROUBLE」Making Documents

【通常盤】CD
TKCA-74785 ¥2,778+税
初回限定盤CD内容+ボーナストラック「I LOVE YOU」
(全11曲収録)