【オフィシャルレポ】 ※写真もすべてオフィシャル提供
11月16日、ゲネプロ直前に主宰であり演出の水木英昭、主演の山本一慶、俳優のテジュ、特別出演の山田邦子が囲み取材に応じた。
『焼肉屋で拾ってきた』…拾われたテジュに大先輩の山田邦子さんも大絶賛!
『絶対に出演したい』と猛アピールして勝ち取った出演。
和気あいあいとした雰囲気の中、取材が行われました。
―役名とお名前を頂戴してもよろしいでしょうか―
水木 郷田役を演じます水木です。よろしくお願い致します。氷村玲司を演じた時代も20年前にございました。20年の時を越え、組長に代わりました。そしてこの15周年素敵な役者に囲まれて迎えられることを嬉しく思っております。どうぞよろしくお願い致します
山本 氷村玲司役をやらせて頂きます山本一慶です。よろしくお願い致します。こう続いてきている作品の中で氷村玲司という役をやらせて頂けることを光栄に思いながら、全力で短い期間でしたが周りに支えられて本当に全力で過ごした日々でした。やっとここにきてステージに立てるということで、全力でこの物語を届けていきたいと思います。
テジュ 健人役のテジュです。すごく歴史があるというか長く続いた作品で、素敵な役を演じさせていただいてすごく嬉しく思っております。足りない部分もいっぱいありますが、本番が終わるまでには・・・いや明日本番ですね。本番までにはちゃんと出来るように頑張ります。
山田 横浜のフェラーリ役の山田邦子です。よろしくお願い致します。本当にちょっとしか出てきませんので、今日どうしてここに立ってるか分からないですが、こういういで立ちでございます。水木さんとは本当に仲良くさせてもらっていて、今年は「山田邦子の門」もやらせていただいたので、ちょっとでもいいから出させてくださいってお願いして、こういうことになりました。フェラーリです。初めてそういう役もいただきまして、すごくお稽古も見させていただいて、まとまりがよくワクワクで楽しみです。怪我のないようにみんな祈っております。以上です。
―水木さん、この作品を15周年の節目に選んだ理由などあればお聞かせくださいー
水木 まぁやっぱり1番、設定としては裏社会を描いたものなのですが、人間のヒューマンコメディというところで言うとやっぱり1番自分たちの作品の中では普遍的なものなのかなと言うところもあって、もう一度ここで気持ちを新たに原点も振り返りつつ、前を向くためにこの作品を選ばさせて頂きました。
―山本一慶さん、この作品の見どころをぜひお伺いしたいのですがお願い致しますー
山本 水木さんといろいろお話しをさせていただいていますが。僕の演じた玲司という役がどんな人間だったのかお話をした時に、【表現にはいろいろな可能性や方向性があって、いかに役を生きる人として表していくか】すごく難しいことなんですが、これが玲司を演じる上での僕の課題であり、今回の作品のコンセプトにもなるのかなと思いました。水木さんとの会話の中で、たくさんの刺激を受けましたし、たくさんのアドバイスをいただきました。僕自身も生き様というものをお客様にダイレクトに届けられたらと思いながらお芝居をさせていただいています。
―あまりやったことのない役どころというのをお聞きしてー
山本 ヤクザは初めてですね。いつも優しいお兄ちゃんみたいなのが多いので。
山田 今回、歌もアカペラもあるし盛り沢山ですね。
山本 今おっしゃられた通り色々やらせていただいて殺陣も、いろんな姿を見せれたら。
山田 すごいかっこいいですよ。それで素直で曲がってない性格がすごくいい男に出来上がってますよね。
―テジュさん、水木さんのプロデュース作品には初参加ということですが稽古場での感想などお聞かせくださいー
テジュ すごく楽しかったというか勉強になったというか。
山田 練習が??
テジュ 細かい演技の芝居部分とか、ギャグのテンポとか、やっぱり外人なので、日本の演技をどうしたらいいかとかテンポ感をどう掴んだらいいかを全然知らなくて、それを細かく説明してくださいました。他の役者の先輩方からも、ここはこんな感じでやったらいいんじゃないって言ってくださって、やってみたりしました。
山田 日本に来て2年くらいなんでしょ? 台本は漢字や平仮名で読んだんですか?
テジュ 「蘇州夜曲」これは読めなかったんですけど。難しい漢字は読めないですが、基本的に出てくる会話の流れは大丈夫です。
山田 水木さんいいもの拾いましたよね。私本当に初めましてなんだけど、とってもファンになりました。
水木 本当に精悍ですし真面目ですし、役者の姿としても本当に凛として素晴らしい逸材だなと思って。2ヶ月前に焼肉屋で拾ってきました。(一同笑い)
山田 そうなんですか!そのお店紹介してくれません?いい店ね。
水木 品川です。
山田 またいいとこ行ってるわね。
水木 品川の焼肉屋で拾ってきました。
山田 いるんだ、こういう人が。今回創作ですか?少しダンスも入ってますよね。
水木 元々やってたんだよな、コンテンポラリーは。
テジュ 昔やってました。10年前とか、、、
山田 すごい魅力的な方ですよね。
水木 食べられちゃう。
山田 いやほんと狙ってますよ。おいくつなんですか?
テジュ 31です。
山田 いいね、ちょうど!20代だと可哀想と思ったけれど。
―山田邦子さん、非常にインパクトのある役ですがー
山田 息抜きポイントだと思ってください。あ、出てきたわーって毎日言っていただければと思います。私1日いないんですよ。それで代わりにやっていただく関口さんも素晴らしいので、初日もぜひ楽しみに見て頂きたいです。
―テジュさんを焼肉屋で発見されたとのことですが、その時の心境など教えてくださいー
テジュ 僕、焼肉屋さんで拾われる前に、台本を読んだんですけど。
水木 なんで拾われる前に台本読んでるんだよ。
テジュ ファンなんでwww。読んでみたら、出演できたらすごく嬉しいなと思って、アピールしました。それで拾われました。すごく嬉しかったです。その日に決まった???
水木 その日に決まってますよ。
テジュ あ、そうですね。それでこれ全力でやりたいなっていう気持ちがありました。
―自分がここを見てくれという見どころをお願いしますー
水木 僕は作り手でもあるので、やっぱり若者たちが音楽を一切使わずに仁義をきるシーンがあるんですけれどもそこには是非とも注目して頂きたい。ある種、中盤のクライマックスということでもあるんですけれども、なかなか見たことのないパフォーマンスだと思いますので、是非そこには注目していただけるとありがたいなと思います。
山本 僕個人でしたら、やはり最後の玲司のシーンはすごく気合が入ってますし、思いが弾け飛ぶくらい心にある思いを出しているのでそのシーンを見て頂きたいです。
テジュ 僕はエンディングの時にみんなが出てきてあり得るようなあり得ないような感じの結構楽しいシーン、幸せなシーンになるんですが、エンディングまで来た姿とは違う新しいところを見せられると思っています。
山田 寝てるとね、私を見逃すと思います。本当にちょっとしか出てこないので、毎日そこでは物真似などさせて頂きますので、時事ネタなど入れて、毎日変化をつけて、そこだけスタッフの皆さんも休めるように頑張っていきたいと思います。
■囲み取材の模様が映像でご覧いただけます。
=公演概要=
■水木英昭プロデュース15周年記念 紀伊國屋書店提携公演「蘇州夜曲」
日程:2019年11月17日(日)~24日(日)
会場:東京都 紀伊國屋ホール
構成・演出・脚本:水木英昭
出演:山本 一慶、桑野 晃輔/新垣 里沙、菅原 ブリタニー/河原田 巧也、石賀 和輝、テジュ/千田 阿紗子、関口満紀枝〈Wキャスト〉、河口博昭、坂本純基、江島雄基、チンネン・ギルバートJr.、前沢健太/原 育美、佐伯 太輔/
山田邦子〈特別出演/Wキャスト〉
水木 英昭
料金:(税込・全席指定) 当日券販売中!
スペシャルシート9,500円《前方エリア・特典:オリジナルグッズ(非売品)付き》
※スペシャルシートの取り扱いは、先行・前売販売のみとなっております。
※特典の引換えは劇場ロビー所定の場所にて行います。
レギュラーシート 前売:7,000円 当日:7,500円
【アフターイベント】
11/17(日)13:30 お見送り会(出演者全員)
11/17(日)18:00 アフタートークショー
出演:山本一慶、桑野晃輔、河原田巧也、石賀和輝、テジュ
11/19(火)19:00 カーテンコール撮影OKイベント(出演者全員)
11/20(水)19:00カーテンコール撮影OKイベント(出演者全員)
11/21(木)19:00カーテンコール撮影OKイベント(出演者全員)
11/22(金)19:00カーテンコール撮影OKイベント(出演者全員)
11/23(土祝)13:30 アフタートークショー
出演:山本一慶、桑野晃輔、新垣里沙、菅原ブリタニー
11/23(土祝)18:00 お見送り会(出演者全員) 11/24(日)13:30 お見送り会(出演者全員)