【韓ペンオリジナルレポ】 ~キム・セジョン~ 1日限りのファンミーティング開催! 『社内お見合い』、『悪霊狩猟団: カウンターズ』他で 大人気♡ あまりにも気さくなのにオーラを感じる、人々を夢中にさせる不思議な魅力♡

【韓ペンオリジナルレポ】

Netflix で配信され大ヒットとなった韓国ドラマ「社内お見合い」、悪霊狩猟団: カウンターズ」他様々な作品に出演し、人気爆発中のキム・セジョンが 日本で初の単独ファンミーティング『KIM SEJEONG 1st ASIA FANMEETING 2022 SEJEONG’S SESANG DIARY』 を2022年11月11日(金) 立川ステージガーデン(東京)にて開催した。  キム・セジョンに会えるたった一夜限りのプレミアムイベント! “国民的愛され女子”と呼ばれている通り、男女、そして幅広い年齢層のSEASANG(※セサン=キム・セジョンのファンダム名)たちで客席はいっぱいだった。

OPENING VCRが終わり、キム・セジョン(※以下 表記 セジョン)がステージに登場すると、客席からは思わず出てしまった「きゃあ♡」という感激の声と共に、大きな拍手が起こった。

2016年ソロで初めてリリースしたデジタルシングル『Flower Way』からスタート。ソロ活動で一番沢山歌った曲なので自分自身の“その時”のコンディションを一番知ることが出来る、そして今後“花道”という素晴らしい道を歩いて行きたい という思いを込め、この曲を1曲目に選んだそうだ。

大型LEDに映し出される花々をバックに、しっとりとしたバラードナンバーをレースがあしらわれた白いドレス姿で歌うセジョンは まるで夢の国のお姫様、もしくは花畑に降り立った妖精のよう。

歌い終わると、満面の笑顔で元気いっぱいに「Yeah~~~~!!!!SEASANG~!!♡」と、喜びを表現した。MCの古家正亨氏が登場し、美しい歌声に感動したと伝えると「日本のファンの皆さんに久しぶりに会うのですっごく期待して来たんですけれど、残念ながら歓声を聞くことが出来ないんですよね? でも、最初のフレーズを歌い始めた時、とても嬉しくて涙が出そうになって、ぐっとこらえました(笑) 今日は皆さん一緒に楽しくて幸せで有意義な、そんな時間を過ごしましょう!」と、とにかく高まる思いを伝えたい様子で、一気に早口で今の気持ちを言葉にした。

古家氏が白い衣装を着たセジョンをシンデレラみたいに綺麗だと言うと「ハハハハ~♡」と、照れを隠すように大きく笑う。まだ公演が始まって10分も経っていないが、ここ迄で すでにキム・セジョンと言う人が、飾り気のないとても気さくでステキな女性であることが十分に伝わって来た。 セジョンのスタイリストは今日の白い衣装を“初恋”をイメージしてチョイスしたそうだが、セジョン自身は“お姫様”のつもりだと茶目っ気たっぷりの表情を浮かべながら可愛くポージングしてみせた。

グループ活動時に来日して以来、新型コロナウィルスなどの影響を受け、ずっと叶わなかった来日がようやく4年ぶりに実現しとてもワクワクしている気持ちが、言葉の1つ1つの抑揚に現れている。とにかく話したいことが山ほどあるようだ。

今回のファンミーティングはドラマを観て、キム・セジョンにハマったという人も数多く来場したと知り、驚きながらも、いたずらっこのような表情を浮かべ「ということは… 皆さん、私が歌が上手かどうか わからなかったですね。皆さん! これから大変ですよ~!私にどっぷりハマることになりますよ~♡(笑) 」と明るく語った。 

MCの古家氏から4年ぶりに会ったセジョンはますます美しくなったと言われ、「きゃはは♡ホントですか??」と照れまくる。 そんな気取らない姿に、古家氏も「4年ぶりに会ったセジョンさんは以前も今も変わらず人間力がある、人としてすごく魅力的な人」だと語った。セジョンは「今の自分があるのは、こうして客席を埋めて下さる大勢の皆さんがいるからです。本当に本当に感謝しています!」と心から感謝の意を表した。

前日、日本に来たセジョンは まずコンビニに行き、団子・プリン・焼きそばパン・クリームたい焼き・辛いお菓子や辛いポテトチップスなど購入しホテルで食したと打ち明けた。コンビニのあとは大型量販店に行き、ここでは韓国に帰ってから食べるものなどを沢山調達したそうだ。来日時、スーツケースに詰めて来たものはスタイリストさんの荷物に混ぜてもらい、空きの出来た自分のスーツケースに「ここはビールのスペース。ここはカップラーメン、ここは焼きそば、ここは うどん♡…と、入れました~♡」と一生懸命説明する。 昨日は良心が咎めカップラーメンはだけは食べるのを我慢したらしい。 しかし「今日あとでちょっとだけ食べちゃおうかな!♡」とニコっとしながら言う可愛いセジョンだった。

セジョンの近況を伝えようと大型LEDに映し出されたのは旅行に行った際サーフィンをした時に撮った写真 。「サーフィンは初めてやりました(笑)」と告白するセジョンに、「かなり余裕のある表情の写真だったからベテランなのかと思った」と古家氏にツッこまれ「私は何をやってもそんな風に見えちゃうみたいです(笑)」と茶目っ気たっぷりに答えた。 サーフィンに挑戦しながら、以前役者の先輩が「演技はサーフィンに似ている。遠くの波は大きく見えるけれど、実際近くに来てみたら小さかったり、思いもしないところで急に波が立ったり、いつ波が来るかわからなかったり…。なのでじっと波が来るのを待っていなければいけない」と言っていた言葉を思い出し、たしかに演技をすることに似ていると感じたそうだ。

また、仕事で行ったアメリカ・サンタモニカビーチで撮った写真を見ながら「スカイダイビングに挑戦しました。スカイダイビングは死と背中合わせの部分があると思い、死というものを感じてみようと漠然と思いチャレンジしてみました。実際飛び降りてみて感じたことは、人生は楽しく一生懸命生きなくてはいけないなということです。それを一緒に乗っていたかたに言うと、『あなたはもうすでに一生懸命生きているじゃないですか』と言われました。その言葉を聞いた瞬間、涙がこぼれて来て、一生懸命ではなく楽しく生きなくちゃと考えながら地上に降り立ちました」とセジョンが語ると、客席からは大きな拍手が送られた。 最近2度目の家族旅行にも行ったそうだが、最初の家族旅行は日本だったことも教えてくれた。

 2曲目の『Teddy Bear』は “愛する人が眠っている姿を見ながら、一緒に夢を見たい、可愛い寝顔をずっと眺めていたい… ” そんな気持ちを、小さい頃 宝物にしていたTeddy Bearになぞらえ書いた曲だと説明した。セジョンは観た映画のワンシーンや、目を閉じて浮かんだものを書き留めて歌詞にするため、起承転結がハッキリしたストーリー性のある歌詞が多いそうだ。

ここで最初のコーナー【Q&A】

事前にTwitterでSESANGから募集したセジョンへの質問に答えていくコーナー。

「日本のドラマを観る?」との質問に ドラマよりも つけっぱなしで気楽に観れるアニメをよく観ると語っていた。今のお気に入りは『モブサイコ100』だそうだ。

また、「カバーアルバムも出してほしい」というメッセージに 今一番好きな曲、そして今とても人気を集めている YOUNHA(ユンナ)の『事象の地平線(Event Horizon)』を少しだけアカペラで歌って聴かせた。

休みの日の過ごし方を聞かると、「曲を書いて、運動してます(笑)」と答えた。 古家氏から自身が出演するドラマのOSTも書いて歌っているのは珍しいと言われ「OSTの作詞をしようと思ったのは、そのドラマについてどの作詞家よりも出演する自分が一番知っているのではないかと考え、ならば私が書こうと思いました」と答えた。

最近覚えた日本語を尋ねられ、以前頑張って覚えた日本語も長く来れない間に記憶が薄れてしまったが、最近 一番よく使った日本語は「これ、これ!」「いえいえ」「あ~、すごい!」「ありがとうございま~す」だと言い、前日のお買い物はどうやらこの言葉で乗り切った模様。 以前グループ活動をしていた時、よく言っていた「私は22歳です」が、4年経って「私は 27(※韓国年齢。日本では26歳)で~~す!」になったと、ちょっぴり苦笑いをしていた。

コーナー2つ目は 【セジョンの好み】 

選択肢の中から、ぱっと思い浮かんだほうを選ぶ。(選んだ理由も)

◆言われて嬉しい誉め言葉は?

 ①本当に頑張ってるね ②本当にうまいね

セジョン⇒①  芸能人という仕事を沢山のかたに愛してもらってるから出来ているので、努力するのは当然のこと。その気持ちを持っていつも一生懸命頑張ること重要だと思うから。

◆外出しなければいけないが、自分の姿が気に入らない時は?

①最初からセットしなおす  ②そのまま出る

セジョン⇒これは△です。セットは諦めて(笑)化粧品を全て持って出かけます(笑)

◆東京で最後に1つだけ食べられるなら?

①ラーメン ②うどん ③寿司 ④お好み焼き

セジョン⇒①ラーメン! 日本のラーメンはしこしこした麺や豚骨スープが本当に美味しい~♡ あと、私はウナギやホルモンも大好きです♡♡

◆休日には

①家から出ない ②外に出て友達と会う

セジョン⇒ 家から出ないで友達と会います(笑) 私の家に呼ぶか、私が友達の家に行きます(笑) ひたすらしゃべります。この前もTWICEのジヒョとおしゃべりしていて気が付いたら6時間から8時間もずっとしゃべっていて、時計を見てびっくりしました(笑) 今の自分に何が足りないのか…とか未来に向けての自己準備について話していました。

◆より耐えられないのは

①24時間何もしゃべれない ②何の話も聞けない

セジョン⇒ ② 何も聞けないというのはとても怖いですね。

セジョンの素敵な面を色々知ることが出来たあとは、再び歌声を聴かせてくれる時間。

2021年7月にデジタルリリースした『 Baby I Love U 』。日本のオリジナル曲は男性(TEE/  2010年リリース)が歌っていたと知り、驚いていた。セジョン流に今風にアレンジされたこの曲を伸びやかで美しい声で聴かせ感動を与えていた。

ドラマでセジョンにハマった人も多いが、ここからは出演作品・演じた役を振り返る

3つ目のコーナー【SEJEONG’S SESANG】

別な人を毎回演じるのはどんな気持ちか聞かれると

「人を理解する面白さがあります。この世の中には理解出来ないと思う人は、思ったより多くはいないと思うんです」と 語った。

最初の作品は『恋するレモネード(2017年 KBS/ ラ・ウノ役)』

「ウノは平凡な高校生です。この作品は新人俳優を集めて撮った作品なので、このドラマを通して初めて演技をやったおかげで、演技に対する怖さを捨てることができました。まわりのみんなも新人だったので、みんな一緒だと思いながらやることが出来たんです」

ドラマの中で見せた 愛嬌シーン映像が流れ、是非再現をと言われると、「あの撮影は前日徹夜で精神状態が覚醒状態の中で生まれたシーンなんです。5年経って私、今は27歳ですよ~」と言いつつも気合を入れ、さらにパワーアップした可愛すぎる愛嬌を見せてくれた。

次は『君の歌を聴かせて(2019年 KBS/ ホン・イヨン役)』

「イヨンはオーケストラのティンパニストなんです。ミステリアスな事件に巻き込まれたショックで記憶を消してしまう、トラウマで不眠症になってしまう役です。 久しぶりに演技したのですが、自分の演技の至らぬ部分が際立ってしまっていると感じ、撮影していても心がつらくて大変でした。演技というものは自信を持ってやらなくてはいけないのですが、あの時 自信を失わずにやっていればもっとうまく出来たのでは…と今 思っています。なので、イヨンには『よく頑張ったね。あなたがいなければ今の私は居なかったです』って言ってあげたいです。表情の変化が非常に多かったですし、このドラマを通して色んなことに慣れていくことが出来たと思います」

続いて『悪霊狩猟団: カウンターズ (2020年 OCN/ ド・ハナ役)』

「ハナは悪霊を捉えるカウンターで、秘密を沢山抱えているし、警戒心が強い、鋭い性格のデリケートな人物です。」と説明。古家氏からセジョン自身との共通点を聞かれると「かっこいいところかな~(笑) 」とニヤリ。そんなことをさらっと言うスマートな会話にファンはすっかりハマる中、セジョンは言葉を続ける。

「今はこんな(お姫様のような服を着た)可愛い感じの私ですが、その秘訣は 今まで傷ついたことがあってもいつもそれに対し、ちゃんと向き合って来たからだと思います。 一時は、心が痛くなるから自分が傷つくことは見ないようにしていたんですが、それを克服して向き合えるようになりました。もし私が成長出来ていなかったらハナのように尖っていたのではないかと思います。撮影は大変だったかと聞かれますが、素晴らしいかたたちと一緒にお仕事が出来ましたし、楽しい経験が沢山出来、沢山のかたに愛された作品なので大変とかつらかったとか、全く思いませんでした」

最後に『社内お見合い(2022年 SBS/ シン・ハリ役)』

「ハリのおかげで沢山のかたたちから愛をいただき、自分自身も変わることが出来ました。それまではどなたかに褒めていただいたりすると『いえいえ。そんなことないです』とすぐに言ってしまう癖がありましたが、このドラマに出てからは自分を過小評価してはいけないと思うようになりました。褒めていただいたらまずは否定せず「ありがとうございます」と受け入れ、その分もっともっと努力して頑張らなくちゃと考えるようになりました」

ハリと親友のヨンソの2人が酔っぱらうシーンは、20%以外全部アドリブだったと語った。またKISSシーン映像が流されると照れて画面に背を向けてしまう可愛い姿も見られた。 古家氏から視線の落としかたなど、目の演技を褒められると「いえいえ!」と、つい癖で否定してしまう謙虚なセジョン。しかし「あっ!」と、先ほど語ったばかりの “まずは受け入れて努力する”ことを思い出し実践しなくちゃと「ありがとうございます(笑)」と慌てて言い換えるキュートさを見せた。

尚、韓国で2022年7月から9月放送された最新出演作『今日のウエブ漫画』は11月29日(火)からPrime Videoで先行独占配信されるそうなので、そちらも楽しみにしたい。

ここで 『社内お見合い』OSTの中でもひと際 耳に残った楽曲『Love,Maybe』を爽やかに披露した。曲が始まったと同時に会場のSEASANGからサプライズが! 「セジョン、あいたかったよ」と書かれたグリーンのスローガンが一斉に掲げられた。驚いて一瞬目を丸くしたセジョンは、すぐに満面の笑顔で愛おしそうに客席を見つめていた。 曲の最後に「私もあいたかったよ。愛してるよ♡もっともっともっともっともっともっともっと~♡♡」と溢れ出す喜びと幸せの気持ちを伝えた。

いよいよ終わりの時間が近づき、日本でようやく開催出来たイベントについて改めて感想を聞かれると

「楽しかったですけれど、すごく心残りでもあります。本当についにやっと4年ぶりに会えたファンの皆さんですが、やっぱり声も聴きたいと思ったし、皆さんの顔も見たいと思ったので、またすぐに戻ってきますね。マスクをとって、声を出せるその日まで少しだけ待っていて下さい。 あ、でも 皆さんの心の声はいっぱい聞こえましたよ! うるさ~い!!って思うくらいたくさんね(笑)」

スローガンを持ったSESANG と一緒に記念写真を撮りながらも「本当にあいたかったです~」と心から語るセジョン。

撮影が終わると「もうすでに20曲くらい曲も書きためています。でもアルバムを出すまで、まだ時間があるので、あと10曲くらいは書けると思います(笑)その中からいい曲を選んでアルバムを作ろうと思います!」とアルバム制作への意欲を口にした。

最後の曲は『Skyline』。自分の曲の中で1番のオススメ曲だと語った。セジョンが大好きなバンドサウンドに乗せて、歌いながらステージを右 左に動き、手を振ったりハートを作ってSESANGへ愛を送った。高音でシャウトした瞬間、銀テープが飛び出し、客席をキラキラと美しく彩った。

もっとセジョンの笑顔を観たい…

そんな気持ちのこもったアンコールを求める大きな手拍子が自然に沸き起こった。

その期待に応えるようにVCRが流されたあとステージにもう一度ステージに登場したセジョン。

ドラムが叩き出すリズムがなんとも心地よい『Let’s Go Home』を歌いながら、再びSESANGに向けてハートや投げKISS、うさ耳ポーズなどで出来る限り愛を返していた。歌い終わると名残惜しそうに何度も手を振り、ステージをあとにした。

ドラマへの熱い思いだけではなく、不安や悩みがあったことも素直に正直に聞かせてくれたセジョン。 SESANGとの強い絆、信頼があるから、セジョンも心をオープンに素を見せることが出来るのだろう。大人気女優のキム・セジョンだが、本当に飾らず、気取らず、あまりにも気さくで可愛らしい姿を見せていた。 隣のお姉さんのような親しみがあるのに、オーラを常に放っている。 キム・セジョンという女優は人々を夢中にさせる不思議な魅力に溢れていた。

text : Chizuru Otsuka

photo : オフィシャル提供   (C)Jellyfish Entertainment Japan

公演概要

KIM SEJEONG 1st ASIA FANMEETING 2022 SEJEONG’S SESANG DIARY

日時:2022 年 11 月 11 日(金) 18:00 開場 / 19:00 開演

会場:立川ステージガーデン(〒190-0014 東京都立川市緑町 3-3 N1)

主催:Jellyfish Entertainment Japan 株式会社

企画・制作:Jellyfish Entertainment Japan 株式会社 / 株式会社インタラクティブメディアミックス

協力:Kstyle

運営:キョードー横浜

キム・セジョン Profile

KIM SEJEONG / キム・セジョン

生年月日:1996年 8月 28日 (満 26歳)

血液型:AB型

Official Account

Jellyfish Entertainment Japan 公式Twitter @jellyfish_ent_j (https://twitter.com/jellyfish_ent_j)

キム・セジョン 韓国公式Twitter @0828_kimsejeong (https://twitter.com/0828_kimsejeong)

キム・セジョン 公式Instagram @official_kimsejeong (https://www.instagram.com/official_kimsejeong/)

キム・セジョン 本人Instagram @clean_0828 (https://www.instagram.com/clean_0828/)

キム・セジョン 公式 Youtube OFFICIAL KIMSEJEONG (https://t.co/MaHlera3WP?amp=1)