【韓ペンオリジナルレポ】~映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いに行く』“いちばんに夜きみに会いにいく”舞台挨拶付き最速上映会(8/10実施)~ 映画公開を前に、初対面から撮影が進む過程での様子や撮影エピソードを本音で語る!

左から 酒井麻衣監督→箭内夢菜→白岩瑠姫(JO1)→久間田琳加→鶴田真由

アスミック・エース配給にて、映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』が いよいよ9月1日(金)より全国公開になる。

原作は、多くのヒット小説を生み出してきた小説サイト「野いちご」で連載され、第1回野いちご大賞を受賞した汐見夏衛による「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」(スターツ出版 刊)。「10代女子が選ぶ文芸小説No1」にも選ばれた珠玉のラブストーリーがこの度満を持して映画化された。

白岩瑠姫

本作のW主演に抜擢されたのは、これまでに発売した7作のシングル全てが主要音楽チャートで1位を獲得、昨年末には「第73回NHK紅白歌合戦」への初出場を果たし、アジア最大級の音楽授賞式「2022 MAMA AWARDS」では“Favorite Asian Artist”を日本人アーティストで唯一受賞するなど国内外から熱い注目を集めるグローバルボーイズグループ・JO1メンバーの 白岩瑠姫 、そして 「マリーミー!」(20/ABC)、「青春シンデレラ」(22/ABC)、「ブラザー・トラップ」(23/TBS)、『おとななじみ』(23年5月12日公開予定)など次々と映画・ドラマの主演を演じる他non-no専属モデルとしても活躍する 久間田琳加。

久間田琳加

監督は「映像作家100人2020」にも選出されるほか、「明日、私は誰かのカノジョ」(22/MBS)や、第59回ギャラクシー賞 マイベストTV賞グランプリ受賞作「美しい彼」(21・23/MBS)、『劇場版 美しい彼~eternal~』(23)など、話題作を続々と手がける酒井麻衣。

酒井麻衣監督

映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』では、そんな 今 最も旬な監督やキャストたちが織り成す世界観に公開前から大きな期待が寄せられていた。 今回映画公開を前に 【映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いに行く』“いちばんに夜きみに会いにいく”舞台挨拶付き最速上映会】(※以降本文内表記 『夜きみ最速上映会』)が 8月10日TOHOシネマズ日比谷 スクリーン12にて行われ 白岩瑠姫(JO1)・久間田琳加・箭内夢菜・鶴田真由・酒井麻衣監督 の4名が登壇。 制作秘話や本作にまつわる様々なエピソードなどを披露。 会場に集まった観客たちはこのあと、 一足先に鑑賞する映画への期待感がさらに増した様子だった。(白岩瑠姫は 主人公:深川青磁役。 久間田琳加は 主人公:丹羽茜役。箭内夢菜は茜の友人:沙耶香役。 鶴田真由は 茜の母:丹羽恵子役)

イベント開始時間になり、客席下手側扉から登場した4名を大きな歓声と拍手が迎えた。ここからはフリーアナウンサー 青木源太氏と共にイベントを進行する。

左から 酒井麻衣監督→箭内夢菜→白岩瑠姫(JO1)→久間田琳加→鶴田真由

まず4人それぞれの挨拶からスタート。

白岩瑠姫: 深川青磁 役を演じました白岩瑠姫です。ずっと皆さんに観てもらう機会を待っていたので、今日この日を迎えられて幸せな気持ちでいっぱいですし、こんなに沢山のかたたちに集まっていただけ嬉しい限りです。ありがとうございます。

久間田琳加: 丹羽茜 役を演じました久間田琳加です。ついにこの日がやって来たんだなって、これから先、感動とかも出て来るんだなと思うと、とてもドキドキしています。今日は短い時間ですが楽しんでいただけたらと思います。

箭内夢菜: 茜の友人・沙耶香を演じました箭内(やない)夢菜です。皆さんがキラキラして見えてすごく今ワクワクしています。早く観てほしいんですが、まずお話を聞いて楽しんで行ってください。

鶴田真由: 茜の母・丹羽恵子役の鶴田真由です。 舞台に立って瑠姫くん人気にビックリです(笑)すごいですね。 確かに、現場で瑠璃くんの美男子っぷりにびっくり、そして茜の可愛い娘役にドキドキして。2人のキュンキュン♡する恋に私もキュンキュン♡してました。 坂井監督が撮った美しい映像で絶対楽しんでいただけると思います。

酒井麻衣監督: 今日は来て下さりありがとうございます。今日皆さんに初めてこの映画を届けられて本当に嬉しいです。楽しんで帰っていただければと思います。

箭内夢菜

◆初めて脚本を読んだ時の気持ちや、ストーリーやキャラクターに共感した部分などあれば聞かせて下さい。

白岩: 青磁は「時間は永遠ではない」とか 「人生一度きりだからやりたいこと言いたいこと、やったほうがいい」という現実的な考え方をもっているんですが、僕もLIVEの最後のMCとかで「このステージが僕の人生最後のステージになってもいいと思って全力を出し切ってやってます」って言ったり、わりと現実的です。 「始まったら終わりがある、時間は永遠ではない」という部分とか青磁と考え方が似ていたり、作品を読んでいて共感できる部分が沢山あり、作品に親近感を感じました。 セリフを言うというより、自分自身普段 口にはしないけれど思っていることとか沢山あったりで、「青磁、わかるよ!」っていう気持ちでやった部分も沢山あります(笑) 近しいキャラクターだと思いました。

久間田: 茜は過去のある出来事のせいで自分の思うことを口に出せなかったり、周りの空気を読んでしまうという役柄だったのですが、演じながら周りを気にして過ごしていた学生時代の自分を思い出しました。 なので茜に親近感を感じ、演じながら「あるよね!こういう時」って思いながら演じていました。 この作品がターニングポイントで、自分が変わった部分があったかもしれません。 茜は青磁のおかげでどんどん自分の気持ちが言えるようになるんですが、その過程が気持ちよくてスッキリした瞬間が沢山あって、私自身ちょっとずつ自分の気持ちを伝えることが出来るようになってきた気がします。

白岩瑠姫

◆鶴田さん、箭内さんは 青磁と茜を近くで見守る役でしたが、この二人にどんな印象を感じましたか?

箭内: 私が現場に入った時は、もうすでに温まっている状態で皆さんが仲良くされていて、とても楽しそうな現場だと思いました。 主演のお二人にピッタリな役どころで、見ていてキュンキュンしました。りんくま(久間田琳加のニックネーム)は茜っぽくてすごく可愛いですし、白岩さんは爽やかな感じで青磁っぽさがあって、なんか不思議な感じでした。

箭内夢菜

鶴田: 母という立場で怒るところもありますが、心の中では「しょうがないよね。若い2人だもん」って思っていました(笑) 私が怒るシーンで、茜の妹が「お兄ちゃん、かっこいい!お姉ちゃんの彼氏?」って言うところがあるんですが、それを聞きながら「こんな誠実でかっこいい彼氏だったら、私も許しちゃう」って心の中では思っていました。

鶴田真由

◆監督へ:この作品を映像化するにあたりどんなことを大切にしましたか?

酒井監督: 主演2人の感情がすごくまっすぐな物語なので、そこを大事にしたいと思いました。  改めて学生の頃を思い出したというか、あの頃のまっすぐな感情って本当に綺麗なんだなって思って、そこを繊細にまっすぐに映画化したいとみんなで頑張りました。 茜の“人の顔色を伺って、言いたいことが言えない”という気持ちは大人になるにつれて出て来る感情でもあるので、共感するかたが多いかなと思います。

◆皆さんが夜が明けたら一番会いたい人は誰ですか?

白岩: 夜明けに会いたくなるのは自分にとって大切な人ですよね。 JAM(※JO1のファンの呼称)の皆さんじゃないですか? 映画だけではなく常にファンのかたの立場になって考えたりしているので、それが少しでも伝わればいいなって思います。

久間田: いつもお世話になってるスタイリストさんです。 本当にすごくHAPPYなかたで、常にハイテンションの愛されキャラなんです。 元気が貰えるんです。  駆け込み寺のような存在です。

久間田琳加

◆いまだからこそ言いたい、撮影中の本音を聞かせて下さい

白岩: さっき久間田さんが、撮影が進むにつれ青磁に感化されて自分自身変わって来たと言っていたんですが、本当にそうで撮影が進むにつれめちゃめちゃ強気になって来たんですよ(笑)  僕は偏食で、ごはんをあまり食べないでお菓子で つないでたんですが、それも途中からめちゃめちゃいじってくるようになったし….。 さっきも 「緊張してる?」っていう話になって「僕は今のところ平常心です」って言ったら、明らかに緊張してるのに「私もです」って(笑) なんか張り合ってくるようになりましたね。

久間田: (笑) 無意識だったんですが、さっきも「あたり強くない??」って言われました(笑)

左から 酒井麻衣監督→箭内夢菜→白岩瑠姫(JO1)→久間田琳加→鶴田真由

◆白岩さん、久間田さん、お互い初対面の印象は?

白岩: お互い人見知りで本読み以外、全くしゃべることもなくて、そのまま現場に入って….。監督からアドバイスいただいて、しゃべるようになったら…結構強気になって来ましたね(笑) アドバイスいただいた中で、「座長を務めるのだから演技だけではなく現場の雰囲気とかも作っていかなくてはいけない」と、おっしゃっていただき、いろんなスタッフさんやカメラマンさんにも積極的に話すようになりましたし、現場の雰囲気を出来るだけ作るということを頑張ろうと思いました。 で、話すようになったら思いのほか強く戻ってきたっていう(笑)

久間田: (笑) 無意識でした。ごめんなさい~~(笑)

白岩: いやいや、大丈夫(笑)

久間田: 私も白岩さんに一言(笑)

白岩: えっ???

久間田 :白岩さんは~~、運動神経が良すぎ!

白岩: ああ!(※と、うなづく)

久間田: あ~、認めるスタイル….ですね(笑)

白岩: 自信があります。それは(笑)

久間田: 撮影中、サッカーのシーンとか、青磁くんに手を引かれて走るシーンとか結構多かったんですが、足がとにかく速くて…💦 私が後ろから追いかけようとすると物凄い差が出来て、結構困りました(笑)

白岩: 走るシーンでは毎回困ってましたね(笑) 階段を茜が早く上がっていかなくてはいけないシーンも途中、追い越しそうになったり(笑) そのペース、合わせるの大変でした(笑)

箭内: 運動神経が良すぎるのは私も思いました。茜の手を引いて行くシーンとか、見ていてめっちゃ大変そうだと思いました(笑)  あと、私は本音を言うと、もっと青磁君の絵を生で見たかったです。 茜とのシーンが多くて、なかなか絵を見る機会が無くて。 もっと直接見たかったなぁっていうのが本音です。

鶴田: とにかく寒かったんです。 撮影の日が大寒波で…家の中にいるのにお弁当が凍りそうでした(笑) ラストシーンは2人がとても素敵なのでわからないと思いますが、実は本当に寒くて。 2人はとても頑張りました。それを思って見てもらえたら嬉しいです。

酒井監督: サッカーのシーンはリハーサルしてないのに、白岩さんがとても上手で。サッカーの演出もしてくれたくらいです。

左:久間田琳加  右:鶴田真由

空の絵を描くことを愛する青磁と、青磁によって自分の見る世界の美しさに気づく茜。 2人を繋げる美しい空にちなんでSNSで募集した「#一番会いたい人に見せたい空」(いち空キャンペーン)に応募された美しい空の写真をつなげた「夜きみスペシャルムービー」を登壇者たちと一緒に観ることに。中にはキャストや監督が撮った空の写真も含まれていた。

白岩: 沢山の素敵な写真を見て感動しています。 映画の中にも感動出来る空のシーンがあるので、皆さんの心に響けばいいなと思います。

久間田: 空って本当に綺麗だなって。 屋上のシーンとかで周りにビルとか無くて空に癒されたんです。その時、私っていつも下を向いて歩いてるんだなって気が付いて。 このムービーには癒しの写真が揃っていて素敵なムービーだと思いました。

左から 酒井麻衣監督→箭内夢菜→白岩瑠姫(JO1)→久間田琳加→鶴田真由

◆最後にこれから映画を観るかたたちへのメッセージを

酒井監督: 汐見先生が作ってくださったこの物語をキャストさんスタッフさん一同で凄く大切に描かせていただきました。皆さんにまっすぐに届いたらいいなと思います。ありがとうございます。

久間田: 茜は最初、自分の気持ちが言えないんですが、青磁くんに出会って本来の自分を取り戻していきます。 茜みたいに自分の気持ちが言えない人って、私だけじゃなくて沢山いらっしゃるんじゃないかなって思っているので、茜のように 皆さんもそういう人に出会えて、茜と青磁の関係性っていいなって思っていただけたら嬉しいです。

白岩: 僕自身も一生懸命挑戦しましたし、監督をはじめ陰で支えて下さる関係者の方々がいるからこそ出来た映画だと思います。 こうやって観に来て下さる皆さんがいるからこそ出来た事なので、感謝しています。 どうぞこれからの映画を楽しみにしていてください。

白岩瑠姫
左から 酒井麻衣監督→箭内夢菜→白岩瑠姫(JO1)→久間田琳加→鶴田真由

text & photo :Chizuru Otsuka


タイトル:『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』

© 2023「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」製作委員会

公開表記:9月1日(金)全国ロードショー

配給:アスミック・エース

コピーライト:© 2023「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」製作委員会

【ストーリー】

無彩色で息苦しいこの世界。救い出してくれたのは、“私を嫌い”な君でした――。

マスクが手放せず、周囲の空気ばかり読んでしまう「優等生」の茜。

自由奔放で絵を描くことを愛する、銀髪のクラスメイト・青磁。

何もかもが自分とは正反対の青磁のことが苦手な茜だったが、

彼が描く絵と、まっすぐな性格に惹かれ、茜の世界はカラフルに色づきはじめる。

次第に距離を縮めていくふたりの過去がやがて重なりあい、初めて誰にも言えなかった想いがあふれ出す――。

【クレジット/ビリング】

出演:白岩瑠姫(JO1) 久間田琳加

   箭内夢菜 吉田ウーロン太 今井隆文 / 上杉柊平 鶴田真由

原作:汐見夏衛 「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」(スターツ出版 刊)

監督:酒井麻衣

 

脚本:イ・ナウォン 酒井麻衣

製作『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』製作委員会

制作プロダクション:C&Iエンタテインメント、アスミック・エース

配給:アスミック・エース

■コピーライト:© 2023「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」製作委員会

■ 公式サイト: https://yorukimi.asmik-ace.co.jp/

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