【韓ペンオリジナルレポ】~『セマンティックエラー・ザ・ムービー』前編 公開記念舞台挨拶~吹替版にて主演2人の声を担当した 大人気声優、榎木淳弥(ジェヨン役) ・ 増田俊樹(サンウ役) 登壇

社会現象を巻き起こし、韓国BLの歴史を塗り替えた、全てが正反対な二人の予測不能な恋を描いた傑作青春ドラマ「セマンティックエラー」の劇場版、『セマンティックエラー・ザ・ムービー』が前編・後編の2部作として【前編】2024年1月12日(金)、【後編】2024年1月26日(金)公開される。

公開に先立ち、2023年1月13日(日)、『セマンティックエラー・ザ・ムービー』吹替版にて主演2人の声を担当した 榎木淳弥(ジェヨン役) および 増田俊樹(サンウ役) が登壇し、【『セマンティックエラー・ザ・ムービー』前編 公開記念舞台挨拶】が新宿ピカデリースクリーン3 にて行われた。

 左: 榎木淳弥(ジェヨン役) ・ 右:増田俊樹(サンウ役)

吹替演出の松岡裕紀監督が100%の信頼のもとキャスティングしたという、人気・実力ともに誰もが認めるトップクラス声優の榎木淳弥と増田俊樹は流暢かつ要所要所に強弱をつけたメリハリのある声で流石のトークを交わし、来場者たちを心から楽しませた。

映画上映直後、余韻が残る中、大きな拍手に迎えられ声優二人が登場し、MC・奥浜レイラを交えトークを行った。

(左)榎木淳弥  (右)増田俊樹

まず、学校一のモテ男、自由奔放でかなり自己中心なところが魅力のジェヨンについて

榎木淳弥(以下表記 榎木)<ジェヨン役>: 普段、僕はおとなしい役が多いんですが、今回は真逆なタイプだったので どういう雰囲気でやろうかと悩みました。 でもやってみたら言いたいことを言うし、ズバッとやってくれるので気持ちいいな~って(笑)サンウに対しての嫌がらせとか…「そんな嫌がらせする???」って(笑)そんな子供っぽさが魅力ですね。気になるコにちょっと意地悪しちゃうみたいな。でも、それにしては徹底的だったり(笑)二人の戦いが面白かったですね。

写真:オフィシャル提供 榎木淳弥

続いて 学校一の秀才で変わり者、完璧主義なサンウを演じた増田俊樹は

増田俊樹(以下表記 増田)<サンウ役>: 楽しかったですね。 サンウはパンフとかにハッキリ陰キャ(※陰気な性格)って書かれているんですが、 僕自身も陰キャ側の人間だと思うので(笑) だからすごくやりやすかったですね(笑)僕はサンウみたいに自分の生き方が決まっていて、そこに入って来るエラーのような存在は排除、排除!(笑) 想定していないことが起こるのは困るんです。 でも、サンウは優秀で完璧主義なので、相手に否定する言葉が幼稚では無い、ちゃんと反発出来る。 嫌なものは嫌と言えるのが演じていて気持ちよくて、その気もちを大切にしようと思いながら収録に臨みました。

写真:オフィシャル提供  増田俊樹

世界中がキュンキュン♡したこの作品、吹き替えを担当した二人がキュン♡としたポイントを聞かれ

榎木: 最後のシーン、裏に連れていって映画に誘うところとか。今までそんな空気が無かった中で、急にシーン全体に恋を感じる瞬間、距離感が近いので、囁くように言葉(※セリフ)を言った記憶があります。実際の役者さん(パク・ソハム)が そのようにやられていたのですが、吹き替えをする際、声が小さすぎてマイクに声が乗るかなっていう不安はありました。でも、そこは囁いてもいいと(吹替演出の監督に)言っていただいたので、囁くシーンはどれも実際に囁くくらいの声量でやりました。

増田: BL作品って二人が くっつくのはわかっているんですが、「本当にこの二人、くっつくの??」っていうところから始まり、要所要所、相手とのコミュニケーションの仕方とか、相手の目とかで 「あ、今この瞬間、相手は好きになったんじゃないかな? 好印象を得たんじゃないかな?」って思うんです。でも、やっぱり同性と恋をすることにノーマルでは無いと感じている二人からのスタートなので、どんどんイレギュラーなことが起きていくことで、相手との距離が少しずつ縮まって行くんだなって…。その段階がこの作品はとても強いと思うんです。 前編の最後、一気に二人は急接近していくんですが、前編の最初のほうでは「本当にこの二人はクロスするのか??」って感じで。それが色んな事件、ジェヨンが仕掛けてくるっていうのもありますが、こういうところから人って繋がりが生まれるんだなっていう部分に僕はキュン♡ってしましたね。

榎木: 基本、最初は全部相手を嫌そうでしたもんね。でも、ちょっとどこかひっかかる部分があったりして。 「ここで好きになったのかな?」っていう感じでプロセスが踏まれていますね。

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今の質問にちなんで、二人が自身の生活でキュン♡としたことを尋ねられると

増田: 僕は今33歳なんですが、ずっとラーメンが大好きで(笑)色々食べて来たんですが、ラーメンって知れば知るほど色んなジャンルがあって。 昔から煮干し系ラーメンも食べて来たと思うんですが、たまたま入った煮干し系の店にあった“あえだま(あえそば)”に出会った時、「なんで今までこれを知らなかったんだ…?」って。もう美味しいの一言では済まないくらいで。これが僕の キュン♡ですね(笑)

大好きなラーメンを語る増田は MCから饒舌さが増したと言われ

増田: 恋をするってこれくらい熱量が上がるもんなんだなって(笑)

榎木: 僕はホラーというか、ソンビが好きで。 ゾンビ映画とかドラマが大好きで(笑) 走るのと走らないのがいますが、僕は走るゾンビ、全力で走るゾンビが好きで(笑)、 観ながら自分だったらどうやって逃げるかっていうのを想像して(笑) 。 ゾンビから逃げる時「ドアを押さえるなら指をひっこめろ!」…とかね(笑) それぐらい入り込んで観てしまいます(笑) だからゾンビにキュン♡ですね(笑)

この映画のタイトル『セマンティックエラー』という言葉にちなみ、二人にとってエラー的な出来事が最近あったか聞かれ

増田: 僕、丁度昨日問題が起きました!(笑)  今日、今こうしてこの時間、僕は登壇してますが、同じ時間にリハが入ってるって昨日メールが来て。 「これはWブッキングじゃないか!!」って。 でも結局リハは別の日だったんです。僕はこのエラーが起きた時、最高にワクワクしましたね(笑)  だってWブッキングですよ! そんなに僕に沢山のスケジュールがあったんだ~♡って(笑) ちょっと売れっ子にならないとWブッキングなんて起きないじゃないですか(笑)

榎木: レストランに予約して行ったはずが、入る直前に予約出来てないって連絡が来たんです。 でも、そのままレストランに行って普通に「予約した榎木です」って言ったら、何も言われず入れて(笑)

作品の中でサンウが性格上ルーティンをとても大事にしていたことにちなみ、二人のルーティンやゲン担ぎを聞かれると

榎木: ゲン担ぎですか?? あ!落ちたオーディションのメールは全部消すことですね(笑)

増田: (笑) 僕はそれ、見たくないから送らないでって事務所に言ってあります(笑) でも、スケジュールのそこがいつの間にか無くなってることで、わかるんですよ(笑)  僕は日頃からルーティンとか守れないので、今年の頭から1つだけは守ろうって決めたんです。 で、ここ2週間ちゃんと続けられているのは、朝ごはんに納豆ご飯と汁物を食べる。どんなに起きるのが遅くなっても守っています。

今回、本編と同時に上映されている『セマンティックエラー』の短編アニメの中に登場した無礼講タイムにちなんで、無礼講でお互い何か聞きたいことは?と言われ、ニヤっと笑った榎木。

榎木: え~~! 何でもいいんですか?? (笑)  じゃあ…………、増田君、資産はどの位??(笑)

増田: (笑)  僕もこの質問で頭の中にパッと浮かんだのは「年収いくら?」(笑)

お互いに 大人気声優同志。 ちょっぴり相手の売れっ子ぶりが気になる様子。

榎木: じゃぁ…、一番最近買った一番高いものは?(笑)

増田: ジャケットですね。 あれ? 僕だけ答えてる(笑)  じゃあ~、榎木さん! 貯金、「億」 あります?(笑)

榎木: 無いですっ!!!(笑)

大人の弾丸ジョークで会場を大笑いさせる二人。

弾む会話に時間はあっと言う間に過ぎ、楽しいトークタイムもそろそろ終わりが近づいて来た。 26日からは【後編】も始まるが、映画の見どころを含め一言ずつ最後の言葉を求められ

榎木: すごくキュンキュン♡するポイントもありますし、二人のやりとり、会話がすごく軽妙で面白くて、色んな人に勧められる作品なんじゃないかなって思います。 是非ご家族で来ていただけたら! まず前編を観ていただき、後半にさらに期待をしていただけたらと思います。是非SNSなどで拡散していただければ嬉しいです。 今日はありがとうございました!

増田: 前編最後のシーンを観てると、後編ではこの二人がどこまで近づいて、どんな展開をするのか….。 BL作品を沢山楽しんでいるかたであれば、こんなことが起こるんじゃないか?こんな風になるんじゃないかな?って想像出来るかと思いますが、この作品は今までBL作品に近づく機会が無かったかたでも楽しめる、すごくソフトなBLに作られています。そんな方々には、是非とも後編、全く予想せずに楽しんでいただきたいです。そこからさらにいろんなBL作品を紐解いていってほしい、その入り口になってくれる作品になってくれたらと思っております。 是非とも後編のほうもよろしくお願いします。今日はありがとうございました!

このあとフォトセッションを行い、舞台挨拶は和やかなうちに終了した。

text & photo (舞台挨拶2ショット ー©Kanpen記載のあるものー): Chizuru Otsuka

photo : 舞台挨拶ソロカット(各1枚)& 2ショット(1枚):オフィシャル提供

photo( 映画場面写真): ⓒ2022 Watcha  All Rights Reserved.

写真:オフィシャル提供

『セマンティックエラー』とは

原作は、韓国電子書籍プラットフォームRIDIBOOKSで、2018年BL小説大賞を受賞した「セマンティックエラー」(すばる舎刊)。韓国動画配信サービスWATCHAで実写オリジナルドラマが制作され、配信されるやいなや爆発的な人気でハマる人が続出、一大シンドロームを巻き起こし、世界中のBLファンの間で熱狂を呼んだ。“セマエラ”の勢いはとどまることなく、短編アニメ、ウェブコミック、オーディオドラマが展開され超絶人気コンテンツへと成長。

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本作の魅力は、なんといっても、主人公二人<秀才で変わり者な完璧主義者の大学3年生チュ・サンウと学校イチのカリスマで自由奔放なイケメン・モテ男のチャン・ジェヨン>のキャラクターと、主演の二人がシンクロすることでうまれる最高のケミストリー。最低最悪の出会いから、ぶつかり合って惹かれ合い、お互いへの気持ちに気づいて恋が一気に走り出す。

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日本公開では前編・後編の2部作構成となり、2024年の年はじめ、“キュン”を大スクリーンで2度浴びて、幸せな気持ちに包まれること間違いなし♡

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パク・ソハム×パク・ジェチャン、そして榎木淳弥×増田俊樹

吹替演出の松岡裕紀監督は、吹替版を担当した主演二人の演技力に100%の信頼を置いていたとのことで、「仮に二人の配役が逆であっても作品は成立していたでしょう。しかし今回私が注目したのは、いかにジェヨンがサンウに対する自分の思いを嫌みなく表せるか、またサンウがいかに自分の気持ちに気づき、ジェヨンを不器用に受け入れるのか、ということでした。榎木さんが持つ「嫌みのない説得力」は魅力的でした。サンウの心情変化を見つめた増田さんの「分析力」もさすがでした。このキャスティングが正しかったと改めて確信できました。」と太鼓判を押す。

予告編公式YouTube: https://youtu.be/j2y9i4kGdbY

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映画『セマンティックエラー・ザ・ムービー』

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全てが正反対な二人。

最低最悪の出会いから、予測不能な感情と行動が起動、完璧だった日常がバグりはじめる―。

【STORY】

コンピューター工学科の大学3年生チュ・サンウ(パク・ジェチャン)は、学科イチの秀才で変わり者。規則通りの毎日を過ごし、自分のルーティンを乱されることを何よりも嫌う完璧主義者。一方、デザイン科の4年生チャン・ジェヨン(パク・ソハム)は、学校イチのカリスマでモデル並みのイケメン・モテ男。自由奔放で感性のままに生き、卒業後は、留学を控えている。ある日、サンウは、グループ課題の講義を一人で発表する羽目になり、不参加メンバーを教授に通報。サンウと同じグループだったジェヨンは、講義をさぼったことで卒業が取消しになってしまう。将来を台無しにされたジェヨンは、サンウに恨みを抱き、彼を探し出して、完璧に計算されたサンウの日常を崩そうと嫌がらせを始める。そんなジェヨンを自業自得とばかりに毛嫌いするサンウだったが…。

2022年/韓国/前編:95分 後編:106分/カラー/2Kビスタサイズ/5.1ch/

原題:시맨틱 에러: 더 무비/英題:Semantic Error: The Movie ╱翻訳:小西朋子

原作:J.Soori 「セマンティックエラー」(すばる舎)

監督:キム・スジョン

出演:パク・ソハム、パク・ジェチャン 

提供:トムス・エンタテインメント 

配給:ブシロードムーブ/トムス・エンタテインメント

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公式HP: https://semaera.jp/ X: @semaera_jp (https://x.com/semaera_jp?s=20)

『セマンティックエラー・ザ・ムービー 前編』2024 年 1 月 12 日(金)より
『セマンティックエラー・ザ・ムービー 後編』2024 年 1 月 26 日(金)より 全国公開