⽶国アカデミー賞公認・アジア最⼤級の国際短編映画祭 ショートショートフィルムフェスティバル & アジア 2024!ショートショート フィルムフェスティバル &アジア代表 別所哲也 東京都知事を表敬訪問!全世界から集まった多彩な「東京」の魅⼒を伝える作品を選出『Cinematic Tokyo 部⾨』の優秀賞(都知事賞)を⼩池都知事から発表︕本⽇より公開︕

⽊村⽂乃さんや⽚岡鶴太郎さんら豪華俳優陣が出演東京都と映画祭による特別製作ショートフィルム『紋の光』も完成報告

⽶国アカデミー賞公認・アジア最⼤級の国際短編映画祭、ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)の代表を務める俳優・別所哲也は5⽉22⽇(⽔)、東京都庁にて⼩池百合⼦都知事を表敬訪問しました。


本年でインターナショナル部⾨は26年⽬、東京都と共催しているアジア・ジャパン部⾨は21年⽬を迎える本映画祭。「IlluminateYour Life〜いのち 照らせ セカイ照らせ」という今回の開催テーマを踏まえ、⼩池都知事は「この映画祭を通じて“東京“からも数多くの才能が”世界”へと⽻ばたいていることを⼤変嬉しく思っております。最近は“没⼊”という⾔葉を良く⽿にしますが、映画はまさにそれができる最⾼の舞台。泣いたり笑ったりと感情移⼊ができ、⼀⽣忘れられない作品もあります。また、近年は“映画”という昔からあるアナログな芸術の中に新しい技術が加わったりと、多様な考えや発想を作品から学ぶこともできます。皆様⽅にもぜひ楽しんでいただければなと思っております。」とショートフィルムが持つ⼒や映画祭開催の喜びについて語りました。


表敬訪問では、多彩な「東京」の魅⼒を発信するためにSSFF & ASIAと東京都が連携し、「東京」をテーマにしたショートフィルムを世界から公募する「Cinematic Tokyo部⾨」の優秀作品を⼩池都知事から発表。本年は全世界から188本の応募があり、6作品が最終選考に残りました。優秀賞(都知事賞)に選ばれたのは、短編映画監督として本作が2本⽬のオールドルーキーである俵海太監督による『東京流星群(とうきょうりゅうせいぐん)』。別所は「東京で暮らす男⼥が、花⽕と流星群が⾒える夜にある約束をするラブストーリー。」と作品の概要を紹介し、「幻想的な空間の中での会話劇をベースに、夜の東京の街が魅⼒的に映し出されています。特に上空からの東京の夜景は息を飲む美しさでした。」と⼤絶賛しました。

また、発表を踏まえて⼩池都知事は「CinematicTokyoは、国内外のクリエイターの映像が、東京の魅⼒を、世界に発信をしてくださってるという意味でも敬意を表したいと思います。こ
の部⾨で、応募作品の頂点が⽇本の作品だったということもとても喜ばしいですね。」と笑顔でコメントしました。


さらに、東京都と本映画祭による7回⽬となる映画製作プロジェクトも紹介。昨年より始まった「サステナブル・リカバリー プロジェクト」の2作品⽬であり、以前アジアインターナショナル&ジャパン部⾨にノミネート経歴のある安井 祥⼆(やすい しょうじ)監督を迎え、⽊村⽂乃(きむら ふみの)さんや⽚岡鶴太郎(かたおか つるたろう)さんら豪華なキャストの皆様にご出演いただいた作品、『紋の光
(もんのひかり)』の完成が発表されました。脚本の監修は江⼾切⼦協同組合、⼯房のロケーションは、江⼾切⼦の第⼀⼈者として2020年に東京都名誉都⺠に顕彰されました瀧澤利夫(たきざわ としお)先⽣にご協⼒いただきました。劇中に登場する江⼾切⼦も瀧澤先⽣の作品です。

本⽇、この表敬訪問にて予告編を初披露。上映後に⼩池都知事は、美しく光る江⼾切⼦のグラスを⼿にしながら「江⼾切⼦はまさに東京都の伝統⼯芸品の最たるものですので、海外からいらしたお客様へのお⼟産としてよく進呈させていただいています。現代で当たり前になっている“サステナブル”という⾔葉ですが、元々“江⼾”の社会にもその考え⽅が根付いており、物を⼤切にするという⼀種の哲学をベースに、そこから⽣まれてきた様々な⽂化や匠の技があります。この江⼾切⼦もその中の⼀つだと思いますし、職⼈の⾼い技術やこだわりを、次の若い世代につないでいくという側⾯も描かれており、“サステナブル・リカバリー プロジェクト※1”に相応しい作品であると感じています。」と作品を称賛しました。


『紋の光』は映画祭YouTubeにて本⽇より公開、シネマチック東京部⾨優秀賞受賞『東京流星群』は映画祭オンライン会場にて6⽉1⽇(⽔)より世界に向けて配信が開始され、6⽉4⽇(⽕)からは都内映画祭会場での上映も⾏われます。


表敬訪問後に別所は「俳優として海外の映画祭に呼ばれることもあるが、現代を⽣きる私たちが、何に価値や美しさを感じているのかを発信し、交流できる場が⽇本に、そして東京にあることに意義があると思っています。」と、本映画祭への意気込みを語りました SSFF & ASIAは東京都と2016年より共催し、都の観光施策である「東京ブランド」を発信するコンペティションとして「Cinematic Tokyo 部⾨」を設置。本⽇発表された本部⾨の優秀賞作品『東京流星群』は、6⽉17⽇(⽉)に⾏われるアワードセレモニーにて都知事賞が授与されます。
※1︓明るい未来を切り拓き、豊かな地球を次代へ引き継ぐべく、環境、経済、⽂化、スポーツ、⼈権、⼈々や企業の意識・⾏動様式など、社会全体に係る様々な側⾯で⼈々の持続可能な⽣活の実現を⽬指ざす取り組み。

<表敬訪問 開催概要>

名称︓ ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 代表 別所哲也 表敬訪問
⽇時︓ 2024年5⽉22⽇(⽔)14︓30〜14︓45
登壇者︓ ⼩池百合⼦⽒(東京都知事) 、別所哲也(SSFF & ASIA 代表)
東野正剛(SSFF & ASIAエグゼクティブディレクター)、武笠 祥⼦(SSFF & ASIAフェスティバルディレクター)


Cinematic Tokyo部⾨ 優秀賞 / 東京作品都知事賞 『東京流星群』


2016年に設⽴された「Cinematic Tokyo」部⾨は、多彩な「東京」の魅⼒を国内外に発信するショートフィルムを全世界から募集。
今年は全世界から188本集まり、最終選考に5作品が選ばれ、本⽇⼩池都知事により優秀賞の『東京流星群』が発表されました。
本作品は6/1〜6/30までオンライン会場で配信、6/4〜の東京会場での上映でもご覧いただけます。

『東京流星群』
監督︓俵 海太
⽇本/ 21:42 / ドラマ / 2022
東京で暮らす芹澤あきらと橘みずき。
⼆⼈は花⽕と流星群が⾒える夜に約束をする。
遠くない未来に、この光が過去になっても、まだ続く輝きに⼩さな願い事をかけた。
星を⾒上げる度に思い出す、叶えられなかった⼆⼈の会話劇。
作品紹介ページ
https://www.shortshorts.org/2024/program/tokyo/tokyo-i-love-yous/
サステナブル・リカバリープロジェクト 特別製作作品 『紋の光』
2022年から始動した「サステナブル・リカバリープロジェクト」の2作品となる、『紋の光』が完成いたしました。本作品は過去のジャパン部⾨で受賞歴のある以前アジアインターナショナル&ジャパン部⾨にノミネート経歴のある安井 祥⼆(やすい しょうじ)監督を迎え、⽊村⽂乃(きむら ふみの)さんや⽚岡鶴太郎(かたおか つるたろう)さんらが出演し、東京都が推進するサステナブル・リカバリーに
ついて美しい映像美と繊細な描写で表現されております。
本編は、本⽇よりYouTubeにて公開、メイキング映像は6⽉17⽇(⽉)18:30より公開となります。


『紋の光』
脚本・監督︓安井 祥⼆
キャスト︓⽊村⽂乃、⽚岡鶴太郎 他
⽇本 / 21:38 / ドラマ / 2024
優⾥は、息⼦・和真の図形好きを愛しつつも、集団の中でうまく過ごしていけるか⼼配になる。
ライターの仕事をしている優⾥は、江⼾切⼦の取材に訪れる。
取材中に出会った江⼾切⼦の職⼈親⼦からの教えを通じ、和真を尊重し、その可能性を伸ばすことを考え始める。
作品紹介ページ ︓ https://shortshorts.org/tokyo_project/sustainable_recovery/
本編および予告編 ︓ 同上サイト上にエンベッド
本編⾳声ガイド版 ︓ https://youtu.be/AxWctDmp_So
※メイキング映像は6⽉17⽇(⽉)18:30公開予定


監督︓安井 祥⼆
株式会社びより代表。TVCMや企業のプロモーション映像を制作しながら映画制作を試みる。
「スイート」SSFF & ASIA 2023 ベストアクターアワード受賞
「からっぽのシュークリーム」SSFF & ASIA 2021 オーディエンスアワード受賞
他「つれづれ」など
今作はbird and insectとタッグを組んで制作する。

キャスト︓⽊村⽂乃
1987年10⽉19⽇⽣まれ、東京都出⾝。
映画『アダン』(06)のオーディションでヒロインデビュー。同年の『⾵のダドゥ』では主演を務める。
最近の主な出演作に映画「ザ・ファブル」シリーズ(19・21)、『LOVE LIFE』(22)、『岸辺露伴 ルーヴルへ⾏く』(23)など。ドラマ主演作にNHK朝の連続テレビ⼩説『梅ちゃん先⽣』(12)、『マザー・ゲーム~彼⼥たちの階級~』(15/TBS)、『殺⼈分析班』シリーズ(15,16,19/WOWOW)、『サギデカ』(19/NHK)、NHK⼤河ドラマ『麒麟がくる』(20)、『七⼈の秘書』(20/テレビ朝⽇)、『PICU ⼩児集中治療室』(22/フジテレビ)など。Netflix映画『シティーハンター』が現在配信中。

キャスト︓⽚岡鶴太郎
1954年東京⻄⽇暮⾥⽣まれ。
1972年⽚岡鶴⼋師匠に弟⼦⼊り。3年後、東宝名⼈会 、浅草演芸場に出演。その後 、バラエティー番組を⾜掛かりに広く⼤衆の⼈気者となる。⽬下は幅広いキャラクターを演じられる役者として、ドラマ、映画、演劇に活躍中で、⽇本アカデミー賞最優秀助演男優賞をはじめとし、数多くの賞を受賞。また芸術家としての⼀⾯も持ち、画家としては、1995年に東京にて初の絵画展「とんぼのように」を開催。
2001年には、初の海外個展をパリにて開催、好評を博す。2015年、書の芥川賞と⾔われる「第⼗回⼿島右卿賞」を受賞。2023年、銀座もとじさんとのコラボレーション展覧会『⽚岡鶴太郎 男の粋を描く』。今回、初めて⼿掛けた着物の⽻織の裏地「額裏」限定15枚をデザイン、展⽰。
芸⼈にとどまらず、俳優、画家、プロボクサー、ヨーギーと多⽅⾯で活躍中。

【出演者コメント 6⽉17⽇(⽉)公開 メイキング映像より⼀部抜粋】

■⽊村⽂乃さん
<ショートフィルムについて>
ショート(フィルム)はより作品に近いというか、ぎゅっとこだわって撮るというイメージが強いなとやってみて感じました。
だから短い時間でも⾒る⼈の印象に、⼼に残る作品になっていくんだろうなと思います。
<東京のおすすめの場所>
東京はあらゆるものが集まって発展してを繰り返している場所なので、来ると疲れてしまう⽅もいらっしゃるかもしれないですよね。そんな時に⾏ってぼしいのが、東京都なのに島。南の島に引けを取らないきれいな海とおいしい⿂、何よりちょっとシャイでかわいい地元の⽅々がいます。世界に「ほっこり」という⾔葉があるかわからないですが、覚えて欲しい⽇本語として「ほっこり」を覚えられる島が、東京都には実はあります。


■⽚岡鶴太郎さん
<ショートフィルムについて>
⾮常に短い時間の中でもエキスがぐっと詰まった感じがするので、とっても⾒やすいですし、20分くらいで良い作品が⾒られるのはとても良いことだと思います。
<江⼾切⼦などの伝統⼯芸について>
私は絵を描き始めてから、⼯芸や技術などが⼤好きです。(東京には)江⼾切⼦もそうですし、江⼾⾵鈴もありますが、そういった「ものづくり」で作家が⾃分の思いを作品に込める、そういう「姿」も「作品」も好きですね。


【ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024 概要】

■映画祭代表︓別所 哲也

■開催期間︓

6⽉4⽇(⽕)オープニングセレモニー
6⽉17⽇(⽉)アワードセレモニー
オンライン会場は4⽉25⽇(⽊)〜6⽉30⽇(⽇)

■上映会場︓表参道ヒルズ スペースオー、ユーロライブ、⾚坂インターシティコンファレンス、⼆⼦⽟川ライズ スタジオ & ホール、ミカン下北、オンライン会場にて予定
※開催期間は各会場によって異なります

■チケット︓上映会場、オンライン会場ともに有料、⼀部イベントは無料

■⼀般からのお問い合わせ先︓03-5474-8844
■オフィシャルサイト︓ https://www.shortshorts.org/2024
■主催︓ショートショート実⾏委員会 / ショートショート アジア実⾏委員会