グローバルに活躍する5人組グループ TOMORROW X TOGETHER初のVRコンサート「HYPERFOCUS : TOMORROW X TOGETHER VR CONCERT」(以下表記「HYPERFOCUS」)が9月6日より順次、日本の5都市(東京・横浜・名古屋・大阪・福岡)の映画館で開催される。 最新VR技術により、コンサート会場の最前よりも近くで TOMORROW X TOGETHERが自分のためだけに歌い、踊り、語りかけてくれる! その上、5.1chによる高品質の音と12Kの高精細な映像で完全にライブに陶酔することができる。
「HYPERFOCUS」は、韓国とアメリカ、そして今回発表された日本の5都市を加えた 全11都市の映画館を巡る“ワールドVRコンサートツアー”。 日本で開催されるVRコンサートとしては最大規模(※延べ上映日数および座席数を基準としてHYBE JAPANにて調査/2024年8月7日現在)で開催される。
公開に先駆け、2024年8月26日(月)都内にてプレス向け試写会が行われ、VRコンサート体験に加え、映像制作を担当したAmazeVRのCEO Steve Lee 氏と 本作品監督を務めた VFX Supervisor キム・ホンチャン監督が登壇し、撮影秘話や、作品や技術に関する質問に答えた。
韓ペンでは、VR体験レポおよび、会見レポをお届けする。
①VR体験レポ
上映会場につくとまず、TOMORROW X TOGETHER のメンバーたちの等身大パネルが出迎えてくれる。
推しメンバーのかっこいい姿に気分があがる中、これからもっとさらにときめくことができる体験が待っている!
上映前、まず VRヘッドセットを装着! 見慣れないゴーグル型のセットに一瞬どうすればいいか戸惑うかもしれないが、装着や操作の方法を事前にとてもわかりやすくレクチャーしてくれる。
ヘッドセットを装着し自分の手を動かしてみると、画面の中に自分の手と連動したVRの手が現れる.
その手にライブに参加している証のブレスレットが装着され、いよいよVRの世界が始まる。 本公演のコンセプトは『TOMORROW X TOGETHER と一緒に失われた光のかけらを探しにいく旅』。 この旅をエスコートしてくれるメンバーを5人の中から選択すると、目の前にそのメンバーが登場し、手を差し伸べ旅に連れ出してくれる。 応援の必須アイテム、応援棒(ライトスティック)も渡される。
今回の旅で楽しめる楽曲は全部で6曲! TOMORROW X TOGETHERの魅力が凝縮されたセットリストとなっている。1曲、1曲、幻想的で美しい世界をバックにメンバーが自分だけのためにライブを繰り広げてくれる。 曲に合わせ手を動かすとVRの手に握った応援棒がキラキラ輝きながら揺れ、高揚感をさらに増してくれる。
あまりの近い距離に立つメンバーに、息を飲んだり顔が完全に緩んだり…..。確実に声も出てしまう….。自分が鑑賞している様子を前から見てみたらさぞや面白いだろうとわかってはいるものの、緩みまくる表情筋を止められない。 TOMORROW X TOGETHER のメイク担当やカメラ担当にならなければ絶対に見ることができない距離でメンバーの美しく整った顔を堪能できる。 その上、色々な角度からメンバーを眺めることができる。 突然、自分の背後から登場したり、上から彼らを眺めたり….。 通常の公演ではなかなか見ることができない角度を何度も体験できる! 目の前に立つ彼らの圧倒的なビジュアルは透き通るように美しく、みずみずしい。どんな宝石よりも輝いている。ただただ見とれてしまう。
映画館内、どの席に座っても問題なし! 他を気にすることなく、自分とTOMORROW X TOGETHER だけの最高の空間を心ゆくまで堪能できる!! 実際、すでに本作品を鑑賞した韓国やアメリカのMOA(※TOMORROW X TOGETHERのファンの呼称)たちからは興奮さめやらぬコメントが多数寄せられているそうだ。
そして…. なんと!!
今回の日本公開のため、TOMORROW X TOGETHERから 素敵なプレゼントが用意された。 旅の最後に聞かせてくれる、メンバーが作詞に参加しMOAへの思いを詰め込んだファンソング 『MOA Diary(Dubaddu Wari Wari)』が 日本での上映では特別に日本語バージョンにて楽しむことができる。これは日本のMOAにはたまらなく嬉しい! TOMORROW X TOGETHER が日本のファンをどれだけ愛してくれているのかを感じ、幸せな気分で鑑賞を終えることができるだろう。そしてもう1度、いや、何度でも劇場に足を運びたくなるのでは??
尚、日本の劇場にて上映される本作品の入場特典としてHYPERFOCUSパッケージは オフィシャルチケット1枚、HYPERFOCUSランダムフォトカード2枚(20種類のうちランダム2枚)、HYPERFPCUSスペシャル封筒が付いている。 ランダムフォトカードは、上映第1弾と第2弾では異なるカードが配布される。
さらに、先着入場特典として A3サイズの限定ポスター(2種のうち1種)が 先着・数量限定にて配布される。このポスターも上映第1弾と第2弾では異なるデザインが配布される。
コンサートの最前よりももっともっと近くで、TOMORROW X TOGETHER が自分だけのためにLIVEを見せてくれる。コンサートよりも確実に良席で観ることができるLIVEは、満足度が高すぎる。とにかく映像が美しくTOMORROW X TOGETHER の美麗な姿を完全に伝えてくれる。もちろん直接彼らに会えるLIVEは最高に楽しいが、実際には会えなくてもこんなLIVEも体験もMOAにとって極上の時間なのではないだろうか。
東京では9月6日より、名古屋・大阪では10月4日より、福岡・横浜では10月25日より順次公開となる。
上映館および上映スケジュールは 各劇場もしくはローソンチケットのサイトで確認できる。
※ なお、本作品に限らず VR作品の上映は かなり広い範囲で移動したり速いスピードで目の前で展開されたりするので、三半規管が弱いかたは 念のため酔い止めを服用していくのもよいかもしれない。
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<セットリスト>
1. Sugar Rush Ride
2. Magic Island
3. Good Boy Gone Bad
4. Tinnitus (Wanna be a rock)
5. Deja Vu
6. MOA Diary (Dubaddu Wari Wari) [Japanese Ver.]
★VR コンサートの開催決定に伴い、アーティストコメントを含めた動画公開
(AmazeVR 公式 YouTube チャンネル)
②Steve Lee CEOと キム・ホンチャン監督登壇
VR上映後、この素晴らしい作品を作ったAmazeVR社のCEO兼共同創業者Steve Lee 氏、VFX Supervisor キム・ホンチャン監督が登壇し、まずフォトセッションに応えたあと寄せられた質問に答えて行った。
◆TOMORROW X TOGETHERのメンバーたちは実際にこの作品を鑑賞しVR体験をしましたか? 彼らの反応や感想はいかがでしたか?
Steve Lee CEO 「TOMORROW X TOGETHERのメンバーは、撮影前に私たちが制作したVRコンサートを体験しました。そして本作品の制作完了後、メンバーそれぞれ体験できるようデモバージョンをお送りして経験されました。 なので最近 Weverse Liveなどを通してこの作品に関する発言をしていたこともありました。」
◆VRならではの体験を活かすために撮影時、工夫した点を教えてください。
Steve Lee CEO 「VRの特殊カメラが、観客の皆さんの目線と同じ役割をするわけなので、どのようにすれば目の前で好きなアーティストを実際に見ているような経験ができるかということに注意しました。 なので我々は撮影前にアーティストの皆さんの振り付けを確認する必要があり、事前に映像をいただいて、これを3D化するにはどんな動き方をしてカメラがどのような動きをしたらそのパフォーマンスを最大限に活かすことができるかを考え、シュミレーションしてから挑んでいます。撮影現場ではモーションコントロールカメラが事前に計画されていたように自動的に動いているとみていただければと思います。現場でもアーティストにはカメラをファンだと思ってもらって表情だったりアイコンタクト、ファンサービスなどを最大限にできるように指導しています。」
◆「HYPERFOCUS」を作りながら一番チカラを入れたシーンを挙げるとすると?
キム・ホンチャン監督 「まず『Good Boy Gone Bad』の導入でBEOMGYUさんがバラに火をつけるシーンにチカラを入れました。 それから特に『Deja Vu』に関しては、全体的にチカラを入れたと思います。なぜなら撮影直前に新曲のアルバムが発売になり、新しく魅せられる要素、パフォーマンス的にも強調できる要素もとても多かったのでこの曲に一番チカラを入れました。特に YEONJUNさんが足蹴りをするパフォーマンスに関しては、カメラが壊れてもいいから観客の方々が身を引くくらい迫力が伝わるように、カメラのすぐ近くで回し蹴りしてほしいと要求しました。 カメラが壊れてもいいと言ったものの、実際に壊れたら….と実はひやひやしましたが。YEONJUNさんがその言葉をきちんと理解し、カメラ前5㎝という距離で回し蹴りをしてくれて要求に見事に応えてくれ、とても感動しました。なのでこの『Deja Vu』がファンのみなさんに特別な経験を与えることができたと思っています。」
◆今回の作業過程でAIの技術はどのような形で取り入れていますか?
キム・ホンチャン監督 「VRコンサートの映像はとても制作期間がかかります。なので、短い制作期間の場合、とてもやることが多いです。作業のフレーム数に関しても作業に関しても通常よりもとても時間がかかるので、AIを活用して撮影前にメンバーたちの動線を把握したり、撮影後に人物や背景を確認したり、構成後にはよりファンに快適な経験を与えるために画質向上にAIを活用するなどして、短時間で制作ができるようにしました。」
◆TOMORROW X TOGETHERというグループは独自の世界観を持つことで知られていますが、そういった面を意識して映像を撮影した部分はありますか?
キム・ホンチャン監督 「TOMORROW X TOGETHERは独特なコンセプトと華麗なパフォーマンス、優れた曲を持つのが特徴です。なので我々が内々に決めるのではなく、 HYBEやBIGHIT MUSICなどと協業しながら、パフォーマンスチームや関係部署とも協業し、コンセプトをより活かし特徴を最大に表現できるように努力してまいりました。そういう特徴にフォーカスをあて、アーティストも我々も観客もレーベル側も、すべて皆さんが満足できるような作品を作るようにしました。」
◆VRの最初にメンバー1人を選択しますが、それぞれ自分が選択したメンバー中心の映像で観るということですか?
Steve Lee CEO 「メンバーを選択するのは1回です。 個人ショットを入れた理由はVRの映画は普通の映画とは違って、個人のディスプレイを使って観るという方式ですので、それぞれの観客が観る場面が違うものになっています。 なので同じ素材、同じ映像、同じ音楽を聴く経験をしながらも、それぞれが観る目線が違った形になっているので、その利点を活かすためにメンバーを選択できるようにしました。
◆「AWE USA(世界最大規模のXRイベント)」にて アミューズVRセッションの中でメンバーごとにカメラアングルを固定していくということも将来的に考えているとおっしゃってましたが、今後そういう推しメンバーごとのVR LIVEのようなバリエーションを増やしていく構想はありますか?
Steve Lee CEO 「VRカメラは空間をキャプチャーして観る形なので、今の技術としても特定のメンバーを選んで見ることを観客が選択できるようになっています。なのでより技術が進めば、特定のメンバーに近づいて、アングルを固定して見ることはできるかもですが、今現在としてはカメラの目線を追っている状況なので今の技術ではそれはまだできない状況です。」
Steve Lee CEOとキム・ホンチャン監督の回答からこの作品について、そしてVRについてさらに知識を深めることができた。 これを踏まえこの作品に臨めば、さらに楽しめる。 是非、「HYPERFOCUS」を劇場で体感してほしい。 ものすごい体験に心から感動するはずだ。
text & phpto(©Kanpen表記のもの): Chizuru Otsuka
場面写真、メイキング写真、韓国上映様子写真 :オフィシャル提供
「HYPERFOCUS」公式サイト:https://www.txt-vrconcert.com/
■登壇者プロフィール:
< Steve Lee CEO >
AmazeVR CEO 2015 年 AmazeVR シリコンバレー創業、現在まで累積投資規模約 690 億ウォン 韓国・KAKAO(株)創業初期のメンバーで、戦略チーム長出身 ベインアンドカンパニー、AT カーニーコンサルタント出身 韓国・KAIST 産業工学科生命科学科卒業
< VFX Supervisor キム・ホンチャン監督 >
AmazeVR VFX Supervisor 韓国・NCSoft(株) Character Facial Devolopment 映画「秋龍」のほか、中国映画約 20 本 VFX Supervisor ゲーム「Kingdom Hearts 3」、「Final Fantasy 14」プロモーション映像 VFX Supervisor 韓国・祥明大学アニメーション学科卒業
■「HYPERFOCUS : TOMORROW X TOGETHER VR CONCERT」概要
◆ 公式サイト:https://www.txt-vrconcert.com/
◆ 実施期間・都市/ 劇場
o 9/6(金)~9/26(木) 東京 (T・ジョイ PRINCE 品川)
o 9/6(金)~9/29(日) 東京 (渋谷シネクイント、109 シネマズプレミアム新宿)
o 10/4(金)~10/20(日) 名古屋 (109 シネマズ名古屋)
o 10/4(金)~10/17(木) 大阪 (T・ジョイ梅田)
o 10/25(金)~11/7(木) 福岡 (T・ジョイ博多)、横浜 (横浜ブルク 13)
o 11/15(金)~11/28(木) 大阪 (T・ジョイ梅田)
o 11/15(金)~12/1(日) 東京 (渋谷シネクイント、109 シネマズプレミアム新宿)
※上映スケジュールは各劇場もしくはローソンチケットのサイトよりご確認ください。
◆ チケット料金(全席指定):4,300 円(税込) ※109 シネマズプレミアム新宿は 5,000 円(税込)
◆ チケット販売
o プレイガイド先行:8 月 8 日(木)13:00〜
※チケットに関するお問合せ:ローソンチケットインフォメーション(https://ltike.com/contact/)
◆入場特典:
HYPERFOCUS パッケージ(オフィシャルチケット 1 枚/HYPERFOCUS ランダムフォトカー ド 2 枚(20 種類のうちランダムで 2 種)/HYPERFOCUS スペシャル封筒付き)
※ HYPERFOCUS ランダムフォトカードは、第 1 弾と第 2 弾で異なるフォトカードを配布します。
※詳細は公式サイトをご確認ください。
◆ 先着入場特典:
限定ポスター(2 種類のうち 1 種類/A3 サイズ)
※先着・数量限定特典のため無くなり次第配布終了となります。
※HYPERFOCUS 限定ポスターは、第 1 弾と第 2 弾で異なる限定ポスターを配布します。
※詳細は公式サイトをご確認ください。
• 主催:HYBE JAPAN
• 企画:BIGHIT MUSIC
• 制作:AmazeVR
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