【韓ペンオリジナルインタビュー】~ MayTree ~ 11月、日本では初の単独公演のため来日した5人組アカペラグループMayTreeにインタビュー! 「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」のくじらが飛び跳ねるシーンの美しい音楽、Windowsなどのsound effectは驚異の再現力で世界中から大注目

MayTree  (左から ) ウォンジョン ➡ エリカ ➡ ヨンフン➡ スギョン ➡ サンイン

2024年11月3日(日・祝)、 飛行船シアター(東京・上野)にて 韓国の5人組アカペラグループ MayTree(メイツリー)が 日本では初となる単独コンサートを開催した。

2000年頃より活動を始めたMayTreeは世界各国の大会にて多数受賞履歴のある実力派。  

美しいハーモニーで世界中の人々に感動を与え、虜にして来た。

多くの人々に愛され、国内外にて順調に活動を行っていたMayTreeだが、それを阻んだのが新型コロナウィルスの流行だった。 世界中のエンターテインメントが止った時間・・・。

しかしMayTreeは素晴らしいアイディアでこのピンチをチャンスに変えた。

StayHomeが推奨される中、人々が画面に娯楽を求めていることに着目し、YouTubeなどを精力的に発信。 中でもWindows やiPhone、Galaxy などの利用者なら日々何度も耳にする音をアカペラの sound effect として表現した動画は爆発的ヒットとなり、驚くほどの視聴回数を叩き出した。 まるで機械本体が発した音としか思えないほどの見事な再現力に世界中が驚かされた。

また家庭で楽しむエンターテインメントとして 動画配信サイトの利用者が急増したが、その中でも特に大注目を浴びたNetflixの韓国ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』で一番印象に残るシーン、 ウ・ヨンウが閃いた時に飛び跳ねるクジラの姿が映し出されるシーンのバックに流れているOST 『Flash』など、私たちが今まで何気なく耳にしていた音や曲には、実はMayTreeによるものがたくさんある。

今回、日本初単独公演を成功裏に終えたMayTreeに、本公演のチケット販売を担ったQoo10が所有するQoo10 Live Studio (東京・渋谷)にて 光栄にも対面インタビューさせていただくことができた。   アカペラに興味のある方も、まだあまり触れたことがない方も、MayTreeの 音楽に対する姿勢、考え方を是非知ってほしい。 また彼らが日本の良さを理解し心から愛してくれていることがとても強く感じられる素敵なお話をたくさん伺うことができた。


【韓ペンオリジナルインタビュー】

左から ) ウォンジョン ➡ エリカ ➡ ヨンフン➡ スギョン ➡ サンイン

韓ペンでは初めてのご登場となります。まずグループの紹介をお願いします

サンイン(リーダー): 私たちMayTreeは女性2名、男性3名で構成されているアカペラグループで、 “ 声だけで音楽を作り出すグループ ” です。

おひとりずつ 「お名前」と「パート」を教えてください

サンイン: 私は ボーカルパーカッション、口でドラムを表現する チャン・サンインです。

スギョン: (※日本語で) 私はアルト担当の カン・スギョンです。

ヨンフン: テナー(テノール)パート担当のクォン・ヨンフンです。

エリカ (イム・スヨン): (※全て日本語で)お会いできて本当に嬉しいです。 私はMayTreeのソプラノ、エリカです。 私はまだ赤ちゃんレベルですが、日本語を勉強しています。 (※エリカはスヨンの英語の名。 活動では現在エリカ名を使用している)

ウォンジョン: 私はアカペラで一番重要なパート、柱とも言えるベース担当 キム・ウォンジョンと申します。

みなさんの出会いや MayTreeが結成されるまでの経緯を簡単に教えてください

サンイン: 元々最初は2000年に僕がチームを立ち上げました。 その後オーディションを通じ、本当に歌がうまいと感じた人、一緒に歌いたい、一緒に仕事をしたいと思えた人を集めてできあがりました。

―――― では元々、お互いに知り合いではなかったんですね?

サンイン: はい、そうです。

ウォンジョン: それぞれ異なるんですが、僕の場合は他のチームで活動していたのですが、こちらと気持ちが合ったので合流することになりました。 そしてヨンフンさんはオーディションを通じて合流しています。

グループ内のパートはどのようにして決めたのでしょう? やはり声のタイプやご本人の希望からですか?

ウォンジョン: バスケットボールと似ていると思うんです。 声の高低によってポジションが自然と決まってくると思います。

エリカ: 5人のポジションやフォーマットがすでに決まっていたので、それぞれにふさわしいメンバーが集まってポジションにつきました。

―――― 以前、別のパートをやっていた方はいらっしゃいますか?

エリカ: はい! 私は以前ほかのグループで活動していた時、自分は高音領域は出せないと思っていました。 私の声帯の高音を開発していなかったんですね。 なので今はソプラノ担当ですが、その時は アルト を担当していました。 MayTreeに参加して高音域を開拓することができたんです。

サンイン: え? そうだったの?? 初耳です!

アーティストになりたいと思ったのは、いつ頃、どんなことがきっかけですか?

サンイン: 僕の場合は中学2年生の時に Boyz II MenというアメリカのR&Bグループを聴いてアカペラの魅力を知り、やってみたいと思いました。 アカペラに関心を持ったのは、音楽や合唱団をやっていた両親の影響も大きかったと思います。 なので絶対にアーティストにならなくちゃ…という感じではなく、ごく自然になりたいと考えるようになったのだと思います。

スギョン: 私は小さい頃からクラッシック音楽が好きでしたし、 The King’s Singers というアカペラグループの曲を好んでよく聴くなど自分でも音楽好きだと自覚していたのですが、アーティストとして生きようと明確に思っていたわけではなく、サンインさんが作ったアカペラ同好会に2000年代に加入して趣味として楽しんでいました。 でもそれが続き、趣味ではおさまらなくなり、会社を辞め今に至っています。

―――― 会社にお勤めだったのですか?

スギョン: はい。 私は学生時代、建築を専攻していたので、まず建築会社に入り、そのあとはWEBデザインの会社に入り、WEBデザイナーとして勤務しながらアカペラ公演にも出演するなど、二足のわらじを履いたような生活をおくっていましたが、あまりにもアカペラが好きでこの道を専業としました。

ウォンジョン: スギョンさんは絵も上手なんですよ。 いろいろな才能の持ち主です。

ヨンフン: 僕が小学校6年の時、僕の住んでいた町に初めてコインカラオケができたんです。 そこに通って歌うようになり、大学も自然と音楽を選択し、アカペラや色々なハーモニーに触れる機会が多くなりました。 そうしていく中でよい機会に恵まれMayTreeに入ることになりました。

エリカ: 幼かった時、童謡大会によく出ていて、賞をもらったりしていました。  私自身、歌うのが好きでしたし、私の歌を聴いてみなさんとても喜んでくださったんですが、私の中でだんだんそれがプレッシャーになっていったんです。 なので小学生の時、歌の勉強を辞めたいと両親に話をして、それっきりになっていました。 成人して小学校の先生になろうと勉強していたのですが、先生ではなく やっぱり歌手になりたいと思い、再び音楽の道に入りました。

ウォンジョン: 僕は歌が好きだったのですが、変声期を迎えた時、自分の声が限りなく低くなっていったんです。 ある日アカペラを聴いていた時、低い音が耳に飛び込んで来て、鏡のように感じたんです。 「僕の声が聞こえる!」って。 そして「僕も自分の声であの音を出したい。 この出会いは運命だ。僕はアカペラをやらなくてはいけない人なんだ」と思ったんです。

―――― ちなみに変声期前はどのような声でしたか?

ウォンジョン: 本当に綺麗な声で(笑) 家で電話に出ると「お嬢さんかと思った」と言われるぐらいでした(笑) でも、一瞬にしてこんなに低くなりました(笑)

サンイン: ヨンフンさんは変声期、あった?

ヨンフン: 少しはありました。

サンイン: 本当に? 僕は全然無かったんです。 今日は昨日あまり眠れなかったのでちょっと声が低いですが、いつもはもう少し声が高いです。 (※ このインタビューは午前中の早い時間に行われた)

―――― サンインさんは ボーカルパーカッションをいつ頃から始められたんですか?

サンイン: 僕が尊敬する音楽家の方から、僕の声がとても綺麗だと褒められたんです。 その方から歌よりも他のものもやってみたらと言われ、その時 MayTreeにボーカルパーカッションの人がいなかったし、韓国ではまだあまりボーカルパーカッションをやっている人もいなかったので、挑戦してみようかと思ったのが始まりです。

―――― ボーカルパーカッションはとても難しく、やってみようと思っても簡単にできるものではないですよね??

サンイン: 今はYouTubeとか見て勉強できるものがたくさんありますが、当時はそのようなものが無く、参考になる映像がほとんどありませんでした。 なので実際にドラムの音を聴きながら練習したり、いろいろな音を聴いてそれをどのように出したらいいか練習してみたり。 日本にたくさんいる素晴らしいボーカルパーカッションプレイヤーの方たちが来韓公演をなさった時に観に行ったり….。 インタビューなどを読んでその内容からも多くを学びました。

(左から ) ウォンジョン ➡ エリカ ➡ ヨンフン➡ スギョン ➡ サンイン

歌唱よりもむずかしいアカペラですが、みなさん 小さい頃から音楽の成績は良かったですか? 子どもの頃得意だった科目・苦手だった科目は?

サンイン: 小学校の時の思い出なのですが、音楽のテストで10問中1問しか正解できなかった時がありました(笑)  そのテスト用紙を見た音楽家の母親からすごく怒られて…(笑) 母から「音楽でこんな点を取っちゃいけない。 音楽ができてこそかっこいい素晴らしい人になれる」と言われた思い出があります。

スギョン: 私は音楽の成績はいつもいいほうでした。 得意科目は算数(数学)、美術でした。 数学が好きだったことはアカペラにも活かされています。 アカペラの楽譜を考えたり、譜面割りの計算をしたりするのに役立っていると思います。

ヨンフン: 僕も音楽の成績はいいほうでしたね。 でも一番できたのは数学と物理で、一番いいクラスに入れるくらい良かったのですが….。 他の科目がもう少しよくできたら 韓国の科学高校(※エリート校)に行けたんですけど、英語とか国語とかができなさすぎて(笑)

エリカ: 自分で言うのはおこがましいのですが、事実をお答えしなくてはいけないと思うので… 私は全ての教科で成績が良かったです。 私は人よりも遅れをとるのが嫌だったんです。 負けず嫌いで、遅れをとっていると思うと夜、眠れないくらいでした。 それが今の私、音楽という自分の生き方や人生にも影響を与えていると思っています。 何か自分に足りない点があると、とにかくそれを開発して、足りない部分を埋めていかなくてはいけないと、自分を叱咤激励しながら前に向かって進む原動力になっていると思います。

スギョン: エリカさんはメンバーの中で一番誠実です。

ウォンジョン: 僕は数学と音楽の成績が良かったのですが、特に中学2年生の時、リコーダーを吹いていたら、それを聴いた先生が 「ウォンジョン、あなたは音楽の道に進んだらいいね。 素質がある」 とおっしゃってくださったんです。 その言葉が僕の自信にもつながりましたし、生涯忘れられないエネルギーをもらいました。

日本でもちょうど MayTreeが結成された頃から 『ハモネプ』という番組でアカペラが大きく注目を浴びて、今でも定期的に番組が放送されるほど 人気番組です。 アカペラが じょうずになりたいと思っている方たちに何か良いアドバイスをお願いします

スギョン: アカペラというものは ハーモニーなので、もちろん本人の能力も重要ですが、それよりも重要なのは他の人がどう歌っているか、どのように声を出しているかに耳を傾けることだと思います。 音楽だけではなく、性格やその人の傾向もお互いに理解しようと努力し尊重し、お互いにハーモニーをなそうとする姿勢が大事だと思います。

―――― 先日の公演のトークタイムを聞いていて、みなさんのチームワークがとてもいいことを感じ、それがこの美しいハーモニーに活かされていると思いました

サンイン: そうです。 チームワークはアカペラにとって、とても大事ですね。

スギョン:  そうなんです。 お互いの性格を理解し、親しくなろう、近づこうと思う気持ちが大事だと思っています。

今回の日本公演ですが、セットリストは、どのようにして決めましたか?

サンイン: 今回はバラエティ豊かに曲を準備しようと思いました。 今回 日本では初めての単独公演でしたので、僕たちができることを最大限にお聴かせしたいという意欲の表れです。

ウォンジョン: 一言で言うと「共感」だと思います。 みなさんに共感していただけるような曲を選びました。 日本のみなさんがお聴きになって感動したり面白いと思ったり、楽しさを感じていただけるような曲を選ぼうと思いました。

エリカ: MayTreeはチームが結成されてからは長いのですが、みなさんに知っていただけるようになったのは最近で、YouTubeなどの視聴者が増えたことで広く知られるようになりました。 そのきっかけとなったコンテンツなどが発展していく中で、私とサンインさんは アニメや、ゲーム「ゼルダの伝説」など、日本のコンテンツがもともととても好きで、これを自分たちの解釈で自分たちが歌って日本のみなさんに是非聴いていただきたいという気持ちになりました。 特に、今回の公演のトークタイム中にお聴かせした 「ビックカメラ」や「ドン・キホーテ」のテーマ曲は、以前日本に来た時に耳にした曲でした。  店内で流れていて、ショッピングしながら耳にとてもなじんだ曲で、これを私たちがアカペラで表現したらどんな反応がみなさんからいただけるかすごく気になり、今回とり入れてみました! その反応がとても楽しみで、期待感をもって臨みました。

サンイン: 実は今日もこのあとビックカメラに行く予定です(笑)

他のみなさんは、来日は初めてですか?

スギョン: いいえ。 みんな来たことがあります。

サンイン: でも単独コンサートとしての来日は初めてです。

―――― みなさん何度くらい来たことがありますか?

エリカ: 私は全てアカペラ関連の仕事として今回で3回、日本に来ています。

ウォンジョン: 僕とスギョンさんとヨンフンさんは4回来たことがあります。

サンイン: 僕は昨夜、何回来日したかを考えていたんですが、数えたら8回でした!

今回の来日で楽しみにしていたことは?

エリカ:私はウクレレの演奏が好きで、前回来日した時に「楽器通り」のウクレレ専門店に行ったのですが、今回もそこに行きたいと思っています。 私が日本の文化が好きな理由の1つは、日本では多様な文化が大切にされていて、どんなマイナーな文化でも尊重され、そこに集う人たちがコミュニティーを作っている。 そこに私も混ぜてほしいと思うほど、とても良い面、素敵な部分だと感じています。

サンイン: 僕自身、アカペラオタクだと自認しているんですが、今回も日本のアカペラオタクたちとお酒でも飲みながら色んな話ができたらいいなと思っていたのですが、スケジュールが合わなくてそれが叶わず残念です。 アカペラオタク同志が集まるとすごく楽しいんです!

エリカ: アカペラオタクの集まりはすごく面白いんですよ。 ボーカルやパーカッションの人が音を交換するんです。「私は “ぷー”って出すけどあなたはなんで“ぱー”って出すの??」みたいな(笑) お互いやりとりしながら楽しむんです。

―――― 言葉が通じなくても大丈夫っていう感じですか?

サンイン: そうです、そうです!!  あなたの音は 「ぱん!!」、僕は「ぷっ!」 「お~!すばらしいねぇ」みたいな(笑) 言葉なんてまったく必要なく楽しめちゃいます(笑)

ウォンジョン: 僕が楽しみにしていることは….。 日本は綺麗だし、食べ物は美味しいし、 みんな親切なので、日本に来る度いつもその雰囲気や空気感をじゅうぶん楽しんでいます。 日本に来るといつもすごく気分がよくなります。

スギョン: 私は今回MayTreeにとって初の単独公演なので、頑張らなくちゃと集中力を高めコンディションを整えたりと、すごく緊張していました。 でも無事公演が終わって自由時間ができたので、朝5時に早起きをしてドン・キホーテに行きました。 出かける前は買い物をすることにとても心躍っていたんですが、 行く途中、通りが静かで人の気配もなく、空気が澄んでいて綺麗なことに感嘆して、その秩序だった空気感に平和な気持ちや癒しをもらい、予想外の幸せを感じて嬉しかったです。

ヨンフン: 公演も無事終わり、僕は食べる楽しみをとってあります(笑)  名物の「牛タン」をまだ食べたことがなくて、今回絶対食べたいと思っています。 あと、以前北海道に行った時に「ウニ」を食べることができなかったので、今回絶対食べて帰りたいと思っています。 日本に来るたび、いろいろなものを食べましたが、この2つをまだ食べることができていないので是非食べに行きたいと思います。

(左から ) ウォンジョン ➡ エリカ ➡ ヨンフン➡ スギョン ➡ サンイン

Windowsの起動音」や「ゴミ箱を空にした時の音」など、発想も 再現力も すばらしく、世界中から絶賛を浴びていますが、アカペラで表現してみようと思う題材は、どのような時に 思いつくのでしょう?

エリカ:YouTubeで私たちが披露したWindowsの音や iPhoneや Samsung のGalaxyの音などが爆発的な反応を得た順なのですが、YouTubeの撮影をしてくださった監督さんがアイディアを出しアドバイスをしてくださいました。 身の回りにある機械音を人が真似をして出してみたらどうかというアイディアをくださり、それ以来、その周辺機器に始まり、ゲームサウンドなどみなさんの耳馴染みのある音を人の声で生まれ変わらせたらどうだろうか、不思議がってもらえるのではないかなどいろいろ考えるようになりました。 一言で言うならば「馴染みのある音」だと思います。ゲームの中でも、家庭用ゲーム機器(コンソールゲーム)より携帯ゲームのほうがよく知られているし、反応もいいので「SubwaySurfers」、Candy Crush Saga」などをやっていましたが、それを聴いてくださった方がイギリスの映画版「Candy Crush Saga」のビデオや広告の音源を私たちに依頼してくださり、出させていただきました。 それでイギリスにも行かせていただきました。

(★コンソールゲーム=家庭用ゲーム機器などを使うTVゲームのこと)

最後にMayTreeをすでに愛しているみなさん、そしてまだ知らないみなさん、それぞれにメッセージをお願いします

スギョン:MayTreeを愛してくださっているみなさま、私たちは自分が好きな音楽をやってきただけですが、その音楽を聴いてくださったみなさんが幸せを感じてくださっている姿を見て、私たちはもっと幸せを感じ、この状況をとてもありがたいことだと思っています。 みなさんには本当に感謝を伝えたいです。 そしてこの愛の好循環がこれからも続くようにもっともっと頑張っていきます。

エリカ: まだ知らないみなさんには、私たちがみなさんに知っていただけるようまた日本にコンサートをしに来ます!その時、是非お目にかかりましょう!

サンイン: みなさんどうぞお元気で、幸せでいてくだされば、私たちがみなさんの好きな音楽を携えてみなさんの元に参ります。

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インタビューに答えるメンバーたちの言葉のひとつひとつから知性と教養を感じ、大人の知的なグループだからこそここまでアカペラを極め、世界中の人たちから愛されるのだと感じた。 アカペラは単に音楽の知識や実力だけではなく、理数系の考えも大切な要素となるという、記者にとって今回新たな発見もあった。 

受け答えに出てくる言葉がとにかくスマート。  自分たちの信念をしっかりと言葉で表現してくれる。そして言葉の選び方がとても美しい。

日本初の単独公演では、有名楽曲、日本でお馴染みの韓国大人気ドラマや日本アニメなどの曲を多数披露したほか、 オリジナルナンバーでは観客も参加して一緒に楽しめる工夫もなされ、あっという間の時間だった。 あまりにも極上で贅沢な時間に観客たちはみな大満足の表情を浮かべていた。

今後、日本活動にもさらにチカラを入れていくMayTree。 今回は惜しくも公演を観ることができなかった方たちも、次回は是非会場で生のMayTreeの歌声を聴いてほしい。

YouTubeなどで得た感動の何十倍もさらに感動するはずだ。

text & Photo : Chizuru Otsuka

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MayTree 日本初単独コンサート概要

公演タイトル: MayTree in Tokyo

公演日:2024年11月3日(日・祝)

時間:①14時開演 ②18時開演
会場:飛行船シアター (東京都)

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