【韓ペンオリジナルレポ】~ JO1 ~ 約半年間にわたる国内外ツアーの集大成!4月20&21日 JO1が全身全霊を傾け臨んだ、東京ドーム・ファイナル公演を詳しくレポ!

【韓ペンオリジナルレポ】

グローバルボーイズグループ“JO1”が念願の初の東京ドーム公演『JO1DER SHOW 2025‘WHEREVER WEARE’ IN TOKYO DOME』を、4月20日(日)・21日(月)の2日間にわたって開催した。

本東京ドーム公演は、昨年11月から12月にかけて開催した全国4都市・計14公演のライブツアー「JO1DER SHOW 2024 ‘WHEREVER WE ARE’」の追加公演。 今年2月から3月にかけては自身初のワールドツアーで北米・アジアを含む世界全6都市8公演を完走。アメリカ滞在中には国連本部訪問のほか、現地の地上波テレビ番組出演や音楽授賞式のレッドカーペットに登壇するなどグローバルな活躍を見せた。

4月2日(水)に5周年を記念してリリースしたBEST ALBUM『BE CLASSIC』は自身最高の初週売上を記録。各チャートで続々と1位を獲得するなど JO1の勢いが止まらない!!

本記事では東京ドーム公演2日目、昨年11月からスタートした「JO1DER SHOW 2024 ‘WHEREVER WE ARE’」の最終公演となった4月21日(月)の東京ドーム公演をレポートする。


©LAPONE Entertainment

客席は最上階の最後列まで、そしてステージ脇のWith Usシート(体感席)含む端から端までぎっしりの超満員。会場を埋め尽くす真っ赤に無線制御されたペンライトが美しい輝きを放ちながらJO1を出迎えた。

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オープニング映像でメンバーの写真が一人ずつ大画面に映し出されると物凄い歓声が沸き起こった。今回のツアーの1つの魅力でもある生バンドが奏でる熱いサウンドに合わせ勢いよく火柱とスパークラーが燃え上がる中、「Are you Ready ?!」の声が会場に響き渡る。ステージのあちこちから次々と勢いよくポップアップでJO1が登場!割れんばかりの歓声がドームの中に響き渡った。昨年末の紅白歌合戦で披露した際の堂々とした姿が記憶に新しい 『Love seeker』をパワフルに聴かせた。メインステージ上につくられた車のバンパーのようなセットの上で激アツなダンスパフォーマンスを披露し、最初から一気に惹きつける。

2曲目は川西拓実が作詞作曲を手掛けた『HAPPY UNBIRTHDAY』。

ダンサーも登場し、再び火柱が上がる中、「Make some noise!!」の声にJAMからは大きな歓声が上がる。バンパーのようなセットからメインステージフロアへ降り、『Move The Soul』そして2019年JO1が誕生した『PRODUCE 101 JAPANの思い出深い『GrandMaster(JO1 ver.)』を歌いながら花道を歩き、センターステージへ。 LIVEを撮影するカメラに向かって豆原一成と川尻蓮が肩を組んでポーズをしたり、佐藤景瑚が「萌え萌えきゅん♡」とポーズすると、JAMからは「ぎゃあああ♡」とすごい歓声が上がった。

ちょっとセクシーな香りを感じる『WHERE DO WE GO』を歌い、メインステージへ戻る際には一人ずつカメラに向かってポーズ、そして最後に口笛の音に合わせ川尻蓮が美しいダンスを見せたあと、カメラにニヤっとした表情を見せると、完全に撃ち抜かれたJAMからは絶叫が聞こえて来た。

水を表現したVCRが上映され、次に何が起こるのか大きな期待を与えた。先ほどまでの喧騒が嘘のように静まり返る客席。

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白いスモークがたかれ幻想的な雰囲気の中、美しいダンスパフォーマンスで魅せたあと、『ICY』ではカメラにぬかれるたびメンバーそれぞれ様々な表情を見せ、JAMからは「もう、たまらない…」 とばかりの悲鳴があちこちから聞こえて来た。

「東京ドーム!でけぇなぁ!」と河野純喜が叫ぶ。

前日の公演より2時間開演が早かったこともあり、東京ドームの天井からはまだ光が漏れているのを見て與那城奨は「昨日とはまた雰囲気が違いますね」と前置きしてから「We go to the TOP!JO1です」と全員で挨拶。

個人挨拶ではトップバッターの金城碧海が突然「今日誕生日の人、おめでとう!碧海です。今日誕生日の人~」と声をかけると客席のあちこちから手があがり「いる~!」と喜ぶ金城。「誕生日もおめでとうだけど、やっとの東京ドーム公演!みんな拍手っ、おめでとう!」と会場全員で歓びを分かち合った。「最近落ち込んでた人!JO1に癒されに来た人?!今日はそんな気持ち全部吹き飛ばすくらいパワフルなパフォーマンスを披露するので、声が枯れるくらい叫んでいきましょう!」と最高の公演を見せることを約束した。

川尻蓮は「今日はカメラの台数が多いので…なんでかわからないけど(笑)思い出に残りそうな日になるのでは?(笑)」と何かを予感させる言葉を語った。

白岩瑠姫は「今日も一番かっこよく、可愛くして来てくれてありがとうございます!」、川西拓実は「会いたかったです。毎晩毎晩寂しくて…」と二人とも思わずきゅんきゅん♡してしまう言葉をJAMに伝えた。

鶴房汐恩は「顔面豆粒、がたいは大粒」と自己紹介し、爆笑となった。大平祥生はカメラに向かって両手で顔をかくしパツと開くとキラ~ン♪という効果音と共にニッコニコの可愛い笑顔を見せた。効果音は事前に仕込んだらしい。それを見ていた豆原一成も真似をすると、ちゃんと効果音が流れ、ご満悦な表情を浮かべた。しかし、豆原一成はキラースマイルの大平祥生とは異なり変顔を見せる茶目っ気を見せた。こういうところがいかにもJO1らしい。 パフォーマンスだけではなく、トークタイムでも大いに楽しませ魅了する。

與那城奨の番となり「一番かっこいい人が来ましたよ!」と言う與那城奨を尻目に「かっこいー…」と遠くを見つめ真顔で言う佐藤景瑚に会場は大笑いとなった。與那城奨は「今日は全員を盛り上げていくんで、俺に任せてください」と決め顔を見せた。

河野純喜は「JAMちゃ~ん!」「JAMく~~ん!」と女性ファン、男性ファンそれぞれの声を聞き満足気。「JAMくん」がとてもたくさん来場していることからも、JO1がアイドルから今はアーティストとして広く支持されていることを証明した。

木全翔也はマイクを外し伸びやかな地声で「こんにちは~」と叫んだ。「月曜にこんなにたくさんの人が来てくれて♡」と平日の満場が本当に嬉しい様子だった。

佐藤景瑚も「こんな最高な月曜日ってあります?」と、平日にもかかわらず満席の喜びを言葉にした。

『PRODUCE 101 JAPAN』の時の楽曲で2023年12月にJO1としてリリースした『Black Out(JO1 ver.)』、そのあと披露した『Love & Hate』では曲の最後には心臓を突き抜くようなドラマチックな演出で高いストーリー性を感じさせた。

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4月2日にリリースしたBEST ALBUM『BE CLASSIC』に収録された川尻蓮・佐藤景瑚・豆原一成3人のユニット曲『EZPZ』は東京ドームにて初披露となった曲。 佐藤景瑚はパイプをふかし、川尻蓮は刀を振り回す洒落た演出。火柱が高く上がる中、センターステージへ。アジアンテイストとエレクトリックサウンドが融合した個性的な楽曲と凝った演出でショーの醍醐味を存分に味わせてくれた。 

VCRをはさみ、会場にはエレクトリックサウンドが鳴り響く。 メインステージ上段にはDJ豆原が登場し「Put your hands up!」と煽る。ここからはDJ STAGE!DJ豆原と共にJO1内ユニットがブチ上げる。

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川尻蓮&川西拓実ペア、 金城碧海&白岩瑠姫ペア、そして鶴房汐恩がソロでそれぞれ男らしさを全開にした熱いステージで魅せ、会場は大興奮となった。 東京ドーム公演ではさらにこの6人で『Eyes One Me(feat.R3HAB)を追加披露した。

6人からバトンを受け取り登場したのは河野純喜(Gt)、與那城奨(Gt)、佐藤景瑚(Dr)、木全翔也(Ba)、大平祥生(Key)の5人のBAND STAGE。『Mad In Love』で会場に爽やかな風を送った。最高のプレイを見せた5人に客席からは感動の声と称賛の大拍手が送られた。

トークコーナーでは白岩瑠姫から「JAMのみなさんのおかげで無事に5周年を迎えました!デビューして決めたファンネーム(JAM)には会場を満杯にするという意味も込められていたのですが、今、日本最高峰の会場で満杯のJAMがいます。ここまで来るのに5年かかりました。デビューして2年間は(コロナ禍で)人前でパフォーマンンスすることがなかったです。もう無理かなとも思いました。人から言われた「好き」っていう言葉はすぐには信じられないのに、人から「嫌い」って言われるとなんですぐに信じてしまうんだろうって思いました。でもそんなつらい思いをするのは僕たちだけでいいと思っています。僕たちを支えてくれるJAMのことを僕たち11人は一生愛します。JAMが悲しむすべての要素から僕が守ります!なので、JAMのそばでJO1という花を咲かせてもいいですか?ずっとかわらず愛してくれますか?」と5年間という歳月の中で感じた気持ちをJAMに素直に告げた。そんなJAMのそばで咲き続けたいという想いを綴った『Blooming Again』を心を込めて歌った。 続いて東京ドーム公演でセットリストに追加されたバラード曲『君のまま』をJAMの心に届けと、感情いっぱいに歌い上げた。

ガラッと雰囲気を変え、BEST ALBUM収録ユニット曲、アップテンポで疾走感溢れる『Be There For You』を大平祥生、河野純喜、白岩瑠姫、鶴房汐恩、與那城奨でエネルギッシュに聴かせた。

VCRをはさみ、ステージ横からマスクで顔を隠した二人が真っ赤なキャデラックのオープンカーに乗って登場し、客席内を練り進む。途中でマスクを外すと、木全翔也と金城碧海! そこに川西拓実も加わり、BEST ALBUM収録ユニット曲『Hottie with the Hot Tea』の少しレトロな雰囲気のメロディーと鮮烈な3人のラップがグイグイと攻めてくる。

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ここからはお待ちかねの JO1DER SHOW 2025 REMIX!! JO1の大人気ナンバーがメドレーで次々に飛び出す。

エナジェティックなナンバーが次々と繰り広げられ、昂揚感を煽る。火柱やスパークラーが惜しげもなく連続して上がり、さらに興奮を増してくれる。 スピード感溢れるメドレー進行だが、JAMはしっかりとついていき、曲に合わせ最高のタイミングでコールを入れる。JO1・JAMそれぞれシャウトし、興奮は最高潮に達した。 JO1は激しいダンスの連続にも一切勢いを緩めることなく踊りきる完璧なプロの姿を見せた。

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JO1メドレーが終わるとメンバーたちはさすがに「いやぁ~、エグイねぇ(笑)」と言いつつも、やりきった満足感で満たされたとてもいい表情を浮かべていた。

河野純喜が「次の曲がラスト」と言うと会場中から「えぇえええええええ?????」という大きなブーイングが起こった。「心を込めて歌わせてもらいます!」とBEST ALBUMタイトル曲『BE CLASSIC』を披露した。ベートーベンの『運命』をサンプリングし、特徴あるシンコペーションを利かせたサウンドと、メロディアスな旋律がうまく絡み合い、見事な世界観を作り上げた壮大な楽曲。「自らがいつかクラッシックとなる」というJO1の野望が、熱いサウンドと共に伝わって来る。曲の途中でダンサーが川尻蓮をリフトすると大きな歓声が響き渡り、会場のボルテージは最高潮に達した。JAMからもさらに力強いコールが入った。

「JO1!」「JO1!」とアンコールを求める大きな声が続く中、JO1はステージの左右から2組に分かれてフロートに乗って登場! 日本・世界を駆け巡ったJO1は「WHEREVER WE ARE」と表すような車のデザインのフロートで客席内を進みながら『Test Drive』を歌った。 サインボールを客席に投げ込んだり、JAMに向けて熱いファンサービス♡ 途中2台がクロスしたところで一時停車した際には、別々のフロートに乗った川西拓実と豆原一成がサインボールを投げ合ってじゃれる仲良しな様子も見受けられた。

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そのままENCORE MEDLEYとして3曲を歌いメインステージに到着すると、5年前のデビュー曲『無限大(INFINITY)』をロック風にアレンジしなおし、今回BEST ALBUMに収録した『無限大(INFINITY)2025』を東京ドーム公演にて初披露した。デビューした際、JAMの目の前で長い時間パフォーマンスを披露できなかった悔しさをJO1は絶対に忘れないだろう。その悔しさをバネに、練習を重ね大きな成長を遂げ、今彼らは東京ドームに立っている。

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ステージを一緒に盛り上げたバンドやダンサーを紹介した際には、ダンサーが披露したアクロバットに誘発されたのか、川西拓実が見事なハンドスプリングを、そしてそれにつられ河野純喜もアクロバットを披露した。 それを見ていた金城碧海もウズウズしていたようだが、タイミングを逃してしまい残念そうな表情を浮かべていた。

いよいよコンサートも終わりに近づき、メンバーひとりひとりからJAMにメッセージが語られた。

金城碧海 「東京ドームに立つまで長い時間を共に過ごしましたね。もっと(JAMと)一緒にいたいですね。いつも11人を見守ってくれてありがとうございます。本当にたくさんの人たちに支えられて、僕たち11人は今ここにいます。そういう気持ちを一生忘れずもっと大きな場所へ、世界へ羽ばたいて行きたいって思っています。(※メンバー一人一人と握手しながら)このメンバーで良かった!!」

豆原一成 「約5万人、こんな大きな場所でステージに立ってみなさんの方を向いてパフォーマンスできることを本当にありがたく思っています。JO1がデカくなるにつれ、責任が伴ってくるし、どんな風にすればいいかとか悩むこともあります。自分は男だとか、前に進むんだって言いながら、後ろを振り返ってしまうことも何度もありました。このステージに立って、こんなにもたくさんの人たちに支えられているんだって感じました。僕にとってメンバーは仲間であり相棒であり家族です。これからもこのメンバーと、そしてみなさんと共にもっと高いところにいきたいと思います」

川西拓実 「ワールドツアーが終わって、この東京ドーム公演でした。僕らはもっともっと上にいきたい、もっと大きい会場でやりたいということを目指しているけれど、できるだけ近くでみなさんと会いたいとか一緒にいたいとかという思いとすごく矛盾していて、自分の中で解決する方法がなくて、悔しいなって。でも僕たちは絶対みんなのところに帰ってくるから心配しないで!いつまでも「ただいま」と「おかえり」が言い合えたらなって思っています。今日、このライブが終わる瞬間にJO1の第一章が終わって第二章が始まります。ついてきてくれますか?一緒に行こう!」

河野純喜 「ほんまに僕は幸せ者やなって思います。毎日小さな選択をたくさんして今この人生があります。オーディションを受けるって決めて良かったって思います。JAMもいろんな選択の中で今日来てくれているのだと思いますが、もしその選択が幸せに導けていたのならホンマに嬉しいです。みんなが幸せで俺も幸せやからWINWINの関係やな(笑)もっと幸せになりたいし、もっと幸せにしたいです」

白岩瑠姫 「言うことないくらい幸せな日でした。11人がこのステージに立ってて、JAMが幸せそうに笑っているのが本当に嬉しいです。僕たちをサポートしてくれるすべての人にあらためてありがとうございます。お互いにまた成長した姿で会いたいです。俺の方が愛してますから!」

川尻蓮 「毎日後悔が無いって言いきれる人ってなかなかいないと思います。70点の日も120点の日もあるけど、間違いなく前に進んでますよね? 僕たちもそうやって前に進んで、ここ東京ドームに来ました。5周年を迎えました。(※と言いながら涙がこみあげ、後ろを向いて自分を落ち着かせようとする川尻)間違いなく前に進んで、ここに旗をさしました。(※涙がこぼれそうになるたび、後ろを向く)立てた旗を増やしながら、後ろを振り向いたら綺麗な景色が待っていました。これからもたくさん旗立てていこうぜ!」

木全翔也 「JO1がもっと好きになったよって人~?! 僕もJAMがもっと好きになりました。最近部屋の掃除をしてオーディションが終わった頃の雑誌に載った写真を見返したんですが、その頃の自分はすごくネガティブだった。できるわけないとか色々思っていて。でも、デビューしてこんな大きなステージで堂々とパフォーマンスできいてる自分と重ねた時、すごく成長できたって思って。どうしてだろうって考えた時、JAMが支えて来てくれたからだなって思いました。ここで1つ、大きな夢を叶えましたが、まだまだデッカイ夢を叶えたいのでこれからも一緒に最高の旅をしてくれますか?またね♡」

鶴房汐恩 「この5万人の人たちが僕たちJO1、そして僕を知ってくれている。ここに来れなかった人もいて、もっとたくさんの人がいるってことを冷静に考えてびっくりしています。高校の時、自分の名前をエゴサした時、『背泳ぎ一位』っていうのしか出て来なくて…。 でもオーディションを受けてJO1に入って、綺麗に道ができたって思いました。昨日デビュー初期のマネージャーが1stファンミーティングの時に公約を書いた手紙を持ってきてくれて。手紙って残るし、みんなも何か伝えたいことがあったら書いてみるのもいいんじゃないかなって思います。6年目にして東京ドーム、立てました!ありがとうございます」

大平祥生 「本当に幸せです。約半年のツアー、やりきった! 今、見てくれているあなたのためにパフォーマンスしました。僕たちの存在があなたの光になればいいし、僕たちの活動に憧れて夢を持ってくれたら、夢を与えられていたらいいなって思います。僕自身、小さい時からいっぱいコンサートを観て来たんですが、観ながら「なんで俺は立てないんだ?絶対立ってやる」って決めて、あそこに立つためにはどこにいけばチャンスが落ちてるかとか考えていました。今日僕たちを見て夢や目標を持ってくれる人がひとりでもいたら嬉しいです」(※思いが溢れ言葉をつまらせる大平祥生)

佐藤景瑚 「僕ってわがままでどうしようもないヤツなのに、なんでそばにいてくれるの?なんで好きでいてくれるの?本当に恵まれているなって思っています。僕は本当にみんなについて行ってるだけで…。ダチョウってね、一羽が走り出すとみんなそれについて走り出すらしいんですけど…. 僕はいわばダチョウみたい(笑)  みんなも僕たちが走ったらついてきてください!!」

與那城奨 「僕は沖縄出身なので東京にライブを観に来たことがなかったです。なのでこの光景、JAMの数はまったく想像つかなかったです。歌手になりたくて東京に出てきましたが、夢を追うことってつらいし甘くない道だってその時感じました。心が折れたり、やめようかと思ったりしたこともありました、みなさんも叶えたい夢をつかんでほしいと思います。絶対に無理じゃないから!みんなで最高の物語を作っていきましょう」

何人ものメンバーが涙を浮かべていた。ちょっと恥ずかしそうに「泣いちゃった」と照れ笑いしていた。ここで客席をバックに記念撮影をしたあと 與那城奨がリーダーとして「これからもJO1、まだまだ進んでいきます。いろんな景色もっと高いところで僕たちと一緒に歩いていきましょう」とメッセージを伝え、最後の曲『飛べるから』を披露した。メインステージに一列に並んで歌うバックにはこれまで歩んできた日々の姿がたくさん映し出された。『飛べるから』は2022年3月公開となったJO1のドキュメンタリー映画『未完成』主題歌でもあり、ファン投票によって選ばれた楽曲1位として今回リリースしたBEST ALBUMに収録されたJO1にとってもJAMにとっても本当に大切な曲。ライブでは待望の初披露となった。『未完成』を撮影していた時期、活動を休止していた金城碧海はその頃のことを思い出したのか歌いながら涙を流した。白岩瑠姫も涙を浮かべた。

金城碧海の様子を見た與那城奨は「お~い、碧海!泣くなよ~(笑)」と明るく声をかけた。金城碧海は「11人でこの曲がやっと歌えました。ここから始まります。終わりじゃないです。まだまだJO1もっと進んでいくんでよろしくお願いします」と強い決意を語った。

與那城奨も「11人とJAMのみんなで紡いだこの道を絶対に忘れないでください。本当にJAMのおかげです。これからは僕たちがみんなを幸せにします」と固い約束を口にした。メンバーそれぞれ頭の中にさまざまな想いがよぎり感慨深い表情で会場を見渡し、ステージをあとにした。

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感動で溢れそうな東京ドームに、とても大きな「JO1」コールが響いた。 この時点ですでに公演時間3時間30分を軽く超えていたが、熱気は高まるばかり。

JAMの強い願いが叶い、ダブルアンコールが実現! JO1らしい楽しい登場方法で会場を和ませたあと、約半年続けてきた『JO1DER SHOW 2025‘WHEREVER WEARE’』ツアーの本当の最後の曲となる『Bon Voyage』で、これからもずっと一緒に夢に向かって旅をしようとJAMに語りかけた。明るい未来しか感じない爽やかなメロディーに乗せ、心からの感謝と愛を伝えた。

花道では勢いよくウォーターキャノンが吹き上がり、水浸しの通路をスライディングして遊ぶメンバーも。 約半年のツアーを全員で完走できた喜びをからだ全体で表していた。

デビュー5周年を迎えたJO1。

2024年11月にスタートした 『JO1DER SHOW 2025‘WHEREVER WEARE’』は国内4都市にて14公演、2025年2~3月には全6都市8公演のワールドツアー、そして今回4月20&21日の東京ドームでついにファイナルを迎え、全24公演 約25万人の前でパフォーマンスを披露した。そんな彼らを応援するように大勢のダンサー、炎や水の豪華演出も加わり、最高のSHOWを楽しませてくれた。 JAMはもちろん、J-POPファン、K-POPファン、バンドミュージックファン、HIP-HOPファン… あらゆるジャンルが好きな人、誰もが楽しめるエンターテインメント性の高いステージで魅了した。最終公演は約4時間にも渡り、全身全霊を傾けて今彼らが持つすべてを見せてくれた。

コロナ禍でなかなかJAMの前で歌えないつらい日々も乗り越え、5年間、多くの経験と努力を重ね、着実に実力を伸ばしてきた。JO1の可能性が無限大であることを証明した見事なステージだった。

公演が終わると、サプライズでJO1のドキュメンタリー映画『未完成』の第二弾となる「 JO1 THE MOVIE『未完成』-Bon Voyage-」が7月4日(金) より全国公開されることが発表となった。 本作品はこの東京ドーム公演までの密着ドキュメンタリーとなっている。

JO1セットリストプレイリスト https://lnk.to/jds_whereverweare_intokyodome_setlist

text : Chizuru Otsuka

photo :すべてオフィシャル提供(©LAPONE Entertainment)

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JO1 THE MOVIE『未完成』-Bon Voyage-特報映像 (https://youtu.be/LOgLGeBqsaY


「JO1 THE MOVIE『未完成』-Bon Voyage-」

:Ⓒ2025「JO1 THE MOVIE『未完成』-Bon Voyage-」製作委員会

作品概要

作品タイトル:「JO1 THE MOVIE『未完成』-Bon Voyage-」

公開日:2025年7月4日(金)

出演:大平祥生、川尻蓮、川西拓実、木全翔也、金城碧海、河野純喜 佐藤景瑚、白岩瑠姫、鶴房汐恩、豆原一成、與那城奨

監督:稲垣哲朗

配給:TOHO NEXT吉本興業

クレジット:Ⓒ2025「JO1 THE MOVIE『未完成』-Bon Voyage-」製作委員会

#JO1 #JO1_THE_MOVIE#未完成_Bon_Voyage

★公式サイト:https://jo1.jp/feature/mikansei_bonvoyage

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JO1ドキュメンタリー映画第2弾
JO1 THE MOVIE『未完成』-Bon Voyage-」
7月4日(金)より全国公開!!

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:Ⓒ2025「JO1 THE MOVIE『未完成』-Bon Voyage-」製作委員会

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