
日韓国交正常化 60 周年という節目の年を迎えた今年も、「日韓交流おまつり 2025 in Tokyo (第 17 回)」 が駒沢オリンピック公園 中央広場にて2025 年 9 月27 日(土)・28日(日)に 行われた。
今年で17回目を迎えた「日韓交流おまつり」。
2025年のスローガンは 「両手を携え、より良い未来へ」。
音楽や食、文化体験などを通じて自然に交流できる場となり、両国の絆をさらに深め、新しい未来への一歩をともに歩むきっかけになることを目指し、最大規模の交流イベントとして開催された。
日韓国交正常化60周年となった今年の開会式では、1607 年から 1811 年までの江戸時代に 12 回派遣され、平和と善隣友好の精神に基づき200 年以上にわたり日韓の平和関係を築きあげた外交使節団・朝鮮通信使の「親書伝達式」を実施するなど、これから先もさらに友情と絆を深めたいという両国の強い意志をお互いに確認し合った。
毎年、たくさんのキッチンカーや、協賛ブース、韓国を体験できるコーナーなどたくさん行われているが、中でも注目を集めているのが「K-POPコンサート」。
例年は「シークレットコンサート」として、当日まで誰が登場するのかわからないお楽しみコンサートとして行われて来た。誰が出るのかわからないドキドキ感や、「もしかしたら自分の推しのアーティストが出るかも???」と予想しながらの観覧応募となっていたが、あまりよく知らなかったアーティストの魅力を新たに知ることができるなど大きなメリットがあった。
しかし今年は「K-POPコンサート」として事前に出演アーティストが公開された。 そのため会場には出演アーティストのファンが集まり、より一層熱気を帯びたコンサートとなった。
韓ペンでは1日目の9月27日(土)のK-POPコンサートを取材させていただいた。 (※住田愛子さんのライブ終盤からの取材となります。申し訳ございません)
★住田愛子

< セットリスト >
1・ギンギラギンにさりげなく
2・보여줄게
3・남이가
4・オリビアを聴きながら
5・日付変更線
6・ほうき星
7・バレンティ

この日のステージを盛り上げるために加わったダンサーが偶然にも以前お世話になったダンスの先生だということを、公演当日知り感激した住田愛子は、先生方のパワーを受けながら一緒に最後の曲 BoAの「バレンティ」を歌った。伸びやかな歌声が駒沢公園の夜空に美しく響いていた。




歌い終わるとステージにMCの古家正亨と Nice73(ナイスななさん)が登場した。 古家を見た住田が「お父さん♡ 18歳になりました!」と言うと、古家も「どうですか?うちの娘は~~」と、2年前16歳の時に出会った住田の成長がとても嬉しいようで「伸びしろしか見えない」と絶賛した。 この日の感想を聞かれた住田は「本当に楽しかったです!とても温かくて、ペンライトを振ってくれたり一緒にくちづさんでくださったり、ありがとうございます!」と可愛らしい笑顔を浮かべながら感謝を伝えステージをあとにした。


この日のK-POPコンサートのトリは ソロアーティスト、そしてBTOBのメンバーとして高い人気を誇る イ・チャンソプ。
2012年BTOBのメンバーとしてデビュー後、アイドルとして、歌手として、そしてバラエティやミュージカルでも活躍するマルチな才能を持っている。
「耳を溶かし、心を溶かし、すべてを溶かして帰りましょう!」とのMCからの紹介通り、短い時間ではあったが、幸せで心底楽しめる最高に充実した時間となった。

イ・チャンソプがステージに登場する前から、この日を心から楽しみに待っていたMelody (※BTOBのファンの呼称)たちの大きな歓声があちこちから聞こえて来た。 すでに楽屋でチャンソプと会った古家正亨は「相変わらずイケてた♡」と、チャンソプの登場がさらに待ち遠しくなるような言葉で昂揚感を煽った。

ダンサーを引き連れ、「こんにちは~~!」という声と共にチャンソプがステージに登場! ビートの刻みが心地よい『new wave』 からスタートした。 曲に合わせMelodyから「イ・チャンソプ!」とコールが入ると、ちょっと驚きながらも嬉しそうな表情を浮かべた。その後もナイスタイミングでコールが入り、気持ちよさそうに歌うチャンソプ。曲の最後にはダンサーたちと一列にならび手をつないで深々とお辞儀をした。



Melodyの大きな声援に驚きながらも幸せそうな笑顔と共に「こんばんは~!本当に久しぶりです。いい天気の日にみなさんと一緒に過ごせてとても嬉しいです。いい天気の日にいい歌をお届けして、みなさんの気持ちをよくさせたいと思っています♡ 去年たくさんの愛をいただいた曲です」 と挨拶をし、ユ・へジュンの曲を昨年リメイクして大ヒットとなった『チョンサンヨン(천상연)』を、心を込めて歌った。 途中、「一緒に」と、Melodyにもこの曲を一緒に歌ってほしいと声をかけた。素晴らしい歌声に客席は大きな感動に包まれた。 感動と興奮のMelodyからは「チャンソプ!サランヘ~♡」と声が飛び、「わたしも~(←日本語で)」と応えていた。
客席を見渡し「久しぶりにお会いできた顔が多いですね。 長い時間僕と過ごしてくださり本当にありがとうございます」 と、今まで数えきれないくらいの日本活動を行って来たチャンソプならではの温かい言葉が述べられた。10月21日にアルバムをリリースすることを伝えたあとは、最近リメイクしたソン・シギョンの『もう一度お別れ』のせつないバラードをじっくりと聴かせた。 すっかり引き込まれシーンとなった会場に、「恥ずかしい~。なんか恥ずかしい~」といつも愛嬌たっぷりのチャンソプらしい言葉で場を和ませた。



11月7・8・9日にソウルのチャンチュン体育館を皮切りに国内7地域でソロコンサートを行うチャンソプは 「日本でもコンサートをやりたいですね」と語り、日本にいるMelodyたちの期待感を高めた。

ロイ・キムがチャンソプのために書き下ろした叙情的バラード 『花になってあげる』では、メロディーや歌詞の美しさとチャンソプの繊細な歌声が見事に絡み合い、会場中を惹きつけた。
突然「みなさん立ってください」と言うチャンソプ。 一緒に楽しむ準備は完璧なMelodyたちと『ポンポン』で一気に大盛り上がり!


ダンサーも加わり、ラテンビートとエレクトリカルサウンドに合わせ思い切り楽しんだ。曲の後半では客席に飛び込み、一周し、さらに盛り上がった。 会場の規約のため叶わなかったが、もっとチャンソプの歌声を聴きたいと熱望するMelodyからのアンコールがしばらく絶えなかった。 それぐらい満足度の高い最高のライブを見せてくれた。



なお、翌日の28日(日)には ペク・ジヨン、キルグボング、sis/T、K-POPダンス produced by LiL KyonA(27日も出演)がステージに登場した。
★イ・チャンソプ
< セットリスト >
1・new wave
2・チョンサンヨン
3・もう一度お別れ
4・花になってあげる
5・ポンポン
text & photo : Chizuru Otsuka
★日韓交流おまつり2025