ddreny_08522015年秋、日本での本格的活動を再始動した大国男児(だいこくだんじ)。 2011年4月『Love Power』で日本デビューして以来、確実な人気を保ち続けている。活動休止期間中もファンはずっと彼らを待ち続けていた。昨年9月のファンミーティングおよびライブを皮切りに、再び日本での活動をスタートした。そしてバレンタインデー直近の2016年2月11日、新宿ReNYにて「大国男児 St.Valentine Live2016」を行った。5ケ月ぶりのライブを観るため、多くのファンが会場に集合した。会場は後方までファンが溢れ、いかに大国男児を待っていたファンが多かったかを知らしめた。

ライブはファンの聴きたい曲アンケートNo.1の『バレンタイン・ファイター』からスタートした。まさにバレンタインにピッタリなキュンキュンするようなメロディーに合わせ一斉に客席のカラフルなペンライトが大きく揺れ始めた。続いて歌った2010年韓国でのデビュー曲『憧憬少年』は、大国男児の歌のうまさをしっかりとアピールした。3曲目の『New Boyz』は一転してビートのきいた曲、4曲目の『Girlfriend』は爽やかな歌詞とメロディーと、大国男児の楽曲の幅の広さを感じた。「大好き 大好き。君に会えた奇跡」「大好き 大好き。いてくれてありがとう」という歌詞はまさにファンたちと巡り合えたことへの大国男児の気持ちなのだろう。歌いながらミカとJayが肩を抱き合ったり、メンバーがステージ左右に行きファンたちに手をふったり笑顔を向けたりしていた。

ddreny_0118「こんにちは。大国男児です!」と元気な挨拶でMCがスタートした。4曲ダンス曲が続き、すでに汗をびっしょりかいたメンバー。
カラム:でもみんなが喜んでくれるから嬉しい。今日は20曲しっかり歌うから MENT(MC)の時間を短くしろって言われたけど
インジュン:大国男児はスタッフに短くしろって言われても、そんなの無視だからね!自分たちのライブなんだから(笑)
カラム:皆さんと僕たちの時間ですからね
と、あくまでファンの気持ちを第一に考えていることを伝えた。ファンと一緒に歌える曲『We are together』、2011年4月に発売した日本デビュー曲『Love Power』ではファンの愛が溢れる力強いコールが曲を盛り上げた。『夏の記憶』を歌い再びMCとなった。2~3時間かけてヘアセットやメイクをやったのに、すでに汗で乱れてしまい意味がなかったと語った。またミカとJayの黒いジャケットにはさんだ赤いポケットチーフがとても素敵だったが、実はネクタイを丸めてチーフがわりにしたという秘密も暴露した。また2月6日・7日に行ったホームーパーティー的なファンミーティングの話や、みんなで休日渋谷の有名ハンバーグ店に行ったときのエピソードなど話して会場を沸かせた。ハンバーグ店ではJayがひとりだけ予算を超える一番高いものを注文したとメンバーたちからブーイングを受け、大爆笑をかっていた。本当に大国男児は日本人のグループではないかと思うほど、流暢でイントネーションもきれいな見事な日本語を話す。ファンに、自分たちが言いたいことを全て自分たちの言葉で伝えられるのが彼らの強みだ。努力して習得した日本語は彼らの魅力の一つとなっている。楽しいMCのあとは『もう最後になると』『Somebody』で しっとりとしたせつないスローナンバーを聴かせる。ハーモニーの美しさが感動を深める。「よーし盛り上がっていこうか??」という言葉とともに『本気magic』のビートのきいた曲で一気に客席もヒートアップしていく。『24×7』は初デートのドキドキを歌ったかわいい曲。この曲を聴きながら笑顔を浮かべているファンたちのペンライトも大きくゆれていた。

ddreny_0626ステージにはヒョンミンひとりが残った。
ヒョンミン:今から2曲披露します。2曲とも僕ひとりで作詞作曲しましたが、すごく難しかったです。ちょっと足りない部分もあると思いますが寛容に受け止めてくださいね。『Wild rose』という曲は、恋をするたび傷ついたり別れたり喧嘩したり・・・、本当は好きなのに。そういう恋人の間の距離がWild roseみたいだなって思って作りました。Wild roseという花はすごく綺麗だけどトゲがあって傷つけたりするから・・・。ピアノのバラード曲です。インジュンに頼んだらすぐにラップをつけてくれて。彼は本当に天才です。
インジュン:ヒョンミンが2曲作ったんですけど、そのうちの1曲『みにくいアヒルの子』は僕たち5人で歌えるダンスナンバーです。
ほかのメンバーが登場し、ヒョンミンが一旦そでにもどっていくと
インジュン:僕たちって普段はレコーディングは4~5時間という短時間で終わるんですが、このヒョンミンの曲は14時間くらいかかりました。
カラム:この”みにくいアヒル”っていうのは、ヒョンミン自身のことなんだって。自分はこのチームにいらない人なんじゃないかなとか、声がひとりだけ独特でこんな声はいらないんじゃないかとすごく悩んでいたことを歌詞にしたものなんだそうです。でも、皆さんの応援のおかげで自分は愛されている存在なんだと気づいて、その気持ちを書いた曲です。ヒョンミンが皆さんにありがたいと思う気持ちで作った曲です。
インジュン:最初の『Wild rose』はヒョンミンのハスキーな声がよく合った曲です。

ヒョンミンが登場しスタンドマイクでせつない恋心を歌った。インジュンのラップもこの曲に色を添えた。また次の『みにくいアヒルの子』はビートの刻みが心地よい曲。前向きに進んでいこうとする気持ちを感じられる素敵な曲だった。続いてヒョンミンがプロデュースした曲『Rilla go!』はギターをかきならす音で始まる激しいナンバー。ノリのよい曲にファンの声援も大きくなる。『Love parade』ではファンのコールが曲を盛り上げる。メンバーも指ハートを作ったりしてファンの愛に応えていた。『Who are you』は心のすれちがいを歌ったせつないバラード曲。歌に定評のある大国男児が歌うバラードは心にどんどん染み込んできた。

ddreny_1007インジュン:今日はバラードも盛り上がってますね。メンバーも絶好調だしファンの皆さんも盛り上がってくれてうれしい。
カラム:ババン!ここでお知らせが。3月21日にイベントがあります。3月はインジュンとJayの誕生日もあるし一緒にお祝いしよう!

ファンにとって嬉しい告知もあった。

ヒョンミン:実は今日インジュンが調子が悪くて、みなさんの力をもらって ようやく立っているっていう感じなんです。
カラム:朝、病院に行ったのに祭日でやってなかったらしくて。
インジュン:ファンの皆さんを見たら元気になるんですよ!強い薬も飲んだし。
ヒョンミン:リハーサルもできなかったのに。
インジュン:ライブは完璧にやるからね!皆さんは3~4年僕たちが日本に来れないときも、ずっと待っていてくれたから。ちょっと具合が悪いくらいで元気のない姿を見せてはいけないと思っています。
カラム:皆さんはインジュンのアドレナリンだね。
インジュン:本当にそうです。皆さんをみたら元気になれる。これからもよろしくお願いします。
ファンを本当に大切に思う気持ちと、プロ意識の高さはファンの心に大きな感動を与えていた。

激しいダンス曲『Oh my girl』、そしてしっとりとしたバラード曲『二人の好きな茜空』を歌って締めくくった。

ddreny_0053大国男児のファンを思う気持ちは、もちろんファンの心をしっかりと掴み、アンコールを迎えた。『Blue Sky』の優しいメロディーとともに登場した。MCでは ファンと自分たちはすごく親近感あふれる関係だということを熱く語ったそういう関係がとても嬉しい様子だった。
ミカ:皆さんとこういう風にスタンディングで盛り上がれるのも楽しいね。
ヒョンミン:20曲っていいね。もっと三時間くらいできそうだよ。
カラム:僕たちは普通のアイドルさんとは違って、MCでしゃべるのも自由、関係者の言うこともきかない(笑)
でも今まで皆さんが見たこともないライブを・・・と、毎回作ってるんです。
インジュン:ほかのアイドルのような神秘化よりは親近感を大切にしています。ライブもファンミもスタッフさんの言うこともきかず自分たちの考えで作っています。皆さんも僕たちがもっとCDを出したり ライブとかできるように、社長にお願いしたり、SNSに書いたりしてくださいね!

ライブをしめくくる曲はヒョンミンがメインでサビを歌う『わすれない』が選ばれた。韓国に戻ってる間も日本のファンを絶対に忘れないという気持ちがこの歌を歌う大国男児から強く伝わってきた。大国男児のバレンタインコンサートは、みんなが幸せになれる温かいコンサートだった。前列にいても後列にいてもみんなが幸せで優しい気持ちになれる時間だった。