2016年2月28日、浅草公会堂(東京 台東区)にて”神話”キム・ドンワンの6年ぶりのファンミーティング ”2016 KIM DONG WAN FANMEETING IN Tokyo” が行われた。当日、会場にはファンから贈られた多数の美しいスタンド花が飾られており、この公演への大きな期待感を表していた。

「キム・ドンワン!キム・ドンワン!」のコールが自然と客席から沸き起こり、ドンワンのかっこよく愛らしい姿の映像が流れると観客は画面に釘付けになった。そして歌の途中から突然二階席で悲鳴にも近い大きな声が起こった。なんとドンワンが二階席にいきなり登場。ゆっくり歩きながらファンたちの顔を眺め、そしてひとりのファンの前で立ち止まると、そっと手を握り見つめながら『ハンカチ(손수건)』を歌った。その様子が画面に映し出され、ファンからはちょっぴり嫉妬混じりの声が大きく上がった。歌い終わるとステージには司会者が登場し、ドンワンもステージに戻って行った。 戻って行く際も、二階席のファンたちとハイタッチをしながら行くなど優しい心遣いを見せていた。
ようやくステージに到着したドンワンとMCがはじまった。司会者がドンワンの経歴をたどりながらのMCとなった。

ドンワン:こんにちは。6年ぶりです。お元気ですか?僕もお陰様で元気です。今日は全国から来てくれましたね。

久しぶりの日本はどうですか?
ドンワン:本当に本当に嬉しいです。仕事で来たのは久しぶりです。

1998年 ”神話”としてデビューしたときは、ほとんど寝る時間もなかったと伺いました。2001年、日本で発売した1stアルバム「Only Love」のプロモーションで初めてオフィシャルとして来日なさいましたね。15年前初めて日本に来たときの印象は?
ドンワン:沢山の人が僕を好きになってくれて初めは不思議でしたね。あの時もっともっと一生懸命やればよかったと少し後悔もしています。

あの頃は牛丼がお好きだったと聞きましたが。
ドンワン:今はオムライスが好きです。美味しい店が東京にあるんです。

当時、日本で”神話”は K-POPのさきがけと言われていました。その時所属していたSMエンターテイメントのアーティストが全員集結したライブの第一回にも出演しましたよね。その後2007年韓国で、先ほど歌ってくださった『손수건』でソロデビューなさいました。2010年には日本で初の単独ファンミーティングも開催しましたね?その時はいかがでしたか?
ドンワン:その時は本当に緊張しました。日本でのステージは、みんな僕をまだあまり知らないから新人の気持ちになりドキドキします。僕をもっと知らせなくちゃって思って。

公私ともに何度も日本に来ていますが?
ドンワン:日本は大好きです。プライベートでも、釜石市の大観音様を見に行ったり、田沢湖へ行ったり・・・。あ、九州にダンウンヒルバイクに乗れるいい場所があるんです。 今度は倉敷とか四国とか行きたいですね。僕に何か災いが起こったらぜひ巡礼の旅もしてみたいです。 お薦めの場所としては、大阪のとある駅前にある古い旅館がアニメみたいでいいんですよ。

日本語がお上手ですが、勉強しているんですか?
ドンワン:今はもうあまりやっていませんが、4月に日本語能力試験を受けてみようかなと思っています。(客席から「おおお!」という大きな歓声が起こった。

日本でも現在「がんばれ、ミスター キム!」が放送されましたが?
ドンワン:日本でこの番組をご覧になった男性に声をかけられ嬉しかったです。

現在韓国MBCで放送されてるバラエティ「わたしはひとりで暮らす(나 혼자 산다」)について教えてください。
ドンワン:僕の一人暮らしの様子を紹介する番組なんですが、一人暮らしをする人たちが多く共感を得ています。

ここでこの番組の映像の一部として、ジェットコースターに一人で乗る姿、入院中のレゴ作り、肉じゃがやローストビーフを一人で作る様子、趣味のドローン遊び、中国語教室での様子、ダウンヒルバイクに乗ったりする様子などが流され、「料理を一生懸命作ったのにおいしくなかった」など映像に説明を加えるドンワンの言葉に大爆笑が起こっていた。
「実は去年まで結婚したくて婚活をしていたんです」とドンワンから突然驚きの発言が飛び出した。客席からの大きな反響に「でもおもしろくないからやめました。みんな僕のバイクとかスキーとかの趣味を好きではなくて・・・。婚活は卒業しました!」と語り客席からは安堵の声と大きな拍手が起こっていた。やはり大好きなドンワンが結婚するのはファンにはちょっと悲しいようだ。「でもファンの皆さんは結婚活動を続けてね」との発言に爆笑が起こっていた。

開演前にファンから集められたドンワンの魅力を書いた紙が貼ってあるボードが登場し『教えて、ドンワンさんの魅力』というコーナーがはじまった。ドンワンがいくつか選び、それを書いたファンのところまで行って魅力を直接語ってもらうことになった。ファンの口から直接自分の魅力を聞き、照れくさそうにしながらも嬉しそうに目尻を下げていた。
また、客席の椅子の下にカードがランダムに貼られていて、当たった人たちがステージに集められドンワンからの熱いハグのプレゼントが行われた。

これからの活動の予定を教えてください。
ドンワン:本当に大きい役のオファーを受けています。悩んだんですがやってみようと思っています。大きな挑戦をしようと思います。5月から韓国ではじまります。まだ契約書にサインしてないから詳しいことは言えないんですが(笑) あと、来月韓国で神話のコンサートがあります。

ドンワンは一旦そでに戻り、着替えて再びステージに登場した。三色のボーダーセーターと黒いパンツというシンプルないでたちだが、とても品良く似合っていた。ここからはファン待望のドンワンの歌声をたくさん聴ける時間だった。『I’M FINE』からスタート。神話カラーのオレンジのペンライトが一斉にゆれ、ファンからは大きなコールもはいった。甘いマスク、甘い歌声のドンワンに客席はうっとりとしていた。2曲を歌い終わったあと ギターを手にしてドンワンが好きな映画のOSTなど数曲を弾き語った。またギターをタンバリンに持ち替え、再び歌を1曲披露した。

ドンワン:来月の神話のコンサートたくさん来てくださいね。最近の神話のコンサート、メンバーみんなが歳をとったからちょっとダンスが大変だけどそんな頑張ってる姿も面白いですよ(笑)でももっと踊れるように反省します!(笑)

続いてバラード『남자의 사랑』をしっとりと歌い上げた。甘い声で聞かすバラードは絶品で陶酔したファンから大きな拍手が起きた。
「次で最後の曲です」とドンワンが言うと大きなブーイングの声があがった。
「今年、また日本に来ようと思っています。大きいプログラムとともに来ようと思っていますよ。」
最後の曲『PIECE』では、ドンワンの伸びやかな歌声に合わせファンの大きなコールが入り、気持ち良さそうに歌っていた。

「キム・ドンワン!キム・ドンワン!」の大きなアンコールを求める声にこたえて、再度ドンワンが登場し、『ハンカチ(손수건)』を再び歌った。ステージのアンプのところに隠してあったハンカチ数枚を手にとり、ステージから前方の観客に手渡していた。

「ありがとうございました!」と爽やかな笑顔とともにステージをあとにした。
ドンワンの魅力的な容姿、言葉や仕草から感じる温かい人柄と、何事も包み隠さずファンに語ってくれた誠実な様子にファンは大満足な様子で会場をあとにした。来月の韓国での神話のコンサート、5月に韓国ではじまる大きなプロジェクトなどドンワンの今後の目覚しい活動予定はファンにはとても嬉しい報告となった。