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人類史上最も偉大な作家ウィリアム・シェイクスピア没後400年にあたる2016年、シェイクスピアの4大悲劇作品の中でも最高傑作と言われている『マクベス』が荘厳なスペクタルとエモーションをみなぎらせてスクリーンに甦った。 シェイクスピアの作品は世界中の数多くのクリエイターたちに影響を与え続けてきた。 黒澤明・手塚治虫・そしてつい最近訃報を耳にした演出家の蜷川幸雄など、日本のトップクリエイターたちも多くの刺激や影響を受け、翻案作品を発表してきた。野心に取り憑かれた男と野心を操る女、 誰の心の中にも存在する善と悪、狂気に満ちた愛情によって悲劇を迎えることなる夫婦の究極の愛、人間の本質に深く切り込むこの作品を 世界最高の豪華実力派キャストと製作陣で創り上げたとなれば 注目を浴びないはずがない。 映画『マクベス』は公開前から大きな話題を呼び、公開を待ち望む声が各所から強く上がった。 そして待望の公開初日にはイベントが行われ、シェイクスピアの4大悲劇全てに出演歴があり、現在は文学座の劇団代表として活躍中の江守徹氏、そして今回この映画の日本版テーマソング『Eternal star~君のために~』を担当した超新星のユナクが登壇。究極の夫婦愛を描いたこの作品にバラードでは定評あるユナクの声が見事にマッチしている。

まず舞台に登場したのは日本の演劇界の重鎮、シェイクスピア作品といえば頭に浮かぶほどシェイクスピア作品を愛し演じてきた名優 江守徹氏。司会者との対談形式でおこなわれた。

江守「わたしは映画が大好きで小さいときからずっと見ていました。 シェイクスピア作品をいろいろ見てきましたが、『マクベス』は その中で一番いい作品だと思っています。 シェイクスピア作品なのに現代の、まるでいまそこに存在している人物のように感じられるほどマクベス夫妻役の役者二人の演技などが素晴らしかったからです。 初めて夫人がマクベスに”ダンカン王を殺害する計画”を打ち明けたときのシーンの表情が特によかったです。観客一人一人がこの作品を理解し、感じることができる、迫力を感じることができるすばらしい作品です。 『マクベス』はシェイクスピア劇の中では短い作品です。それぐらい単純な内容なんですが、それゆえにその心情をいかに伝えるかが役者の力量にかかるわけです。その点この作品は監督・俳優陣の息のあったすばらしいものになっています」

◆シェイクスピア作品の魅力とはどんなところでしょうか?
江守「シェイクスピアは全作品を通して人生にあることの全てを描こうとしているんです。 シェイクスピアの作品は約400年前にイギリスで書かれた作品ですが、いま読んでもいまそこで行われているんじゃないかと思えるのが素晴らしいですよね。 歴史があるのに今も世界各国で演じられているのにはそういう理由があるからだと思います。 作品を読むたび、僕はイギリス人だったらよかったなぁと思うんです。 翻訳された日本語ではなく原語を読むと。シェイクスピアが一言書いたものを、翻訳すると さまざまな表現になってしまうからです」

◆今日会場にお越しの皆様へメッセージを
江守「シェイクスピア作品ですが、みなさんの身近にいるような人々や事件を描いたとても現代的な作品です。 どうぞ周りのかたにもご覧になるようにおすすめくださいませ」

続いて 今回の日本版テーマソング『Eternal star~君のために~』をレコーディングする超新星ユナクの映像が流れた。
そしてユナクがステージに登場した。
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◆ユナクさんもこの作品、ご覧になりましたか?
ユナク「見ました。シェイクスピアの作品は 本でもほぼ読んでいますし『マクベス』は去年12月に韓国で上映されたときも見ました。 この映画は映像もとても美しく、俳優さんたちの演技もすごいです。 マクベス夫妻の演技のすごさ、戦闘シーンはもちろん。強い将軍のマクベスが、夫人の魔性の甘いくどきで人生を乱され政治的にも感情的も変わっていってしまう。 野心とか・・・。 そういう流れの変化がよく見えるのがすごいなって思いました。 途中にマクベス王がひとすじの涙を流す・・・あれがもうありえないくらいすごすぎると感動しました。 あのシーンだけ何回もみました。 どうやってこれがこんなふうに表現できるのかなって・・・」

◆ご自身の歌が今回のテーマソングに決まったと聞いたときはどう思いましたか?
ユナク「すごく嬉しいし、シェイクスピア作品で僕の声が流れるなんて とても光栄だと思いました。 この映画のコマーシャルがテレビで流れていて、僕の声が聞こえてきたとき 嬉しかったです。 普通はレコーディングって一回で終わるんですが、この曲は三回もレコーディングしました。 曲もいいし、歌詞をもらって読んで、もっと頑張ろうって思いました。 そのあとレコーディングした歌を聴いて、もう一回チャレンジしたいと思い、もっと悲しい映画悲しい歌などを思い浮かべてもう一回チャレンジし、やはりまだ足りずまたもう一回レコーディングし直しました。満足という言葉はアーティストとしては(常に)言えませんが、いいものに仕上がったと思っています」

ここで司会者をはさんで 江守とユナクの対談となった。
ユナク「江守さんにお会いできて嬉しいし光栄です。10年前名古屋で留学生活をしていたんですが、その頃からいろいろご活躍を拝見していましたので、すごく今緊張しています。 初めてご挨拶に伺ったとき、オーラがあって存在感を感じました」
江守「ユナクさんは実に爽やかで、自分が女性だったらいいなと思ってます(笑)」

◆ユナクさん、大先輩の江守さんに聞いてみたいこととかありますか?
ユナク「12月から『プリシラ』という舞台を日本でやることになっています。 ドラッグクイーンの役なんですね。 舞台では初めての女装なんですが初めてなので何かアドバイスをいただければ・・・・」
江守「演技というのは自分を観客の皆さんにさらけ出すことだから、心を正直に 思うままに演じることが一番大事だと思います」

◆ユナクさんから最後に日本のファンのかたにメッセージを
ユナク「『マクベス』は好きな作品で、テーマソングを歌うことになって今年になってからも すでに3回見ています。でも全然飽きない素晴らしい作品、がっかりさせない作品なので愛してください。 ”いい作品だ”とたくさんSNSなどでつぶやいてください。 そして6月29日に 10曲も入ったソロアルバムが出ます。 去年の6月からファンの皆さんの気持ちを考えながら作詞作曲プロデュースして準備してきました。満足してもらえるよう頑張ったので一曲一曲大事に聞いて欲しいと思います。よろしくお願いします」

荘厳な映画にぴったりな江守と超新星ユナクの 対談は、緊張気味のユナクを和ませようと終始和やかにおだやかに話す江守の姿が印象的だった。 『マクベス』は現在大ヒット上映中! シェイクスピア作品の中でもわかりやすい作品を、演出陣・役者陣の努力の賜物でより親しみやすいものに仕上がっている。 ぜひ劇場の大きなスクリーンでこの映画を味わってほしい。
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監督:ジャスティン・カーゼル  原作:ウィリアム・シェイクスピア
出演:マイケル・ファスベンダー、マリオン・コティヤール、エリザベス・デビッキ、ショーン・ハリス
配給:吉本興業  提供:アイアトン・エンタテインメント
作品情報:2015年/イギリス
上映時間:1時間53分
レーティング:PG-12
©STUDIOCANAL S.A / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2015/
◆公式サイト: http://http//macbeth-movie.jp

◆映画『マクベス』公式Twitter: @MacbethMovieJP

◆文学座HP:  http://www.bungakuza.com/

◆文学座Twitter: @bungakuza

◆超新星公式HP: http://www.choshinsei.com/

◆超新星日本公式Twitter: @CHOSHINSEI_JP

 

◆ユナク from 超新星
「REAL」
2016年6月29日(水)発売

★仕様 3タイプ
Type-A : CD+DVD 3,500円+税 YRCS-95067
Type-B : CD+DVD 3,500円+税 YRCS-95068
Type-C : CD    3,000円+税 YRCS-95069

★内容
CD :すべて共通 / 全10曲収録(全曲日本語歌詞)
DVD : Type-A Music Video+オフショット(予定)
Type-B イメージビデオ+オフショット(予定)
ブックレット: Type-Cのみ 32P
※使用される写真は、全タイプ異なります。

★特典
予約特典や予約方法、各チェーン店での購入特典の詳細は近日発表!

★配信
収録曲「Eternal Star~君のために~」5月13日(金)配信スタート!
【レコチョク】
http://recochoku.jp/artist/2000602565/
【iTunes】
https://itunes.apple.com/jp/album/eternal-star-junnotameni-single/id1106844175?app=itunes&ls=1