【ライブレポ】 ~Block B~ 3大都市にてツアー開催 ! Block B流 サマーリゾート! 「 一緒に夏休みを過ごせて楽しかった。この時間を忘れません」

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2015年1月21日『Very good』」で日本デビューした、韓国の7人組個性派WARUGAKIアーティストグループBlock B

Block B(ブロックビー)というグループ名は は、英語のBlockbuster(=大旋風を巻き起こすもの)に由来して名付けられたが、その名のとおりメンバー自らプロデュース及び作詞作曲を手掛けた鋭く突き刺さるラップとキャッチーなサウンドで、作品を発表するたびに大きな話題となる。 容姿端麗でありながら、とにかく面白いこと好き・いたずら好き・楽しませることが大好きな7人が奇跡的に集結した、とにかく魅力溢れるグループだ。 韓国のみならず日本でも大人気のBlock B。 そんな彼らが この夏、東京(横浜)・名古屋・大阪で『 Block B 2016 LIVE TOUR ~SHOWDOWN’S’~』を開催した。 2016年7月27日(水) パシフィコ横浜 国立大ホールで行われた公演を レポートする。

今回のライブのテーマを象徴する大きな碇のロゴ。 どうやらBlock Bは、船でサマーリゾートにいざなってくれるようだ。 ワクワクの期待感を抱いたファンの前にマリンテイストの衣装に身を包んだBlock Bが登場すると会場は一気にヒートアップ。 『Jackpot(Japanese Version)』のちょっぴり怪しげなメロディでいきなりこの旅に何かが起こる予感を感じさせた。
『MENTAL BRAKER』『Action』で、一気に楽しい旅に連れ出してくれた。 Block Bメンバーたちはトランクをころがしながら登場し、客席に リュックやグッズを投げ込んだ。  ステージ後方のスクリーンに、カラフルな波とかわいい魚が映し出され『HER(Japanese Version)』を歌い、 Block Bとの楽しい旅が始まった。
ジコ「横浜2016へようこそ~~!」
ユグ「皆さん、元気でしたか~?」
そう言うと、一人一人まず自己紹介をした。

ユグ「今日は末っ子のピオがちょっと腰の具合が悪いので、ダンスがいつもより少ないかもですが、皆さんが応援してくれたらピオさんも早く良くなると思います。 大きな拍手をお願いします。じゃぁ、本格的に今から楽しみましょうか!」

するとスクリーンに映った映像は今までの平穏な雰囲気から一変。 荒れ狂う海となった。これは これからの旅にちょっと何やら起こってきそう? 『Nillili Mambo』がその雰囲気を増し、続いてジコの「はははは」という怪しげな笑い声とともに『Very Good(Japanese Version)』がはじまるとWARUGAKIムードは絶好調、BURN UP状態となった。 スクリーンには雷が映し出された。 ジコが肩からジャケットをずらしながら客席に乱入し客席は興奮状態となった。
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またもや雰囲気は一変し、平和な南の島の映像が映し出された。 どうやら船はなんとか南の島に無事到着した模様。
そして、アダルトムードいっぱいのビーチ前のバーでゆっくりと椅子に座りながら カクテルでも飲むようにミディアムナンバー『11:30』を歌った。
パクキョン「次の曲は名曲です。聞いてください。」
そう言うとメンバーたちは『Dime girl(珍しい女)』を歌いながら釣竿を持って客席へ。 客席通路を歩き回り、釣糸を客席に投げ入れ、糸の先についたBlock BのキャラクターBeeちゃんのぬいぐるみポーチをファンにプレゼントし、客席は大興奮となった。
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ここでメンバーは一旦袖へ。 その間にスクリーンには 白いクルーザーに乗ったメンバーのオフショットが映し出された。 クルーザーの中で日本で夏によく飲食するものにメンバーたちが挑戦。 最初に挑戦した ラムネの蓋をあけるといきなり吹き出すラムネにびっくりするメンバーたち。 続いて日本ではスイカに塩をかけて食べると聞き、挑戦するが、塩をかけすぎたジェヒョの困惑する表情も。

ジコがBabylonとタッグを組んだ のんびりしたリゾートムード満点な雰囲気の『Boys & Girls』。このライブでは ジコのパートナーはユグがつとめることに。 二人の息の合ったダンスと、きれいに絡み合う声に会場中が酔いしれた。
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続いてテイルが登場し、清水翔太の『桜』をカバーした。 映像には海の底、サンゴと美しい水泡が映し出されたが、この湧き出す細かい水泡と この曲のピアノの静かな音色がとてもよく合っていた。 目をつぶり心を込めて歌い終わると、テイルは深々とお辞儀をした。
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続いてビボム・ユグ・ピオによるBASTARZが登場し、ちょっと大人の雰囲気の 粋なナンバー『Charlie Chaplin』そして雰囲気がガラっと変わりステージは赤い警告ランプのような照明に照らされ、ヤバイ雰囲気でめちゃくちゃ熱い『品行ZERO』を披露しファンを興奮の渦の中に巻き込んだ。
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再びスクリーンにはクルーザーで過ごすメンバーたちの夏のひとときの映像が映し出された。 クルーザーの上でスイカ割りをしたり花火を楽しむ様子にファンからは「わぁ~!」「かわいい!」という歓声がたくさん起こっていた。

WARUGAKIは一体どこにいってしまった??と思うようなバラード『Toy (Japanese Version)』をじっくりと聴かせた。
ジコ「僕とユグで『Boys and Girls』、初めて歌いました。」
ユグ「一緒にできて光栄です! ジコさん、ありがとう。」
ピオ「今回、テイルさんが特別な曲を準備しましたね。」
テイル「清水翔太さんの曲を歌いました。 韓国でもとても人気がある曲なのでお聞かせしてみました。」
ユグ「次の曲はちょっと静かな曲です。 みなさん、一緒に歌ってくださいね。」
ビボム「次の曲は休暇が終わっていくような…そんな曲です。」

スクリーンに水平線が沈む夕日でおだやかな海が真っ赤に染まる美しい映像が映し出され、『Movie’s Over (Japanese Version)』を歌った。ゆったりとしたメロデイーは、なんだか心に平穏を与えてくれた。

夜の海の映像となり、『Be The Light (Japanese Version)』で、過ぎ去った楽しかった時間を思いながら少しせつない気持ちを感じさせた。 なんとも言えないキュンとした気持ちにするこの曲を歌い終わると
ユグ「時間が過ぎるのは早いですね。 もう休暇が終わりますね。」
ジコ「こうやって楽しいコンサートができるのは皆さんのおかげです。去年よりもっとよい曲をお届けできるよう頑張っています。応援してください。皆さんと たくさん会えるように頑張っていきます。」
ジェヒョ「皆さんがいるのでもっと歌いたくなります! 僕は日本語の勉強をたくさんしているのですが、ステージで話すのは難しいですね。 ステージの下では日本語ペラペラなのに…(笑)。次の公演ではステージの上でも日本語でもっと話せるように頑張ります。」
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ユグ「すごいっ!(笑)」
ピオ「いつも僕たちを応援してくれる皆さんがいるので、僕たちもBlock Bらしい姿で恩返しします!」 
20160727_ピオ
テイル
「夏休みに日本でコンサートをやるのは初めてですが、とても楽しいです。残った公演でも、もっといい夏の思い出を作りましょう!」
パクキョン「僕は夏休みをどう過ごしていたかあんまり覚えていません(笑) あ、僕は日本語の聞き取りは大丈夫です。でも…話すのは難しいですねぇ(笑)」
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ビボム「暑い中来てくれてありがとう。 僕たちのために頑張ってくれているファンとスタッフの皆さん、そして、一生懸命頑張っているBlock Bにも拍手をお願いします(笑) 皆さんのおかげで、また夏の楽しい思い出がひとつ増えました。」
ユグ「僕はこれから日本では“ユグ”って呼ぶことにしました! 今日の公演ではいっぱい日本語を使いました。 今、日本語の漢字を一生懸命勉強していますが、めっちゃ難しいです(笑) 僕の日本語、どうでしたか? よくわかります??  あ、僕はMnetの“Hit The Stage”っていうダンスバトル番組に出ています。 応援してください。日本ではMnet Smartで見ることができます。」
ジコ「ユグさんの セクシーダンス、見てね。」
ユグ「では、残念ですが、そろそろ終わりです。 最後まで盛り上がってくれますよね?」

スクリーンには大きな花火が何発もあがり、過ぎ行く夏のひとときを惜しみながら最後までとことん楽しんでしまおうという 、おもしろいこと大好きなBlock Bらしい演出が始まった。タイトル通りまさに すてきな一日だった『Nice Day(Japanese Version)』を歌い、そして最高に盛り上がれるナンバー『Nolin A(Japanese Version)』へと一気に続き、会場のテンションはマックスに! そのまま『Let Them Know』へと続く。 Block B は、いい曲が多いと改めて強く感じる。 夏の休暇を Block Bと一緒に過ごすことができて本当に幸せで最高だったと思える締めくくりだった。 メンバーはペットボトルの水を自分たちにかけたり、客席にもまいたり。 いたずら大好きなWARUGAKIたちからの嬉しい洗礼にファンもみんな大盛り上がりだった。 最後には銀テープも飛び出し、夏の終わりを華やかに飾った。
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スクリーンには「一緒に夏休みを過ごせて楽しかったです。今年の楽しかった時間を忘れません。」というメッセージが流れ、メンバーが再び登場すると『Dream Come True(ロマンチックに)』を歌った。 続いて『A Few Years Later』で美しい歌声とハーモニーを聴かせると、メンバーは何度も手を振りながら名残惜しそうにステージをあとにした。

夏らしく、でもBlock Bらしい構成と演出で、楽しむことができるステージだった。 ゆったりとした気分になれ、ホールの中にいながらにして 旅行気分、リゾート気分を味わうことができた。 メンバーたちもなんとなくいつも以上にもっと表情がやわらかく、ゆったりと楽しんでいるように見えた。 気持ちの余裕が表情に現れているように思えた。 熱い瞬間、リラックスできる瞬間…さまざまなテイストを盛り込んだ面白い構成に ファンはまたすてきな夏の思い出を心に 刻むことができた。
■Block B JAPAN OFFICIAL SITE ⇒ http://www.block-b.jp/
Block Bツアーファイナル