韓国・大学路(テハンノ) で2016年の初演以来 人気を博し、毎年上演されてミいる大人気ラブコメディミュージカル『 어격사(オギョクサ)』。
その日本語版として、2017年5月および 2018年2月と2度上演されたのがミュージカル『あなたもきっと経験する恋の話』。

 

恋愛経験が一度もないマサオ。
恋愛経験が豊富なモテ男で マサオの親友、タクヤ。
マサオが一目惚れした女性 アユミ。
タクヤの幼馴染だがどんどんタクヤに惹かれていくサクラ。

 

この4人の「恋」を描いた作品『あなたもきっと経験する恋の話』略して『あな恋』は 4人が恋の始まりに気づき悩んだり、成就して幸せな気分になったり、うまく自分の気持ちが表現できず もどかしい気持ちで苦しんだり、かけひきをして相手の気持ちを探ったり・・・・。
恋をした時のいろんな心の変化がぎゅっとつまっていて、観客は自分の経験と重ね合わせることでどんどんストーリーに引き込まれていく。 誰でも経験したであろう恋の苦しみや喜びを共感しながら見ることが出来る作品だ。

そんなミュージカルは 日本でも共感を得て、今回早くも3回目の公演が決定した。
過去2回の公演では 男性陣はオール韓国人キャストだったが、今回は男性キャストは韓国人1名、日本人1名。 そして女性陣2人は日本人となっている。

モテ男 タクヤ役には このところ大人気の2.5次元舞台や雑誌のモデルなどで活躍している 田中晃平。

恋愛経験の無いマサオ役は ボーイズアイドルグループBEE SHUFFLEのメンバーとして活躍し、現在は俳優としても活動の場を広げている ミンス。

マサオに一目惚れされるアユミ役には 元Berryz工房のメンバーで、2015年からは女優の道を歩んでいる 須藤茉麻。

タクヤに恋するサクラ役は、前回上演時 アユミ役を好演したRilikaが 別のキャラクターに挑戦する。

また、過去2回の上演では 韓国のパク・ミンギュ監督が来日し演出をおこなっていたが、今回はダンスチームPaniCrewのメンバーで今まで様々な公演の演出も行ってきた中野智行が担当することになった。

そんな4人の出演者および 演出の中野智行が登壇して 2014年10月9日 シダックスカルチャーホール(東京 渋谷)にて 『あなたもきっと経験する恋の話』の制作発表会が行われた。

当日は15時と19時の2回、同会場で 『アコースティックLIVE&トーク』の公演を行っていたカラムがこの制作発表会のスペシャルナビゲーターとして参加した。 カラムは韓国版あな恋 『어격사(オギョクサ)』に出演し、日本語版『あな恋』では マサオ、タクヤ両方を演じたことのある いわば『あな恋』のスペシャリスト。
カラムは「ナビゲーターをやるのは今回が初で ちょっと緊張している。」と自身のLIVE&トーク公演内で話していたが、 『あな恋』に精通したカラムのナビゲートで 今回の公演はどのようになるか 登壇者たちからじっくり話を聞くことができた。

 

まずはナビゲーターのカラムが登場。そしてカラムに紹介されキャスト4人もステージに登場した。

カラム「今まで二度日本でやってきましたが 初演ではオール韓国人キャスト、二度目は日韓キャストで、Rilikaさんも出演していましたね。」

ここまでずっと立って話していたが、緊張気味のキャスト陣はちょっと落ち着かない様子。 座って落ち着きたいため ミンスより座って話したいとカラムに要請が…。
実はカラムも初ナビゲーターにちょっとまだ緊張している様子。 全員で着席し、心を落ち着け カラムの司会進行でいよいよ本題に入ることになった。

 

最初にオファーを受けた感想を聞かれ
ミンス「僕は韓国でこの作品をカラムさんが演じた時に観ましたが、日本での上演はその時韓国に滞在していた期間だったので観ていないんです。 韓国で観た時、すごく面白くてずっと笑っていた記憶があります。 僕もこの作品に出たいなと思っていたので嬉しいです。」

須藤「私は少女漫画が好きで、この台本を読んだ時、一目惚れとか幼馴染との恋とか…まるで漫画のようなキュンキュンするような展開がいっぱいで、この作品に携われることになりすごく楽しみです。」

田中「韓国が原作の作品にも恋愛系の作品にも出たことがなかったので不安でいっぱいでしたが、稽古がはじまり 今はとても楽しいです。」[/caption]

Rilika「前回『あな恋』に初めて出演させてもらいましたが舞台に立っていても中毒になるくらい『あな恋』の世界が好きだったので、また演じることが出来るのがとても嬉しいです。」

 

 

カラム「原作は韓国の作品ですが台本を読んだ時の印象は? 日本の恋の話と違うものを感じましたか?」

田中「初見で感じたのは “女性が強い”(笑) でした。 」

Rilika「私も韓国の女性は強いイメージを持っていますが、それが魅力だなって思っています。」

カラム「今までは韓国作品だったので韓国の演出家のかたからの韓国式の指導でしたが、今回、日本の中野さんの演出で日本式の恋の指導はどうですか?」

ミンス「今までとは違う、新しい『あな恋』になるんじゃないかなって思っています。 ダサいマサオという役ですが、そこにもかっこいい姿を覗かせてみたり、新鮮なところがあります。」

カラム「あらすじを読んで思っていたことと、実際稽古に入って違うことってありましたか? 僕は思っていた印象と全然違って、どうやって演じたらいんだろうと思ったり、人物の関係性も難しくて。」

田中「今はまだ探りながらやっていますね。 どうやって見せるかは今 僕たちの課題ですね。」

カラム「Rilikaさんは前回僕とも共演しましたが、前回はアユミ、今回はサクラを演じるのですが実際 違う役を演じてみてどうですか?」

Rikika「アユミとサクラは真逆のタイプで。 なのでアユミから見ていた『あな恋』の世界と、サクラから見る『あな恋』の世界が全く違うので本当に今探っている状況ですね。 前回の上演時、公演期間の前半・後半でタクヤとマサオという全く違うキャラクターの二役をこなしたカラムさんを本当に尊敬しました! 正反対の役をやることの難しさを感じています。」

カラム「演じていて なにか悩みがあったらいつでも相談に乗りますよ(笑)」

カラムは前回上演時、同期間内に二役を演じ分けるという偉業をなしたので今回のキャストたちには本当に尊敬、そして頼りにできる存在だろう。

 

ここで演出家の中野智行氏も登壇し、会見に参加した。

カラム「中野さんに伺いたいのですが、今までこの作品は韓国のかたが演出をしていましたが、今回初めて日本人の演出をオファーされた時はどのような印象でしたか?」

中野「カラムが出演していた前回の公演を観た時、役者のスキルがとても必要で、こんな仕事はやりたくないなと思ったくらいです(笑) でもカラムは過去2回、演出家のかたと一緒に協力してこの作品を作っていたと聞いて ”カラム、めちゃくちゃ仕事できるやん“って思っていました。 今回オファーをもらって嬉しいけどすごくプレッシャーですね(笑)」

カラムは自分が出演していた過去2度の公演と、今回の『あな恋』がどのように違うか、今からとても興味をそそられている様子。

中野「カラムが演出に携わって作った過去の公演の映像を見て、“あ!これパクろう!”って思ったり(笑)、Rilikaちゃんに ”この部分、カラムはどうやっていた?“って聞いたり(笑) 」

中野の演出での『あな恋』を楽しみにしていると カラムに言われ、プレッシャーを感じ苦笑いする中野だが、カラムの協力やアドバイスをとても頼りにしているようだった。

カラム「4人の雰囲気はどうですか?」

ミンス「一週間前に本読みで初めて会って、今日また会って明日からいよいよ集中稽古が始まるんです。」

カラム「この作品は絶対みんな仲良くなれる、そんな作品だから みんなで稽古をして、もっともっと仲良くなっていい作品になっていくのを 僕も楽しみにしています。」

そんなちょっとした経験談もキャストには心強いだろう。

中野が登壇した際 みんなで立って再び挨拶をして以来、 また立ったまま進行していたが、中野の提案で 再び着席しての進行となった。 カラムは熱心に進行するがあまり、ついつい話し出すと夢中になってしまう様子だった。そんなところからもカラムのこの作品への愛情と、ナビゲーターとしての責任感を強く感じた。 カラムはこの制作発表会を台本通りではなく自分流に進行すると宣言し、ここからフリートーク形式での進行となった。

 

カラム「中野さん、これから『あな恋』をどのように作って行きたいですか?」

中野「タイトルの “あなたもきっと経験する…”っていうのは実はすごく深いんです。公演を観た人たちに共感をしてもらわなくてはいけない。 “私も恋がしたい”と思ったり、“自分と一緒だ” と感じてもらえるように作っていかなければいけない。 今まで本当にやったことのないジャンルです。 たとえば登場人物はどういう仕事をしている人…とか、そういうことは一切わからないのに、彼らの考えかたには “私もそれわかる!”って観客に共感してもらわなくてはいけない・・・。そんな部分とか本当に難しくて、今、半分以上 カラムをパクってます(笑)」

中野はジョークを交えながら、作品を作り上げる苦労、カラムへの尊敬の念などを言葉にした。

カラム「タクヤというキャラクターは女性にモテて チャラいですが(笑) 田中さん自身はどうですか?(笑)」

田中「(笑)。 全然違いますよ(笑)」

カラム「アユミってキャラクターは韓国では普通に存在するタイプですが、須藤さん自身は自分に似ていますか?」

須藤「全然似ていないのですごく演じるのが難しいです。 前回このアユミを演じたRilikaさんから アドバイスもいただいたので 自分なりのアユミを演じられるように今研究中です。 みんなのチカラを借りて いいものを作っていけたらいいなって思っています。」

カラム「マサオって 変態・モテない・KY…そんなキャラですが、ミンスくん自身はそういう部分ってありますか?(笑)」

ミンス「いやぁ・・・(笑) う~ん・・・。いや・・・モテるんですよね、僕(笑) すごくモテるのにこういう役をやるんですよね….(笑) いやいや…、モテるっていうのはウソなんですけど…(笑) 韓国でカラムさんが演じたタクヤ(韓国版では役名はテピョン)を観て、かわいいけどチャラいなって思ったんです(笑)  僕自身はすごく熱いヒトなんですが、マサオは真逆でおとなしくてダサイ男。 えっと・・・だから・・・真逆の演技をしてみたくて (※今回の出演オファーを受けましたが)・・・ 難しくて今はちょっと後悔しています(笑) 」

日本語が得意なミンスだが、今日はいつもに比べすこし話がうまくつなげられない様子。 ミンスの発言に一瞬 「???」と、理解出来ない登壇者たち。

中野「最近ミンスはダイエットをしていて、頭の回転スピードがちょっと落ちてるんですよ(笑) 稽古中 ずっとバナナしか食べていない。 でも、それなのに でっかいミルクティー飲んでたり(笑)  でもまぁ、糖分とらないと頭回らなくなるしねぇ(笑) 」

元気を出すためにも きちんと食事をするようにとカラムからアドバイスが飛び出したあと、最後にこの作品への意気込みを全員が語った。

Rilika「今回は日本人3人、韓国人1人という今までにはない組み合わせのキャストなので、新しい『あな恋』になるのではと思っています。 是非期待してください。」

田中「今まではカラムさんを筆頭にずっと上演されてきた『あな恋』ですが、原作ありきなので その世界観を壊さず、でも個性を出してこの4人でしか出来ない 新しい『あな恋』をお見せできればと思っています。是非よろしくお願いします。」

須藤「韓国発の作品ですが、韓国のかたはもちろん、日本のかたにも楽しんでいただけるような作品を作っていきたいと思います。よろしくお願いします。」

ミンス「韓国人1人というのは 今回初めてですが、とても楽しみにしているし、いいものを作るので 一度だけでいいので是非観に来て欲しいです。」

中野「ライブの合間なのにこんな時間を作ってもらってカラム、ありがとう。 本当に大切な時間をもらいました。 三度目となる今回、僕に(演出する)チャンスをもらい、最初は難しいと言っていましたが僕にできる『あな恋』を作っていきたいです。 カラムたち今までのキャストたちが作り上げてきたものは絶対に壊さず、上げていけるようなものにします。 公演を観た日に恋をしたくなる気分で一日が過ごせるような舞台にしたいと思っていますので是非見てほしいです。でもやっぱり不安なので(笑)カラム、一回稽古場に来ていろいろアドバイスしてね(笑)」

 

そんな中野のちょっとユーモアを交えながらも作品への熱い思いがこもった言葉を最後に会見は終了した。

今までとは違う 中野式『あな恋』はどんなものになるのか?  自分の経験と重ね合わせながら楽しむことができる『あな恋』で 今回も胸キュンする人たちが続出するだろう。 公演は 浅草六区ゆめまち劇場にて 10月24日初日を迎える。

text & photo :Chizuru Otsuka


【公演タイトル】あなたもきっと経験する恋の話

【出演者】タクヤ役:田中晃平/マサオ役:ミンス/アユミ役:須藤茉麻/サクラ役:Rilika

【公演日程】2018年10月24日(水)〜 10月28日(日)
10/24(水) 14:30公演/19:00公演
10/25(木) 14:30公演/19:00公演
10/26(金) 14:30公演/19:00公演
10/27(土) 13:30公演/18:00公演
10/28(日) 13:30公演/18:00公演

【会 場】浅草六区 ゆめまち劇場
【チケット&公演詳細】
https://ticket.rakuten.co.jp/features/anakoi-3/index.html

主催:「あなたもきっと経験する恋の話」実行委員会
制作:RISE Communication
協力:ジェイピィ-ルーム/BACSエンターテイメント/BIG UP(五十音順)
演出:中野智行(PaniCrew)
監修:パク・ミンギュ
脚本:アン・テギュ
オリジナル作曲:イム・ジェヒョン

【お問い合せ】 ライズコミュニケーション 03-5790-2661 (平日13:00~17:00)

★公演オフィシャルサイト http://r-t.jp/anakoi
★公演公式Twitter  https://twitter.com/anakoi2017

 

■あらすじ

今まで恋愛経験が一度もないマサオ、今日も合コンに出かけたけど女の子にフラれた。1人公園で落ち込んでいたマサオは、運動をしにきていたアユミに一目惚れし、 彼女にどうやって告白をするべきか、親友のタクヤに相談をする。そしてタクヤから教えてもらったノウハウをもとに、アユミに告白をしようと準備をするが。一方、10年以上友人だったタクヤに恋の感情を感じ始めたサクラは、勇気を出してタクヤに告白をする。友達関係から恋人関係になったタクヤとサクラは、理想的でラブラブな恋愛をスタートするが・・・


<キャストプロフィール>

●田中晃平(タクヤ役)

2.5次元舞台を中心に活躍し、知的かつユーモア溢れる芝居で女性の心を魅了する人気俳優。
主な出演作品:「Juliet」(2014年10月)/「ポーカーフェイス」(2014年11月)/「人狼~赤い雪降る学園~」(2015年1月)/「LOVE&CHICK~マゼルナ×キケン~」(2015年4月)/「人狼TLPTxPSYCHO-PASS~INNOCENT MURDERER(無垢なる殺人者)~」(2015年9月)/『人猫「この中に人間がいるニャ」~feat.のぶニャがの野望』(2015年12月)/「ねこ軍議 ~飼い猫はどいつニャ?~」(2016年3月)/「K -Lost Small World-」(2016年7月)/「アイ★チュウ ザ・ステージ」リュカ役(2017年8月~9月)/「アニドルカラーズ」寿秋誉役(2018年6月)

●ミンス(マサオ役)

日韓のテレビ局が共同制作したオーディション番組を勝ち抜いた日韓混合ボーイズグループBEE SHUFFLEのメンバーとして2014年にメジャーデビューし、主に日本活動を中心に活躍。現在は日本で俳優として活動中。
主な出演作品:ドラマ「絶景探偵Season2」/舞台「いつだって最高の友達」/ミュージカル「マイ・バケットリスト」/舞台「雷神とリーマン」/ミュージカル「VOICE」/舞台「MAGICxMAGIC」

●須藤茉麻(アユミ役)

ハロー!プロジェクト・キッズ 15人の中から選抜され、2004年3月3日にBerryz工房としてシングル「あなたなしでは生きてゆけない」でデビュー。第58回NHK紅白歌合戦に初出場を果たす。2015年3月3日のデビュー記念日に開催した日本武道館のコンサートをもってBerryz工房としての活動停止。現在お芝居をメインに女優として活動中。
主な出演作品:舞台「刻め、我ガ肌ニ君ノ息吹ヲ」/舞台「スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE~さよなら絶望学園~」/舞台「昆虫戦士コンチュウジャー」/舞台「昆虫戦士コンチュウジャー2~激突!恐怖の戦士、ネオコンチュウジャー!~」/舞台「眠れぬ夜のホンキートンクブルース第二章~キセキ~」/舞台「乱歩奇譚」/舞台「SANZⅡ」/舞台「猫と犬と約束の燈」/舞台「明るいお葬式~るんるんは2度死ぬ~」/映画「ライトノベルの楽しい書き方」主演:流鏑馬剣 役/「やっさだるマン」ヒロイン:赤畑里美 役

●Rilika(サクラ役)

2002年MBS ドラマ「ドレミソラ」で女優デビュー。現在、ミュージカルを中心に活動。
主な出演作品:TV NHK 「蝶々さん〜前編・後編」「平清盛」/舞台「宮本武蔵外伝〜宿敵は女子高生成り」 /ミュージカル「THE DAY〜終焉と新生の狭間で〜」/ミュージカル「Don’t be afraid to Love!愛することを恐れるな」/ミュージカル「あなたもきっと経験する恋の話2018」/ミュージカル「VOICE」

※出演者のスケジュールはやむをえず変更になる場合がございます。なお、出演者変更による払い戻しは致しかねますので、予めご了承ください。

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