【オリジナルインタビュー】~テジュ~「軍隊は僕の人生に大きな変化と影響を与えてくれた」「2019年はやっとスタート地点に立てた。2020年はもっと努力して走っていかなくてはいけない」

【韓ペン オリジナルインタビュー】

※本記事 1番下にテジュさんからのクリスマスカードプレゼントのご応募方法が記載されています。どうぞ最後までご高覧いただき、沢山のご応募をお待ちしております!

現在 赤坂レッドシアターにて上演中 劇団5454(ランドリー)第14回公演 『カタロゴス~「青」についての短編集~』に出演中の俳優テジュ。 最近、テジュの名前を目にする機会が とても多い。 テジュは 2011年 韓国でデビュー。大学路(テハンノ)を中心に演劇俳優として活動を行っていた。 また、短期間ではあるが ダンスボーカルグループ B.I.Tのメンバーとして日本でも活動した。  2018年、拠点を本格的に日本に移し、同年1月「怪人二十面相」で日本での俳優活動をスタートした。

AbemaTV 『恋愛ドラマな恋がしたい 』、 AbemaTV連続ドラマ『奪い愛、夏』の出演で一気にブレイク! 

美しい容姿に加え、高い演技力、甘いソフトな声、流暢な日本語で魅了している。

そんなテジュにインタビューをさせていただくことが出来た。 『カタロゴス~「青」についての短編集~』の 昼公演が終わったばかりだったにもかかわらず、爽やかで 穏やかな笑顔で登場した。

◆まず 自己紹介からお願いします。 テジュさんのことをまだよく知らないかたにも魅力をたくさんアピールしてください。

テジュ :韓国からやって来ましたテジュと申します。 韓国の大学で演劇を専門に学んだあと俳優として活動していましたが、あるきっかけで 短期間でしたが日本で歌手として活動をしました。 その時に出来た繋がりが縁で、今の日本の事務所に所属することになり、現在俳優として日本で活動をしています。 特技というか…歌とダンスが好きです!

◆話題の番組「ドラ恋」をはじめとして舞台フライヤーなど、最近テジュさんのお名前を見る機会がとても多いです。 ご自身ではどう思っていらっしゃいますか?

テジュ :もし人気が出るならばそれはとても嬉しいことですが、それ以前にまず自分の実力をもっともっと高めたいと思っています。 最近、前よりは僕のことを知って下さるかたが増えて来たのはすごく嬉しいし、とても幸せです。 でも、僕はまだまだ足りない部分が沢山あるのに 「テジュさん、テジュさん♡」と言ってくださるかたたちがいらっしゃるので、その声に応えるためにも もっと頑張っていかなければいけないなと思っています。 沢山のかたに知っていただくことが100%嬉しいのはもちろんですが、その分プレッシャーもありますね。

◆テジュさんが芸能界に入ろうと思った時期と、きっかけを教えてください。

テジュ :軍隊(※韓国の男性に必ず課せられる兵役義務)に入っている時です。 20歳の時に軍隊に入りましたが、それまでの僕は 何をやりたいという目標とかもまだ決まっていなくて、ただあたりまえの生活、普通の生活が出来ればそれでいいくらいにしか考えていなかったんです。 軍隊にいる時、自己啓発書のような本を読んだんです。 それまでそういう部類の本を読むことはなかったのですが、軍隊にいる時、時間があったのでちょっと読んでみたんです。 自分の見た目、歳、いろんなことを全部気にせず自分のやりたいことを探すことについて書かれた本でした。 そこに書かれた内容を真剣に読んでいったら、最後に自分に合う仕事は俳優が当てはまると出て来てびっくりしたんです。  思いもしていなかったから。 でも、そのあと、ある日 夢を見たんですね。 自分が俳優になる夢を。 夜明けだったんですが、パッと目が覚めた瞬間 手がめちゃくちゃ震えて…心臓の鼓動がすごくて…。 生まれて初めての感じだったんです。 自分には やりたいことがある、目標があるんだっていうのを感じたのが。 で、これをやってみないと死んだほうがマシだなと感じて。そこから俳優になる勉強をしようと決めて、軍隊が終わってすぐにソウルに来て、演劇を学ぶために大学を受験しました。 元々はホテル経営とかを勉強したくて大学に行っていました。ホテルマンになれば海外でも働くことが出来るかなと考えていました。でもそこを辞めて別の大学に入り、演劇を専門に勉強しました。 僕にとって軍隊は人生を変えてくれた大きなきっかけです。 もしまた軍隊に行きなさいと言われたら、時間があるなら軍隊に入って、また自分の人生を見直すのもいいかもとすら思えるぐらい、軍隊は僕の人生に大きな変化と影響を与えてくれました。

◆現在出演なさっている舞台『カタロゴス~「青」についての短編集~』 は どんな内容か、また、ご自身の役どころについて聞かせてください。

この舞台は 人にはそれぞれの感情や生き方がある…そんなことをオムニバス構成で展開していきます。 題名が『カタロゴス「青」』ですが、「青」という色のイメージから来る感情とかをベースにいろいろなことを作り上げています。 登場人物がそれぞれエチュードしながら(※台本にとらわれずその場でいかに面白く展開して演じるか自発的に行うこと出てくる人間に合わせ表現していくので、毎回いろいろな人間の姿を見ることが出来ると思います。 僕の役どころは…韓国から日本に短期間やって来た留学生の役で、ひょんなことから日本人の女性、一美さんの家に住むことになります。 そのうち、一美さんが僕のことを好きになっていく…。 そんな、一美さんが求めて来た自分の中の「青」や「夢」の存在が描かれています。 僕自身も自分の中の「青」や 「夢」を追いかけるために日本に来たのだなと思っています。 演出のかたからは 今回の役をいただいた時に「セリフを完璧に覚えないほうがいいです。」って言われました。 なぜなら セリフを覚えてしまうと、自然な雰囲気にならないから…。 なので毎回何を話そうかということだけを心に置いて、それをセリフとしてかたまったものとしてではなく、自分の言葉で表現しています。 半分はエチュード的な感じで演じること、これは僕にとっては新たな挑戦でもあります。 日本語ですし、プレッシャーもありますが、これを乗り越えたら次のステップにいけるのではないかなと思い挑戦しています。

舞台『カタロゴス~「青」についての短編集~』
(※ 写真:オフィシャル提供)

◆12月31日には『to match vol.1 』にご出演なさいますが、久しぶりに歌って踊ってのアイドルなテジュさんが見られるのでしょうか?

テジュ :もちろん歌って踊るテジュも見ることが出来るのですが、今、僕は俳優なので「俳優が本業で歌手の部分をお見せする」という形を考えています。 アイドルという感じでアピールするというよりも、俳優として歌詞の1つ1つに感情を込めて感動を伝えたいと考えています。

◆歌のイベントでは1月15日、16日に『レジェンド達のラプソディー』 にも ご出演なさいますね。歌のジャンルで定評のあるかたたちが沢山出演なさるようですがこちらはどのような公演なのでしょうか?  この公演ではどんなテジュさんを見せて下さいますか?  

テジュ :この公演の前にまず 『to match vol.1』があるので、それが終わってから『レジェンド達のラプソディー』ではどんな姿をお見せしようか考えようと思っています。 新しい挑戦を考えるかもしれないし、『to match vol.1』をやってみたらそれが良かったのでさらにバージョンアップした感じでやってみたいと思うかもしれません。 なので、まだこの公演についてはこれからゆっくり考えて、良い姿をお見せしたいと思っています。

◆テジュさんは歌声もとても甘くて素敵ですし、歌がとてもお上手ですよね。 先日ご出演なさった舞台『蘇州夜曲』でも披露なさっていましたがダンスもすごくきれいです。 子供時代や中高生時代、演劇部にいたとかダンスを習っていたりしたのですか?

テジュ :韓国人って何故か歌が上手い人がとても多いんですが、僕が中学生の時、歌が上手い人がとてもモテたんですね(笑)  人種的なものなのか、生まれつき上手い人が多い気がします。 日本ではカラオケに行くと、みんなで楽しく歌うという雰囲気がありますが、韓国では 男だけで行ってもみんなバラードだけをもくもくと歌って、のどを披露するんです(笑) だからさらに上手くなるのかもしれませんね。 僕自身は歌が上手いなんて全く思っていなかったです。  大学で演劇を学んだ時、選択授業でミュージカルの授業をとりそこで歌を、ダンスの選択授業では舞踊を初めて勉強しました。 実は中学生の時、少しだけダンスチームに入ったことはあったんですが、それで上手くなった…という訳ではないですね。 「からだが動くほうが、演技もよくなる。 舞踊はやったほうがいい。演劇をするとき感情表現が豊かになるし、自然なからだの動きがきれいになるから。 ちゃんと舞踊の勉強をしなさい。」と、大学の教授から言われ授業を受けました。 

舞台『蘇州夜曲』

◆演劇では2020年1月9日から13日まで 劇団たいしゅう小説家Present’s『コロッケ』にご出演ですね。 短い期間で様々な内容の公演に出演なさいますが、大変ではないですか?

テジュ :仕事の量も幅も多いというのはとても嬉しいことですね。 からだは大変な部分があるかもしれませんが、精神的に大変なのよりも からだが大変なほうがいいと思っているので、今はすごく充実した気持ちで嬉しいです!

◆舞台が立て続けにありますが、セリフは いつどこで覚えていますか? 

テジュ :セリフは稽古が始まって相手のかたとのやりとりをしてから入れたほうがいいんじゃないかと思っています。 自分だけで覚えると、言葉にしばられて、ただのセリフとしてかたまってしまうおそれがあるので。 稽古前、もちろん台本は読んで、話の全体的なイメージや自分のイメージは作りますが、稽古をやってみて自分が思っていたのと違えば、そのイメージは捨てることが出来るように あえてゆるい感じで臨むように心がけています。

舞台『蘇州夜曲』

◆では、もしも つまってしまった時、ストレス解消はどうしていますか?

テジュ :僕はゲームでストレス解消しています! 本当に今日は一日オフという日があれば家で一日中プレステーションをやっています。 これが一番のストレス解消法です(笑)

◆ご自身では今後1番、どの部分をメインにやっていきたいとお考えですか?

テジュ :そうですね。 やはり、演劇をメインにしたいです。 今後はミュージカルにも挑戦したいし、映像の世界でも活躍出来たらいいなと思っています。  舞台でもミュージカルでも映像でも、いい作品に出会えたらいいなと思います。 どんなジャンルというよりも出演したいと思える作品にめぐりあいたいですね。

◆どんな役をやってみたいですか?

テジュ :ちょっと弱い役をやってみたいですね(笑)  精神的に弱い人の役、例えば『ハムレット』の主人公ハムレットのように 色んなことに悩んでいる…色んな感情を持っている人を表現してみたいです。 楽しい面、悲しい面、ひどい面…そんなたくさんの感情のある、人間らしい役を演じてみたいですね。

◆最近 LINE公式での発信も始まりましたね。 これからどんなことをみなさんに伝えていきたいですか?

テジュ :「今日はこんな風に過ごしています。」みたいなプライベートタイムもお知らせしたいし、仕事のお知らせも もちろん発信します。 12月23日には LINE LIVEも始めるので、そのお知らせもしたいと思うので、みなさん、沢山登録して下さったら嬉しいです!

◆もうすぐクリスマスです。 ファンのかたたちは「ドラ恋」のような時間をテジュさんと過ごしたいと思っていると思います。  もしテジュさんが彼女と過ごすことができるなら、どんなクリスマスプレゼントを用意して、どんなところでどんな時間を過ごしたいと思いますか?

テジュ :特別な日に高いお店(場所の高さも、値段も)を予約してそこで過ごすのは、ありがちですよね。 なので僕は何もない普通の日にそういうところを予約して「ここにちょっと来て」って呼んでサプライズデートしたいですね。  そして逆に 「今日はクリスマスだけど、なんにも用意出来てなくてごめん」と言っておいたのに、僕の家に彼女が来たら いきなり風船とかツリーとか、部屋がきれいにデコレーションしてあって、僕がサンタの格好で登場してプレゼントを渡すとか…(笑) そんな ささやかなハッピーイベントを用意して彼女を迎えたいですね。 あ、韓国では恋人と付き合うと出会い100日記念日、150日、200日、250日…って一緒にお祝いしていくんですよ。  プレゼントは贈る相手がほしいものをあげたいですね。 一緒に出かけた時「これかわいい♡」「これいいね♡」と言っていたものをインプットしておいて、それを買ってあげたいですね。

◆テジュさん自身は何が今ほしいですか?

テジュ :僕は ものが欲しいというよりも、心をこめてご飯を作ってくれたりしたら嬉しいな。

◆2019年も もうすぐ終わりです。 今年はどんな年でしたか?

テジュ :今年は色々ありましたね! 去年より仕事が増え、忙しい日々だったし、色んなことに挑戦出来た一年でもありました。 初めての連ドラにも出演できたし、韓国での放送も始まったので 家族にも色んなことを報告することが出来て、とてもいい一年になりました。 でも、ようやく1ステップ上に上がれたというだけで、まだまだ何も出来ていないと思っているので、これからもっと頑張っていかなくちゃいけないと思っています。 そういうことをちゃんと感じることが出来た一年でした。

◆やり残したことがあるということですか?

テジュ :やり残したことはいっぱいです。 まだまだこれからどんどん色んなことに挑戦して、こなしていきたいですね。 今年はようやくスタートに立った、これから走らなくちゃいけないです。

去年(2018年)は日本に慣れる一年、今年(2019年)は日本の芸能界にやっとちょっとだけ足を踏み入れることが出来た…今は、よし、これからだぞという時期です!

舞台『カタロゴス~「青」についての短編集~』
(※写真:オフィシャル提供)

◆2020年、なにか挑戦してみたいことはありますか?(プライベートででも役どころでも何でも)

テジュ :この前出演した作品『蘇州夜曲』も沖縄がテーマでしたが、沖縄に行ってみたいです。日本に初めて来た3年前からずっと沖縄に行ってみたいと思っています。 そしてもっと仕事が増えて、出来ることならば主役が出来るようになるために、もっともっと努力して日本語力も演技力も一生懸命磨いていきたいと思います。 そしてそれが実って実現出来たらいいなと思います。

舞台『蘇州夜曲』

◆最後にファンのかたにメッセージを!

テジュ :こうやってインタビューを受けたりするこの瞬間も、みなさんがあたたかく応援して作ってくださった機会だと思っています。 みなさんがいるから、僕にとっては外国であるこの日本に来てもこうやって頑張れるのだと思うし、自分ひとりのチカラでは何も出来ないということを、日本で活動して来た2年間、ずっと感じています。 一人一人に感謝の気持ちを直接伝えることはなかなか難しいのですが、みなさんの応援を心から感謝しているし、僕もみなさんを応援しています。 そういう気持ちをいつも持っているということをどうぞわかっていただけたら嬉しいです。 本当にいつもありがとうございます!これからもどうぞ応援お願いします。

流暢な日本語で1つ1つとても誠実に丁寧に答えてくれたテジュ。 俳優として着実に一歩一歩前に進んでいる。  2019年11月に出演した 『蘇州夜曲』では 昭和時代の泥臭いけれど人間味溢れた世界感を、そして今回の『カタロゴス~「青」についての短編集~』では現代~未来の少し希薄な人間関係など、時代も世界観も全く異なる内容、いずれにもしっかりと はまって演じきっている。 また、演技だけではなく、大学で専門的に訓練を重ねた歌やダンスは、あらゆる要求にも対応出来る程のスキルの高さ。 役者としての幅の広さを感じる。 今後どのように進化を遂げていくのか? 2020年、テジュの更なる飛躍に大きな期待がかかる。

◆text & photo : Chizuru Otsuka

◆photo :『カタロゴス~「青」についての短編集~』の舞台写真はオフィシャル提供


★テジュ出演スケジュール★

to match!! Vol.

▶ 日程:2019年12月31日(火)
▶ 開演: 18:00〜 ※終演は年越しにはなりません。
▶ 会場 : 横浜BayHall(神奈川県横浜市中区新山下3-4-17)※飲食の提供は一切ございません。
▶ 出演 :WEBER BUZZ-ER. スヒョク(B.Crown) テジュ yuutaa・soichiro 赤間直哉歌劇団/いのけん(MC)

チケット販売中
http://www.cnplayguide.com/evt/evtdtl.aspx?ecd=CNI15376

劇団たいしゅう小説家Present`s「コロッケ」 

▶日程:2020 年 01月 09 日(木)~01 月 13 日(月・祝)全7公演
▶劇場:萬劇場
▶タイムテーブル
1月09日 19時~
1月10日 14時~
1月11日 14時~ / 18時~
1月12日 14時~ / 18時~
1月13日 16時~
▶チケット販売中
https://ticket.corich.jp/apply/103983/004/

レジェンド達のラプソディ~冬~


▶日程:2020 年 01月 15 日(水)~01 月 16 日(木)
▶劇場:ティアラこうとう小ホール
▶タイムテーブル:14時~/18時半~
▶出演者:ホ・ギュ パク・ハングン セヨン(CROSS GENE) チ・ヒョンソン(Apeace) テジュ
▶チケット販売中
12月16日(月)午前10時~ 各種プレイガイドにて発売
詳しくは、主催者様のサイトをご確認下さい。
https://artistjapan.co.jp/performance/rhapsody_winter/

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【公式LINE】https://lin.ee/uO91Nqz

【公式LINE LIVE】https://linliv.ee/uy5Hue0/co/ot/sh/ce…

★12月23日 LINELIVE に初登場!
21:00〜22:00生放送(一部有料となります)

テジュ Twitter⇒  @taeju_tomato ( https://twitter.com/taeju_tomato?s=20 )

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公式 Twitter ⇒ @ISFMens_Mg ( https://twitter.com/ISFMens_Mg )

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なお、リプにはお名前・ご住所など個人情報は絶対に記載しないでください。ご当選者様にはDMにてお伺いいたします。

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