韓国でも圧倒的人気で音楽チャートを席巻するVIXX。今回 日本で2015年9月9日 2nd シングル『Can’t say』のリリースに伴い、9月11日 ファンクラブ会員限定で「VIXX 2nd シングル発売記念SPECIAL STAGE~びょるびっつ祭り~」を東京国際フォーラム ホールAにて開催した。
『Error-Japanese Ver.-』のイントロが流れ始めると客席から大きな歓声が起き、青いペンライトが大きく揺れた。ゴールドと黒をベースに作られた美しい衣装を身にまとい現れたVIXXメンバー。スクリーンには大きな心臓の絵が映し出され VIXXの世界が心臓の鼓動とともに始動し始めた。『奇跡(Eternity)』では大きな歯車の映像が映し出される。独特な世界観がどんどん広がっていく。よく揃ったダンスが目をひく。
次の『呪いの人形』は 炎に包まれた映像そして墓場の中で彷徨う者の手が映し出された。メンバーにも炎と同じオレンジ色の照明があてられた。VIXXのライブはメンバーの歌やダンスの実力は言うまでもなく、それに加えいつも本当に映像や照明の芸術性が高い。実力のある彼らがステージで盛り上がれるように周りも惜しげもなく力を注いでいると感じる。
「みなさん、こんばんは。Real V! VIXXです。」という挨拶が始まると 客席の歓声は一層高まった。
ケン:皆さん、会いたかったですか?今日はかっこいいステージをお見せします。
ヒョギ:皆さん、今日は天気がいいですね。雨降っていないし・・・(笑)
エン:皆さんこんにちは。僕はVIXXのリーダー、エンです。「びょるびっつ祭り」にようこそ!今日は天気がいいですよね(笑)期待してください。
ラビ:たくさん来てくれてありがとう。今日は僕たちと一緒に楽しい時間を過ごしましょう。
レオ:長い時間待ってましたか?今日は期待してください。
ホンビン:「びょるびっつ祭り」本当にいっぱい集まってくれましたね。去年ここでコンサートをしましたが、その時も来たかたはいますか?(客席では たくさんの手があがると、メンバーはとても嬉しそうに見つめていた)今日も一緒に楽しい時間を過ごしましょう。
レオ:今日は2ndシングルのリリースを記念して参りました。 来る度に感動を与えてくださって本当にありがとうございます。
エン:今回はSTARLIGHT(スターライト:VIXXファンの総称)の皆さんと素敵な思い出を作ろうと思って来ました。今日は「VIXXtagram(VIXXのInstagram)」を見ながらメンバーの近況をお話ししようと思います。
そう言うと客席から「きゃ~~!」と大きな声があがった。最初にスクリーンに大きく映し出されたのはケン。泣いているようなケンの姿。
ケン:この写真は ミュージカル「チェス」の千秋楽を終えてあまりにも早く終わってしまったという気持ちでとても悲しくなってしまったので、泣いている表情で撮ってみました。
もう一枚は レンとラビのユニットLRを見て惚れ惚れしている写真。ファンの気持ちになって撮ったと語った。
次はレオ。かわいい男の子を抱いて笑顔を浮かべているレオ。
レオ:甥っ子です。
と言うレオは普段とはまた少し違う表情を浮かべ、甥っ子がかわいくて仕方がない様子が垣間見れた。もう一枚は大阪でスタッフと一緒に串カツを食べに行った写真。ラビも写っていて楽しい雰囲気が伝わって来た。
次はエン。自然の中で画面に向かってポーズしている写真。もう一枚は東京タワーの展望台にある、下が透けて見えるガラスの床のところに立っている写真。
エン:ほんとにこわかったよ。(客席から「かわいい~」と声があがると)かわいい?皆さんは全部かわいいですよ(笑)
続くホンビン。
ホンビン:これは僕がやっているMCの時の写真です。この服シースルーなんです。恥ずかしいなぁ~(笑)
もう一枚は 本の前で白いセーターを着て立っているホンビン。今回リリースの『Can’t say』のMV撮影時の写真が かっこよく撮れたのでUPしたと語った。
ヒョギの写真は自身が初めて出演した映画「捕まえたら生きる」の撮影後の打ち上げで先輩俳優と撮った写真。もう一枚はジムでトレーニングしている写真。
ヒョギ:僕が一生懸命鍛えて(VIXXの)先輩たちを守ってあげようかなって思って(笑)
エン:ありがと~~!(笑)
ラビの写真は、LRのMV撮影の写真。もう一枚は大阪公演の楽屋で撮った写真。カーテンのようなところからラビが首だけちょこっと出している。
ラビ:中に何も着ていないんです(笑)
客席から悲鳴にも近い声があがると
ラビ:変態!(笑) 本当は今日と同じ服を着ています(笑)
エン:これからも「VIXXtagram」は 継続してアップデートしていくのでチェックしてくださいね。
ラビ:次の曲はこの衣装にすごく合う曲です!
暗転し画面には氷山のような絵が映し出され『暗闇を照らせ』、続いて大きな月と深い森と沼のような映像とともに『傷つく準備ができている』が始まると客席のコールが大きく響いた。ライトと映像の組み合わせと、メンバーの声、迫力あるダンス・・・全てが美しい。全てがドラマチックに展開していた。
エンが「では・・・簡単なゲームをしてみたいと思います」そう言って始まったのは「以心伝心」ゲーム。3人ずつ2チームにわかれ、出される5つのお題を聞いたらすぐ自分の考えるその問題に合ったポーズをして、同じポーズをとった人を のべ人数で数え合計の人数が多いチームが勝ちというもの。まずチーム分けをじゃんけんで決めることになり ホンビン・レオ・ケンチームと エン・ラビ・ヒョギチームとに分かれた。先行はホンビンたちのチーム。「アーチェリー」というお題のとき、弓を弾くメンバーの姿があまりにも美しく かっこよく客席が大騒ぎになった。「えび」というお題では3人が床に寝て背中を丸める姿にファンから爆笑が起きていた。
続いて エンたちのチーム。ゲーム開始前に三人で円陣を組んで「1・2・3!」と結束力を高めた。「オートバイ」というお題で片足を上げるエンに大爆笑が起きると、エンは「だって、アクセルを踏むのに片足あげるでしょう?」と必死に 説明していた。「バッドマン」というお題では親指と人差し指で丸を作りそれを目に当ててアイマスクがわりにするかわいい姿に客席が笑顔で溢れた。どちらのチームもゲームをしながら交わす会話から、メンバー内がとても仲が良いのが伝わり、普段のかっこいい姿とはまた違うかわいい姿、楽しい仕草に客席から絶え間なく笑い声や歓声があがっていた。エンチームの負けとなり
エン:罰ゲームはヒョギが一番かわいいダンスをやります。
突然ふられたヒョギだったが、カルビ丼の歌を日本語バージョンで準備したと言いユニークな曲をお茶目なダンス付きで歌って大爆笑を得ていた。
ホンビン:一番心配なのは 次のステージがすごいかっこいいのに・・・・この(カルビ丼パフォーマンスの)次にそれができるか・・・(笑)
ヒョギ:大丈夫だよ(笑)
横一列に並んで『青春だって』を披露。画面にはメンバーが全員一緒にいる楽しそうな写真がたくさん映し出された。美しい歌声とこの優しいメロディが青春真っ只中の彼らの日々を感じさせてくれる。続いてVIXXがSTARLIGHTに送る愛の歌、『Love Letter-Japanese ver.-』 画面に歌詞が映し出され、いつもそばにいて愛してくれるSTARLIGHTたちに心からのお礼の気持ちと愛情を送っていた。美しい歌声がVIXXの大きな魅力だと改めて感じさせられた。
メンバーが次の曲の準備のため一旦さがっている最中、メンバーの様々な姿がポップに編集された映像が流れファンの目を釘付けにした。その後9月9日リリースしたばかりの2ndシングル『Can’t say』のイントロ映像が流れたあと、さっきまでとは一変した白など淡い色をベースとした爽やかな衣装に着替えたメンバーが登場し 『Can’t say』を歌った。2本のスタンドマイクを使い歌う。初の日本オリジナル楽曲でもあり、 今までのVIXXとは違ったダンス、曲の雰囲気でせつない恋心を歌った。初の日本オリジナル曲に、「皆さんどうでしたか?」とファンの反応が気になるエンは、ファンから大きな歓声が上がると、「ほんと?」と、嬉しそうにしていた。
ホンビン:日本での2ndシングルがリリースできて嬉しく思っています。
ラビ:この『Can’t say』は 今までのVIXXとは少し違った曲です。この曲の中には非常に叙情的な部分と明るい部分の両方が混合されていて新しい僕たちの姿を見せられるように感じています。
ケン:MVは 今まで撮っていたものとは違って屋外で撮っているんです。そして今まで撮っていたものは強いイメージだったと思うんですが、それともまた違っています。ヒョギ、撮影時 何か面白いエピソードはある?
ヒョギ:屋外で撮影したので、照明をたくので特に夜はたくさんの虫が集まってくるんです。特に虫を怖がるラビさんですが、あるときラビさんがすごい一生懸命ダンスを練習していると思ってよくよく見ていたら虫を追い払っていました(笑)
動いて腕を大きくまわす仕草をやってみせるラビ。
ラビ:4匹捕まえましたよ(笑)
エン:レオさん、今回の新曲はどうでしたか?
レオ:僕はこの曲をレコーディングする際、期待するところが大きかったです。この2ndシングルは曲がとても素敵なのでレコーディングをする際にはとても楽しくできました。
エン:他のメンバーはどう?初めてこの『Can’t say』を聴いたときどう思った?
ケン:僕は日本のファンに真っ先に聴かせたいな~って思いました。そして一刻も早くステージに立ちたいと思いました。
ホンビン:僕はもともとバンドサウンドが好きなんです。この曲はバンドサウンドがベースなので聴いたときにすごくいいなぁと思いましたし、とにかく一刻も早く皆さんに聴かせたいと思いました。
ラビ:今日初めて『Can’t say』をお見せしましたが気に入ってくれたら嬉しいです。帰り道でも聴いてください。今日は皆さんのおかげで楽しかったです。ありがとうございます。
ホンビン:皆さんがたくさん愛してくれたおかげで『Can’t say』を出すことができました。これからもたくさん会いましょう。ありがとうございます。
KEN:VIXXが遠くにいても いつも愛してくれてありがとうございます。一緒に過ごして思い出を1つ1つ作っていきましょう。愛してる~~。
レオ:いつも もらってばかりですね。いつもありがとうございます。ずっと一緒にいよう。
ヒョギ:今日は楽しかったですか?僕も本当に楽しかったです。今日の この時間が皆さんにとって楽しい思い出になったら嬉しいです。これからも皆さんの愛にお返しできるVIXXになります!
エン:いつも話しますが、皆さんのおかげで僕は本当に幸せな人です。僕も皆さんのために歌いますから、皆さんも僕のそばにいてください。わかった?いい子ですね(笑)ありがとうございます。今日も僕たちVIXXと過ごしてくださって本当にありがとうございました。これからもずっと一緒にいてください。
テニスコートのイラストの映像とともに『別れの公式』がはじまると、メンバーはステージの端まで行き、たくさん集まったファンに少しでも近づこうとしていた。 ファンの顔をのぞきこむレオ、メンバーたちはファンに手でハートを作ったりファンからの愛と応援に少しでも応えようとしていた。続く『今日からキミは僕のもの』では、客席の興奮は最高潮に達した。
『Can’t say』のMVが流れたあとメンバーが「STARLIGHT、VIXXと過ごした時間、幸せでしたか?」と語りかけ、アンコールの『MY Light』で再び登場。レオがSTARLIGHTのために作った歌。「あの空よりもキラキラ輝く星。・・・かわいい唇で呼んでくれる。・・・いつも一緒にいるよ。」といったSTARLIGHTへの愛がいっぱい詰まったこの曲を歌ってメンバーは名残惜しそうにステージをあとにした。最後にステージの大きなスクリーンにはメンバーからのメッセージが流れた。
エン:こうしてステージでみんなと会えて幸せ。みんなも幸せだった?皆さんの笑顔がどれだけ力になっているか・・・。これからもいつも一緒にいてください。
レオ:いつもくれる愛に大きな感謝の心でいっぱいです。皆さんと一緒なら乗り越えて夢を叶えられます。
ラビ:今日またひとつの新しい思い出ができました。僕たちを光らせてくれるSTARLIGHT。僕たちもみんなの大きな力になります。
ホンビン:練習の疲れを忘れられるような幸せをみんなからもらっています。お互いが力になっています。僕たちもパワーをあげます。
ヒョギ:僕の気持ちを伝えられて嬉しいです。どんなに伝えても足りなくて、何度会ってもまた会いたい。これからもずっと一緒にいてください。
そんな温かい言葉で締めくくったVIXXの「びょるびっつ祭り」びょるびっつとは韓国語で별빛STARLIGHTの意味。まさにファンへの感謝でいっぱいのファンのための祭りだったのはこのネーミングからもよくわかる。いつもファンを愛し大切に思っているVIXX。2ndシングルも快調に飛ばしている。今後の活躍が楽しみだ。
■VIXXリリース情報
2ndシングル「Can’t say」 発売中
<通常盤> 1,111円+税
M-1 Can’t say M-2 迎えに行こう M-3 Can’t say (Instrumental) M-4 迎えに行こう(Instrumental)
[封入特典] トレーディングカード(全3種のうちランダム1種)
CJビクターエンタテインメント株式会社
■VIXX日本公式サイト:http://vixx.cjve.jp/
■VIXX日本公式ファンクラブ<STARLIGHT JAPAN> https://lovevixx.com/