歌手ファンボが日本で初のファンミーテングとなる「Japan First Fanmeeting In TOKYO」が17日、新大久保SHOWBOXで開催された。
会場が薄暗くなると大歓声の中、ファンボは黒のミニスカートで「私はまだ美しい」を歌いながら登場。バラード曲ともあってファンもうっとり。1曲歌ったところでトークコーナーへ。
今回のファンミーティングはチケット発売後に即完売。超満員の会場は暗転するとファンボのカラーの紫のペンライトと大歓声に包まれた。
Q.「아직 난 예쁘다」（私はまだ綺麗だ）の曲について
ファンボ：20代を越えて30代になった女の子の気持ちを歌った歌ですが、私の30代を越えてからまだ美しくいたいという気持ちを表現していてとても好きな曲です。
Q.日本は久しぶりですか？
ファンボ：去年3月に福岡、札幌、小樽、博多に行きました。温泉に行ったりしたんですが、その時ウイスキー工場にも行ってすごく楽しかったです。また行きたいと思いました。
Q.最近どのような活動していましたか？
ファンボ：最近は色々な活動をしていたんですが、個人事業であるカフェや食堂の経営をしていて忙しいですが芸能人というより一般の人の感じで楽しみながらやっています。たまに日本のファンの皆さんがわざわざ来てくれまして本当にありがとうございます。
そう答えると会場からは拍手が上がった。
最近「IF NOT NOW WHEN」(지금아니면언제)という本を出版したファンボ。企画から構成、執筆を自身で綴り香港での生活を日記形式で書いた1冊。本を執筆したきっかけを聞かれると「子供の時から日記を書くのは習慣でそれを本にしました。どんなことがあってもメモをしておいて他の人に伝えたいと思ったことを書きました。正直同じことを聞かれたりするのでそのためにも書いてみました。」と語った。
本にはファンボ自身が携帯で撮影した写真も掲載されている。「その瞬間瞬間がもったいないと思って撮りました。iPhone4だった頃から5,
6までの写真が入っています。なので画質がだんだん良くなっています。」と笑いを誘った。
そして会場のファンとともにファンボの日常が垣間見える写真を鑑賞。香港で辛かった時に花の市場に行って撮った写真や一番仲のいい友達との写真、そしてコーヒーショップで友達を待っているときに撮ったセルカ。相変わらず美しい美貌に会場からは歓声が上がった。ファンボは「フォトショップ！」といい笑っていたが一枚一枚の写真のクオリティの高さ、そしてスターのオーラに圧倒された。
カフェに行くとき、寂しい時は友達の犬をかりて犬と一緒にお茶していたと言うファンボ。
「香港ではいい経験をたくさんしました。なので本を書きました。向こうでは英語の勉強をしていましたがクラスは日本の方が多かったです。日本の方は結婚して旦那さんと住んでいる方が多かったです。私だけ独りでした。一緒に勉強しながら仲良くなりました。でも今は連絡は取れていないですが、いい経験でした。」
Q.素敵な出会いはなかったですか？
ファンボ：それが知りたい方は本を読んでください。残念ながら日本語の本がまだ出ていません。もしいい出会いがあったら韓国には帰らなかったと思います。
Q.デビュー以来最初は歌手として、最近はバラエティ番組やミュージカルなど幅広く活躍されていますが一番自分にあっている仕事はなんですか？
ファンボ：全部面白いと思いますが、特にミュージカルは演技をしながら歌うので本当に面白かったです。」
Q.これから挑戦したい役は？
ファンボ：悪い女性の役をやってみたいです。」と今後の役者としての意気込みを語った。
Q.美貌を保っている秘訣は？
ファンボ：昔の写真とは変わったなと思います。（バックスクリーンに映る写真を指差して）若いときの写真は恥ずかしいから消してもらいたいです。
今までのファンボの魅力が詰まった出演作品などの映像がスクリーンに流れた。中でも印象に残っている番組を聞かれると「印象に残っている番組はたくさんあります。X-MENとかたくさんあるんですが、やっぱり「私たち結婚しました」が特に印象に残っています。」と、日本でも放送されて根強い人気のある「私たち結婚しました」の話が出ると会場が沸いた。
ファンが選ぶ「私たち結婚しました」ベスト3を見る前にファンボ自身、一番印象に残っているシーンを聞かれると「私たち引っ越しましたが一番印象に残っています。子供のエピソードも面白かったです。」と懐かしそうに語った。
次のコーナーは、ファンが選ぶ「私たち結婚しました」ベスト３
●3位(27回放送) 農村エピソード
「本当に久しぶりに見ててあそこにいたんだなと思い出しました。二人とも強くて本当に頑張ってやりました。（ドジョウの追い込み）」と語った。
●2位(35回放送) キムマネージャーエピソード
実際露出の高い洋服をやめて欲しいと言われたらどうしますか？には「今までは着ないでって言われたら言うとおりにしていたんですが、、、これからは知らないふりをします。バレないように着ようと思います。その時々によって変えていこうと思います。皆さん同じでしょ？ここに来たこと知ってますか？旦那さんに言わなかったんじゃないですか？笑」と、会場の笑いを誘った。
●1位(34回放送) 坊ちゃん合コンエピソード
「本当に幼稚すぎますね。本当に恥ずかしいです。」と語り、ダンスのシーンは二人とも負けたくないという感じでユニゾっているというよりダンスバトルみたいでしたねと言われると「はい、勝たないといけないです。」と語っていた。合コンの経験を聞かれると「残念ながら一度もないです。誘われたら行きたいですが自分のことを知られているのはちょっと悔しい」と語った。
最近、番組の撮影でモロッコ、トルコ、イランなどに行ったというファンボ「カメラがあるので普通の旅行とは少し違いました。ひとりでいく旅なら私がしたいことをするんですが、皆様に情報提供するためだったのでしたくないこともしなくちゃいけなかったので大変でした。また使えるお金が決まっていたのですが、そのお金を無くした人がいたりもして大変でした。」ファンと一緒に旅行に行く企画はどうですか？と聞かれると「本当に機会があれば私がみなさんを香港とか案内したいです。ぜひ企画したいです。」とファンを喜ばせた。今後行ってみたい場所を聞かれると「日本の中では沖縄に行きたいです。海外ならイタリアにまだ行ったがないので行きたいです。」と語った。
ソロ活動を始めてから今まで5枚のアルバムをリリースしているが、中でも好きな曲を聞かれると「성숙（成熟）」という曲です。メロディもよくて歌詞が私のことを表現してくれているということで本当に好きです。オープニングで歌った時ファンの方が泣いているのを見て私も泣きそうになったけど、我慢して歌いました。嬉しかったです。」と語り「성숙(成熟)」を熱唱した。
質問コーナーでは好きなタイプは？と聞かれ「カン・ドンウォン！楽屋に彼の写真を差し入れてくれた方がいて食べ物より嬉しかったです。」と嬉しそうに語り会場は笑いに包まれた。ファンの質問に熱心に返答、そして「以前カフェに来てくれましたね？」などとファン想いな一面を覗かせた。
プレゼントコーナーではいつもファンの方に色々いただいているからと、私物の帽子や自叙伝がファンに直接プレゼントされた。
最後に今日の感想を聞かれると「本当に楽しくてラフな感じでよかったです。また機会があれば日本語をもっと勉強してもっと上手になって今度は通訳がいらないようにしたいです。」と笑顔で振り返った。
2015年の希望と今後の活動予定を聞かれると「いつも思っているのですが健康が一番大事だと思います。周りの方も健康でいてほしいです。去年は悲しいことが多かったですが全部忘れて今年はいいことがたくさんあってほしいと思います。最近は忙しくて活動はあまりしていませんがいつも皆さんのことを考えていますので応援してください。」と語りファンと一緒に記念撮影をして１stファンミーティングは幕を閉じた。
ファンミーティング後には、サイン会が行われファンと格別な時間を持った。
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