IMG_6596日本の歴史上、絶大な人気を誇る織田信長と、その信長の前に立ちはだかる石山本願寺・顕如との間で繰り広げられる激しい”戦国人間ドラマ”を鮮烈に描いた超話題作、スターシアタープロデュース作品 舞台「Honganji」が いよいよ1月20日の大阪 新歌舞伎座を皮切りに名古屋・東京と3都市にて順次上演される。その上演を目前とした1月13日、公開稽古および会見が行われた。

今回の舞台には、超新星のグァンス、MYNAMEのセヨンがWキャストにて 下間仲世(しもつま なかとし)という若き本願寺の護り手として出演する。陣内孝則・市川九團次・水夏希・諸星和己などと共に この舞台の重要な役どころを担う。

IMG_6594公開稽古直前、多数のスタッフに見守られながら、真剣な面持ちでスタンバイする役者陣。この舞台へかける熱い思いが伝わってくる。今回3シーン公開されたが、どれも迫力があり 激しい動きが見られる。また音楽も素晴らしく この舞台の奥深さを支えていた。陣内の存在感溢れる堂々とした信長はさすがの一言だった。戦乱を駆け抜けるダークヒーロー、狂気とも思える采配で自分の思いを叶えようとする信長を見事に表現していた。
信長にとり憑いて翻弄する平将門には 歌舞伎テイストを織り込んだ市川の重厚な演技が光っていた。三郎(若き日の信長)がこの将門と出会い、戦乱の世を駆け抜ける運命へとつながっていく様がしっかりと描かれていた。 その信長が狙う本願寺と浄土真宗の信者を護る高貴な僧顕如には品格のある水夏希の佇まいが よく合っている。また戦乱の世を生き抜くためには あらゆることも厭わない戦国最強の鉄砲傭兵部隊 雑賀衆の総リーダー雑賀孫一(さいかまごいち)を演じる 諸星和己の男くさい無骨な姿も忘れることができない。

IMG_6588グァンス、セヨンの二人は 本願寺の坊官であり猿楽にも明るい下間仲孝の息子の 下間仲世(しもつまなかとし)を演じる。武官として優れ、踊りも愛するこの若者は 本願寺の為に信長軍に果敢に立ち向かう。今回の公開稽古ではグァンスの素晴らしい数々のアクロバットやセヨンの二刀流での連続切りの刀さばきなど豪快なシーンが公開された。恵まれた容姿とその美しい動きにグァンス・セヨンのふたりはいずれも取材陣の目を釘付けにした。戦乱の世を 自分の信じたものを護る為に 全身全霊をささげて生き抜いていく若者の凛とした姿を見事に表現していた。アクションも 日本語でのセリフも完璧で、この舞台にかける二人の意気込みを強く感じた。

IMG_6585公開稽古のあとは記者会見が行われ、演出家のウォーリー木下と共に、陣内孝則・市川九團次・水夏希・諸星和己・グァンス・セヨンが出席した。陣内孝則の包容力溢れる配慮で真剣ながらも終始笑い声の絶えない和やかな会見となった。

◆数多くの役者さんがやっている織田信長ですが、今回ダークヒーローということでどんな信長になりそうですか?
陣内:
僕の持ち前の透明感とか爽やかさを(笑)消した信長を演じたいと思っています。

◆激しい立ち回りとかもありますが?
陣内:
本来、僕は社会派の俳優なんで(笑) アクションとかやっていなかったんですけど、多少やってみようかと・・・。今日公開した立ち回りが僕の一番の見所のアクションです。

◆この雰囲気だと今回は(よく陣内さんが見せてくれる)コミカルな部分は封印ですか?
陣内:
今回はちょっと真面目に。あ、いつも真面目にやってるんですよ!(笑)今回はクールな信長をやってみようと・・・

◆水さんの顕如という役はとても難しい役どころだと思いますがいかがですか?
水:今
も続いている宗教なのでお坊様にいろいろお話を伺ったり本願寺をたずねたり。(僧としての)所作はすごく気をつけています。本願寺についての本を読んだりして勉強しています

◆宝塚ご出身の水さん、歌舞伎の九團次さんとなどがいらして様々な味が出てくると思いますがそのへんはどうでしょうか?
水:
稽古場でセンターの取り合いみたいなことはありましたね(笑)
陣内:かーくん(諸星和己)が前に前に出ようとするんだよ(笑)
諸星:どうしても僕はね(笑) すみませんね~(笑)
陣内:かーくんはN.Y帰りだから腕をあげてて・・・(笑) 僕に指図するんですよ~!
諸星:だって陣内さん、どっから出るかとかすぐ忘れちゃうんですもん
陣内:だからきっかけとかはかーくんに出してもらってるんです
諸星:かなり和やかな雰囲気で楽しいです!
陣内:僕はいっぱいいっぱいですよ(笑)

◆歌舞伎の世界とは随分雰囲気が違うと思いますが市川さんはいかがですか?
市川:
歌舞伎に関しては先輩の演技を継承するかたちですが、今回は自分の役を作っていくということで陣内さんたちに相談しながら、そしてウォーリー先生に相談して。だいたいはウォーリー先生のおっしゃる通りにやっています

◆演出上 この戦国時代をどのように描いていきたいとお考えですか?
木下:
戦国時代・・・今も戦争が行われているこの世の中で、僕たち(日本人)は平和に暮らしているので、自分たちが住んでいる世界とは違うということを認識しながら作っていますが、今回のテーマは「戦争」ではなくさまざまなテーマがあるので戦争のほうにテーマが傾きすぎないように気をつけていますし、たくさんの人間ドラマが沸き起こるのをきれいに賑やかに描いているのでそういった部分を楽しんでもらえたらいいなと思いながら作っています

◆稽古を始めて一ヶ月たったということですが、一体感とか仕上がりはいかがでしょう?
陣内:
あと少しで完全に仕上がると思います。今までにない演劇が観れると思います。ウォーリーさんはプロジェクションマッピングと演劇を融合させた新しい演劇のかたちを志している監督だし、その監督や多彩な出演者とがんばっているのでかなりおもしろいものになると思います。

◆諸星さん、今回は鉄砲傭兵隊のリーダーで悪役なんですか?
諸星:
悪役・・・ってわけではないんですけど・・・。”雑賀衆を制する者は全国を制する”と言われたぐらい強い集団のリーダーなんですが、雑賀孫一という名前は歌舞伎の世界で行われるような襲名された名前なんですね。だからどこの時代の雑賀孫一がやっているのかわからない謎な部分なんで、僕自身は今の時代の雑賀孫一を襲名させていただいたと勝手に思っています

◆その謎はあとでわかるんですか?
諸星:
根本的に昔の話なんでわからないじゃないですか?それをどう伝えていくか、気持ちをどう伝えるか、なにをメッセージとしようか・・・そんなことを今
考え中です

◆今の公開稽古でも激しいシーンがたくさんありましたが、一番の諸星さんの見所はどこですか?
諸星:
見所・・・。僕が立てばそれが見所じゃないですか?(笑)
陣内:すいません。いま、ちょっと調子に乗ってますけど(笑) 普段は意外に気を遣う、実際はこれほど調子に乗る男ではないんで(笑)

◆グァンスさん、セヨンさん、激しい動きをされていましたが いかがですか?
グァンス:
韓国でも何回か舞台をやらせてもらって経験したことはあるんですけれど、日本での初舞台が初時代劇になるのですごく光栄ですし、初めての殺陣とか最初すごく心配したんですけれど、すごく楽しくて毎日稽古を楽しみにしています
セヨン:同じ考えです。僕も初舞台だから難しいこともいっぱいあるんですけれど、いろんな先輩たちが助けてくれて めちゃ楽しいです

◆日本の舞台を経験して魅力を感じていると思いますが、どんなことを今感じていますか?
グァンス:
日本で実力派の俳優さんと呼ばれる皆さんと共演しながらすごくいろんなことを勉強できます。超新星のメンバー4人(グァンス、ソンモ、ジヒョク、ゴニルの4人。ソンジェはすでに現在入隊中)が今年入隊するんですが、入隊する前の僕の最後の個人の仕事がこの舞台「Honganji」なんです。それでこの「Honganji」を通じてすごくいろんな勉強が出来、軍隊に行く前の個人の最後の仕事がこの「Honganji」で、すごくよかったと思っています。
セヨン:僕も「Honganji」に参加できてよかったです

◆最後に 陣内さん、代表してこの舞台への意気込みを聞かせてください
陣内:
歌舞伎の世界から市川さん、宝塚出身の水さん、光GENJIとして一世を風靡した諸星くん、そして(韓国から)超新星グァンスやMYNAMEセヨンなどの中でひっそりと咲くひなげしのように演じています(笑) こんな 種々雑多な皆さんが集まった舞台「Honganji」是非ご覧ください!

IMG_6587陣内がリーダーシップをとってしっかりとまとめあげているため、カンパニーの雰囲気はとても温かく楽しいものだった。日本の舞台に初出演のセヨンや、入隊前の個人最後の舞台となるグァンスにもさりげなく気づかいを見せ、時には愛のあるツッコミで緊張を解きほぐしたりフォローするなどしていた。実力派ながら気さくな役者陣たちに囲まれ、グァンス・セヨンは日に日に不安感が消えどんどん士気があがっている様子だった。ダンス、アクロバット、殺陣、演技などいろんな魅力を見せてくれるこの臨場感溢れる「Honganji」の初日が待ち遠しいかぎりだ。

スターシアタープロデュース
舞台 「Honganji」

日本の歴史上絶大な人気を誇る最強のダークヒーロー・織田信長。
信長は悪魔に取り憑かれたかのように破壊を繰り返しながら戦国の世に屍を積み上げて神を目指す。
信長を憑き動かす平将門。
そこに立ちはだかる仏門のカリスマ「石山本願寺・顕如(けんにょ)」。青き仏狼・教如(きょうにょ)。
陰で暗躍するフィクサーの将軍・足利義昭。ついに動き出す戦国の猛虎・武田信玄。
美少女スナイパー雷(らい)。金でしか動かない戦国最強の鉄砲傭兵軍団・雑賀衆。
混沌(カオス)の乱世に咲き乱れる、それぞれの正義、その生き様を鮮烈に描き出す、かつて表現されたことのない“戦国人間ドラマ”を舞台化!!
真の勝者は誰か?その目で見届けよ。

【原作】保志忠彦
【演出】ウォーリー木下
【脚本】斎藤栄作
【衣装デザイン】小篠ゆま
【題字】紫舟
【企画】社団法人スターシアター
【主催】Honganji 舞台制作委員会

【出演】
陣内孝則 市川九團次 水夏希 諸星和己 大橋吾郎(特別出演) 渡辺大輔 滝口幸広 佐野和真 ルウト ほか
ゲスト出演: グァンス(超新星) セヨン(MYNAME) /Wキャスト
【公式サイト】http://www.stars-honganji.jp/
【料金】S席13,000円/ A席 10,000円 (全席指定・税込価格)
お問合わせ:Honganji舞台製作委員会 (03-5772-3220)

■公演日程■
・大阪公演
2016年1月20日~24日 新歌舞伎座

・名古屋公演
1月29日~31日 中日劇場

・東京公演
2月17日~27日 EX THEATER ROPPONGI

グァンス出演公演
・新歌舞伎座⇒全公演
・中日劇場⇒全公演
・EX THEATER ROPPONGI⇒2月17日、18日、21日

セヨン出演公演
・EX THEATER ROPPONGI⇒2月19日、20日、22日、24日、25日、26日、27日

■チケット

・新歌舞伎座テレホン予約センター(大阪公演) 06-7730-2222(午前10時~午後6時)
・中日劇場予約センター(名古屋公演) 0570-55-0881
・中日劇場オンラインチケット(名古屋公演) http://chunichi-theater.pia.jp
・イープラス http://eplus.jp/honganji(PC&携帯)
※ファミリーマート各店でも購入可能
・チケットぴあ 0570-02-9999
<Pコード:大阪447-319、名古屋447-317、東京447-331>
http:pia.jp/t/
・ローソンチケット 大阪 0570-084-005 <Lコード:57530>
名古屋 0570-084-004<Lコード:43849>
東京 0570-084-003<Lコード:35353>
http://l-tike.cpm/honganji/(PC&携帯)
※ローソン、ミニストップ店内Loppiでも購入可能