2018年3月14日、I’ll(アイル)が板橋区立文化会館にて 「 I’ll 1st WhiteDay Fanmeeting〈I’ll BE THERE〉」を開催した。

2017年11月22日、1stシングル『MAYBE WE ARE』でデビューした I’llは歌唱力の高さはもちろん 作詞作曲やアレンジ そして楽器演奏までこなすマルチな才能を持った 凄いシンガーソングライター。『MAYBE WE ARE』は とてもデビュー作品とは思えない極めて質の高いものとなり 高評価を得た。また、このアルバムはI’llの実兄で、人気俳優そしてミュージシャンでもある ノ・ミヌ(MINUE)が入隊する前にプロデュースを手がけたことでも話題となった。その後も I’llは 2018年1月には Junielとデュエットした『LAST WINTER』をデジタル配信で、そしてファンミーティング当日の3月14日には 4ケ月ぶりの2ndシングル『To My Dear』など新人らしからぬペースで作品を発表している。
今回のファンミーティングでは、沢山の作品を聴くことができるとファンの期待が高まった。

ステージに設置された大スクリーンで、カウントダウンが始まり、ちょうどデジタル時計の文字が “ 111 ”に なった時、ついに待望のファンミーティングがスタート!

兄 ノ・ミヌ主演の大人気ドラマ『私の残念な彼氏』のOSTとなった『Shining Love』を歌いながら登場したI’llを 大きな歓声が迎えた。 1曲目を歌い終わると安堵したような表情を浮かべた。

MCの藤原倫己も登壇し、共に公演を進めることになった。

MCタイムでは、大寒波の中 おこなわれた『Last Winter』の MV撮影で監督を務めた兄ノ・ミヌから寒さで出てくる鼻水も我慢してセクシーに振舞うように言われたこと、I’llは普段めったに怒ることはないけれど 日本に数ヶ月滞在していた際、韓国のミヌから頼まれてゲームのIDを貸したものの 帰国してみたら かなりのハイスコアだったI’llのIDレベルが、兄のせいで埋もれるくらいの下位レベルになっていたのを知った時、さすがにちょっと怒ったなど、兄弟の楽しいエピソードを話した。

今回の 2ndシングル1曲目でもあり、オープニングでも歌った『Shining Love』のエピソードを聞かれると、
「この曲は僕がまだ バークリー在学中、兄から頼まれて自分が出演する『私の残念な彼氏』のOSTとして書いたのですが “きっと直されるだろうな”と思っていたら、知らない間に 挿入歌として使われていました(笑)」

2曲目に収録されている 『To My Dear』については
「去年のショーケースで発表しましたが、さらにバージョンアップさせて収録しました。」
と、語った。

3曲目の『Last Winter』は、Junielとのデュエット曲だったものを 今回はソロバージョンとして再録音したが
「もともとは自分ひとりで歌おうと作った曲だったんです。 でも、バランス的に女性と歌ったほうがいいと思ったんです。 でも、今回は ひとりで録音してみました。」

2ndシングルについて語ったあとは Q&Aコーナーとなった。

開演前、ファンに書いてもらった質問が貼られたボードが登場し、I’llを大解剖することになった。沢山貼られた質問を見て
「自分がこんなに注目されているなんて…!」
と驚きながらもとても嬉しそうだった。

どんな女性が好きかを聞かれると
「自分が食べるものをいっぱい料理してくれる人。 味は関係ないんです。作ってくれたら全部食べられます♡」

血液型を尋ねられると
「僕自身わからないんです…。 なぜかと言うと検査するたびに、毎回違うんです…。だから気にせず暮らしています(笑)」
この答えに ファンからは「宇宙人なんじゃない?」と言う声が飛び大爆笑となった。

7月に開催される韓国ファンミーティングツアーで やりたいことを聞かれ
「キャンプファイヤーをしたいです。 誰もいない無人島でやりたいですね(笑) 実は僕、キャンプファイヤーをやったことが無くて…。」

タイムマシーンがあったらいつの時代に行きたいかの質問には
「10年前に。 この時、僕のお母さんは事故が原因で体の具合が悪くなってしまったので、この時に戻ってお母さんの健康を取り戻したいです。」
と語り、I’llの優しい気持ちに大きな拍手が起こった。

Q&Aコーナーが終わり 再び『I Don’t Want U Back』でI’llの柔らかい歌声を聞かせた。


その後、ファンとの交流を更に深めたいと ゲームコーナーが行われた。

じゃんけんゲームでは 自分は じゃんけんに負けたことが生まれてから一度もないと見栄を切ったが、練習として藤原とじゃんけんをした瞬間、人生初(?)の負け! 大爆笑となった。



続く“テレパシーゲーム”は 出されたお題に対し I’llはどんな答えを選ぶかを当てていき、I’llの感覚を誰が一番理解しているか…というゲーム。 ファンたちは、質問を通して I’llについてまた深く知ることが出来、とても楽しそうに参加していた。

大盛り上がりだったゲームコーナーが終了すると 雰囲気は一変。 デビュー以来忙しくてなかなか触ることが出来なかったというピアノを弾きながらPOP SONG Medleyを聞かせた。 優しいピアノの音色と、甘い歌声はファンへの極上の贈り物だった。 素晴らしい演奏と歌声を聞かせてくれたI’llに 拍手がしばらく鳴り止まなかった。



I’llが一旦袖に消えると、ステージに設置された大スクリーンには 休日を共に過ごすI’llと、兄であり俳優ノ・ミヌ(MINUE)の姿が映し出された。 兄弟の日常を垣間見ることが出来た。 一緒に食事をする姿や、ゲームセンターで遊んだり、プリクラを撮ったり…。 アイススケート場にI’llを連れて行ったミヌ。 実は 自身にとって初アイススケート! いつも常にかっこいいミヌだが、この時ばかりは ヨロヨロとぎこちなく 弟I’llに 必死にしがみついて滑る可愛い貴重な姿も見ることが出来て、ファンにとってはお宝映像となった。 兄弟同志なので会話にも遠慮がなく、リラックスした素の姿を沢山見せてくれた上、 かなりのボリュームでとても楽しめる時間となった。

ビデオタイムが終わると、突然エレクトロニック音が鳴り響き、女性ダンサーがステージに登場。 激しいビートに乗せてダンスを披露。

これは…もしや… と、ファンの頭によぎった感は 大当たり!
なんと あえて80年代 アイドル風ファッションに身を包んだ I’ll が登場し、ダンスと歌を披露して会場を沸かせた。


今まで見たことの無い、踊るI’llの姿に 会場は大盛り上がり! 歌い終わると、割れんばかりの歓声と拍手が鳴り止まない。

再び登場した MCの藤原も大興奮。 一緒に踊ったダンサーからは I’llは初めてのダンスなのにすぐにマスターしたと賞賛を受けていた。


その言葉に気をよくしたのか 次回はもっとグレードアップしたダンスを披露すると大胆発言も飛び出した。 最初はコミカルなものにしようと思ったが、ダンサーと練習するうちにかっこよく完璧にやるべきだと心境の変化があったそうだ。

そんな中、ヒートアップしている会場をますます熱くするサプライズが!

なんと、現在入隊中のミヌからのテレビ電話がかかって来た。久しぶりに聞く、ミヌの リアルタイムな声にファンたちはとても嬉しそう。 ミヌ、I’ll、この二人の兄弟を愛するファンたちの声を聞き、画面に映るミヌも笑顔でいっぱいになった。

ミヌは「I’llのダンス、もし日本で踊って下手だったら韓国に戻って来ないでって言っておきました。さっきトークも聞いていたけど、すっかり調子に乗ってるね~(笑) ファンミーティングをするためには、ニキビが出ないように早く寝て、ちょっとセクシーに上半身を見せるとかするといいよ♡って アドバイスしました(笑) 」と語った。
ミヌのトークは 相変わらず流暢な日本語で、ちょっとエッチで洒落たジョークも上手に織り交ぜながら会場をますます盛り上げた。 ミヌは9月にはシングル発売が既に決定していること、夏前には除隊出来る予定であることを発表し、ファンからは歓喜の声が上がった。
「軍隊での生活は、慣れない最初のうちは少し不満を感じることもあったけれど、今となってはいい経験だったと感じるし、階級が 一番上級となった今では 軍隊は人生での成功の仕方を学ぶことができる場所だと感じています。学生から会社に入って、出世していく…そんな人生図を、軍隊はたった2年間でシュミレーション出来ます。上級になれるまで頑張るしかないっていうことを学ぶことが出来ました。 今でも毎日、ファンのみんなに会いたいと思っているし、ライブをしている夢を見たりもしています。 I’llが日本で活動するようになって、まだまだこれからだとは思うけれど、初めてのファンミーティングでいろんなことを経験してどんどん大きくなってほしいと思っているし、今までも弟をバックアップしていたけれど、これからもI’llくんには何でもしてあげたいなと思っています。 一緒にツアーとかでも共演できたらいいなって思っています。今日は平日なのに、遠くから来てくださった皆さんひとりひとりに本当に感謝しています。こんな遠い場所(韓国)から挨拶するのは申し訳ないのですが、僕も元気な姿でみんなに会いに行くので皆さんも家族や自分のからだを大事にして自分の幸せをちゃんと守って、もう少し待っていてくださいね。」
最後に忠誠を誓う姿を見せ、ミヌからのテレビ電話は終了した。

I’llは「数年前、 兄 MINUEのステージに立ちました。今は自分ひとりでステージに立っています。いつかまた一緒に兄とステージに立ちたいです。皆さんが待っていてくれたら必ずいいパフォーマンスが出来ると思います。」と語った。

ラストステージにはギターが登場した。 12歳くらいから始めたギターを弾きながらI’llの好きな曲や『To My Dear』など2曲を聞かせて、ステージをあとにした。

I’llの美しい音楽の世界にすっかり魅了されたファンたちからは、アンコールを求める大きな声が自然と沸き起こった。

再びステージに登場した I’llは『My Love I Still』を ピアノの弾き語りで聞かせた。 クリスマスの静寂なイメージが思い浮かぶこの曲は 事故で 体調を壊した母を思い 作ったと語った。

今回の公演 最後の曲は2018年1月にデジタルシングルで発表した Junielとのデュエット曲『Last Winter』をピアノの弾き語りで、ソロで聞かせた。デュエットとはまたひと味もふた味も違う世界が広がった。 この曲は 当日発売になった アルバム「To My Dear」の3曲目にもソロバージョンが収録されている。この曲で I’llの持つ音楽の世界観、実力をしっかりアピールした。

I’llが生み出す曲、全てセンスに溢れ、聞く者に感動を与える。それに加え 誰もがずっと聞いていたくなるような I’llの温かい歌声は 聞き手を優しく包み込んだ。

初めてのソロメインステージを無事終えることが出来たI’llはファンに心から「사랑합니다(愛しています)」と伝えた。 またもう既に次のアルバムの準備も進んでいると話しワンフレーズをアカペラで歌い聞かせた。アップテンポなナンバーで一緒に楽しめる曲のようだ。そして今回の公演ですっかりダンスの魅力にハマったことも打ち明けた。

大きな応援で公演を支えてくれたファンたちへ感謝の気持ちを込めアンコール最後の曲『Are You There』を歌った。 ファンたちも一緒に歌ったり、コール&レスポンスでこの曲に参加して楽しんだ。 この曲を最後に I’llがステージを去っても 「I’ll~! I’ll!」と、ファンからの声と拍手がしばらく止まなかった。

楽曲と歌声、楽器演奏、楽しいトーク、ダンス…すべての面でクォリティが高い素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたI’llは、まだ新人ながら最強のエンターテイナーであることをしっかりと印象づけた。 楽しめる公演、見る価値のある公演で魅せてくれたI’llの 今後の活動に大いに注目したい。

Text&photo : Chizuru Otsuka

★I’ll公式HP⇒ http://iamill.jp
★I’ll 公式インスタグラム⇒ http://instagram.com/i_ll1
★MJ Dreamsys 公式インスタグラム ⇒ http://instagram.com/mjdreamsys_official

◆韓ペンオリジナル1st  アルバム リリースイベントレポ⇒ http://kanpen.asia/archives/24224
◆韓ペンオリジナル I’llインタビュー⇒ http://kanpen.asia/archives/24221
(近日最新インタビューも 別途公開いたします)