【イベントレポ】ジュノ(2PM)、“髪型と服装ですぐにドンウへ”自身初主演映画『二十歳』ジャパンプレミアム上映会登壇

『二十歳』ジャパンプレミアム上映舞台挨拶2015年9月23日、韓国・日本ともに大人気の6人組アイドル 2PMのジュノが 自身初主演映画『二十歳』のジャパンプレミアム上映会に出席した。上映会は昼・夜2回行われ約1万人のファンが訪れた。会場は2階最後列まで埋まり、ジュノ(2PM)の人気の凄さを改めて感じた。

2015年3月25日に韓国で公開されるやいなや、初週公開の興行ランキングでは並み居る洋画大作を抑え堂々の1位に輝き、その後も韓国映画史上最短期間で動員100万人を突破。公開後わずか29日目にして300万人を突破したというものすごい映画『二十歳』が11月に日本で公開される。主演のジュノ(2PM)の演技は以前出演した映画『監視者たち』『峡女』などでもお墨付き。そしてジュノと同じ二十歳の青年を演じるのは『相続者たち』『チング 永遠の絆』で大人気のキム・ウビン、そして ドラマ『来生~ミセン~』で大ブレイクを果たしたカン・ハヌル。この最旬若手人気三人が描く青春ストーリー。

『二十歳』ジャパンプレミアム上映舞台挨拶高校の同級生だったドンウ(ジュノ(2PM))と、チホ(キム・ウビン)、ギョンジェ(カン・ハヌル)。ある日の大喧嘩をきっかけに三人は無二の親友となる。親の事業の失敗、女性関係の悩み・・・そんなことを一緒に乗り越えながら、ますます絆が深まっていく。そして大人への階段を上っていく過程で、輝ける未来に大きな夢と期待を抱き過ごしていくが、二十歳という分岐点に立ち それぞれに様々な苦悩が少しずつ訪れる。漫画家志望の浪人生ドンウ、女たらしのフリーター ・チホ、平凡な大学生キョンジェ。恋と人生に淡い希望を抱きつつも、理想と現実のギャップに悶々とする日々。そんな彼らは自分たちが進むべき本当の道を見つけることができるのか・・・・ そんな誰もが青春時代に経験する甘くてちょっぴりほろ苦い経験をコミカルに軽快に描いた珠玉の作品。映画後半、 エリック・カルメンの『All By Myself』をバックミュージックとして繰り広げられるロングシーンは圧巻だ。

この作品を携えて、主演のジュノ(2PM)がプレミアム上映会が行われた東京国際フォーラムのステージに登壇した。ジュノがステージに姿を見せると会場に集まった5000人のファンから大歓声があがった。ワインレッドのセーターにグレーのパンツというシンプルだが品のいい服装に身を包んだジュノ。
「みなさんこんにちは。ジュノです。映画『二十歳』ジャパンプレミアム上映会へよくいらっしゃいました。いかがでしたか?」とジュノが言うと大歓声とともに割れるような拍手が起こった。
「僕は本当に今ドキドキしています。拍手をありがとうございます。何も無いステージにひとりで立つのは初めてですけれど・・・本当に恥ずかしいです。僕もうしろで(今の上映会を)見ていて、皆さんがどう思っているか緊張していました。」と、少し緊張気味な面持ちで語った。
ここで司会の古家正亨氏も登壇し、映画についての話が始まった。
「ちょうどここは(東京国際フォーラム) 僕の(ソロコンサート)”キミの声”ツアーファイナルと”FEEL”ツアーをやったステージなんですけれど、その時とは今日は違いますね(笑)」

『二十歳』ジャパンプレミアム上映舞台挨拶◆『二十歳』日本では11月に公開が決定しました。韓国で3月に公開されてこれだけ早い期間で日本で公開されるケースは珍しいのですが、日本での公開が決まり気分はいかがですか?
ジュノ:すごく嬉しかったですが、心配もありました。ファンの皆さんが知っている僕の姿と、ドンウ(ジュノの役名)の最後のシーンの髪型がちょっと違いますから・・・(笑)(※最後七三分けで登場するシーンがある)その時 皆さんがどう思うか心配しましたが(笑) よいふうに見ていただきありがとうございます。

◆この映画に出ようと思った一番のきっかけ、理由は?
ジュノ:ちょうど2PMのメンバーと会食をしている席で初めてシナリオを受け取りましたが、あまりにも面白くてその場で全部読んでしまいました。これまで出演した『監視者たち』『峡女』とは違う,生活感のある映画の魅力に惹かれ、とても面白い作品になりそうだと思って決めました。

◆ドンウのキャラのどんなところに魅力を感じましたか?
ジュノ:この三人の友情がしっかり描かれているのがよかったです。実際僕たち三人は同じ歳だったので、本当に良い友人になることができました。同じ歳ということで撮影でも大きな相乗効果がありました。特にドンウというキャラは多くのかたに共感できる部分があると思います。ドンウは夢を持っていて 現実と夢の狭間で葛藤して悩むんですが、誰にでも夢はあるし現実との狭間で葛藤することもあるので そういった部分に共感でき、このキャラクターがとても好きになりました。

◆ジュノさんの二十歳の頃はどんな風に過ごしていましたか?
ジュノ:僕の二十歳の頃は丁度2PMとしてデビューしたばかりで本当に忙しいスケジュールでした。ステージをやって移動しての繰り返しでしたね。

◆この映画で二十歳の時にできなかった追体験をすることができましたか?
ジュノ:僕の二十歳の時はまさに2PMとしてデビューして活動していたので平凡な二十歳の生活は過ごすことができなかったんです。でもこの映画の中でチホやギョンジェと一緒に過ごすことで、撮影をしながら「僕がデビューをしていなかったらこんな風に二十歳を過ごしていただろうな・・・」と考え、この撮影中 僕が見過ごしてしまったことやささやかな幸せなどを感じ、とても楽しかったですし いい経験になりました。

『二十歳』ジャパンプレミアム上映舞台挨拶ここで共演のキム・ウビン、カン・ハヌル、イ・ビョンホン監督からのコメント映像が流れた。

カン・ハヌル:ジュノはステージでしか見たことがありませんでした。ステージがかっこいいので最初は近寄りにくかったですが、ジュノのほうから先に声をかけてくれました。話してみると田舎も近く、少しずつ仲よくなりました。俳優ジュノはエンターテイナーだなと思いました。ステージでもあんなにかっこいいのに演技もできて本当のエンターテイナーです。

キム・ウビン:ジュノは現場に入ってすぐドンウになっていました。共演の二人は すごく深みがあって心温かくていい人でした。インターネットで会話できる部屋を通じ今も会話をそこでしたりします。『監視者たち』を観ましたが、淡白で正直で演技がうまいと感じました。才能がたくさんあります。ドンウになりきって僕チホに接してくれました。ジュノに出会えたことに感謝しています。

イ・ビョンホン監督:ジュノはエネルギーに満ち溢れていて、感情移入をして演じていました。忙しいのに最後まで疲れた様子も見せず役に取り組んでいました。すばらしいエネルギーの持ち主です。

◆現場に入ってすぐドンウになりきっていたそうですが、相当キャラクターには没頭できましたか?
ジュノ:あの髪型になって(笑)服を着るとドンウになるんですね。なのでスッとドンウの役に入っていくことができました。この映画を撮影してる期間は、ソロツアーもあり、JYPnationもあり、そして2PMとしては『GO CRAZY』の活動とワールドツアーの準備も行なっていました。でも僕がドンウに同化できていたからなのか撮影現場に入るとすんなりドンウに変わることができたんです。自分でも気づかないうちに自然に溶け込んでいたと思います。

◆ステージパフォーマンスと演じるのでは大きな違いはありますか?
ジュノ:明らかに違いがあるともいますが、今振り返ってみると自分自身あえて境界線を作らないようにしていたと思います。意識しすぎてしまったら歌手から撮影現場に移動の時など「ドンウにならなくては」と考え続けなくてはならず、それはストレスになってしまうのであまり線をひかないようにしていました。2PMのジュノもドンウも僕自身であると思うようにしていました。自分にストレスを与えないため、切り替えることは意識していませんでした。

『二十歳』ジャパンプレミアム上映舞台挨拶ここで抽選を行い来場者の中から幸運な5名を選ぶことになった。箱に入ったチケットの半券をくじとしてジュノがひくのだが、真剣に箱の中をかきまぜすぎて箱の底が抜け、半券が床に散らかるハプニングもあり大爆笑が起きた。最初の2名はジュノが演じる映画のワンシーンを目の前で見たあと、2ショットを撮影してプレゼントされた。ワンシーンとして”福の神”とも呼ばれているジュノスマイルも再現され、そのキュートな笑顔に会場から黄色い声があがった。次の2名にはサイン入りパンフレット、最後の1名にはサイン入りペア前売り券がプレゼントされた。

◆最後に今日の来場者の皆様にメッセージをお願いします。
ジュノ:今日は来てくださって本当にありがとうございます。『二十歳』はすごく面白いし、感動もあるし、いい映画だと思います。愛してください。ありがとうございます!

大きな拍手に見送られ、何度も「ありがとうございました」と言い残し、ジュノはステージをあとにした。ジュノの魅力が溢れた映画を見て、ジュノ自身と楽しい時間を一緒に過ごせた幸せなファンたちは笑顔で会場をあとにした。

T-POSTER A4☆作品情報☆
作品名:邦題⇒『二十歳』(ハタチ)/原題⇒『TWENTY』
監督・脚本:イ・ビョンホン 『サニー 永遠の仲間たち』『過速スキャンダル』『タチャー神の手ー』
キャスト:ジュノ(2PM)『監視者たち』
     キム・ウビン『相続者たち』『チング 永遠の絆』
     カン・ハヌル 『来生~ミセン~(原題)』
     チョン・ソミン、イ・ユビ、ミン・ヒョリン、チョン・ジュヨン、ナ・ジョンチャン
字幕翻訳:大塚毅彦 ※PG12
製作:2015年 / 韓国映画
韓国公開:2015年3月25日
上映時間:116分
サイズ・音声:シネマスコープ/ 5.1ch
配給:NBCユニバーサル・エンターテイメント
配給協力:アーク・フィルムズ
公開日:2015年11月28日(土)
劇場:シネマート新宿 シネマート心斎橋 ほか全国ロードショー
公式サイト:http://www.kandera.jp/sp/hatachi

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